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この春の草花たちの「苦悩」・・・やけに目に付いた気がします。
移動できない植物にとって、芽生える場所を「選択」することが
できない。そこに困難があるかどうかは、まったくの運しだいと
いうことになるだろう。林床に積もった落ち葉が雪で押し固めら
れると、芽生えの力だけでは押しのけられないこともある。そん
な時は突き破るしかないが、その後の成長にはやはり困難が
ともなう。「力と力の対決」では、よい結果を生まない例だろうが
植物には、その選択肢しかない。
「置かれた場所で咲きなさい」は珠玉の言葉だが時と場合による。
「不平不満を言わずに、まず与えられた環境で輝こう」は希望を
与えることもあるだろう。その一方で「現状に甘んじよ」ともとられ
かねない。「考える葦」たる人には、また別の選択がありうること
も、いつも心に留めておきたい。沖縄の辺野古問題はその象徴
だろう。思考停止には未来はないし、その「フリ」はもっと悪い。
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札幌の花たち
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5月上旬、短い時間でしたが防風林で春の花たちと出会うことができました。
初めて見たのでちょっと感動!
そして今回ちょっと悩んでしまった花。ニリンソウではないし、今まで
見てきたイチゲ類とも違う。アネモネの仲間の園芸品種が逃げ出した
ものだろうか・・・? 気になって少し調べてみると、ヤブイチゲ(ボタン
イチゲ?)と呼ばれる大陸由来の花に似ていた。それかどうかは自信
がない。わずかな時間でもたくさんの花を楽しむことができた防風林。
風が強い日だったが、樹木が和らげてくれた。やっぱり偉い!
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エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)の黄色の花が咲いていました。
その川の様子をうかがいながら、上流に向かって歩いていたら
いくつかの黄色の花が・・・エゾノリュウキンカでした。
もともと水辺を好む植物だが、「川の流れに身を任せ〜♪」た状態は
初めて見た。もっと水流が多い時期もあっただろうに、何とか踏ん張
って花を咲かせることができた。しっかり根を張っていたのだろうし、
一時期水没しても花をつける頃には水が引くようにうまくなっているの
かもしれない。置かれた場所で咲くしかないのだが、来春の水量に耐
えられる保障はあるだろうか?
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ないと乾燥が気になり、適度なお湿りがほしい・・・そんな勝手な
願いを叶えてくれないのが自然です。各地で野火が発生したり
水分不足かと思われる縮れた草花が目につきます。
札幌市内のサクラは平地では散りつつありますが、林床の
エンレイソウの仲間(ユリ科)は今が見ごろです。エンレイソ
ウや白いオオバナノエンレイソウが目立ちます。このほかに
局所的に「コジマエンレイソウ」が見られますが、今年の花は
どうだろう・・・・・・いつも花をつける場所で探してみましたが、
なかなか見つけられません。ほかのエンレイソウ属が咲いて
いるので時期が早かったとは思われないのですが・・・やっと
見つけた花も何だか様子が変です。
おそらくコジマエンレイソウだと思うが、赤味を帯びた花弁が何となく
変だ。がく片と見間違うような大きさになっていたり、縮れていじけて
いるように見える。連日の暑さと水分不足の影響のせいだろうか?
昨年春の同じ場所のコジマエンレイソウ。こんな美しい花をいくつも
見せてくれたのに・・・どうも今年は出会えずに終わりそうだ。
三角山に向かう途中で、こんな「エンレイソウ」を見つけました。
どんな家族が、どんな花を咲かせているいるのだろう・・・・・・・・
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かもしれません。湿度が低いので、いやな暑さではありません。
今年のミズバショウは花のつきが悪いという話を聞いた。もちろん
場所によるだろうが、温暖化の影響はいなめない。雪が消えたと
思ったらいきなりの夏日。これではゆっくり花の準備をしている間
がない。それに乾燥化で湿地がせばまっているのも大きい。
ミズバショウが咲く湿地にオシドリのペアが来ている。彼らに
とっても湿地の減少は死活問題だろう。嫁を守る行動だろう
か、飾り羽を広げて威嚇しているように見えた。
オシドリの行動をカラスが「監視」していた。カラスは彼らの天敵の
ひとつ。ただ樹洞に営巣するので、地上で営巣するマガモよりも、
ヒナが襲われる確率は低いという。
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