転載:
百景006 照手姫、水汲みの井戸 (大垣市青墓町)
鎌倉時代の純愛物語・小栗判官と照手姫。梅原猛の小説「小栗判官」が断片的な話をつじつまが合うように繋げてくれました。京の大納言の一人息子が訳あって常陸の国の小栗の里へ遠ざけられます。そこで忘れられない昔の人にそっくりの女性、照手姫にめぐりあいます。筋を通さず自分のものにしようとした為、毒殺されてしまうのです。小栗判官は地獄へゆき閻魔大王から、今度は、この世の地獄とも言う程の大変な病を背負わされ、この世に戻されてしまいます。姿かたちや形相がとても昔の小栗判官とは判断できないし歩く事もできない程です。
一方、照手姫は故郷を離れ流転の人生。売られて美濃の国青墓の里へ流れつきます。雇い主から客を取るよう強制されますが、ひとの何倍も働く事で客を取るのを許してもらっております。朝も暗いうちから水を汲み頑張ります。
小栗判官は閻魔大王から熊野の湯ノ峰の薬師如来の所へ行くように指図されます。自分一人の力ではとても行けないため土車に乗せられ人の慈悲にすがって向かいます。そして青墓の里へさしかかるのです。死に分かれた夫とも知らず、照手姫はこの病人を哀れと思い自分も土車を曳くのを手伝います。さてさて
...この続きは? 長くなりますので本を読んでくださいね。
スーパー歌舞伎「 オグリ 」の原作です。
追記・・・この物語の最後はあっとおどろくサプライズのハッピーエンドです。
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