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銀座大賀靴工房 靴磨きブログ
靴磨きブログを始めました

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第1回で、なにはともあれ「汚れ落とし」と書きましたが、最初に行う作業が馬毛ブラシでホコリなどを落とす作業です。

ホコリが付いていると、汚れ落としのクリーナーを塗った時、皮革に傷が入るおそれがあります。

馬毛は毛が柔らかく、皮革を傷つけずにホコリを落とせます。


●馬毛ブラシは種類が多いですが、どれがおすすめですか?

大きなものから、小さなものまで色々な種類があります。使い勝手を考えると、やはり大きめのブラシのほうが使いやすいです。


●お値段の違いは?

馬毛ブラシのお値段を決める要素は2つ。
一つは持ち手の木の材質と塗りの仕上げです。

高級な木を使い、表面をきれいに塗装するのには職人技が要求されます。職人さんがきれいに塗り仕上げたブラシの持ち手は本当に美しいものです。ブラシを所有する喜びが生まれてきます。

もう一つは、毛の品質です。
高級な馬毛はツヤがあり、1本1本がきれいで、やわらかいのにしっかりとしたハリがあります。

その高級な馬毛を機械で植えていきます。現在、靴ブラシで手植えのブラシはございません。当店では江戸屋さんの高級ブラシを扱っていますが、こちらも機械植えです。


さて、そんな馬毛ブラシですが、高いからホコリがよく落ちる・・・かというと、高いブラシでも安いブラシでも、そんなに大差はありません。

丁寧にブラッシングをすれば、安いブラシでもきれいにホコリを落とせます。ですので、ご予算に合わせてお選びいただければと思います。

※これは皮革に使う場合のお話で、高級な繊維を使った洋服やスーツなどは高級な馬毛が良いようです。



●店長おすすめ馬毛ブラシ

1.コロンブスブラシ 馬毛
天然木の山桜を使用した持ち手が美しいです。
毛の品質もよく、お値段もお手頃だと思います。
総合点の高い馬毛ブラシです。








2.コロニルブラシ
お値段が安いわりには、持ち手に質感があり、安っぽく見えません。安くても質感を求められる方におすすめです。








3.さのはたブラシ
持ち手の木にはブナ材を使用し、木目のきれいさを引き立てる
「オイルステイン」という仕上げが、とてもいい雰囲気を醸しています。持ち手の木にもRがついていて、ブラッシングをしやすいです。







4.江戸屋 馬毛ブラシ
亨保三年(1718年)創業の江戸屋さんのブラシ。
いや、このブラシ最高です。お値段も最高ですが(*^^*)
現在、白い馬毛の流通量が減り、貴重な馬毛となっています。ご予算が許されるならば、江戸屋馬毛ブラシをおすすめいたします。

今日からブログを始めます。店長のノブです。

革靴のお手入れも、まずは基本を知ることが靴を愛することへの第一歩だと思います。そして、基本のお手入れを継続することが、最も大事なことなんです。


第1回 なにはともあれ「汚れ落とし」

「どんなクリームがいいですか?」とか聞かれたりしますが、クリームを塗る前に大事なことは「靴の汚れを取ることです」。

皆さんは毎日お風呂に入りますよね。例えば、1ヶ月間お風呂に入らなかったらどうなりますか。想像もしたくないですよね。

女性の方は、夜寝る前に化粧を落としますよね。化粧を落とさずに、さらに化粧をされますか。


革のお手入れも、お肌のお手入れと共通することがとても多いです。革は加工をしていますので、人間のように汗をかいたりはしませんが、それでも時間とともに汚れていきます。

特に靴の場合、屋外で使うものですから、排気ガスや雨、泥、ホコリなど色々な汚れが付着します。

靴磨きの第一歩は、なにはともあれ「汚れ落とし」です。

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