GivingTreeの雑記帳

seeking for my another sky─それは、この世界そのものだと気付いた

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緒方貞子元国連難民高等弁務官

「戦争のあり方が変わってきたということですよね。国家と国家の間の戦争のときこそね、そりゃあ国境も大事であるし、国家が国家の責任において国境、相手―国境の向こう―のところと戦力を尽くして戦って決着をつけるということは成立したんですが、この、冷戦後の戦争というのは、ほとんど半分は国内紛争なんですね。そのときに、誰が責任をとるのかというのは非常に複雑なものがあって、ですから国家間の戦争の時代の考え方では通用しない『行動原則』を必要としたわけですね」

Q「この問題の中心というのは、やっぱり国家主権という問題ですか」

「結局、国家は自分の国民、自分の領土内の人々を守るということが前提になって国家というものの規律は成立してるんですけどね。それが実際、そうでないんだから、だから国民を守ってくれるような国家になってくれなきゃ困るっていうことですね。簡単に言えば。で、そのためには、やっぱり『人間の安全保障』ということを考えてほしい、ということは、色んなことからそういうことが出てきたんですね」

「つくづく思ったのは、『国境』とは何なんだろうかと。国境を越えれば私たちがやるかもしれないけど、国境を越えなければ手が出ないと。じゃあ『国境』はどんなものなんだ、どういう意味があるんだろうか、なんてことは、中でも議論しまして、うちの若い同僚なんかは『ちょっと国境線を動かしちゃおうか』なんていうようなことまで、一旦申した者もございました」

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国境ってのは、異なるものを分ける境界。争いを避ける為に設けられた境界。取っ払うと異なる者同士が戦いを始める。境界のない一つの場所に異なるものが存在すると内戦が始まる。

異なるものを統一して一つにすればいいなんて安易に考えるのだろうけど、また境界を作らないまま争いを収める方法はそれしかないのだけど、統一したものってのは一つ。どちらかがこれまでの自分を捨てるか、双方がこれまでの自分を捨てるか、一方が一方を駆逐するかしかない。それ以外の道はない。境界を作らないのであればね。


お久しぶりです。国境線を動かそうってな凄いね。それって侵略だろ!ってツッコミ入れました? 今日はちと覗いただけなんでこれで退散。では。

2009/7/1(水) 午後 4:47 [ sad*taj* ]

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サダさん、超久しぶりです。

JICAにこんなことをいう人がいるなんて驚きですね<国境を動かす

それにしても、相変わらずゆとりのない考え方ですね<それ以外の道はない

いずれの場合でも、「完全に捨てる」必要はないんですよ。それじゃあ連邦国家は成り立たない。アメリカだって強力な連邦制国家ですよ。単なる民主共和国ではないんです。各州に強力な自治権がある。それでも互いのintegrity(全体性)を維持しつつ、共生することを選ぶ。そして連邦政府に忠誠を誓う。

全ての国家が、そうあれればいいんですけどね。残念ながら事実はそうではない。しかも、国境の係争案件を抱えているのって途上国に限られない。どうやってアメリカのような連邦制を世界規模で実現できるだろう─それが、世界連邦構想の考え方です。単純に国境をなくして「異なるものをを統一して一つにすればいい」なんて安易な発想ではないんです。

2009/7/5(日) 午後 6:24 GivingTree

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