今回は、初夏の爽やかな日差しに映えるサックスブルー色の「三者混」素材で作製したアンコン・ジャケットの紹介です。
今週初めに九州と四国地方が梅雨入りして、東京でも昨日から梅雨の走りの雨となり、来週には梅雨入りしそうで、ジメジメ&ムシムシの不快指数が高くなる季節への突入に向けて、ジャケット&パンツの“セパレート・スタイル”が中心になり、これからは梅雨対策の靴からその日のコーディネイトを組み立てようと思っているところです。
このジャケットをお借りした方は、10年程前よりお付き合いさせていただいているお客様の紹介で来店され、今まで作っていたところとご縁がなくなった為、もっと着心地の良い普遍なモデルを探していたところで、まずはこれからのシーズンに活躍するジャケット2着を作製していただくことになりました。
この素材は、イタリアを代表する世界最高峰の生地メーカー“Ermenegildo Zegna”社の、ウール60%&シルク20%&リネン20%混紡の良いとこどりの「三者混」で、鮮やかな配色のサックスブルーは、爽やかな初夏の日差しから盛夏まで色々な場面で活躍してくれる優れものの素材ではないでしょうか。
モデルは、2年前に新たに加えて最近では一番評判の良い「SMJ」(ニューカラチェニ)を使い、シングル3ツ釦段返り、スラントのフラップポケットのサイドベンツにして、総片返しの7mmステッチを施し、“アンコンストラクション仕様”(裏地&肩パットなし)で作製しています。
今回のコーディネイトは、白いオックスフォードのボタンダウンシャツに、ボーダーのニットタイを締めて、ペーズリーのポケットチーフをパフで飾り、「アイリッシュリネン」のパンツを合わせ、靴は“天神山オリジナル”で作製したスエード・ローファーです。
今年の梅雨は雨が多いとの予報で、履く靴に悩む季節が間近に迫ってきていますが、それに伴い着る洋服も今回のような明るめの色も避けたくなりますが、パンツの色や素材を変えたり、ネクタイやポケットチーフを変えたりと、コーディネイトを楽しみながら乗り切って行ければと思っています。
弊店“TENJINYAMA”のHPが昨年11月半ばに新しくなりましたのでお知らせいたします。
アドレスは今までと同じです。(http://www.tenjinyama.jp/)
今後は、大阪店と共によろしくお願いいたします。
〒104−0061 東京都中央区銀座2−4−1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03−6228−7321
定休日 日曜日、祝日
営業時間 10:30 〜 19:00 *土曜日は18:30
6月3日(日)、10日(日)、17日(日)、24日(日)、7月1日(日)、8日(日)、15日(日)16日(月、祭)、22日(日)、29日(日)をお休みさせていただきます。
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