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いま、日本はゴールデンウイーク、イタリアも微妙な飛び石連休。というわけで、日曜日とメーデーに挟まれた今週の月曜日、子供の保育園は休みだった。イタリア人が良くやる“ポンテ(橋)”だ。
幸いにも、シルヴィアが子供を預かってくれたため、仕事に穴を開けずに済んだ。先日の大雷事件以来、休みや早退をとりにくい雰囲気になっている。そのようななか、彼女のように強力な助っ人は、本当にありがたい。
さて、その日、子供を迎えに行くと、こんなものをもらった。
イタリアの祝い菓子、コンフェッティだ。写真ではラッピングの中に隠れて見えないが、親指大の大きさの砂糖菓子で、中にアーモンドかチョコが入っている。マーブルチョコ(この名称は日本だけか?)をイメージすると分かりやすいかもしれない。もっともっと大きいが。 実は、4月14日にシルヴィアの息子さんの一人が結婚式を挙げたのだ。といっても、4年前に市役所で結婚しているが、敬虔なカトリック教徒である奥さんのたっての希望で、教会でも式を挙げることになったのだそうだ。
さて、このコンフェッティを包んでいる白いレースは、シルヴィアの手作りだ。これをコンフェッティ店に持って行き、一緒にラッピングしてもらったという。店任せにするのが一般的なところ、こういうことをするのがいかにも彼女らしい。彼女は、料理や手芸が大好きなのだ。
ところで、コンフェッティは結婚式の祝いだけに登場するのではない。子供の誕生や洗礼、聖体拝領、18歳の誕生日、大学卒業等々でも引き出物としてお祝いに集まった人々に配られる。
これは、バルバラの長男・ガブリエーレが洗礼を受けたときのもの。
天使が描かれた宗教的な窓?(キリスト教徒ではない私は、よく知らない。。。もともとは、祈りをささげるものらしい。) そしてこれは、ミレッラの長男・マンフレーディが洗礼を受けたときのもの。陶器製のクジラが付いていて可愛らしい。
コンフェッティは食べられるが、このように綺麗にラッピングされたものは、食べるのがもったいない。だから、私は家に飾っているし、そうしているイタリア人も多いだろう。
余談だが、その日の朝、子供を預ける際に手作りどら焼き(あんは、イタリア人の大好きなフィレデルフィア・チーズ)を持って行った。いつも世話になっているお礼として。シルヴィアとその旦那さん、娘さん2人とその彼氏たちの分として6個。午後、子供を迎えに行くと、家族揃って大絶賛で、菓子職人をしている長女の彼氏などは3個も食べてしまったという。
恐るべし、どら焼きの海外親善大使度!メリッリのシチリア田舎人でも食べられたのだから、世界中どこの国でも受け入れられるのではないだろうか。外国に日本の食物を紹介したい方、どら焼きは超おすすめだ。
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ちょっとイイもの♪
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数少なくなった日本語レッスンの生徒の一人が、また去って行った。
大学で言語学を専攻している彼は、従姉妹の勧めでレッスンに来るようになったのだが、母親の判断でレッスン中止となった。理由は、彼の中途半端な性格ゆえに、大学の授業も、日本語のレッスンも、最近親に買ってもらったクルマのメンテナンスも、彼女との交際も、いい加減になっているからだという。
このことについては、他の生徒も、女性連合の関係者も、「20歳にもなって、親の言いなりとは情けない。自分のことは自分で決めるべきなのに。」とあきれていた。
この彼、レッスンにはフランス人の母親に送って来てもらい、教室の中まで付き添われて来たことも少なからずあった。また、授業料の支払いも、休みの連絡も、レッスン中止の連絡も、彼女がしていたのだ。これには“マンモーネの国”に暮らしている私も驚いたくらいだ。
一人っ子だからこうも過保護になってしまうのだろうか。。。?同じく一人っ子を持つ母親として、気をつけなければならないと思う。
息子べったりの母親というのは、息子にとっても母親にとってもよろしくない。息子の精神的自立を妨げるからだ。この若者は、子供っぽい発言や他者依存的なところがあり、歳の割には主体性がない。親が口を挟みすぎるがために、主体性が育たなかったのかもしれない。
母親の過保護と息子の母親依存症で有名なのが、イタリアの母子愛だ。俗に言う、イタリアのマンモーネ(マザコン)だ。元夫とその母親が良い例だろう。
この若者の母親は、フランス人だ。フランスというと“理性の国”というイメージがあるが、母と息子の関係はイタリアとあまり変わらないのだろうか。。。
閑話休題。このフランス人母親、マダム・クレアが、この週末にこんな素敵なものを自宅に届けてくれた。
植物の寄せ植えだ。なんでも、ガーデニングが趣味である彼女は、栄養繁殖で株を増やし、このような寄せ植えをよく作っているのだという。 これは、栄養繁殖の途中の株。 なんと、パピルス(緑の細長い棒)まである。これは、かなり大きくなるのだが、どこに置いたらよいものか。。。
自然を愛するナチュラリストなのだろう、ハーブにも詳しく、子供の病気にはあれがいい、これがいい、と様々なアドバイスをもらった。
そう、悪い人ではないのだ。ただ、息子を愛するあまり(?)過保護に育ててしまったのだ。
レッスン中止の埋め合わせなのかどうか分からないが、パレルモ近郊の自然豊かな地に住む彼女は、近々子供と一緒に遊びに来るようにと自宅に誘ってくれた。“来るもの拒まず、去るもの追わず”が信条の私だ。出かけて行ってみることにしよう。
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キリスト教の祭事、復活祭は今度の日曜日だ。
手持ちの手帳を見ると、デンマークやスペインでは、木曜日から祝日になっているようだが、ここイタリアでは、当日と翌日のみが祝日だ。ただ、復活祭先日の土曜日も半ば祝日扱いされているため、実質的には3連休となる。
ユウキは、裁判所の決定で、この時期をメリッリで過ごすことになっている。映画『山猫』ばりに盛装して見物する路上復活劇(山車行列)に連れて行かれるのかと思うと気の毒だ。。。何しろ、天候に関わらず“夏服”がドレスコードなのだ。先日引いた風邪のせいで、左の耳が中耳炎になっていたようで、まだ予断はできないのだ。
さて、ユウキの保育園は、木曜日から水曜日まで休み。彼を預ける場所を確保できなかったため、私も仕事は休みになり(その代わり、夏休みは1週間減る。)、二人揃ってのんびり。。。と行けば良いのだが(笑)。
この時期、子供や甘党の人が楽しみにしているのは、復活祭の菓子だ。
コロンバ(鳩)という鳩の形をした(個人的には、四葉型に見える)の焼き菓子(クリスマスのパネットーネの形が変わったようなものか?)や、中におもちゃが入ったチョコの卵が一般的だろう。
チョコの卵は子供の頭くらいの大きさで、結構良い価格だ。この時期、子供にプレゼントするものなので、私もマリーリアの子供たちにと思っていたのだが。。。結局、kinderという菓子メーカーが年間を通して販売している小さな卵型チョコで済ませてしまった。
ユウキには、シルヴィアがプレゼントしてくれた。というわけで、私が彼にあげたのは、小さなウサギ型のチョコだ。このチョコ・ウサギは、lindtという有名なチョコメーカーが出しているものだ。手のひらサイズで首に金の鈴をつけていて可愛らしい。
が、これまた予算の関係で、同じメーカーが出しているもっと小さいウサギに。鈴もついていないが、5個入っている。数で勝負だ。1日1個と決めて食べさせられるので、食教育上も好都合だ。
そして、これは、ダニエラからもらったマジパン製の羊だ。 鳩、卵、ウサギと並んで、羊も復活祭に縁のあるモチーフだ。この時期、菓子店のカウンターやショーウインドーには、この羊がずらりと並べられているのを目にする。 この羊は、地元のガールスカウトが作って販売しているものらしい。販売で得た収入を活動資金や募金に充てているのだろう。
さて、本日の“トリ”は、保育園でもらったニワトリだ。保母マリアの手作りで、中に親指大の小さなチョコが5〜6個入っている。
帰り際に手渡されたユウキは、中に大好物のチョコが入っているのを知っていて、すぐに開けたがった。それを、「家で一緒に写真を撮ってから開けよう。」となだめながら帰宅。無事、記念撮影できた。 復活祭から本格的な春と言われている。南の島シチリアでは、春はすでにやってきて、駆け足で立ち去りそうな風だが。季節同様、運気も良い方向へ向かって欲しいものだ。
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仕事の行き帰りに通る道に、やたらに猫の多いポイントがある。飼い猫には見えないため、恐らく、猫好きの住人がいて餌を与えているうちに猫が寄り付くようになったのだろう。
先日、そのポイントを通りかかると、こんな面白い光景を目にした。
同じような柄の猫2匹が、エアコンの外付け機の上で昼寝をしているのだが、まるで鏡を置いて映したかのように左右対称なのだ。 これはシャッターチャンスだと思い、ケータイのカメラを起動させているうちに、右側の1匹が目を覚まして頭を持ち上げてしまったのが残念だ。
時間に追われた日々を送っている中、こんなのんびりとした光景に出会うと、ほっと心が和む。
猫が昼寝をしているだけでほのぼのとしてしまうのはなぜだろう。彼らにも彼らなりにいろいろとあるのだろうが、「猫稼業は楽でいいな。」とつい思ってしまう。
さぁ、今日もまた頑張るぞ!
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先日の仕事中のことだ。
子供部屋の掃除をしようと部屋の前まで行くと、こんなもの↓が貼られているではないか。
そして、ベッドにも。。。
さらに、弟の部屋にも。
そういえば、洗濯物を干しているとき、子供たちがなにやらこそこそとやっていた。また何か細かいものを散らかして、急遽掃除をしなければいけなくなったのだろうくらいに考えていたが、部屋の掃除をしていたとは驚きだ。
マリーリアの子供たちは、長女が10歳、長男が7歳。良い子たちだし、マリーリアもきちんとしつけている。しかし、整理整頓ができない。弟の方はまだいいとしても、姉の方は自分の部屋の管理くらいできてもよさそうだと思っていた。
イタリアでは、家政婦を雇っているような家庭の子供は、整理整頓ができない。というよりも、整理整頓をしないと言ったほうがよいか。
家政婦がいないような家庭の場合、必然的に母親が家事をすることになるので、半分はしつけ、半分は省力化のため、子供に自分の部屋の掃除をさせることもあるだろう。
しかし、家政婦がいれば、それは彼女に任せればよいだけの話だ。自分の仕事が急がしいこともあって無関心になる親もいる。
マリーリアの子供たちも、どちらかというとこちらのグループだと思っていた。もちろん、マリーリアは「自分の部屋は自分で管理できるようにならないと。」ともらしていたので、やらせたがっていたことは確かだが。
それにしても、子供たちのこの主張ぶりのかわいいこと。彼らがマリーリアと帰宅したとき、母親の前で褒めたところ(←これは大切)、二人とも照れくさそうにしていた。
マリーリアは、「夏休みの間くらいは自分でやりなさいって言っていたのよ。何日続くかしらねぇ。」と微笑んだ。
こんな彼らを見て、なかなか良い家庭で仕事をさせてもらっているなと思う私だった。
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