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今年の5月、突然、ブログの更新が止まったため、不思議に思われている方もいらっしゃるだろう。
実は、最後の記事を更新した日の夕方、帰宅すると自宅に 空き巣 が入っていたのだ。
現金、パソコン2台(うち1台は通信不可でDVDプレーヤー代わり、もう1台は通信用)とインターネットキー、日本製ケータイ電話(カメラ代わり)、日本の重要書類等が入ったバッグ が持ち去られていた。
すぐにカラビニエーリに通報したが、空き巣が多いシチリアのこと、捜査などはしない。家の中にざっと目を通した彼らは、翌日カラビニエーリの交番に行ってデヌンチャするようにと、事務的な仕事ぶりだ。
これは、交番でも同様で、ドクメント(書類)は誰かが拾って戻ってくる可能性がなきにしもあらずだが、それ以外はあきらめるしかないと言う。この地では、重要人物であるか、もしくは空き巣と鉢合わせして殺傷されるかでない限り、警察が空き巣の捜査をすることはない。
むしろ、デヌンチャすることでドクメントを他人に悪用されても罪に問われることがないという効果のほうが重要だとされている。
今回の事件で痛かったのは、通信手段を奪われたことだ。シチリアのような過疎地に住んでいると、インターネットが使えるかどうかは非常に重要な問題だ。日本や他国の別の町に住む友人・知人と連絡を取ることができない。日本語教授の教材をネットから探すこともできない。
幸運にも、日本語の個人レッスンを受けているDr.ペッピーノが、レッスンの日に自宅のパソコンを使わせてくれることになった。日本語で入力できるよう予めセットされているため、便利だ。
しかし、彼の家に行くのは仕事で行くのであって、ネットをしに行くのではない。ただでさえ、子連れで行かせてもらい、暴れん坊が乱入してくるような授業になってしまっているのだから、これ以上迷惑をかけるわけにはいかない。1週間分のメールチェックをしておしまいだ。
友人バルバラも頼めばパソコンを使わせてくれるが、いまは自宅が遠くなってしまった。さらに、通信用のSIMカードが彼女の夫の通話用SIMカードと兼用であるため、彼が在宅しているときでなければ接続できない。典型的なシチリア人であるカルメロのこと、頻繁に“ちょっとそこまで”外出をしたり、友人・知人とひっきりなしに通話をしたりするのだから、長時間の接続は迷惑だ。
このようなわけで、ブログの更新は休止している。周りの人の中には、買い換えていまは使っていないパソコンを貸してくれるという人もいるが、インターネットキーを買い直さなければならないことを考えると、パソコンのOSが古くて対応していないという問題も生じかねない。ありがたく、気持ちだけいただいている。
いつの日か、環境が整った段階で、ブログは再開したいと思う。その日がいつ来るかはいまのところ分からないが、読み手の皆さんには気長に待っていていただけたらと思う。
目下の目標は、空き巣が破壊した我々の生活(人生)の立て直しだ。このような状況を知りつつも、元夫とその家族は素知らぬ顔だ。養育費は全く期待できない。だからこそ、子供の将来のためにも、いまここで負けるわけには行かない。親である私が、頑張らなければならないのだ。
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