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不名誉なことなので〜あまり書きたくはないのですが、
皆様の安全運転の一助になれば幸いと、、、(^_^;)
さて、前回は学生時代のお話でしたが、
今回は、その約5年後のことです。
学校を出た私は、ある中堅商社へ就職。
そこは、機械関係を主に何でも扱う、
輸出入の総合商社といったところでした。
私は「営業マン」で、全国および時々(稀に)
海外へも行かせてもらっていました。
その日は、尼崎市のお得意先に、
新しい機械を売り込みに出かけたのです。
いつもは一人で営業するのですが、
この日は一年先輩の同僚(?)と一緒でした。
営業車は、取引の関係から写真のスカイライン1800TIでした。
(写真はネット上から拝借したもの)
朝から始まった商談は、お昼を挟んでやっと成立!
すぐに帰社するには早いので〜、
時々寄る喫茶店へ向かいました。
いかにも下町らしい町並みのバス通りを、
同僚と上司の悪口やら女子新入社員のことなど、
商談成立した安堵感もあってか、話が盛り上がっていました。
運転中の私の視界には、
前方右側歩道上を走る小学校低学年くらいの少年が…。
50km/h程度で進むと。
「あっ、危なーい!」との同僚の叫び声と同時に、
なんと、
少年が道路を横切ろうと飛び出してきていたのです。
フルブレーキングも空しく、
停止寸前で少年に衝突!
少年はボンネット先端に少々跳ね上げられ、
停止と同時に前方に尻もちをつくように落下。
すぐに駆け寄ると、
「ワァー」と泣き出しました。
肘膝を少々擦り剥いていましたが、大丈夫そうでした。
すぐ近くに総合病院があることを知っていたので、
救急車の到着を待つよりも早いと考え、連れて行きました。
応急処置後に先生に尋ねると、何も問題ないとのことで一安心。
さっそくその晩、
上司と共に菓子折り持参して謝罪訪問しました。
少年の自宅アパートは、いわゆる長屋風。
奥さんが出てきて、「あんた、事故相手が謝りに来たよ」と。
すすと、「おー、上がってもらえや」
上がらせていただくと、
そこには、
角刈り頭で、浅黒く日焼けしたガッチリ体格、
チヂミのシャツにステテコ姿の、
今まさに晩酌を始めたばかりの様子のご主人が…!
「このたびはすみませんでした」と謝ると、
「おう、〇○を呼べ」と言って息子さんを呼び寄せると、
「どないや、どこも何ともないんやろ」と。
奥さんが「精密検査も受けさせてもろたけど、大丈夫やったわ」
それを聞いたご主人は、
「何ともないんやさかい、もう気にせんとええわ」
私が、
「ケガが軽く幸いでしたが、ご心配・ご迷惑おかけしまして…」と、
上司共々謝罪すると、、、。
「コラァー、おんどりゃぁええかげんにせーよ!」と凄い剣幕。
(ひゃぁ、き、きたーーーって思うと)
続けて、
「あれほど道路に飛び出したらアカン言うとるやろ」
「飛び出したら、轢かれて死んでもうても文句言えへんって」
そう言うと、息子さんを殴りつけたんです!
「ま、まあ、お父さん、勘弁してやってください」
「私がもっと気をつけて運転していれば…」と止めました。
すると、
「ワシも仕事に車は欠かせんさかい、よ〜解るんや」
「飛び出されたら避けられへん」
「せやから、飛び出して他人様に迷惑をかけてはイカン」
そして、上司に向かって言いました。
「この兄ちゃん(私のこと)は悪うないんや」
「せやから、兄ちゃんを責めたらアカンで」
「こんなことで、この若い兄ちゃんの将来を奪ったら、ワシが情けない!」
ちょうどこの日は、
少年の学校の「家庭訪問日」で、
先生が来るのを見つけ、母親に知らせようと一目散だったんです!
※教訓
子供を見かけたら、飛び出すかもしれないと思え!
運転中おしゃべりに熱中すると、注意散漫になり危険!
そして、
人を見かけで判断してはならない!
ちなみに、このお父さんは大工さんでした。
それにしても、私のこの頃は、
最も充実していた時期でもあったんですが、
よほど運転が荒かったのか?
この翌年には、バイクで事故を起こしたのです!
それは、また後日、、、。
ですが、これらの事故以降は、
さすがに無事故無違反で今日に至るのですがね…。
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