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大雪になる直前に目が合った。すっかり冬毛になっていて忙しそうに
栄養補給していた。冬眠しないとはいえ積雪になると食物探しも大変
になる。雪になるのを察知したのか・・・今のうちにできるだけ食べて
脂肪をつけておくつもりなのだろう。今日は10℃超まで上がる予報。
積雪ゼロになるかもしれない。暖冬ならエゾリスには有難いかな?
背を見せても、常に後ろを警戒しているように見える。ためしにそっと
近づくものの数メートルが限度だ。目で前と左右を見渡し、耳で後ろを
カバーしている。目が横向きについているのは草食動物の特徴だが、
エゾリスもかなり広い範囲が見えているのかもしれない。
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札幌のリスたち
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霜が降りた朝でしたが、次第に気温が上がって小春日和に・・・冬に備えて
エゾリスの動きが活発になっていますが・・・時には事故も起きます。
ふだんは木の上にいることが多いエゾリスですが、この時期は
地上に落ちた木の実などを探しに降りてくるのをよく目にします。
冬眠しないエゾリスですが、積雪になると餌が採りにくくなるので
今のうちに少しでも多く食べておく必要があります。同時に保存
用に隠しておく必要もあり、あちこちで忙しくする姿が目立ちます。
それだけに危険が大きくなり、事故も増えます。
この夏、円山を歩いていたら、最近本州から引っ越して来たという
高齢のご夫婦に声をかけられた。「こんなに身近にリスがいるんで
すね」「私たちのマンションからも見えるんですよ」「へ〜それはいい
環境ですね」・・そんな立ち話をしているうちにもエゾリスが横切って
いった。人と野生の距離が近い環境は、ビルに囲まれ心も渇く日常
にちょっとした潤いを与えてくれる。その一方で問題もある。
動物園裏でエゾリスが横たわっていた。「ひき逃げ事件」だろう。
後続の車は気づいて避けるものの「処理」する様子はない。この
まま放置するのもしのびないないので、元いたと思われる森に還
しておいた。まだ温かい。冬毛が柔らかだった。リスに限らずこう
した事故が増えているという。森を分断して通した道路のせいで
命を落とす。リスに「右見て、左見て」とは言えない。こうした場所
では、リスのための「歩道橋」を設ける工夫もあるというが、残念
ながら札幌市内では見たことがない。身近でいつも可愛いリスで
いてもらうためには、やはり人の配慮が必要だし責任でもある。
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ぐずついた天気が続く中でも、エゾリスの毛代わりが進んでいます。
耳毛もなくなり全体として「夏服」になったようだ。もう子育ては
済んだのだろう、役目を終えた乳首が印象的だった。
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ニセアカシア(ハリエンジュ)の花が満開になっていてエゾリスが来ていました。
ニセアカシアの樹皮をはがして食べていた。こんなものが美味い
のか、ちゃんと消化できるのか、ほかに食べ物がないのか・・・・・
などなど人の目には気になるが、本人にはいたって「想定内」の
ことなのかもしれない。だが「主食」ではなく、木の実が豊富になる
までの「つなぎ」であることは確かだろう。
別の場所ではシマリスと競合しながらキノコを食べているように見えた。「リスノコシカケ」?
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小雨の朝となりました。長続きはしないようなので適度なお湿りです。
エゾリスが子育てに忙しい時期になっています。
カリカリ、カリカリ・・・とクルミを齧る音が森に響きます。昨秋に
隠しておいたものでしょう。今年の森のめぐみはこれからです。
食べ終わると、こちらに関心が移ったようです。しばらく見つめ
合いました。おや、乳房が・・・母親でしょうか? 次の瞬間・・・
「ちょっとだけよ〜♪」とばかりのポーズ。しっかり確認させて
いただきました。4対8つの乳首があるように見えます。何頭
の子がいるのかな?突然だったので手振れ(笑)しました〜!
この時期、木の実などの「めぐみ」は、まだほとんどない。昨秋の
貯食でしのぐしかないのかもしれない。円山のエゾリスを見ている
とオニグルミが「主食」で、マツカサを食べるのは見たことがない。
(ただ、「エビフライ」が落ちていることもあるので、見ていない所で
食べているのかもしれない)。ほかにキノコを食べるのも見るが、
上の場面もキノコ(サルノコシカケ?)だったかもしれない。乳を出
すためには、何でも食べなければならない。
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