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かつて精進川河畔にカタクリの群落が「あった」との情報をもとに調べてみました。
精進川の滝と自然に近い状態の河畔。これなら期待できそうだ。
実家の叔母の話。「引っ越してきた半世紀前、カタクリの群落が
見事だったが、最近見ないので残念だ」 盗掘されたのか、それ
とも環境の変化か・・・河岸段丘の崖に沿って歩きながら目を皿
にする。すると、一番遅くまで雪が残っていたと思われる場所に
ポツポツとピンクの花があった。「群落」とまではいかないが、生
き延びていたことを報告すると、ちょっと安心したようだった。
積雪のせいだろうか、ここだけササの繁茂が抑えられている。お
そらくかつては、こんな場所がもっとあったのだろう。この50年で
ササが繁茂して年間を通して陽が当たらなくなってカタクリなどの
春植物も消えていったのかもしれない。護岸工事をやめて半自然
の状態にしても、必ずしも人の都合のいいようにはならない。春の
「お花畑」を維持するためには、ササ刈りなど、ある程度の人手を
入れることも必要だろう。
河岸に下りていく途中で、突然エゾリスが現れた。半分だけ
衣替えのよう。少し痩せているように見えるのは、まだ十分
な餌がないせいだろうか。叔母曰く「ご先祖様の歓迎だった
のかもよ」・・・・・ユキウサギやキタキツネも登場するという。
自然に近い河畔林があるおかげで、そんな出会いもある。
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札幌のリスたち
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今年はエゾシマリスの姿が目立つような気がします。越冬条件がよかったかな?
犬はリスに気づいていないが、リスはどうだったか?じっとした
まま固まっていたのは、独特の警戒の姿勢だったのだろうか。
エゾリスはかなり大きな声を出して威嚇することもあるが、シマ
リスの場合は「おとなしい」。その存在を消して「難」が去るのを
待つ姿勢のようにも見える。都市と自然の接点のような場所だ
が、それだけに節度ある接し方が求められる。
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夕暮れ時、墓地の一角にエゾシマリスが現れました。
こちらに背を向けてしばらく佇んでいた。無事に過ぎた一日に感謝
していたのだろうか・・・野生の動物の背中をまじまじと見る機会は
あまりない。まして、こちらに気づきながらの、この姿勢はほとんど
無警戒と言ってもいいかもしれない。それだけに余計愛しくなる。
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本格的な春へと向かう中、シマリス・エゾリスが躍動しています。
どちらかというとシマリスは地上付近が生活圏なのに対して
エゾリスは樹上にいることが多い。微妙なすみわけをしてい
るのかもしれない。それでも両者とも「ジャンプ力」は生死を
分ける能力のようで、どちらも優れているように見える。シマ
リスが地上の障害物を跳び越えるのをよく見るし、エゾリスが
枝から枝へと「飛ぶ」姿も珍しくない。同じリスの仲間のモモン
ガは飛膜を獲得して、さらに飛行能力を向上させた。地上に
危険が多くなって樹上生活の比重がさらに高まると、「飛膜」
を持ったエゾリスが登場するのかもしれない。
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春になっていろいろな動物の動きが活発になると、「ニアミス」も・・・
エゾリスの気配を察知したアカゲラが「退避」。その後、しばらく
して飛び去り、「衝突」となることはありませんでした。別にこの
樹木(カツラ)に固執しなくても餌場(選択肢)はたくさん用意して
いるのでしょう。無理して危険を冒す必要はありません。こういう
点が人間とは違うところでしょうか・・・プライド(面子)などはまっ
たくなく、逃げる(回避する)ことは「負け」ではない。まさに「逃げ
る(負ける)が勝ち」。無用な衝突は避けるという彼らが長年生き
延びてきた知恵に学ぶべきことは多いかもしれません。
そのエゾリス。体のところどころに黒く見える部分が・・・毛変わりが
始まっているようです。少し早い衣替えかもしれません。
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