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☆フレディ・スペンサー(Freddie Spencer)選手☆
オートバイのロードレース最高峰
『ワールドGP・500cc(今はMOTO-GP)クラス』で、
最年少チャンピオン(21歳)になった男です。
(このレースは、車のF1に匹敵するもの)
彼の凄いところは、
なんたって、それまでのロードレース・イメージを変えたところ。
バイク・レースと言えば、
騒音と排ガスまみれの、汗臭く野蛮なイメージ!
しかし、
1981年に、19歳でホンダ・ワークス・ライダーとして、
彗星の如く現れた彼。
長髪に優しそうな顔立ちでスラリとした体つき。
どちらかと言えば「ナヨッ」とした風。
そんな彼が走り出すと・・・
それまで見たこともない新しい走法で、速い!
83年にチャンピオンを獲ると、人気爆発!!!
それまで、あまりバイクレースに縁のなかった、
女性ファンもたくさん現れるようになり、
その後しばらく爆発的に続いた「バイク・ブーム」の、
きっかけだったとも言える、、、ような。
また、写真上は、
私が83年フランスGPを観に行った時、
当時の愛機"Canon F1 + Canon FL 600mm F5.6"で激写した
彼の後姿ですが(トリミングしてます)、、、!^^v
コーナーでバイクにぶら下がる、
あるいは、お尻をシートからズリ落とすような、
極端なライディングスタイルでした。
このような乗り方を、
「スペンサー乗り」と称するようになり、
当時の「峠族」バイク小僧に大人気でした、、、。
しかし、
彼の本当の凄さは、
そんな上っ面ではなく、
別の本質的な面にあったんです!
生まれ育ったアメリカ・ルイジアナで、
父親の影響で幼い頃から親しんだ、
「ダートトラック・ライディング」に、
その秘密はあった。
ダートトラック・レースは、
写真下(ネット拝借写真)のように、
オーバルコースを、
二輪ドリフト(前後輪横滑り)状態、
ノーブレーキ、アクセル開けっ放しで、
グルグル回り競うもの。
不安定な中で、
バイクを自由自在に操る。しかも速く!
そのテクニックを、
天才的に身につけていたからこそ、
彼は、
ロードレース世界での「速く走るセオリー」とは、
別次元の速さを発揮したんです。
まさに変幻自在に「どこからでも仕掛けられる」
驚異的ライダーだったんですね!
85年には、
500cc/250ccのWタイトルを、
ブッチギリの速さで獲得したんです。
その後、
あるレースで、後続ライダーに突っ込まれて、
右手首にダメージを負ってしまい、
活躍が途切れてしまったことが残念ですが・・・。
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