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高賀六社めぐり

高賀六社を車で訪ねてみました!

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 長良川と板取川に挟まれた高賀山脈には、高賀山(1,224m)を主峰に、瓢ケ岳(1,162m)、今淵ケ岳(1,048m)、片知山(966m)の山々がそびえています。
 その山々の麓には六つの神社があって、いずれも高賀の魔物退治伝説にまつわる縁起を持った神社ばかりです。
 高賀山の南の山腹には高賀神社があり、山の背面の北側に本宮神社、新宮神社、東側に星宮神社が、さらに、瓢ケ岳の南の山麓には金峰神社、今淵ケ岳の南山腹には瀧神社があります。
 この一帯が高賀山信仰の圏域で、中世初期から近世にわたって高賀権現の名のもとに総括された社団が設立され、仏教道場として繁栄していたと伝えられています。
 また、近世中期からは「高賀六社めぐり」という信仰集団が形成され、広い地域にわたって庶民の敬崇を受けたとされています。
 
 夏に、これら六社を車で回ってみました。とても歩いては無理で、ましてや山の尾根つたいなどとても、とても・・・
 昔は、六社を一日で、尾根つたいに踏破する苦行が盛んに行われていたようですが、現代人にとっては神業としか思えないほどです。

瀧神社 (美濃市乙狩)

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うっそうとした杉林の中、ひたすら石段を登ると、そこに見えてくるのが瀧神社です。
ここは、昔から賽銭箱がない神社として知られています。 
賽銭をそのまま拝殿に向かって投げ、それを子供が拾っても良いとされているそうです。

 

金峰神社 (美濃市片知)

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片知山の麓にあるこの神社は、瓢ケ岳に住み着いた妖魔を藤原高光が退治に来た時、最初に妖魔の正体見て、その形を確認した場所とされています。
(以後その山を形智山、後に片知山と呼ぶようになったそうです。)
吉野修験の本拠である吉野に金峰神社がありますが、そこから名前をとってつけたものと言われていす。     



星宮神社 (郡上市美並町)

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もともと明星(金星)信仰のお宮で、明星=虚空蔵菩薩信仰と結びついていて多くの修験者が訪れた神社です。別当寺として粥川寺があり、近世には、円空が最初に彫像活動を始めた場所が、ここ星宮神社とされています。
ちなみに、この地区では、虚空蔵菩薩信仰の眷属がウナギであるため、現在でもウナギを食べることは止されている地域です。



新宮神社 (郡上市八幡町)

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樹齢数百年の老杉が一面に立ち並ぶ中にこの神社はあります。
高賀第二の社殿と言われ、金銅虚空蔵菩薩座像をはじめ247面の懸仏など多くの文化財を今に伝えてます。

今年の8月に板取のタラガトンネルが開通したことで、郡上市にある新宮神社、本宮神社へは車で早くけるようになりました。



本宮神社 (郡上市八幡町)

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板取のタラガトンネルを通って最初にあるのが本宮神社なのですが、大きな社標まで着たら、そこから先の道がいきなり砂利道(どう見ても林道)だったため、自分の車ではとても無理と判断。 
四駆で車高の高い車で来ていれば行けたのですが、かといって徒歩で4〜5キロ行く気力もなく、あきめて帰ってきました。

藤原高光の創建といわれ、別名は巌谷本宮ともいわれています。
※画像は「美濃中央高原」のパンフより




高賀神社 (関市洞戸高賀)

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詳細は、私のブログの「歴史・神社」のところで紹介していますので、そちらをご覧ください。

この記事に

  • 非常に興味深いお話ばかりです。来年の目標の山が出来ました。郡上のうなぎの話は聞いたことがあります。この六つの山はもう雪なのでしょうか?

    g2lens★赤影

    2007/12/19(水) 午後 11:56

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  • 顔アイコン

    十数年前、高賀山の収蔵庫の円空仏全部を撮影させて頂いたことがあって、六社巡りの話伺いました。
    信仰もでしょうが、もしかしたら当時の娯楽の要素もあったのかなぁ
    なんて思ってました。片知渓谷の上、洞戸と美濃との境辺りは今もよく行ってます。 削除

    [ ビタミンフォト ]

    2007/12/20(木) 午後 6:00

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  • 顔アイコン

    またまた居ながらにして詣でた気分にさせていただきました♪感謝!

    うめ

    2007/12/21(金) 午後 4:05

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  • たかさん< 高賀山信仰が低迷していた時期に、高賀山麓の六社が結束して「六社めぐり」を始めたようなのです。高賀山一帯は、銅やマンガンといった鉱物採取が出来た場所なので、その採取量に比例して多くの山師、修験者が訪れたようですよ。

    got*t*711

    2007/12/21(金) 午後 6:17

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  • kanoさん< 瀧神社の社紋と同じく、本宮神社は確認していないのですが、他の神社はすべて、菊と桐の紋です。
    高賀神社はそれにプラス剣花菱の紋が加わっています。

    新宮神社の杉は本当に見事です!

    got*t*711

    2007/12/21(金) 午後 6:18

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  • あおさん< この六社は、岐阜県のちょうど真ん中に位置していて、深山の地ばかりなのですが、それぞれが連携をとって今日まで続いてきています。

    got*t*711

    2007/12/21(金) 午後 6:18

    返信する
  • 赤影さん< ウナギを食べれないのは、蒲焼の大好きな人にとってはちょとキツイですよね。

    昨日の朝も、高賀の山々は白い雪景色でしたよ。
    それから、高賀山頂が樹木で覆われて、展望が良くないと登山者から意見が出ていましたが、最近地元の方々が、山頂付近の雑木を伐採したそうですよ!
    今度登られる時は、伊勢湾まで見えるかもしれません。

    got*t*711

    2007/12/21(金) 午後 6:19

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  • ビタミンフォントさん< 片知からの林道をよく登ってみえるのですね。
    私が九月に登った時も、カメラと三脚を持った方たち数人と御坂峠付近で出会いましたよ。シャッターチャンスを捉えるために、朝早くから来て見えるようでした。
    ビタミンフォントさんも四季の写真撮りに、この辺りまで登って見えるのですね。

    got*t*711

    2007/12/21(金) 午後 6:20

    返信する
  • うめさん< 詣でた気分になっていただきましたか?
    新年に、初詣といいながら六社もお参りに行けばご利益間違いなしですよ!

    got*t*711

    2007/12/22(土) 午前 0:03

    返信する
  • はじめまして。高賀神社と新宮神社は参拝しました。新宮神社は雪の日の参拝でした。神秘的で感動しました。日本の真中心の聖地ですね。再度、参拝しようと思います。

    熱田北条

    2007/12/22(土) 午前 2:39

    返信する
  • コメントありがとうございます。
    この六社の中で特に、新宮、本宮、瀧神社はほとんど昔のままの環境が残っているようです。
    うっそうと茂る杉、檜林の中に入ると、身が引き締まったような感じがします。

    got*t*711

    2007/12/22(土) 午後 0:09

    返信する
  • ご訪問、コメント真にありがとうございました。高賀神社の記事をTB
    させていただきます。

    熱田北条

    2007/12/22(土) 午後 10:25

    返信する
  • 戦火を免れ、寺社仏閣が現存しているのは素晴らしいことです。
    何度も言いましたが、私の住む国分寺は「寺」が地名なのに、昔のものはほとんど焼け落ちてしまったのです。
    落雷、戦争、放火などの脅威から生き延びてきたのは奇跡的なことです。

    [ - ]

    2007/12/22(土) 午後 11:20

    返信する
  • 歴史ある神社ばかりですね。修験と強く結びついていたのですね。

    houzan

    2007/12/22(土) 午後 11:41

    返信する
  • 熱田北条さん< トラックバックの記事拝見しました。
    高賀神社へは来て見えてたのですね。
    年末か年始にも、こちらへ足を運んでみてください。
    また、ちがった雰囲気を感じられると思いますよ。

    got*t*711

    2007/12/23(日) 午後 5:41

    返信する
  • タナカズさん< ここは、日本のど真ん中のさらに山の中なので、戦火や放火などからは免れやすかったのでしょうね。

    (タナカズさん、名前アイコンも変えてしまったのですね!)

    got*t*711

    2007/12/23(日) 午後 5:46

    返信する
  • houzanさん< この地は虚空蔵菩薩信仰と、修験者の修行の場としての結びつきが強かったようです。
    高賀山一帯は、鉱物が採れる地質なので、修験者が護摩焚きの時に使う炎の術は、それら鉱物を使っていたのだと思いますよ。

    got*t*711

    2007/12/23(日) 午後 5:52

    返信する
  • 顔アイコン

    六社めぐりに興味がある岐阜市在住のものです。
    無理かもしれませんが、実際に歩いてみたいと思っています。
    当時、どのようなコースを取られていたのかは今となってはわからないかと思いますが、どういう順番で周られていたのかぐらいは記録が残っていないのでしょうか。
    もし、ご存知の方がみえましたらご教示いだだけると幸いです。

    [ ish*giw**3 ]

    2018/4/16(月) 午後 5:44

    返信する
  • コメントありがとうございます。
    巡礼の順番の件ですが、高賀神社出発であれば、瀧、金峰、星宮、新宮、本宮の順に、最後に板取白谷の白谷観音も加え、六社一観音巡りとして、実際は行われていたようです。
    ただ、郡上の人たちは、星宮から、新宮、本宮、白谷、高賀・・の順で巡礼していたようで、出発地点によって違いますが、回る方向は同じだったようです。

    でも、かなりキツイ行程のようですよ。

    got*t*711

    2018/4/16(月) 午後 10:44

    返信する
  • 顔アイコン

    ご教示いただきありがとうございます。白谷観音が入っているのは知りませんでした。
    ここを含めると行程として1日で周るのが厳しそうなので、とりあえず六社、三山を周ってみたいと思います。
    予定のコースは、星宮、新宮、本宮、高賀山、高賀、瀧、今淵、瓢、金峰です。
    やってみた結果は、改めてご報告したいと思います。

    [ ish*giw**3 ]

    2018/4/19(木) 午後 0:52

    返信する

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