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参加記01の続きとなります。
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通路に5台のバイクが並べられ、いよいよ自分の出番だ。
司会に促されてお立ち台(という名のプラスチックケース)へと上がり、簡単な自己紹介と愛車の説明と解説をして、いざエンジンを始動。
しかしこういう肝心な時に限って機械は必ずグズるもの。燃料コックとキーを回してティクラーを押してキックをするも、なぜかエンジンが一向にかからない。あちゃー、通路に並べる前に軽く暖機運転を済ませておけばよかった……と思ってもすでに手遅れ。後ろには待っている人もいるため、しょうがないのでセルでかけることに。セルで起こしたのは久しぶりだ。
始動後はギャラリーから「へぇー、こういうエンジン音なのか」「想像していたよりも音が小さいねぇ」「回転は結構滑らかだな」などと聞こえたが、本人は衆人環視の中で柄にもなく緊張してしまい、それどころではなかった。
走行後は横の芝生でスタッフの手によるバイクと一緒に記念撮影。
なお芝生上での走行は禁止(芝が痛むから)のため、撮影の定位置までは人力で押すことになるのだが、地面が前夜からの雨で湿っているため車重が350kgを軽く超えるヘビー級の長江はタイヤが沈んで辛いのなんの。スタッフも一緒になって押してはくれたものの、腕と肩の筋肉が攣るかと思った。
後日北海道ミーティングの公式HPでは記念撮影の写真が多数アップされますが、恐らくこの時の自分の顔は軽く引きつっていると思われます。
とりあえず念願であったコンクールデレガンスの(長江の)走行展示はひとまず終了した。
以下はデレガンスの続きです。
ヤマハ TZ250
さすが2ストエンジンと言うべきか。マフラーから吐き出される白煙の量が凄い。
BMW K100RS & NKロードセイラーサイドカー
今回のコンクールデレガンスには、自分以外にもう1台のサイドカーが参加しました。オーナーはなんと滋賀県からこのイベントのためにわざわざ来られたという。
K100は製造から30年経過しているとは思えないくらいに静かなエンジン音でした。
ここからは賞の対象ではない参考出展のバイクです。全部で5台が参加しました。
カワサキ KZ1000P アメリカンポリス仕様
パトライトとサイレンを鳴らして会場では大ウケでした。
メグロZ3
サビ具合、ヤレ具合ではNew Hudsonに負けずとも劣らない。
一見すると本当に動くのか心配になる外見ですが、きちんとエンジンがかかって快調に走りました。
DSK? いや、あれは排気量が500ccもあるんだぞ。
ライラック? それも違う。ヘッドとクランクケースの形が異なる。
雰囲気としてはミュンヘナー時代のBMWにそっくりだが、タンク両側に見慣れた丸い青白マークが無いし……?
周囲の人と一緒に「これはどこのバイクだろう?」「うーん、わからないなー」などとブツブツ言いながら頭を捻っていると、そばを通りかかった人が教えてくれた。ドイツ製のホフマンというバイクだという。
後ろへ回ってみるとテールランプ上部に小さなプレートが貼られており、たしかにHoffmannと打刻がされていた。後で調べてみると正式名称はHoffmann Gouverneur MP250という1950年代のバイクらしい。
軽二輪ナンバーが付いているということは、この会場まで自走してきたのか。
特徴的なエンジン。
水平対向エンジンを搭載するバイクは当時だとさして珍しくもないが、このバイクの場合はクランクケース上部のカバー内にキャブレターを収納して、シリンダー後部をすっきりさせている点がとても凝っている。恐らく吸気バルブへ繋がる穴をシリンダーと一体化させて上部にあるキャブレターと直結させているのだろう。同じ水平対向エンジン搭載のライラックSW350もたしかこんな感じの構造だったように思う。
いやー、それにしても国内に数台も存在していないであろう非常に珍しいバイクを拝ませてもらった。オーナーさんに合うことは叶わなかったが、どうかこれからも末永く大切にしてほしい。
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……で、全車が走行展示を終えて投票タイムとなった頃に、また小雨がぱらついてきた。
降ったり止んだり落ち着かない天気だ。
走行展示ではあまり調子が良くなかったミニフリーMF1。
よく見ると実はペダル前方と後部荷台左横にそれぞれエンジンを搭載している。まさか当時ツインエンジンで販売されていたとも思えないので、後ろのエンジンは後付だろう。
リアフェンダーに付いているものはナンバープレートではなく、当時の役場が発行した原付用登録鑑札。
サドルの後端には鳳凰と書かれたタグが貼られていた。恐らく中国製のクラシカルな実用自転車 鳳凰号のパーツを流用しているのだろう。
ちなみに鳳凰号は今でも現地中国で販売されています。
ヤマグチ スーパーツインST125
バイクにしては全体的に角ばっている独特なデザイン。
昔のブラウン管テレビを彷彿とせる形状のヘッドライト。時代は違うが、何となく旧東ドイツ製バイクMz ES250に似ている。
ホンダドリームCB750four K0
自分は1990〜2000年代に作られたCB750(の教習車仕様)しか乗ったことがないのですが、30年以上昔のクラシカルなCB750もいいものですね。
ホンダCM125T
明るいライトブルーの塗装がとても印象的。派手すぎず地味すぎず、それでいて目を引く色……良いセンスですね。
現存数が少ないとされるメグロZ3。
外見はサビや汚れでとてもみすぼらしいが、エンジンは固着もなくオイルもきちんと回るので、あまり手を入れずに簡単な整備で始動したという。オリジナルのマフラーは固定金具を残して全部欠落していたので、新品のアリエル用マフラーを個人輸入してサンポールで表面を故意にサビさせ、車体と似たような色具合で経年劣化風のウェザリングを施したとのこと。
上の画像で左にいる人がこのメグロZ3の手直しを担当した、古い国産二輪車専門私設博物館「なかふらの単車館」の館長。前夜祭ではS氏と飲んでいる時に一緒に話をさせていただきました。
閉会間際になってようやく太陽が顔を出してきた。
いよいよコンクールデレガンスの結果発表。
各賞の受賞者と車種が順番に発表され、ステージ上で盾や記念品を手にした受賞者がコメントをするたびに拍手が広がる。
それらの人たちを一傍観者として遠巻きに眺めていると、突然自分の名前をアナウンスされた。なんと我が愛車の長江サイドカーが受賞していたのだ。
頂いたのは【なかふらの単車館賞】でした。強烈なインパクトのあるバイクが多数参加していた中、長江サイドカーへ清き一票を投じてくれた皆さん、どうもありがとうございました。
せっかくなので、そのうち機会があれば実際になかふらの単車館へ訪問してみるか。
そして栄えあるコンクールデレガンス・グランプリを獲得したのは、大方の予想通り1932年式New Hudson 500でした。
こんなスゴいバイク(しかも実働)を見せられたら、そりゃ他のバイクはどう逆立ちしても霞みますよ。しかしよくもまぁ、このような貴重なバイクがスクラップとして潰されず無事に残っていたものだ。グランプリの受賞も納得です。
エンジン始動時の様子
コンクールデレガンスへの参加記念品として配られたピカール。
受賞式後は恒例の参加者全員の集合写真が撮影され……
撮影終了とほぼ同時に、役場の正午を知らせるサイレンが流れた。これにて第35回北海道ミーティングはお開き。そしてキャンプ場内にはエンジン音が鳴り響いた。
一斉に退場するライダー達。
一台、また一台と排気音を残して太陽の里から走り去っていくバイク。ある人は自宅へ、またある人はそのまま別の場所へツーリングに……。
自分も一抹の寂しさを感じながらも長江のエンジンを始動し、札幌へ向けて出発した。12:24 PM
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帰り道は富良野から芦別三段滝〜三笠幾春別〜岩見沢と、昨日とは逆の順番で抜けていく。ただし今は日曜午後なので、観光等での交通量がやや多そうなのが気にかかるが、まぁ無理に飛ばさずノンビリと行くことにしよう。という訳でまずは三段滝を目指す。
走行中は後ろに車が数台並ぶと左に寄って先に行かせて、なるべく渋滞を作らないように努めた。
芦別の三段滝に到着。13:13 PM
長江を停めるといつの間にやら右サイドミラーにトンボが止まっていた。昼間の気温はまだまだ高いけれど、もう秋はすぐそこなんだな…さすがに昨日のカミキリムシが再び現れることはなかったが。
15分ほど休憩をした後、三笠市幾春別を目指して出発。
往路とは違って復路では下り坂を多めに感じるが、その分カーブの方向も逆になるのでかなり気を使った。半径のキツい下りカーブを曲がるたびに、4日前に起きたサイドカー事故が頭をよぎる。
変に意識をしないようにしているのだが、やっぱり意識しちゃうよなぁ……。しかし、どうにか山道を突破して桂沢湖畔を通過時に、久しぶりに右カーブで側車が一瞬浮いてしまった。おぉっと危ない危ない。
そして三笠市へと入り、適当な場所で軽く休憩をしようか少し迷ったが、距離的にも札幌はもう目前だったので、そのままノンストップで走りきることに決めた。
ところが、この決断はすぐに裏目となる。国道12号線へ出て上幌向駅を少し過ぎた頃、どこからか「ミシミシ」「ギィギィ」「ガタガタ」と異音が発生しだしたのだ。あーここに来てどこか逝ったか? と見回すと側車のフェンダーが外れて回転しているタイヤに接触していたのだ。
「またこの部分か……」
昨年春に釣りへ行った時にも、途中で側車フェンダーの固定ボルト・ナットが緩んで外れたよなぁ。自分の長江だけかもしれないが、ここを固定しているボルトとナットはよく外れる。ナイロンナットで締めた方が良いのだろうか。
14:25 PM
駐車場で一息つけながらハンドルやフェンダーのガタツキを確認していると、ローソンへ買い物に来た近所の住んでいると思われるオジサンに「いやーこれは珍しい。すごいバイクに乗っているんだねぇ」と声をかけられ、見物のお礼としてトマトジュースを頂いてしまった。ありがたやありがたや。
軽くボルトの増し締めなどをしてから出発。
もう緩む部分は無いだろう、と安心しながら王子製紙江別工場前を通過し、国道275号線で信号待ちをしている最中、突如としてクラッチが切れなくなって発進不能に……ここでまたトラブルかぁー!!(実はクラッチレバーとケーブルの張りが弛んだだけ。だがこんな場所で張り付いたかとかなり焦った)。後続車の皆さん、1分ほどではありましたが大変ご迷惑をおかけしました。
だけどネタには困らないな我が愛車は……まぁ、でもこんな駄々をこねる長江サイドカーでも大好きですが。
15:44 PM 無事に札幌の自宅へ到着。
これにて北海道ミーティングの参加記は終了です。とりあえずイベントの中身は面白かっただけに雨という悪天候だけが恨めしかった…。ホントに今年の北海道の週末は天気に恵まれないなぁ。
今回の走行距離:236km
来年からは同じ日程の小樽クラシックカー博覧会と富良野北海道ミーティングは、1年おきで交互に参加をしようか思案しています。
おしまい。
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以前から色々と話には聞いたことがあるイベントだった。
たしか初めて自分の耳に入ってきたのは10年ほど昔だろうか?2007年の春頃だったと記憶するが、厚田にある夕日の丘へ長江でツーリングに行き、現地で休んでいるとバイク乗りのオジサンに長江について色々と声をかけられた。そしてその時に言われたのが「富良野で一泊二日のキャンプをして集まる、古いバイクも新しいバイクもごちゃ混ぜな大きいイベントがあるのだが、君はそういうのに参加していないのかい? 」というものだった。
しかし当時の自分は、その手のイベントには大して興味は無かったので「へぇー、そのような催し物が富良野であるのですかぁー」と、適当な相槌と生返事みたいな言葉でオジサンに返してしまった。
それから幾年も経ち、今の自分は道央圏とその周辺で開催される主な旧車イベントには、日程と天候が合えばなるべく参加をするようになったのだが、ここに至って唯一参加をしていない大きなイベントが残されていた。
そのイベントの名は【北海道ミーティング】
今年で35回の歴史を誇り、毎年8月の最終日曜日に開催されるライダー&好事家たちのお祭りである。
※ デジカメのセンサーや設定がおかしいのか、一部の画像で全体的に白っぽくなっています。ご了承ください。
※※ このイベントは事前申し込み&入金による会員制イベントです。申し込みをしないでイベント当日に現地へ訪れても、入場・参加することはできません。
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8月26日(土)
船に必要な荷物を積み込む。1泊2日のお気楽キャンプなのでテント、寝袋、シート、折りたたみ椅子の他に食料とストーブなど、積むのは最低限の荷物だけにする。なぜなら欲張ってあまり多く積みすぎると、船からこぼれて落下したり風圧で吹き飛んだりするからだ。それにせっかく都会の喧騒から離れてキャンプをするのだから、あえて多少の不便さを味わう方が粋というものだろう。
準備を整えたら10時丁度に札幌の自宅を出発した。
札幌から東へ向けて走り、江別を過ぎて岩見沢、三笠と順調に通過していく。渋滞もなくとても快適だ。
道中、三笠市内の水田の稲穂はうっすらと黄色に色付いていた。
11:18 AM 三笠市幾春別で休憩。奔別の立坑を見るのは久しぶりだ。
そして停車中の愛車の右シリンダーからオイルが垂れていて、若干テンションがダウン…まぁ気にするほどの量でもないが(軽くウェスで拭いてやる)。
そしてバス待合所のベンチに座りながら一息つけていると、数台のバイクが富良野方面へ颯爽と走り抜けていった。ライダーの雰囲気と積んでいる荷物からするとご同輩だろう。
11:49 AM 出発
さて、個人的な意見だが幾春別から三段滝にまで至る25kmの山道は好きではない。いや、もっとハッキリ言うと「嫌い」だ。できることならば走りたくない。
登り坂でカーブがキツく、路面も劣化により段差や凹みが多いためパワーもサスペンションも貧弱な長江には酷な道だからだ。おまけに景色も大して良くないので、ひたすら辛抱して作業みたいに走るばかり……早く工事中の美唄富良野線を開通させてくれ。
傷んだ路面の凸凹にタイヤがぶつかるたびに、ハンドルとシートが突き上げられる。その衝撃に舌打ちをしながらどうにか芦別の三段滝に到着。12:17 PM
ここへ長江で来るのは2013年以来か…。
目の前の花壇に植えてあるマリーゴールドに蝶がヒラヒラと舞っていた。
オレンジ色に黒の斑点…ギンボシヒョウモンだろうか。
近くの木に止まったミンミンゼミがうるさいほど鳴いている…暑さ倍増だ。
滝へ近づくと滝壺には丸太が刺さり込んでいた。
昨年夏の連続台風の影響で上流から流れついたものかもしれない。
駐車場へ戻り、日差しを避けるために公衆トイレの軒下で休んでいると、突然前方から小さな黒い昆虫が硬質な羽音を響かせながらフワフワと接近してきた。 「おっ、これはクワガタか? 真っ昼間なのにずいぶんと大胆だな」
そう思いながら黒い物体を目で追うと、公衆トイレ横のアスファルト上にポトッという感じで着地した。
だが近づいてよく見てみると、それは期待していたクワガタなどではなく、全長7〜8cmのカミキリムシであった。動きは遅い。
指でつまんで持ち上げると、ものすごい勢いで頭と手足をバタつかせた。
うーん……カミキリムシはよくわからんけれど、調べてみると羽の付け根中央に白い斑点があるのでシラフヒゲナガカミキリとかだろうか? もうちょっと細かく写真を撮影すればよかった。
このままカミキリムシをアスファルト上へ逃がすと、車や人に踏み潰される危険性があったので、公衆トイレの裏にある砂利道の草むらに恩返しを期待してリリース。
12:48 PM 出発
カミキリムシに別れを告げ、目的地である富良野を目指す。
この辺から道路の状況も少しづつ良くなるので、走行中に周囲の風景を楽しむ余裕が生まれてきた。草木のざわめきと虫の鳴き声を聴きながら長江を走らせる。途中にある全長3km近いトンネルの内部は意外なほどに寒かったが。
トンネルを抜けて少し経った頃だろうか。
突如としてエンジンの反応がにぶくなり、スロットルを回しても速度が伸びずに不快な振動と共にゴボゴボと咳き込みはじめた……って、まずい、これはガス欠の症状だ。そういえば先週開催された美唄のイベントへ行った後に給油するのをすっかり忘れていた!
なんという初歩的なチョンボ。遠出をする前にはガソリンの残量を確認しろとあれほど…と後悔をしたところで後の祭り。すぐにコックをひねってリザーブへと切り替えた。
たしか富良野の市街地へ入る手前にあったガソリンスタンドが一番近いはず…と考えながら走らせる。スタンドまでの距離はまだ10km近くある。
「リザーブで一応足りるとは思うが、まかり間違ってタンクの底の最後の一滴まで使い切って途中で止まると怖いな」などとガス欠のスリルを味わいながら、ほうほうの体でガソリンスタンドに滑り込んだ。13:12 PM
給油量は19.77リットル。
目的地である太陽の里まではあと少し。ここでエンジンとオイルを軽く冷却してから出発した。
富良野市街地を抜けてのどかな田園地帯の幹線道路をしばらく走ると、目印である山部駅そばの交差点を右に曲がった。そしてさらに直線道路を3kmほど走って会場である太陽の里に無事(?)到着。 13:50 PM
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北海道ミーティング 公式HPで過去の参加バイクや受賞バイクを見るとわかるが、実を言うと錚々たる名車・珍車がひしめいているこれらの中に、この長江サイドカーがどれだけ通用するかを一度試してみたくなったのだ(過去には兄弟車であるウラルやドニエプルも何台か展示をされている)。
上の画像だとまだ昼の14時を少し回った時間なので、展示車は7〜8台と少ない。
「…長江って何?」と頭を悩ますであろう見学者も多数いるかもしれないのを考慮して、予め自宅でプリントしておいた性能諸元表と、これまでの経歴を簡単にまとめた小さなパネルを一緒に展示した。
これは結構ウケが良かったので(自分も横に立ってあれこれと解説をする手間が省ける)、これから参加する他の旧車イベントでも積極的に使おうかと思います。
展示車両遠景。この時はまだ台数は少ないが…。
そうこうしている間に続々とライダーが到着する。
画像が随分と暗いが、これは14〜15時くらいから暗い色の雲が立ち込めて細かい雨が降ったり止んだりするようになってきたから。
今夜の天気予報は残念ながら雨模様。明日の天気も怪しい……。
暇つぶしに一般参加者のバイクを眺めてみる。特に気になるのはサイドカー・トライク用駐車場だ。
だがサイドカーでの来場者は想像していたよりも少なかった(コンクールに参加する自分の長江ともう一台のBMWを含めても全部で6台ほど)。20〜30台くらいズラリと並ぶ壮観な絵面を想像していただけに残念…。
やはりサイドカーは世間だとマイナーな乗り物か。
どうやら昨年5月の日高の道の駅のイベントで見かけたのと同じ人みたいだ。
カワサキのサイドカー(車種は不明。W1Sとか? スイマセン)。舟の色と形状がマッチしている
ウラルパトロール サイドカー
全国ニュースにまでなった4日前の朝里峠一家3人死傷事故により、悪い意味で「有名」となってしまったウラル。しかしウラルそのものに罪は無いのだが…。このオーナーさんは北見から来られた初老の物静かな方で、乗り始めて既に8年だと言う。
隣にある赤いのは、VWビートルの空冷水平対向4気筒エンジンを積んだ大型トライク ルバコ。北斗の拳にそのまま登場してもおかしくない外見です。
見切れてしまったが、左にはエストレヤのサイドカー。だけど排気量の小さい250ccのバイクで舟を引くのは大変そう。
16時を過ぎる頃になると、バイク駐車場はぎっしりとなった。120〜130台はあるだろうか?
なお、ほとんどの人達はテントを設営後は焼肉や酒盛りに興じている。
そして空を見上げると、何とも嫌な感じの黒い雲が覆っていた。水分を多く含んでいそうな雲だ……。
お湯を沸かすのに使っているのはBRS-12Aという、タオバオで購入した中国製のマルチフューエルストーブ。外見は何となくコールマンのフェザーに似ているような似ていないような気もしますが、レギュラーガソリン、ホワイトガソリン、軽油、灯油が使えるスグレモノです(ただし灯油・軽油は扱いが難しいが)。このストーブの場合、普段の燃料はレギュラーガソリンが指定なので、プレヒートさえ慣れてしまえばランニングコストは圧倒的に安く済みます。
19時には前夜祭が始まった。
霧雨が降る中、会場後方にあるキャンプファイヤーに点火。風に煽られて飛び散る火の粉がスゴい。
お陰で北海道ミーティング前夜祭恒例のベリーダンスショーは、雨を避けるために全員がステージに上って見ることに。まるでかぶりつきみたいな近さです。
前列真ん中の赤と黄色のスカーフを手に持って踊るお姉さんが結構かわいいな、と振る舞い酒をちびちびと飲みながら鑑賞していると、突然肩をポンと叩かれた。
振り向くとそこには……
お互い「あぁー、奇遇ですねぇ」と声を交わして会話が盛り上がった。
その後、S氏とは小一時間ほど色々と話をしていたが次第にアルコールが脳に回ってきたこともあり、21時頃には自分のテントへ戻ってそのまま就寝。
自分、酒に弱いんですよ。
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8月27日(日)
朝4時半頃に起床。
夜中はかなり強い勢いで雨が断続的に降っていた(3回ほどテントを叩きつける大きな雨音で目が覚めた)。テントから出て見上げると、東の空にはきれいな朝焼け…今日の天気は荒れるなコリャ。
8月末の山間部でテント泊をするとさすがに肌寒い。昨晩のキャンプファイヤーの残り火がまだ消えずに燃えていたので手をかざして暖を取った。
朝もやの中にたたずむコンクールデレガンス参加車両たち。夜中に降った雨でしっとりと濡れています。
この雨でシリンダーの冷却フィンが錆びるなぁ……。
まさに怪しげで只者ではない。
朝9時
ついに北海道ミーティング最大の見せ場であるコンクールデレガンスが始まった。
司会者からは走行展示の順番や諸注意などが説明される。
各バイクのオーナー達は、自分の愛車の手入れや調整に余念がない。
走行展示は場内通路の関係もあるため、5台づつで区切って行われる。
司会担当のスタッフからはこれから走る5台のバイクの所有者名、車種、年式が説明される。
……で、トップバッターは只者ではない雰囲気を匂わせるこのバイク。車名はNew Hudson 500。年式は1932年(!)。今回のコンクールデレガンス参加車の中では一番の最古車です。経歴も結構奮っていて、前オーナーは医者で1957年に現オーナーが手に入れて3年ほど乗ったものの、「バイクで事故に遭うと危ない」という理由でバイクを降りてナンバーも返納。それ以来ずっと保管していた(たまにエンジンはかけていたらしい)とのこと。
後ろに並んだ人たちも固唾を飲んで見守ります。
シートにまたがってキーをひねり、数回キックをすると……
ブロロッストトトトトトッ…と小気味良いエンジン音を響かせながら走っていきました。
いやぁ、凄いものを見たわ。
これが本当の原動機付自転車 鈴木式織機 ミニフリーMF1。
押しがけやキックではなくスタンドを立てた状態でペダルを勢いよく漕いでエンジンを始動させるのですが、本番ではどうもうまくいかなかった模様。
ホンダベンリィ JC58
トーハツ ランペットエース
ホンダベンリィCIII92
ホンダベンリィCB125改
カワサキ500メグロK2
後ろはスズキB100
続きます。
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自分も夕方に放送された地元テレビ局のニュースで初めて知ったのですが、本日午後2時頃に札幌市南区定山渓の朝里峠で、家族3人が乗ったウラルサイドカー(迷彩塗装のGear UP)による単独事故(路外へ転落)が発生しました。運転していた父親は軽傷だが、リアシートに乗っていた母親と側車に乗っていた13歳の娘が意識不明の重体だという。
朝里峠は自分も過去に何度か走ったことがある道で、札幌からも近いため特に秋の紅葉シーズンともなると、大勢の車やバイクでごった返します。ただし峠道なので急なカーブが多く、すぐ隣りにある中山峠と比べると道幅は狭くて見通しの悪い箇所も連続しています。
やはりこういう事故って他人事ではないよなぁ……。
8月24日 8:25AM 追記
今朝放送された地元のテレビニュースによると、父親は軽傷ではなく肋骨の骨を折る重傷だったとのこと。昨夕の時点では現場からの情報が錯綜して、怪我の程度が「軽傷」と誤って報道がされたのかもしれません。
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北海道放送(株) 事故があったのは札幌市南区定山渓の道道・小樽定山渓線、朝里峠の白井橋付近です。 警察によりますと、23日午後2時ごろ、札幌方面に向かっていたサイドカー付のオートバイが道路から3メートルほど下の草むらに転落しました。オートバイを運転していたのは42歳の男性で、後ろに乗っていた39歳の妻とサイドカーに乗っていた13歳の女子中学生が意識不明の重体です。42歳の男性は軽傷です。3人は家族でツーリング中だったとみられます。現場はガードレールの無い緩やかな右カーブで、警察が事故の原因を調べています。 ////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
UHB 北海道文化放送 親子3人が乗ったバイクに何があったのでしょうか。8月23日午後、札幌市南区定山渓の朝里峠で、サイドカー付きのバイクが、路外に転落しました。 母親と13歳の娘が、意識不明の重体です。 カメラマン:「札幌市南区定山渓付近の上空です。現場は、片側一車線の緩いカーブで、警察車両が止まっています」 事故があったのは、札幌市南区定山渓、朝里峠の白井橋付近です。 警察などによりますと、23日午後2時すぎ、42歳の父親が運転するサイドカー付きのバイクが路外に飛び出し、2、3メートル下に落ちました。 バイクの後部座席に乗っていた39歳の母親とサイドカーにいた13歳の娘が頭を打ったとみられ、ドクターヘリで病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。 父親は胸などを打ち、軽いけがをしました。現場は片側1車線の右カーブでした。 親子3人が乗ったバイクは、小樽市方面から札幌市定山渓方面に向かっていたところ、左側にはみ出したということです。 警察が事故の原因を詳しく調べています。 |
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昨日行ってきた美唄の旧車イベント「粋旧車ん?」について、簡単にではありますがレポートをしてみたいと思います。
……いやぁ、それにしても4年ぶりの美唄は(昨年の滝川ほどではないにしても)暑かった。
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8:05 AMに札幌を出発。
札幌郊外を抜けてそのまま275号線に入ると、日曜朝にしては想像以上にガラガラ。後続車に気を使うことも無く、とても快適に田園地帯を走ることができた。
途中、月形付近で追い越しをかけていった大型バイクのマスツー集団に、ジロジロと見られたのはちょっと恥ずかしかったが。
この時はまだ早かったせいもあり、来ている参加者も30台前後と少なかったのだが……。
時間が経つごとに少しづつ増えていく旧車達(一部、現行車も混ざっている)。
詳しく数えてはいないけれど、恐らく100台は軽く突破していたのではないだろうか。最終的に駐機場は大量の旧車で埋め尽くされた。
ケータハムやバーキンなどのセブン系も多数が参加。
すいません、自分は区別がつかないです。
長江サイドカーのすぐそばに展示してあったドゥカティ(詳しくないけれどMH900とかだっけ?)。
ドゥカティが毛並の綺麗な俊足のサラブレッドだとすると、我が愛車は粗食にも耐える無骨な農耕馬と言った感じでしょうか。
これは事前にお互いでタイムテーブルを確認しながら組むなどして、時間を調整すべきかと。
一般的に旧車イベントというものは、決められた場所に停めて展示をするのが普通ですが、粋旧は何と言っても滑走路をエンジン全開で飛ばす迫力ある姿を目の前で見れるのが醍醐味です。これからも長く続いて欲しいものだ
あ、自分はさすがに恥ずかしいので今回は滑走路を走ることはしませんでしたが。
14:00 PM
イベントは無事終了。あれほど大量にいた旧車たちが、閉会の時刻と同時にあっという間に少なくなっていきます。
規模はそれほど大きくはないですが、なかなか濃密なイベントでした。
それとこの日は晴天だったため、腕ががっつり日に焼けました。ブログを書いている今でも少しヒリヒリしています…。
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8月20日(日)に美唄市の農道飛行場(スカイポート美唄)で開催される【粋旧車ん?2017 in 美唄】に参加します。ふと考えてみると、今年はイベントに全然参加していません(参加したのは今のところ6月のつどーむだけ)。4日後の日曜日は現時点の天気予報だと「晴れ」となっているので、多少は期待できるかと思います。
開催時間は10:00 AM〜14:00 PM、見学は無料です。
美唄のイベントへ行くのは4年ぶりです。
開催場所は広大な農地のど真ん中にある、遮るものが何もない飛行場のため当日は強い日差しと厳しい気温が予想されますが、どうぞ皆様お誘い合わせの上、お越し下さい。
追伸:8月27日に小樽市総合博物館で開催される小樽クラシックカー博覧会ですが、自分は今回は不参加です。
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