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銀座大賀靴工房 靴磨きブログ
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ハゲタカ

ドラマの「ハゲタカ」が流行っていますね。
主人公の鷲津政彦社長、かっこいいですね。

実は、鷲津政彦社長が当店の靴を履いているとご存知でしたか?


-----レッドゾーン(下)P98より引用-----

 鷲津はシャワーを止めると、大きく息を吐いて外に出た。
  女が言ったとおり、一揃えが用意されていた。今度はどれも肌触りも着心地も良かった。銀座大賀靴工房に特注でつくらせたストレートチップを履いてきたのだが、そっくり同じ物の新品が誂えられていた。
 「俺は丸裸か」

-----引用終了-----

そうなんです。当店で特注のストレートチップを作って履いているのです(*^^*)







この商品はプロの間で非常に評価の高い商品です。「プロの評価が高いわりに、あまり売れない」とメーカーさんが愚痴をこぼしていましたが(-_-;)

化粧品にも使われるオーガニックアルガンオイル配合で、革がしっとりと潤います。靴クリームを塗る前に下地として塗っても効果的です。

あるいは、長く手入れをしていなかった皮革に塗ると、革がよみがえるようにしっとりとします。

雨に濡れて、乾いて乾燥した皮革にも効果的です。

また、無色ですので、靴以外の革小物にも最適です。私も財布や鞄などに、このリッチモイスチャー クリームを塗っています。

すごくお気に入りの商品です。
新しい革靴を買うと、とても嬉しいですね。でも、いきなり革靴を履いて街を歩いていませんか。

新品の革靴は、当然見た目はきれいです。でも、実際は革が乾燥をしている場合があります。

特に外国製の革靴は、外国の工場で作られ、船か飛行機かで輸入され貿易商社の倉庫に入り、小売店のお店の倉庫に行きます。

革靴を作られた時には、靴クリームを塗って出荷をしているはずですが、その出荷時から、ユーザーが革靴を購入するまでの期間はどれぐらいでしょうか?

それは購入されるユーザーには分かりません。もしかしたら1ヶ月ぐらいかもしれないし、数ヶ月かもしれません。


【新品の革靴は乾燥をしている】

まずは、そういう前提で革靴を見てください。人間のお肌も乾燥するとつっぱりますよね。革靴の革も同じです。

また、革靴に塗られている靴クリームも数ヶ月が過ぎて劣化しているかもしれません。ですので、新品時こそ、汚れ落としで古いクリームを取り除き、しっかりと潤いが出るように靴クリームを塗布してください。

革靴を履くと、指の付け根あたりの革にシワができます。いわるゆる履きジワですが、この部分が最も痛む部分でもあります。

ですので、新品時に全体に靴クリームを塗布すると同時に履きジワができるあたりには多めに靴クリームを塗布して、十分な潤いを与えてください。

潤いを与えた状態で革靴を履きますと、履きジワも自然なシワとなり長い目で見ても、革靴が長持ちをいたします。


もし乾燥していなかった場合でも、靴磨きをしてもまったく問題はありません。

ですので・・・新品の革靴を買ったらまずは靴磨き!
前回は馬毛ブラシを使い、靴全体のホコリなどを落とすというお話でした。

今回は、靴用クリーナーで皮革表面の汚れを落とします。

汚れ落としの目的は、古く劣化したクリームやポリッシュを除去すること。油汚れ、水性の汚れ、カビ、塩分などを落とすことです。

それによって、皮革の通気性がよくなり、靴クリームもよく浸透するようになります。男性でも女性でも、顔に化粧水や乳液を塗る前は洗顔をしますよね。それと同じです。


要領は簡単で、コットンなどにクリーナーを取り皮革表面を磨いていきます。













お使いになるコットンなどの布ですが、できれば薄いものがよいです。分厚い布を使うと、布がクリーナーの液をたっぷり吸うため、もったいないです。

例えば、モウブレイ リムーバークロスというコットンがありますが、これは、本当にペラペラのコットンです。








ここで代表的な靴用クリーナーのご紹介です。
いずれの商品にも防カビ剤が入っています。

靴用クリーナーでは、最も有名でロングセラーの商品です。
水性の皮革にやさしいクリーナーです。
二液性で、油性の汚れ、水性の汚れをきれいに落とします。


この商品は強力です。クリーナーの匂いをかぐと、臭いです。
濃度の高い有機溶剤などが入っていると思います。そのため、強力に汚れを落とします。
ベジタブルタンニンなめし等のデリケートな革の場合、色落ちするかもしれません。ご使用前に、目立たないところでテストをされることをおすすめいたします。




この商品の特徴は、皮革が乾燥しすぎないように保湿成分(ホホバ油配合)が含まれていることです。この商品はクリーナーを使用後、皮革表面が乾いてもしっとりしています。皮革にやさしいクリーナーです。






上記商品はすべてスムース革(ツヤのある牛革)用です。
スエード、ヌバックなどの起毛革、素仕上ヌメ革、ヘビ革、その他特殊な革や布製品には使用できません。
第1回で、なにはともあれ「汚れ落とし」と書きましたが、最初に行う作業が馬毛ブラシでホコリなどを落とす作業です。

ホコリが付いていると、汚れ落としのクリーナーを塗った時、皮革に傷が入るおそれがあります。

馬毛は毛が柔らかく、皮革を傷つけずにホコリを落とせます。


●馬毛ブラシは種類が多いですが、どれがおすすめですか?

大きなものから、小さなものまで色々な種類があります。使い勝手を考えると、やはり大きめのブラシのほうが使いやすいです。


●お値段の違いは?

馬毛ブラシのお値段を決める要素は2つ。
一つは持ち手の木の材質と塗りの仕上げです。

高級な木を使い、表面をきれいに塗装するのには職人技が要求されます。職人さんがきれいに塗り仕上げたブラシの持ち手は本当に美しいものです。ブラシを所有する喜びが生まれてきます。

もう一つは、毛の品質です。
高級な馬毛はツヤがあり、1本1本がきれいで、やわらかいのにしっかりとしたハリがあります。

その高級な馬毛を機械で植えていきます。現在、靴ブラシで手植えのブラシはございません。当店では江戸屋さんの高級ブラシを扱っていますが、こちらも機械植えです。


さて、そんな馬毛ブラシですが、高いからホコリがよく落ちる・・・かというと、高いブラシでも安いブラシでも、そんなに大差はありません。

丁寧にブラッシングをすれば、安いブラシでもきれいにホコリを落とせます。ですので、ご予算に合わせてお選びいただければと思います。

※これは皮革に使う場合のお話で、高級な繊維を使った洋服やスーツなどは高級な馬毛が良いようです。



●店長おすすめ馬毛ブラシ

1.コロンブスブラシ 馬毛
天然木の山桜を使用した持ち手が美しいです。
毛の品質もよく、お値段もお手頃だと思います。
総合点の高い馬毛ブラシです。








2.コロニルブラシ
お値段が安いわりには、持ち手に質感があり、安っぽく見えません。安くても質感を求められる方におすすめです。








3.さのはたブラシ
持ち手の木にはブナ材を使用し、木目のきれいさを引き立てる
「オイルステイン」という仕上げが、とてもいい雰囲気を醸しています。持ち手の木にもRがついていて、ブラッシングをしやすいです。







4.江戸屋 馬毛ブラシ
亨保三年(1718年)創業の江戸屋さんのブラシ。
いや、このブラシ最高です。お値段も最高ですが(*^^*)
現在、白い馬毛の流通量が減り、貴重な馬毛となっています。ご予算が許されるならば、江戸屋馬毛ブラシをおすすめいたします。

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