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1985年新発売された、アコード三代目モデル。
一目惚れした私は、その翌年早々に購入しました。
*Accord=調和、融和
1976年発売の初代アコードは、
いかにもシビック上級版そのものって感じでしたが、
シビックと共に大成功を収め、
当時、四輪界の新参者だったホンダの躍進につながったモデルでした。
その二代目モデル(81〜85年販売)は、
先に紹介した、私が主に営業車として使用していた、ビガー(アコード姉妹車)でした。
初代モデル同様、良くも悪くもシビックの面影が強く現れていました。
当時の同クラス(上級小型セダン)他車、
トヨタ・コロナ、ニッサン・ブルーバード、三菱・ギャランなどと比べ、
全てにおいて遜色ないクルマでしたが、、、。
その地味なイデタチどおり、
ホンダらしさに欠ける、面白味のないところが不満でした。
まぁ、このあたりは当のホンダも分っていたのでしょう。
この三代目モデルは、ホンダらしさに溢れていました。
当時流行の兆しを見せていたリトラクタブル・ヘッドライトを採用して、
いかにも走りそうなスポーティー・セダンを表現したデザイン。
低い車高で走行安定性を高めたことはモチロン、
長いホイールベース(前後輪間距離)と低い床面、
そして、ウエストラインを下げることで、
明るく充分な居住性も高めた秀逸なパッケージング。
上級版のエンジンは、
オールアルミ製の軽量コンパクトな横置き直列四気筒
DOHC16ヴァルヴエンジン+電子制御燃料噴射"PGM-F1"で、
レギュラーガソリン仕様ながら、160psでした。
これは、エンジン単体重量対馬力で世界最高を誇る数値で、
事実、軽快に7,000rpmまでも吹き上がる「ホンダ・パワー」を体感できました。
足回りも、四輪Wウィッシュボーン形式(F1カーと同じ)で、
当時の一般市販FF乗用車としては世界唯一の画期的なものでしたし、
まだ一部の高級車にしか採用されていなかった、
四輪アンチ・ロック・ブレーキ(ABS)も装備していました。
このようなスペックから想像できる通り、
スポーティーセダンとして、
あの、BMWとはまた違ったアプローチで作り込まれた、
優れるとも劣らない内容だったと…。
当時、大型バイク3台+トライアルバイク他を所有していた私は、
ちょうど、独立後の仕事を拡大しつつあったこともあり、
泣く泣くクルマは、これ1台にしていました。
このようなことから、この車は、仕事にも遊びにも大活躍しました。
結構な俊足で、例えば高速道路が速度無制限だとしたら、
160km/h程度の巡航は、それこそ鼻歌交じりで楽々と、
どこまでも飛んで行けるようなでした〜(^_^;)
写真下は、エンジンですが(写真が悪く分り難い)、
ホンダ製DOHCエンジンの象徴的カムカバー・デザインが見えます。
初期モデルのみ、このようなくすんだブロンズ色(マグネシウム・カラー風?)で、
後に黒色に変わってしまいました。
このような粋な演出は、嬉しいものですが、
最近は見られなくなってしまい寂しいです。。。
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