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Cold Mountain

2006年12月21日にAOLのBlogに投稿した記事です。

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この前、キング・スーパーの安売りで買った「Cold Mountain」を見た。
この映画は、数年前、アカデミー賞で話題になった作品。

アメリカの南北戦争によって引き裂かれた恋人を軸に、その当時の人間模様を描きつつ、反戦も描いている作品だと思う。
戦争時の恋愛と共にに反戦を描くと言うのは、イタリアの「ひまわり」と似たテーマかもしれない。

主人公のアイーダは、出兵したインマンが戻ってくることを信じ、Cold Mountainで彼を待ち続ける。しかし、戦争により父が残した資産が紙切れ同然となり、生活に困るようになる。生活力の無い彼女は、みるみる衰弱していく。そこへ、ルビーが現れ、共同生活が始まる。お嬢様育ちのアイーダと田舎育ちのルビーはお互いに無いものを分かち合いながら、自活生活が始まる。育ちの違いから、二人の間にいさかいが起こるが、だんだんと調和していく。

一方、インマンは戦争で負った怪我が回復し、愛するアイーダのいるCold Mountainに歩いて向かう。その旅は、殺し合いをしたという十字架を背負っての旅のようでもある。旅の途中、だまされ北軍に捕まったり、瀕死の状態を老婆に助けらたり、戦争未亡人との悲しいふれあいがあったりする。インマンが出会う男達は常に争いへと向かうのに、女性との出会いは何か救済というか安らかなものへと向かう。

アイーダとルビーも、男達の争いによる不幸を経験する。友達のサリーが匿っていた脱走兵の息子が発見され、夫共に惨殺されるのを発見する。しかし、そんな彼女たちにも、脱走兵で今は流しのルビーの父が帰ってくる。ルビーと父との溝は中々埋まらないが、彼女達のふれあいの中で穏やかな日々が続くようになる。

脱走兵であるルビーの父は、ホームガードに発見され、銃で撃たれ大怪我を負う。彼女達は、彼を救出し、山小屋に運ぶ。そこで、アイーダはインマンと再開し、お互いの愛を確かめ、結婚することを誓う。しかし、ホームガードの追及は厳しく、ルビーの父がまた発見されてしまい、銃撃線となる。しかし、この戦いは、映画前半で描かれた争いとは違う意味をもっているような気がする。前半の争いは、南北戦争からくるもの、つまり、主義、利権の違いからくる争いに対して、最後の戦いは家族、恋人を守るためのものだからだ。不幸なことに、この争いで、インマンは死んでしまう。

しかし、ラストシーンでは、ルビーの夫、子供、父、友人のサリー、そして、アイーダが一夜だけの交わりで身篭ったの女の子の団欒で幕を閉じる。

この映画を観て感じる事は、破壊からの再生である。破壊は戦争であり、男達の世界感かもしれない、そして、再生は、調和であり、リプロダクションだと思う。生命を生み出すことのできる女性の世界感と言っても良いかもしれない。
インマンは、破壊という十字架を背負い、旅を続ける。旅の中で、安らぎに触れ、癒されていく。そして、最愛のアイーダに再開し、彼の中に調和が生まれる。その結果(リプロダクション)が、娘へと受け継がれていくような気がしてならない。

もしかすると、男性とは病める現代社会のシンボルであり、女性とは自然のシンボルかもしれないとも感じる。

Nohohon

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