“愉快な樫の木通り” アメリカ生活・子育て奮闘記

実はKokoさん、コウ坊の1年生クラスのクラスマザーなので、しょっちゅう学校に先生の補助で行っております。 忙しいけど楽しいよ♪

次男坊ショウ妊娠&出産記

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アメリカで緊急帝王切開で出産した次男坊ショウの
妊娠・出産記。
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あれは旦那さんが2日早い母の日プレゼントをくれた次の日に起こった…
私を驚かすために、自分のトラックを会社に置いて 買ったばかりの中古車で帰宅した為、
次の日はその車で旦那さんを会社まで送らなければいけなかった。 といっても、
まだ産後の日経ちが浅いので、なるべく私が運転を控えるために 行きは旦那さんが運転、
帰りのみ私が車を運転した。
旦那さんを会社でおろして、すぐ自宅へUターン帰り。 およそ15分の運転だ。
家について車をガレージに入れる。 ショウの入ったBabyカーシートを車から外して
家に上がろうとした時、 何かボテッと感じるものがあった。 体中に異様な感触が走る。
一歩 又歩いたら、今度は足を伝って何かを感じた。 下を見てゾッとした。
血の塊!!!!! ピンポン球くらいの血の塊が股からボタボタ落ちてる〜!!!!!
動揺して どうしたらいいのか判らずにいたら、 クラクラしてきたので ピクニックチェアを犠牲にして座り込む。 幸いにもショウが眠っていて良かった。
まずは会社の旦那さんに出血して 今、ガレージにいると電話する。 旦那さん、会社から
トンボ帰り。 旦那さんを待っている間に、産婦人科の先生に連絡する。 
折り返し電話をくれるとの事で、自宅の番号を知らせて切る。
深呼吸をして ハッと気が付く。

自宅には居るけれど、家の電話は地下のガレージには無いじゃん!!!!! この状態で
家に上がったら、家中血まみれになっちゃうし…困。
今手元に持ってる携帯の番号教えておけば良かった〜!!! あ゛〜〜〜。
先生の電話をミスりたくないから、仕方なく上にあがって、電話だけでも取ってこなきゃ。
一歩あるく度に、ボタボタたれ落ちる。 怖いけど、正気でいないと!!
着ている服を犠牲にして、腰に巻いて家に上がり、電話だけを取ってガレージに戻る。
まだおりこうにショウは眠ってる。 椅子に座って ただ旦那さんと先生の連絡を待つ。

ガレージのドアが開いて、旦那さんが入ってきた。
何だこりゃ〜!!! と驚きと焦りを見せる。 なんせ、ガレージは殺人現場といっても
おかしくないくらいの有り様!!! 私も旦那さんが帰ってきてくれて 気が緩んだのか、
出血が多いからか、クラクラ ふらふら。
旦那さんに手伝ってもらって 家に上がる。

先生は状態が続くようであれば、救急に行くように、という指示。
出血もそうだけど、なんせ血の塊があまりに大きかったから これはどう考えても
異常でしょう?! サッサとお医者さんに診て貰って処置をとった方がいいと、
救急病院に向かう。

救急病院っていっても 全然救急じゃないのがお困りの点だ。
名前を呼ばれて 車椅子で問診室に入った途端、また出血&出血塊!!!!! 看護婦さん、
さすがに慌てて動きだす。 “ちょっと〜! このママ、ヤバイよ〜!!!”って感じに 
他の看護婦に知らせてるよ… おかげで結構優先してどんどん奥の部屋にまわしてくれたけど。
これ以上出血したら輸血するって言われたけど、何とか治まった。
結局、あまり処置無く 念の為に抗生物質の処方箋が出て、明日産婦人科の先生に
会うように言われて 家に帰る。
次の日に担当の先生からは 案の定無理のしすぎだろうと言われた。
決まり文句のように“お大事に。”ってよく言うけど、 本当に身体は大事にしなきゃ
いけないね。 判っているけど、今は仕方が無い。 
親のウチラがショウの事で必死なのは当たり前だ。
それにしてもビックリしたな〜。 誰が想像できる? こんなことが起こるとは。

我が家には旦那さんのピックアップトラックしかなかった。
旦那さんが趣味のモトクロスで バイクを積むためだ。
ショウの医者通いは、助手席にカーシートをつけてショウを乗せ、
後ろのエクステンデッド・キャブ(何とか2人は足を縮めて乗れる)に私が乗り、
旦那さんが運転。 そう、私は帝王切開だった為、約1ヶ月程 車の運転は禁止されている。
2人だけならまだいいが、今は子持ち。 それもまだ乳飲み子さ。
それに車高の高いトラックの後部座席によじ登るのも 傷が痛くてキツかった。
だけど 今はあるもので まかなうしかない。
色々旦那さんも考えたろうが、トラックのローン等、色々あって考えると手放せない。
でも実際 車はもう一台必要だ。 それでなくとも赤ちゃんや子供は何かと医者にかかる事が
多いし、むしろ緊急の時が困る。 買い物も旦那さんが仕事から帰宅時に当分してもらうか、
週末に済ませるしかない。 旦那さん、色々考えたんだろう。

母の日が2日後にせまっていた時の事だ。 初の母の日が。
夕方、旦那さんからTELがある。 “帰るコール”というやつだ。
数十分後に 一台のセダンが自宅のドライブウェイに入ってくる。
誰だぁ〜ん? と 疑問付きのしかめっ面で窓から見る私。
その車から 旦那さんが出て来るじゃないかい?
あー、ちょっとの間大変だから 会社の同僚に頼んで車を一時期取り替えてもらったのかな?
ありがたいね。

旦那さん>ただいま〜!!
Koko>おかえり〜。
旦那さん>ちょっと外に出ておいで〜。
Koko>ハイよ〜。
外に出る。 旦那さん、私に鍵を渡す。
旦那さん>2日早いけど、初の母の日、おめでとう。

え?

この車、私に?

驚きでまだ信じられなかった。 隠れて中古でもいいから車を探していた旦那さん。
これからショウの病院通いであちこち大変だ。 旦那さんも仕事があるし、
のちには私一人で連れて行かなければならなくなる。 
中古だろうがボロボロだろうが、旦那さんが忙しい仕事と私達の世話の合間に探して
見つけてくれたのだ。 こんなに最高な初母の日プレゼントはない。
本当にありがたい。 私はこんな旦那さんがいて、この旦那さんの子供が生まれて幸せ者だ。
ショウには 父親のような素晴らしい素敵な人になって欲しいと願う。
旦那さん、どうもありがとう。

それから、実家の母に。
今の自分があるのは、元をたどれば 両親がいたからこそ。
意見の一致・不一致もあれば 親子色々ですが、
いつもありがとう。 生んでくれてありがとう。

黄疸のブルーライト治療を自宅で続けながら、毎日小児科の担当医の所へ
血液検査をしに行く。 連日まだあんなに小さい腕や足に針を刺されて、
ショウも大泣き。 私もショウを押さえながら身を貫かれるくらい辛かった。
本来なら帝王切開後は当分の間、ベッドで安静・療養のはずだが、
毎日の検査に母乳の関係もあって ゆっくりしていられなかった。
黄疸というと 肌が黄色く見えるのだろうが、ショウの場合は緑色だった。
相当黄疸が強いらしい。
ブルーライトセラピーを1週間ほど続けたが、数値が下がらない為に
専門医を紹介される。 この辺じゃ一番大きくて有名な小児科病院だ。
自宅からだと、高速をとばして1時間くらいの所にある。

ショウの検査や検診を優先にして 自分の検診をキャンセルするしかなかった。
そう、あのホッチキス針の抜糸&産後検診。
再予約を入れようと思っても ショウの方で飛び回るばかりで どうしようもない。
日曜日に無料でアフターケアー用専門の看護婦さんが家を訪れる。
コトを説明すると、さすがにあまり長い間抜糸しないのは良くないらしい。

看護婦さん>アナタ、抜糸キット持っているんでしょ?
Koko>はい。
看護婦さん>私資格持っているから、先生に許可貰って抜糸してあげるわよ。
Koko>え? ここで?

看護婦さん、私の産婦人科の先生にTELしはじめた。
なんか、怖い事になってないかい? すごい事になってないかい? マジで?

担当医から許可が下りる。 マジだ。
実は怖くて私はまだお腹の傷を見ていない… というかまだタレ腹で見れず。
ベッドの上で 恐る恐る横になる私。 痛いんだろうか? 怖いな〜(半泣き)。
部屋の入り口で 旦那さんも恐る恐る抜糸の様子を伺っている。
こんな事、聞いた事ないので 実際に起こっている事にビックリしながらも
ちょっと凄すぎて 反対に笑ってしまいそうな旦那さん。

パチン! ね、痛くないでしょう? パチン! パチン!・・・
ウン。 痛くない。 はぁ〜良かった!!!!!

あまり無理をしないように、と言われた。 とってもいい看護婦さんだった。
お陰でショウの事に専念できる。

ショウの小児科の先生が 舌の裏にある、あの歯ぐきと舌をつなげている細いヤツ
(英語でFrenulumという。)を少々切るという。 簡単に言えば ショウは舌足らずなのだ。
それが原因で母乳を飲むのが難しいらしい。 それをカットして少し舌を長くしてあげるのだ。
舌足らずだと 先々発音にも問題が出て来るらしいので、 先生にお願いする。
ショウが上手く飲めていなかった事にちょっと困っていた私は ちょっとホッとした。
ついでに割礼のリクエストもあったので、してもらう。
旦那さんはガラス越しに 新生児室の奥で処置をしている様子を見たらしい。
割礼は衛生的にもしておいた方が良いと決めた事だが、さすがに男同士、旦那さんは
切られている事を思うと 肩が縮んだそう。

退院の日。 ショウの黄疸数値が高いとの為、次の日も病院に戻ってきて
血液検査をするように指示を受ける。 自宅でブルーライトの治療もするという。
そんな事なら、まだ入院してるほうがいいんじゃない?と思いつつ 退院する。
私の帝王切開の傷口を止めているホッチキスの針も“1週間後の産婦人科検診で
抜糸するから、これを持って行ってね〜!!” と渡されたのは、 な・なんと、
ホッチキス針用“抜糸キット”!!  自分で持参するの???

母が言う。 “黄疸なんて皆出るから心配要らないよ。大丈夫。” 
そうなんだぁ、それならそんなに神経質に心配しなくても大丈夫かな?
そして又、母。
“でもさ〜、(予定日より遅れて)結局こんな事になるんだったら、さっさと
(数字の)良い日に 産ませてもらえばよかったんだよね〜。”

カチン!!怒。 まだ言うか、母。  しつこい!!!!!

ショウの誕生日は4月24日。 出生時刻午前4時34分。
別にいいじゃん。 母(おばあちゃん)があまりにうるさく言うから、 
初孫のショウはあえて4を好きになってもらおうと そうしたのかもよ?

母本人、当たり前に孫の誕生で嬉しいんだろうけど、こんな事いわれると
大目に見ている私も 母の事を良く思えなくなる。
親しき仲にも礼儀あり。 とよく言うが、 身内だからといっても さすがに
言って良い事と悪い事がある。 ちょっと正直、怒りと呆れと悲しみと。
今回、母には家事など 家のほうをだいぶ助けてもらった。 初孫も見れて
嬉しいだろう。 だからって何処まで勝手で無神経な発言を許そうものか?

大体の人は 実家に帰って、又は 実家の母に来て貰って… なんでしょうね。
でも、今回わかりました。 ダメじゃ、こりゃ。

退院して自宅について間もなく、医療器具会社の方がブルーライトを持って来た。
スーツケースのような ブルーライトの器具の中に 目をかぶせてショウは裸で
1日中いなければならない。 この状態が先生のOKが出るまで続くのだ。
早く数値が下がることを願いながら、自宅に戻っての子育てスタート!

生まれたばかりのショウはガッツ石松に似ていた。
私+旦那さんの顔=ガッツ石松なのだろうか?

アメリカの出産に関する入院期間はとても短い。
病院は病人のいる所、と思うのか? それとも家の方が落ち着いてゆっくり休める、
というのか? ただ単に保険の問題なのか? どれも当たりかもしれませんね。
実際私の今回の入院も2日!!!!!だった。 出産した日&次の日のみ!!!!!
私、腹切ったんですけど…
帝王切開なのにもかかわらず!!!!! 大丈夫なんだろうかい?
それもあんな悪性高熱症の問題もあったのに。

だからその2日間は 思ったより精神的にも 体力的にも忙しかった。
頻繁にママ側担当の看護婦さんや 新生児担当の看護婦さんが部屋にやってくる。
それに産婦人科の担当の先生に 小児科の先生、それと母乳指導の先生。
ママ側担当の看護婦さんは 来る度に私のお腹を診る。
私のお腹の傷には 医療用だろうけど、白い粘着ガムテープのようなものが
結構幅広く張ってあった。
これが痛いのなんのって!!!!! 触るな〜!!!!! と言いたいが、それが彼女の仕事だ。
おまけに“セキを何度かして頂戴?” と言う!!!!!
アンタ、咳をコホンコホンしたら、 お腹に力が入って痛いじゃないのよ!!
まだ 強い痛み止めを貰っていたけど、それでも痛いモンは痛いのよ!!!!!
それを2日間、何度したことか…!!!!!

また担当の先生が来る度に、実際の傷口を診る。 その時のあのテープを
剥がす看護婦さん!!!!! 容赦せずにバリバリバリッ!!!!!
“ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!” と叫べりゃ まだマシなものの、
わたくし 喉が例の問題でやられていて 声が出ません!!
ただ もがくのみ。
お腹の傷は太いホチキスの針みたいなので何箇所もとまっているらしい。
まだお腹が縮んでないし、屈んで見ることも出来ない私。
ま、そんなフランケンシュタインみたいな自分のお腹、怖くて見たくないし。
で、先生の回診が終わった時に、看護婦さんからの指示。
“廊下を今日中に2往復しなさい。 それからシャワーも浴びるのよ。”
え? 2往復も?!?!? そんなぁ〜!!!!!
鬼看護婦と言いたいところだが、にっこり笑顔で言われると… はぁー。
旦那さんの肩を借りて一緒にゆっくりのっそり歩く。 廊下の端まではまだ千里のように遠い。
これを2往復かい!! 何のために…
個室についているバスルームでのシャワーも大変だった。 髪を洗う為に両手を持ち上げると
お腹の辺りの肉が引っ張られて痛い。
なんか、産んだ直後って もうちょっとゆっくり休むのかと思ってた。
そんなこといっても仕方がないか。 マタニティー生活は終わっても、
子育て生活がその時点でもう始まっているのだから。

ショウに母乳をあげる時も色々大変だった。 勿論初めての経験だし、
普通におっぱいをあげる時の赤ちゃんを抱く姿勢(横抱き)が 帝王切開の傷の痛みで
出来ない。 母乳指導の先生が枕をいっぱい持ってきて、私のお腹の上や周りに置いて
教えてくれる。 初心者の私は色々習うのに一生懸命さ。
ショウも初めてだからか、吸い付かない。
そこへ きたよ、実家の母の発言。

母>なんでそんな抱き方するの? ショウ君、ママが生まれてくる前に
おっぱいの準備してくれてなかったのね? 可哀想にね〜!!

カチン!!!!!怒。
それも私が先生から習っている時に! こっちは勉強中だ〜!! そんな時まで
母に通訳していられるかっちゅ〜の!! それにさ、臨月に入ったら 
赤ちゃんが吸い付きやすいように “おっぱいの準備”って本で読んだこともあるけど、
刺激すると陣痛を早めに引き起こす事も…なんて書いてあたし。
何もかも教科書どおりには出来ないし、○○年まえのやり方と同じとは限らない。
しかもココはアメリカです。 母様が体験した楽な出産とは違うし、お産は人それぞれ、
十人十色。

食事はガスがパスするまで不味い流動食だし。 それで私の個室に来て
旦那さんと母は 病院の近くで買ってきたWendy'sのハンバーガーを大口で頬張る。
あ〜、早く美味しいもん 食べたいなぁ。

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