難儀な峠道を越えてまでして足尾に来たかったのは、この貨物線の跡を見たかったためです。ご周知のとおり、足尾は銅で栄えた町。第三セクターのわたらせ渓谷鉄道となっている旧国鉄足尾線は、もともと銅を輸送するために企画された鉄道でした。現在、列車は間藤というところで折り返していますが、線路は精錬所のところまで線路が伸びています。昭和48年の閉山後も輸入鉱や硫酸輸送などが行われていましたが、昭和62年に貨物列車は廃止。以後、放置され続けています。 わたらせ渓谷鉄道の終点、間藤駅。瀟洒な駅舎に建替えられています。駅名標はもう日光市足尾町となっていました。終点間際だというのに、ホームの外れには26.7パーミルの勾配標が律儀に建てられています。1000m進むうちに26.7m上るという勾配。これくらいなら自転車でもスイスイ登れますが、滑るレールの上を走る列車にはとても大変。このため以前はスイッチバックの駅だったそうです。 途中の踏切の線路は外されていました。しかし、他の線路は完全に残っています。鉄橋、トンネル、腕木式信号機…。ここまで完全な形で残っているのは非常に稀なケースだと思います。一説にはわたらせ渓谷鉄道で観光利用の計画があったとか。 精錬所に引き込まれていく線路。右手前のトラス鉄橋は古河橋とよばれるもので、日本初の道路鉄橋ということです。足尾本山という貨物専用の駅は厳重に閉ざされた扉の奥にあります。マズいとは分かっていながらも、危険な橋梁を渡ってしまいました。 駅というよりも専用線の末端という感じがする小ぢんまりとした駅。敷地がとりにくかったためでしょうか、入口に対になって設置されたYポイントが印象的です。ここは製品などを積卸したところのようで、空中写真によると右手奥にまだ線路が続いているようです。
紹介しておきながら行くなとはいえませんが、特に20年以上放置されてきた鉄橋は老朽化が進み大変危険な状態になっております。やむを得ず立ち入る場合には安全には充分ご注意下さい。
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わたらせ渓谷鉄道沿いにあるキャンプ場には よく遊びに行きました。 こちらまでは 足をのばしていませんでした。ノスタルジックな場所ですね!
2006/4/29(土) 午後 2:19
この季節はまだ山は寒々としていますが、夏には涼しくてよいキャンプ場になりそうですね。
2006/4/29(土) 午後 3:10
お邪魔します☆私も昔、間藤駅までは行ったことがあるのですが、足尾本山までは行ったことがなかったので、興味津々です☆
2006/4/29(土) 午後 9:42 [ aia*_c*puc*pu ]
ついに貨物の聖地?、足尾本山駅まで到達されましたね。おめでとうございます。工場の中の線路は、どこまで続くのでしょうね?私は道沿いにさらに奥まで足を伸ばしてみました。渡良瀬川の源流地区になり、立派なダムがあります。
2006/5/1(月) 午後 1:12
あいあいさん>はじめまして!ようこそおいでくださいました!。足尾本山は貨物&廃線ファンにはたまらないところです。
2006/5/1(月) 午後 9:11
Lunさん>ようやく念願かなって行くことができました。もう感動モノです!。この工場は産業化遺産として、ぜひ解放してほしいものですね。ついでに中の線路とかも・・・。
2006/5/1(月) 午後 9:20