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国家代表の柔道選手としてオリンピックを目指す弟と、詐欺前科10犯で服役中の兄。奇しくも弟が夢を失うことで15年ぶりの再会を果たした兄弟の間には、決して打ち解けられない秘密があった・・・。 詐欺師の兄と失明したばかりの弟の望まれ映画『あの日、兄貴が灯した光』作品レビュー映画『あの日、兄貴が灯した光』作品レビューていない再会から、嫌々ながらも同居を続けていくうちに芽生えていく兄弟愛。そしてパラリンピックに国家代表として選ばれた弟が出場しているうちに、兄の不治の病による突然の別れ。良くあるパターンの韓国映画ではありますが、やっぱりはまってしまいました。映画で人を泣かすことには、実績のあるお国柄だけに、ラストはボロボロ泣けました(^^ゞ 本作は、他人よりも遠い存在でお互いに再会を望んでいなかった兄弟が、憎しみ合いながらも徐々に心を通わせていく、兄弟の絆を描いた物語です。 幼い娘と父親の愛情を描き韓国で1000万人以上を動員し日本でも話題となった『7番房の奇跡』の脚本家が3年の歳月を費やし完成させた脚本は、家族の愛や相手を思いやる尊さを描き、大ヒットした『国際市場で逢いましょう』『サニー 永遠の仲間たち』の感動を再び呼び起こす。普段は忘れがちな一番身近な存在の大切さ、そしてどんな時代でも変わらない人の優しさ、温かさを、どこか懐かしく不器用で微笑ましい兄弟の姿を通して観客に伝えてくれる内容でした。 物語は、柔道の国家代表選手として活躍していたコ・ドゥヨン(D.O.)。だがある試合の最中、不慮の事故で失明してしまいます。 一方、詐欺を繰り返していたドゥヨンの兄コ・ドゥシク(チョ・ジョンソク)は、弟の事故を塀の中で知ります。なんと彼は実の弟の悲劇を利用し、仮釈放のチャンスをまんまと手に入れるのでした。 実は突然家出したきり、家族と一切の連絡を絶っていたドゥシクは、ドゥヨンとは実に15年ぶりの再会だったのです。既に両親は他界し、目が不自由なまま一人で暮らし続けていたドゥヨンは、カーテンを閉め切り、食事もろくに取らずに引きこもっていたのでした。 そんな弟には目もくれず家の資産価値や両親の遺産額ばかりを気にし、挙句の果てには「俺に迷惑をかけずに死ねないなら、生きるんだな」と言い捨てる非情なドゥシク。ふさぎ込んでばかりのドゥヨンを、なんとかパラリンピックの柔道選手として復帰させたい元コーチ・スヒョン(パク・シネ)も、ドゥシクの度を超したクズっぷりには呆れるしかなったのでした。 しかし、異母兄弟である2人には、それぞれの複雑な思惑があり、互いの思いがぶつかってしまう。だがドゥヨンのある言葉を耳にし、ドゥシクは嫌がるドゥヨンを久々のサウナに連れ出し、背中のアカを落としてやりながら、初めて家出した本当の理由を話すのでした。 だんだんと心を溶かしていく2人。気付けば以前の笑顔が戻って来たドゥヨンにスヒョンも安心し、パラリンピック出場への説得は諦めることにすると告げるのだった。そんなすべてが良い方向に向かっていき始めた頃、兄弟にある衝撃的な出来事が発覚します。 柔道一筋で真面目な弟ドゥヨンに、アジアを中心に世界的な注目を浴びる次世代グループEXOのメインボーカルで『明日へ』『純情』などスクリーンでも活躍し続けるD.O.。本作では夢を失い挫折する青年といった難しい役どころを熱演。徐々に絶望から這い上がっていく繊細な感情を見事に表現していて、とても演技面で見入ってしまいました。
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はじめまして、検索から伺いました。
コミカルなシーンも交えつつ感動的な仕上がりでしたね。
とてもよかったです。
2017/9/7(木) 午前 7:57