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このところ好調の佐藤琢磨選手(タク)は、今回リタイヤに終わった。
予選でもイマイチ快走できず18位からのスタート。
スタート直後の1コーナーの混乱を、上手く切り抜け中位集団を走行。
そこから、着実かつ大胆な走りでオーバーテイク。
12位の前車を抜きかけたところで、痛恨のスピン。
グラベル(安全地帯の砂利)に捕まり再スタートできずーー;
これは、悪い時のタクの典型的パターン。
「急いてはことを仕損じる」
あせる気持ちが裏目に出る例でしょう。
要因は、
・中位集団の中では明らかに速かったが、
このサーキットの抜きどころストレートで、
トップスピード不足し勝負できない辛さ、イライラ。
・前々周のイエローフラッグ(黄旗=追越禁止)無視(見落とし)によるペナルティで、
次周回あたりにピットインしなければならなかった。
早く遅い前車を抜いておきたかった。
このあたりかと想像。
なかでも懸念材料は、ホンダパワーの不振。
本家、ホンダ・レーシング・チームが、今だノーポイントであることでも明らかです。
ホンダは、これまでのレース(2・4輪)では常に高回転エンジンで戦ってきました。
ところが今年からは、
最高回転数規制(19000rpm)されていますから、ホンダらしさが出し難いと。
これが改善されれば、トップ集団での争いに加わることも不可能ではないでしょう。
次選からは、ヨーロッパ・ラウンド。
ガンバレ、タク、そしてホンダ!
レース・ウィナーは、
「脅威の新人」「黒人初」「F1界のタイガー・ウッズ」「天才」
などと絶賛されている、
名門チーム『マクラーレン・メルセデス』のルイス・ハミルトン。
同チームのデフィンディングチャンピオン、フェルナンド・アロンソを
見事に押さえ切りました。
特に象徴的だったのは終盤。
最終コーナーでルイスの直後に付けたフェルナンドが、
ストレートエンド、1コーナー入口で、
スリップストリームから抜け出してアウト側に並びかけた時。
ルイスは、一瞬アウト側へ。
フェルナンドは、
本能的に衝突を避けようと一瞬引きます(同チームだしね)
これは、勝負あり!
単なる「恐れを知らない若者」に過ぎないのか?
それとも、少年時代からレース経験を積んだ結果の「天才的閃きの走り」か?
今後が楽しみではありますv
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