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先月、うっかりが原因で違反切符を切られてしまったため、バスの定期を作ることにした。
パレルモの場合、学生定期は一ヶ月17ユーロ、通勤定期は一ヶ月20ユーロ(非パレルモ市民)又は48.57ユーロ(パレルモ市民)、失業者定期は一ヶ月35.43ユーロ、高齢者定期は一ヶ月13.40ユーロ(年間所得約6,250ユーロ以下)又は35.43ユーロ(年間所得約6,250以上13,000ユーロ以下)だ。
私の場合、仕事が合法化されていないし、失業者証明を取るためにシラクーサの窓口に早朝に並ぶこともできないため、上記のどの定期も作れない。しかし、そのような人でも、身分証明書と証明写真を持っていけば定期を作ることができる。
私が作ったのは、ordinarioというタイプのもので、一ヶ月48ユーロと他のものに比べると割高だ。20枚綴りの回数券2冊の価格に相当する。バスに乗るのが週に5日であれば、一ヶ月あたり回数券の方が1ユーロ安くなる。
しかし、日本語教授の仕事で土曜日にもバスに乗るし、所用で仕事帰りに中心街に出かけることもある。そうなると、定期の方が割安だ。
それに、定期券なら刻印をうっかり忘れることはないし、有効時間が切れないか心配することもない。さらに、他の定期(パレルモ市在住勤労者用定期を除く)が、任意の4路線と101、107しか乗れないのに対して、このタイプの定期は、全線乗り放題だ。さらにさらに、万が一定期券を忘れたときに検札係に違反切符を切られた場合、5日以内に定期を提示すれば罰金は10.33ユーロ+切符代で済む。
というわけで、こちらの方が便利と判断し、回数券から定期券に変えることにしたのだ。
パレルモ市バスAMATの定期券は、日本のバスや電車の定期券とは異なり、氏名と顔写真が印刷されたプラスチックのカードと定期の内容が印刷された紙に分かれており、クリップで留めて手渡される。これでは紛失の恐れがある。検札係には両方を一緒に提示しなければ罰金を払うことになってしまうのだから心配だ。
こちらでは、私が知る限り、定期券入れらしきものは売られていないようだ。他の乗客はどうしているのかというと、クリップ留めのまま財布に入れている人が多いようだ。それでもいいのだが、個人的には、バスの中で財布を取り出すようなことはしたくない。
そこで、身分証明書用のカバーに入れてみた。
イタリアの写真館では、証明写真を撮ると内側の袋の部分が透明なカバーに入れて渡してくれる。これは、身分証明書のサイズぴったりに作られている。
これなら、ばらばらになる心配はないし、検札係にとっても見やすくてよいのではないだろうか。我ながら妙案だとほくそ笑んでしまう(笑)。
さて、某イタリア人が「定期を作った途端に検札に遭いにくくなる。皮肉なものだ。」と言っていたが、まさにその通りで、10日ほどの間に4回しか出合っていない。まるで、何とかの法則だ。
余談だが、検札係の前でこれを取り出して中の定期を見せると、中身が身分証明書でなく定期券であるため、「あれ?!」という顔をされることがある。乗客が身分証明書用のカバーを取り出せば、「刻印した切符を持っていません。罰金を払います。」という意思表示であるのが普通だからだ。
さて、イタリアでバスの定期を持っている方、あなたの街の定期はどうなっていますか?どのように持ち歩いていますか?
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乗り物の話
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我が家にはクルマがない、ジュゼッペは免許さえ持っていないっていうハナシはずっと前にも書いた通り。(詳しくは、こちら) その折、「クルマがなくても済むなら、ない方が良いでしょう。」っていうコメントをいただいたのよ。 まぁ、確かに、イタリアで買ってはいけないものは家とクルマ って言われているくらい維持費や税金がかかるんで、おっしゃる通りなのよ。 しか〜し、メリッリのような田舎に住んでいると、クルマがないと困ることが多々あるのよ。“不便”っていうようなレベルじゃなくてね〜。 L家のクルマの都合がつかなくて産後検診をなかなか受けられなかったってハナシもそう。でもまぁ、これは大人のことだから良いとして、問題はユウキのこと。 赤ちゃんっていうのは、毎月小児科医に診てもらう必要があるのよ。この小児科医、大人にとっての基礎医に当たる存在で(イタリアの医療制度については、こちら)、ユウキの小児科医はガリーツィア先生。って、メリッリには彼女しかいないんだけどね〜。 イタリアのドクターっていうのは、病院にいるドクターを除いて、簡単な診察しかしないのよ。検査や注射は、ドクターの指示でしかるべき専門のところで受ける のね。 だから、ガリーツィア先生がやってくれるのは、身長・体重・頭囲の測定と、触診・聴診くらい。 これまでに先生から指示が出た検査は、股関節のエコグラフィーと、聴覚と心臓の検査。どれもメリッリじゃぁやってもらえないのよ。 予約の電話をかけまくって、どうにか枠を確保したところで、問題はやっぱりクルマ(ーー ![]() 股関節と聴覚は、どうにか確保できて受けられたけど、心臓の検査で問題が!! オルネッラのクルマの保険が切れて、でもってコッラードの給料が出るまでの間保険料が払えないとかで、クルマはあるけど使えずって状況に(;_ ![]() マリア・グラツィアは、夫のフランコを空港に送っていかないといけなくてダメ。アルフレード王子は仕事。 検査日の前日の夕方のこと。お義母さん宅にユウキを迎えに行ったら、サルヴォがたまたまいて、「じゃあ、明日までにどうしても都合がつかなかったらロレダーナに電話しなさい。俺が義父(ロレダーナのお父さん)に頼んで、クルマを出してもらうから。」って。 結局、都合がつかなかったんで、お義母さんの指示で翌朝ロレダーナに電話したのよ。 そうしたらね、ロレダーナがすごい剣幕で怒り出したのよ。どうやら、サルヴォが勝手に話を決めたんで機嫌が悪くなったみたい(@_@)「お父さんは出かけないといけないし、私だって子供の学校の集まりがあるから無理よ。それぞれがやることあるんだから、他人ばっかり頼るもんじゃないわよ!」って逆ギレされてタイヘンだったわ〜。八つ当たりされても困るんだけど〜。 ・・・そういうわけで、予約変更の手続きをせざるをえなかったのよ。予約時間5分前にね(^_^ ![]() ASL事務所の人が、「できれば午前中に来て欲しかったですね・・・。」って言いながら、見つけてくれた次の枠が3月17日。 この検査、生後3ヶ月でやるべきものなのに、5ヶ月になっちゃうんだけど〜(@_@)でも、定期バスで行けるシラクーサの病院だと、6月上旬になっちゃうのよね〜。 3月17日は誰かのクルマの都合がつきますように!!このブログを読んでいる皆さんもぜひ一緒に祈ってくださいませ〜。 |
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ここ数年の原油高で、日本もイタリアも生活にいろんな影響が出ているわね。 何ですか、ちょっと前に日本のガソリンがリッター200円を超えたとか。通勤や仕事でクルマを使う人は大変よね。 イタリアは、だいぶ前から円換算で200円超えていて、メリッリ村内のスタンドだと、いまは1.52ユーロ(1ユーロ170円だとすると260円)くらいね。 こんなときに見直されるのが、エコドライブ。要は、燃費を良くする(そして環境にも良い)運転術ね。 日本にいた頃の私は、必要なもの以外はクルマに載せない、急発進&急加速を避けて常に時速60キロで運転なんてやっていたわ。もちろん、給油の度に走行距離と給油量をチェックしていたわね。 これが、日本で一般的なエコドライブじゃないかしらねー。 実は、イタリアにもあるのよ、エコドライブ。それも、第2次世界大戦の頃からある 由緒正しい ものが。 まぁ、エンジンを切っちゃえばガソリンもなくならないだろうから、とーっても効果的かもね。 でも、危険よね。ちなみに、日本ではやっちゃダメよ!道路交通法違反ですからね。 この イタリア式エコドライブ を知ったのは、信州大学の柴野均先生の訳による『ファシズム体制化のイタリア人の暮らし』(ジャン・フランコ・ヴェネ著) イタリア近現代史の研究者って、イギリス史やフランス史に比べると少なくて、そのせいか、日本語で読める本は少なくて、あってもかた〜い本が多かったのね、10数年前は。 でも、柴野先生が翻訳したこの本は、いろんな一次史料を調べて、ムッソリーニがイタリアを牛耳っていた頃のイタリア人がどんな日常生活を送っていたかを書いたもので、面白いのよ。例えば、イタリアの娼婦宿の仕組みとかねー(^^ゞ(その他にもいろいろあるんで、興味のある人は読んでみてね♪) でね、昨今のガソリン高で、メリッリ辺りでもこれが復活しているのよ! さすがに、4輪車がやっているのはまだ見ていないけれど、バイクはよく見かけるわね。主人もたまにやるし。 これを初めて見たとき、ものすご〜く感動したのよ。なんていうの、伝説の古代都市トロイの遺跡を発見したような、ね。「おー、これが伝説のイタリア式エコドライブーーー!!!」って。 だから、日本のみなさんにも聞いてほしくなって書いてみたのよ。あ、でも、真似はしないでね、くれぐれも。 ファシズム時代のイタリア人の日常生活を覗いてみない??歴史本だけど気楽に読める本よ♪
日本在住の皆さーん、よろしければご購入くださーい。赤貧家庭に愛の手を!! |
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日本もイタリア(シチリア)も、田舎暮らしにクルマは必需品。 メリッリ村で買い物をするとなると、個人商店か週1回のメルカート。ここにない物を買うには、スーパーまで行く必要があります。 村から一番近いスーパーは、丘を下りきったところ。当然クルマがないと行くことができませ〜ん。 が、私たちには クルマがない のです!!それどころか、主人は 免許さえ持っていない のです!!! ヴェネトのしがない村にいたときも、彼はチャリンコ派。「こんな田舎で、しかも37歳にもなってクルマを持っていないってどうよ?!」と思っていたものです。(だって、30代のカップルがチャリンコでデートなんてねぇ・・・。) ここメリッリに来て、初めて理由が分かりました。 前は持っていたんです、免許。ところが、10数年前のある日、仕事中に交通事故を起こし、交通警察に免許証を見せたところ、 有効期限が切れていた のです。(有効期限が切れる前にお知らせを出してくれる日本の警察って親切なのね〜。) こうして、無免許運転で事故を起こしたという理由で、罰金の支払いと再度免許を取得するには自動車学校で全過程を修了しないといけないことになったのでした。 住民票(residenza)をメリッリに置きっぱなしにしてヴェネトに住んでいた主人は、自動車学校に通う機会もなく、そのままになっていたんですね。(いま通っていないのは、たった数百ユーロの授業料が払えないから。私たち貧乏なんですよ〜) さて、イタリアでクルマの免許を取るには、まず自動車学校に通うのが一般的。その他に、既に免許を持っている人に隣に乗ってもらって、教えてもらいながら練習し、自信がついたら試験を受け、パスしたら免許取得という方法もあるようです。(そういえば、日本にもあったような、なかったような。学科は独学、実技は運転免許試験場で一発勝負というのが・・・。) 授業内容は、日本と同じで学科と実技があり、実技はいきなり路上教習。学科試験をパスし、学校にfoglio rosa という書類(有効期間6ヶ月の仮免許証)を出してもらったら、まちへレッツ・ゴー!もちろん隣に教官が乗っているけれど、箱庭教習ナシですから怖いですよねぇ、周りの人間にしてみたら。 それでも、教習車には“自動車学校”と書いてあるので、周りの一般車は注意するからよいでしょう。 怖いな〜と思うのはこちら。学科終了後、学校での実技に代えて、既に免許を持っている人に隣に乗ってもらって練習しても良いことになっている(←主人談)ので、この手の方法をとっている人及び自動車学校に通わず免許を取ろうとしている人のクルマ。 法律では、「白地にPと書いた表示をクルマの前後につけること」となっています。このことを周りの人に話したら、「えっ!そんな決まりあったの?知らなかったなぁ。」 日本の仮免路上教習中の人も、家の人のクルマを借りて練習するときは表示をしない人もいるから同じと言われればそうかも。それでも、こちらは箱庭教習ナシで飛び出すので、危険じゃないですかねぇ。 日本で免許を取ったジャコミーナとしては、「でもまぁ、イタリアだからいいのかもね〜。ただ、こういう教習車には鉢合わせしたくないわ〜」です、ハイ。 それはさておき、私たち夫婦は、産婦人科の検診や買い物をする度に「よ、良かったら乗せていってもらえ、な・い??」とオルネッラかアルフレードに頼む、心苦し〜い思いをしているのであります。(頑張ってお金ためなくちゃね!) イタリア式クルマ活用法&イタリア自動車事情を盛り込んだフォト&エッセイ集♪
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