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6月30日6:02AM 追記
申し訳ないのですが、本日のイベントは訳あって不参加となりました。 //////////////////////////////////////////////////////////////////
6月30日(日) 富良野市清水山にあるふらのワイン特設会場で開催される【北海道クラシックカーミーティングinふらの】に参加をします。開催時間は10:00 AM〜15:00 PM、見学は無料です。
自分としては今年初となるイベントです。本当は5月26日に日高町の道の駅でイベントがあったのですが、開催を知らせる手紙が届いたのがイベント1週間前とかなり急だったこともあり、そちらの方は残念ながら不参加となりました。
今年は昨年みたいな出発直前に無様なトラブルが起きないようにしたいものです。
なお、イベント当日の天気が悪天候の場合は不参加となります。
予めご了承ください。 |
サイドカー・バイク
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本来ならば昨年9月頃にアップをするはずの日記なのですが、大地震やら仕事やらで忙しくて手を付けるのをすっかり忘れていました。半年近くも遅れてしまい申し訳ないです。
///////////////////////////////////////////////////////////////////// 2018年9月2日(日)
「最近、積丹方面にツーリングをしてないな」
愛車に乗って積丹へ最後に行ったのはいつだっただろうか。あぁ、思い起こせばもう6年近くも前の事か。潮の香り、青い海、切り立った断崖……よしっ、どうせなら今回のツーリングは一泊二日のキャンプツーリングと洒落込もう。
早速、愛車の船にテントや寝袋、ストーブ、食料などのキャンプ道具類を詰め込んで自宅を出発した。 7:03 AM 出光 朝里SS 7:48 AM
ここで愛車にガソリンをたらふく飲ませてやる(13.3リットル)。
給油後に軽く身支度を整えた後、8:16にガソリンスタンドを出発。朝里市街地を抜けて国道393号線(メープル街道)へと入る。393号線は一般的な乗用車や現行のオートバイでは大して苦にもならない山道なのだが、エンジンが非力かつサスが貧弱な長江で走るとなかなかキツい。
特に毛無峠名物の8連続急カーブな登り坂と、峠を越えた後にキロロスキー場の入り口まで続く凸凹な路面状況は、とてもじゃないが快適なツーリングには程遠い。しかも後続車からは「前を走る遅いサイドカーが邪魔だな」という無言の圧力もひしひしと感じる。
長江だと単なる地方国道を通行することさえも大冒険だ。
8:56 AM
キロロを過ぎて農家が点在する片側一車線をしばらく走ると、右手に道の駅あかいがわの建物が見えてきた。
駐車場に愛車を停め、とりえずホッと一息つける。日曜日の朝の時間帯だからか、車も人もまだそれほど多くはない。
用足しを済ませ敷地内にあるベンチに腰を掛けて軽くくつろいだ後、愛車のそばで出発準備をしていると、白老から走ってきたというライダーに声をかけられしばしの談笑。彼もこれからツーリングで積丹方面に向かうみたいだ。
9:22 AM 道の駅を出発
コスモ石油 岩内SS 10:07 AM
道の駅を出発して銀山を経由し、稲穂峠を超えると岩内町はすぐだった(と言っても40分以上かかってはいるが)。稲穂峠は登坂車線もあるおかげで鈍足な長江でも走りやすいのには助かった。
岩内町の市街地に入ったところにあるガソリンスタンドで本日2度目の給油(レギュラー6.5リットル)。それにしても太陽の日差しが真夏並に暑いのなんの(赤井川では涼しかったのに)……給油後は、ガソリンスタンドの端で15分ほど休憩をしてから出発した。 盃温泉 10:57 AM
岩内町から30分ほどのんびり走って泊村の盃温泉郷に到着。
さすがに9月ともなると海水浴客がいないので、道路沿いの磯や浜辺はガラガラだ。
弁天島手前の階段状に護岸をされた湾洞では、スキューバーダイビングとカヤックを楽しんでいる人が多数いた。涼しそうで羨ましい。 愛車から降りて軽く歩いてみる。
弁天島とをつなぐ橋はコンクリート製でかなり頑丈そう。 浅瀬を漕ぐカヤックを橋の上から見る。
そういえば以前購入したインフレータブルカヤックも久しぶりに引っ張り出さないとな。 ジャケットを着てヘルメットを被り、おもむろにキックペダルに足をかけて蹴り下ろす……という矢先、目の前を通過していったバイクが突然急停車をして、降りたライダーがこちらへとやって来た。そして開口一番「いやぁ〜珍しいバイクに乗られてますねぇ。写真を撮ってもいいですか?」と声をかけられた。
カバンからカメラを取り出して熱心に撮影をする御仁に話を伺うと、自宅のある秋田からカワサキZZR 250でツーリングに来た、とのこと。昨日東北から自走をしてフェリーで函館に上陸後、日本海沿いを北上して今夜の苫東発秋田行きのフェリーに搭乗して帰る強行軍だと言う。軽く数分ほど会話をした後は再びバイクへ跨って颯爽と去っていったが、外見からは結構な歳に見えたものの、なかなか元気な人でした。
では、気を取り直して出発。11:47 AM 盃温泉から西の河原まではカメラをセットして走行中の動画を撮影した。
動画内で2分12秒と7分51秒に一瞬写っているのが、盃で出発前に声かけてきたライダーの方です。
西の河原駐車場に到着。 12:33 PM
ここはトンネルとトンネルに挟まれた、猫の額ほどの狭い土地に造られた小さな駐車場だ。そばには車が5台ほど停まっていたが、周囲に人の気配は全くない。磯に出て釣りでもしているのだろうか(こんな真っ昼間に釣れる魚は、今時期だとショアブリだろう)?
駐車場から海岸へと降りると、小さなゴロタ場と浅い地磯が広がっている。。
左手奥に遠くかすんで見えるのは、西積丹でも屈指の好釣り場である西の河原と十坊岬。徒歩だと軽く1時間はかかる健脚者向けのポイントだ。なお、西の河原にある地蔵堂では毎年6月中旬に地域住民総出でお祭りが開催されるという。
そして右手に目を向けると、こちらも大物釣りで名高いアキアジ場がある。波打ち際の断崖絶壁を横ばいで掴まりながら入釣をするベテラン向けのポイント。
潮風で真っ赤に錆びてボロボロなバス停。周囲の雰囲気と相まって、なんとも言えない侘び寂びを漂わせている。
だけど、ここでバスを乗り降りする人はほとんどいないだろう。 西の河原駐車場を出発。 12:49 PM
///////////////////////////////////////////////////////////////////// さて、今朝自宅を出る時には「どこか適当な場所にテントを張って一泊しよう」と考えてはいたのだが、ここにきて気が変わった……と言うか億劫になってしまったと言うか…。結局このまま札幌へ帰ることにする。
沼前、神崎、余別、来岸と海岸線に沿いつつ、野塚のT字路からは積丹半島の内陸部へと入る。原野と森林と牧草畑が交雑する農村地帯の一本道を、長江はマイペースに走っていく。
カーブの多いダラダラとした下り坂を経て美国市街地に入ると、再び海岸線を左に見ながらのツーリングとなる。それにしても2000年代初頭と比べると、長いトンネルばかりで走行中に景色を眺める楽しみが激減したなぁ。これについては1996年の豊浜トンネル崩落事故と2004年の台風18号による損害(神恵内村・大森大橋の落橋)が大きいのだろうけれど。
札幌へと戻る前に、余市漁港に少々寄り道。 余市漁港の奥には北海道唯一の海自戦闘部隊である余市防備隊が設置されており、ミニ護衛艦風の外見を持つミサイル艇2隻が2008年より配備されている。
実を言うと、以前の1号型から現行のミサイル艇に更新をされた2009年頃に一度ここへ訪れたことがあるのだが、生憎その時に乗っていたのは自分の愛車ではなかったため(姉から借りたバイク)、今回は無事に長江と一緒に収まることとなった(くまたか PG-827)。……とはいえ、欲を言えば桟橋の手前側に係留をしてくれれば、船体がきちんと綺麗に入ったのだが……まぁ仕方ない。次に期待しよう。
数枚撮影をした後、札幌へ帰ることにする。14:16 PM
余市、塩谷、小樽中心部、朝里と順調に走り、休日の行楽客渋滞にもそれほどハマらず銭函からスムーズに札幌市内へと入った。
だが、新川通りの交差点で信号待ちから発進をした直後「ブツッ」という小さな感触とともに左手で握るクラッチレバーから手応えが無くなった……って、いきなりクラッチワイヤーが切れたぞ、おい!!
巡航中ではなく青信号でギアを1速につないで発進をした直後だったので(徒歩並のスピードだったのは運が良かった)、すぐさまブレーキをかけてノロノロと左へ寄せて歩道上に退避をした。
エンジン停止後、側車のトランクから工具類と予備のクラッチワイヤーを取り出してすぐに作業を開始。クラッチレバーを分解してワイヤーをアウターごと抜き出して確認をすると、ワイヤーのタイコ付け根付近からブッツリと千切れていた。いやぁ、これだからワイヤー類は前触れもなく突然切れるのが怖い。順調なツーリングでトラブルも無く無事に終わるかと思っていたが、好事魔多しとはこのことか。
やはりイザというときに備えて予備は持ち歩くに限るな、などと独り言をつぶやきながら交換&テンション調整を済ませた。作業にかかった時間は40分ほど(長江はハンドルのレバー周辺を外すのが意外と手間です)。
余談だが、自分はトラブル発生時に即交換ができるよう、予備パーツとしてスロットル、クラッチ、前ブレーキの各ワイヤー類と点火コイル、ポイント、コンデンサ、電球、ヒューズ、補充用エンジンオイル1qtを常に携帯しています。古い構造のバイクに乗るのならばこれらは必須です。
///////////////////////////////////////////////////////////////////// ……とまぁ、そんなこんなで薄暗くなりかけた頃に自宅へ到着。最後の方でワイヤーが切れるという想定外の災難はありましたが(積丹の長大トンネル内で切れなくて本当によかった…)、久しぶりの積丹ツーリングは良いものでした。
あ、そういえば今日はツーリング中まともな食事をせずにぶっ通しで走り続けたのか。物事に夢中になっているとあまり腹が空かないな。
本日の走行距離:247km |
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本来は7日(日)に開催をされるはずであった北海道旧車天国ですが、台風25号の北海道直撃により、一日延びて8日(月・祝 体育の日)へとずれ込んだ。
たが、たしかに雨や風は強かったものの、一ヶ月前に道内各地へ甚大な被害を引き起こした台風21号よりかは影響が小さかったのは幸いであった。
雨でしっとりと濡れたアスファルト路面。貼り付いた落ち葉が秋を思わせる。
さて、開催日当日になってゴミ捨てや積み込む荷物の準備であたふたとしていたら、時計の針は既に8時15分を過ぎていた。あ、やべっ…このままでは9時が門限なのに遅刻をしてしまう。身支度を整えてヘルメットを被り、大急ぎでエンジンを始動させて出発した。
それでは今日もよろしく頼むぞ。
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祝日でいつもよりも空いている道路を走り抜け、8時45分頃に会場へ無事到着。札幌市内である北区東茨戸の開催(といっても札幌で一番北の端だが)なので、地方のイベントとは違って移動に気を使わなくてよいのはラクチンですな。
入場手続き後、カメラマンによる記念撮影サービスを済ませてから係員に指定された展示場所へと移動。
イベント開催中は多くの人が足を止めて読んでいたので、急ごしらえなやっつけ仕事でも一応は作った甲斐があった……と思う。なお、今回はシートに座り放題としたので、小さな子供が乗り降りをしやすいよう脇には脚立もセッティングした(実際には大人も子供も結構な数の人たちが座っていたが)。
主催者の発表によると今日は全部で約100台の参加となったが、昨日の台風直撃による日程変更がなければもう少し数が多かったみたいだ(体育の日に休みが取れず、泣く泣く参加を辞退をした人も少なくないという)。本当に今年の北海道は天気や地震などの自然災害に悩まされる年だ。
会場司会によるアナウンス後、9時30分にイベントがスタート。ゲートからは大勢のお客さんがぞろぞろと入場してくる。
それでは自分も会場内をぶらぶらと歩いてみるか。
ピンボケ画像になってしまったマツダ ポーターキャブ。
実は30年近く倉庫の奥で眠っていたのを復活させた個体だという。
いつ見てもきれいで隅々まで手入れが行き届いている、常連のシュタイヤープフ ハフリンガー。
ランドローバー シリーズ2
シリーズ2のランドローバーは昨年も展示されていましたが、それとは別の個体。これはピックアップ仕様です。
A型フォード ホットロッド仕様。
トヨタスタウト 消防車仕様。
イタリア製の三輪型ミニカー タイガービートTiger Beat。
光岡やタケオカのミニカーが公道を走っているのは数回見たことがあるが、これほどの珍車は北海道内でも唯一ではないだろうか?
MG TF-1500
1954年製なのだが車体はピカピカ。
オースチンヒーレー スプライト
超個性的なフロントマスクなので日本ではカニ目、海外ではフロッグアイ(Flog Eye:カエルの目)とも呼ばれている。
真正面から見ると口を開いて笑っているようにも見えてユニーク。
彫りの深い顔つきからして当時のアメ車っぽくも見える(実際、このモデルは北米市場をかなり強く意識してデザインがされたという)。
後輪に装着されたマッドフラップには、白抜きでCOSMOの文字が書かれている。非常に「The 昭和」って感じがします。
フォード クラウンビクトリア ハイウェイパトロール仕様
実際にアメリカの警察で使用されていたものの払い下げ車両だという。
グリル前方のゴツいプッシュバンパー(逃走車両に体当たりで突っ込んで強引に停車をさせる)や、前席両サイドに装着された小型サーチライト、車内のセンターコンソール上には可動式ノートパソコン台など、日本のパトカーではまず見かけない独特な装備品が目を引く。
持ち主も本格的なハイウェイポリスのコスプレをしていた。
後部座席の窓には、収容した容疑者が逃走をしないように太くて頑丈な格子がはめ込まれていた。アメリカの公的機関による払い下げ車両は、こういうのを取り外さずにそのまま民間の中古車市場へ流すのか…なんかスゲェな(日本の警察や自衛隊の場合だと、車両の用廃時にはガス溶断やサンダーで再利用が不可能なくらいにまでバラバラにするのが普通)。
今回のイベントの目玉。映画「トラック野郎」で主演を務めた故菅原文太が撮影で実際にハンドルを握った一番星号(中央)が展示をされた。
この手のデコトラを間近で見たのは初めてだったのですが、いやぁ、箱に描かれた巨大な絵は勿論のこと、電飾やスパンコールもド派手だなぁ……夜に見たらもっと映えたかもしれない。
会場内だけではなく、何か面白そうな車がいないかと駐車場へ足を向けてみる。
すごく状態が良い。履いていたタイヤはミシュラン製であった。
マツダRX-7は今でもたまに見かけるが、アンフィニ時代のRX-7はここ最近めっきり見かけなくなった。1990年代に製造されたものは、以前底値だった時期に買われて乗り潰されたのがほとんどだろう(もしくは海外へ輸出されたりとか)。
泣く子も黙るフルサイズのアメ車。うちの車庫にはまず入らないくらいに大きい。
JPSの塗装が施されたものは初めて見た。
ビンゴ一番乗りとなって豪華景品をゲットするべく手元のビンゴシートに念を送った……が、リーチどころか、最後まで全くかすりもせずにビンゴは終了。結局、焼肉のタレ(小瓶)を残念賞として入手しただけであった。
///////////////////////////////////////////////////////////////////// 台風直撃という如何ともし難いイレギュラー要素があったものの、実際に蓋を開けてみれば大盛況だった北海道旧車天国2018。大きなトラブルもなく午後3時半に無事閉幕となった訳ですが、わが愛車はなんと旧車天国アワード(入場客による参加車への投票)で特別賞を頂いてしまった。
まさか今年6月の富良野に続いて受賞をされるとは思っていなかったので、ちょっと驚いたのですが、まぁありがたい事です。
これで今年の参加予定の旧車関連イベントは終了(14日の日高は胆振東部地震の影響で中止)となった訳ですが、一応は冬眠前に有終の美を飾れたかな、と思っています。
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【重要】10月5日 追記【重要】
10月7日(日)に開催が予定されていた北海道旧車天国は、台風25号の影響により翌日8日(月・祝)体育の日に変更となりました。
なお、開催場所及び開催時間は変更ありません。
その他の詳しい情報に関しましては北海道旧車天国の公式HP、または公式Facebookをご確認ください。
前売券:1200円(500円の金券付き) 開催日前日までローソンチケットで購入可
当日券:1500円(500円の金券付き)
自分がこのイベントへ応募をしたのは地震前の8月中旬なのですが、まさかこんなことになるとはねぇ……。当日は雨天の場合でも会場に居るとは思いますが(既に参加費は支払い済なので)、とりあえず2週間後の10月7日は晴れの天気を祈りたい。
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6月23日(土) イベント前日
明日は今シーズン初の長江による遠出(とはいっても札幌から100km程度だが)となるので、保管先である親戚宅の農機具倉庫で午後からブレーキシューの状態確認やワイヤーの遊び調整、緩みそうなボルトやナットを事前に増し締めをしたりと、気になる部分を細かく点検した。
ついでに後輪タイヤをチェックしてみると、溝が摩耗してそろそろスリップサインに到達しそうだったのでこれを機に交換。しかし新品タイヤをはめ込んだ際に、中へ詰めたチューブをタイヤレバーでコジッて穴を開けてしまった……久々にこんな単純ミスをしてしまいとてもカッコ悪い。
…で、整備・点検も夕方には片付いたので、それでは愛車に乗って自宅に帰るとするか、とエンジンをかけようとしたのだが、なぜか始動しない。キックをしてもセルを押しても全然ダメ(セルは勢いよく回るので、配線やスイッチ類にはきちんと通電している模様)。4週間前に近所を軽く5〜6kmほど走った時には普通に動いたのだが。
うーん、それにしてもバッテリーは先月上旬に新品へと交換をしたばかりだし、ガソリンは昨年秋の冬眠前に満タンとしたので、半年程度で品質が大きく劣化することは考えられない。一体何が原因なのだろう? もしかしたらバッテリーの初期不良?
結局、この日は長江に乗って帰ることは叶わず、車体からバッテリーを取り外して自転車で持ち帰ることとなった(そして帰宅後、バッテリーを購入した自宅近くの量販店で同型品と交換してもらう)。
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6月24日(日) イベント当日
3:50 AM 起床。
夏が近いからか、東の空は既に明るくなりかけていた。
朝食を軽く済ませて服を着替えると、すぐにバッテリーを自転車に積んで親戚宅の倉庫へ向けてペダルを漕いだ。昨晩のうちに自宅へ長江を持ってきていれば、あと一時間ほど寝ていられたのだが…。
4:55 AM 親戚宅へ到着。
とりあえず新品のバッテリーを繋いでセルボタンを押した……のだが、やはりダメだ。セルは回るし、前照灯やウインカーも眩しいくらいに光るのに、なぜかエンジンだけは神経を切断されたかのようにピクリとも動かない。原因はバッテリーの初期不良ではなかった。
心の中でモヤモヤが次第に大きくなっていく。これは「何か」がおかしい…。
しかし、愛車が故障で動かないからといって闇雲にあちこちイジり回すのは、過去の己の経験からしてさらなる泥沼にハマッて事態が悪化する可能性が高い。
ここは一旦基本に立ち返って【内燃機が動作するための3要素】を冷静かつ落ち着いて思い出してみる。
よい燃料:劣化していないガソリン
よい圧縮:気密性が保たれたシリンダーとピストンとバルブ
よい火花:充電されたバッテリーと火花がきちんと飛ぶプラグ
どれほど古くてボロいエンジンでも、この3つがちゃんと揃えば必ず動く、と言われている。これは逆に言うと、たとえ最新の高性能エンジンでもこの3つの内のどれか一つが欠けていると絶対に動くことは無い、ということにもなる。
燃料はタンクからコックを経てキャブレターへ供給されている。圧縮もキックペダルを踏み下ろしてみると重たい抵抗感がある。ヘッドガスケットは目視で確認をした限り、緩んだり吹き抜けてもいない。
…となると、現時点で一番怪しいのは火花……点火系だ。
次はスパークプラグの交換。外したプラグの電極周辺はやや黒くなってはいるものの、特に問題はなさそうだ。えーっと、最後にプラグ交換したのはいつだっけ………記憶の糸をたぐると確か2008年の5月頃だったような…ゲッ、10年ぶりか。
工具箱から新品のNGK BP7HSプラグを取り出して左右のシリンダーへ装着。そしてプラグコードを繋いでセルを回すと……やっぱりダメ。これでプラグが原因ではない、ということも判明した。
うーん、富良野への出発時間が刻一刻と迫っている中、焦りばかりが募って肝心の解決方法が思いつかない。見えない部分、手の届かない箇所の微細な配線でも断線しているのだろうか?
脳裏には「トラブル(走行不能)により今日のイベント参加は辞退」という文字が何度もチラつく。
そんな時に、ふとバイク雑誌で以前読んだ古いハーレー(フラットヘッドやナックルヘッドなど)に長年乗っているオーナー達のトラブル対処法を思い出した。
「半世紀以上昔に作られたハーレーは意外とコイルが壊れやすいので、サイドバッグには常に予備のコイルを入れてツーリングをしているんですよ」
!!!
もしかしてこれは点火コイル(イグニッションコイル)が犯人か? それなら3年ほど前に他の予備部品と一緒に購入しておいたのがあったはず。
さっそく新しい点火コイルを装着してセルを回すと……今までの不動状態がまるで嘘のように、あっさりとエンジンが動き出した。
エンジン不動の原因はコイツでした。
5月中旬には普通に動いていたのだが、まさか今になって点火コイルが前触れもなく突然死をするとは…完全に盲点であった。ちなみに上画像の点火コイルは、13年前に自分が長江を入手してからずっとエンジンに装着されていたもので、もしかするとちょうど部品としての寿命を迎えたのかもしれない。
だけどまぁ、今回は無事に解決をして良かったです。なぜなら電装・点火系のトラブルは、目視で異常部を追跡できる駆動系や燃料系とは違い、自分みたいな電気素人には原因究明が難しいことも多いからです。それとツーリング先でのトラブル発生でなかったのは冗談抜きで本当に僥倖であった。
あと、3年前に新品の点火コイルを予備として購入していた自分エラい(自画自賛)。
まったく、初っ端から色々と楽しませてくれるよ我が愛車は。
では富良野に向けて親戚宅から出発
6:08 AM
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札幌から江別を抜けて、日曜早朝でガラガラな国道12号線を長江はマイペースに走る。しばらくすると岩見沢の市街地に入ったので、24時間営業のセルフスタンドで7リットルほど給油。7:05 AM
その「モノ」とは、三笠市幌内のセイコーマート前交差点に置かれたディーゼルロコ。何度かここの道路を通るたびに必ず視界へ入るので、いつも気になってしょうがなかったのだ。
自分は鉄道に関しては全くの門外漢だが、今日はじっくりと(と言うほどでもないけど)観察をしてみた。
現在はここから3kmほど奥にある三笠鉄道記念館とトロッコ鉄道の広告塔としての務めを果たしている。
5分ほど見ていたのだが、あまり長居をすると近隣住民から不審者として通報されそうなのでそろそろ富良野へ向かうこととする。7:34 AM
雲が多くて暗いせいなのか、画像がどうにもパッとしない……。
立坑の撮影後はバス停横の公衆トイレ兼バス待合所で20分ほどエンジンを休ませた。
眼の前の道道116号線をイベント参加者であろう旧車が頻繁に走り抜けていく。
8:10 AM 出発
8:42 AM
ここまで来れば、目的地である富良野へはもう一息という距離。10分ほど休憩をしてから富良野を目指した。
ちなみにこの場所へ来たのは昨年の8月末以来となるが、残念ながらカミキリムシはいなかった。
早朝に給油をした岩見沢市内のガソリンスタンドからの燃費と距離を単純計算すると約13km/リットル前後となる。この数値だと長江は3000ccクラスの3ナンバーセダンや大型SUVと同じくらいの燃費だな。まぁ、横に100kg近い鉄の塊を固定しているから、バイクにしては燃費が良くないのは仕方がないけどね。
…で、ようやくクラシックカーミーティングの会場に到着。 9:45 AM
会場入口にある受付で参加費の支払いを済ませ、スタッフから指示をされたバイク展示エリアへ長江を動かして陳列となった。
だけど再びこの地へ訪れるのに5年もかかってしまった。いやぁ、何にも増して感慨深いねぇ……。
しかし2時間後には急変することに……。
なお、この日の参加車数は190〜200台近くにまでなったという。
ただし氷を削る動力は農発である。
プーリーに取り回してあるベルトに注目。
オーナーのオジサンは、綿あめを作って来場した子どもたちに配っていた。
自分はあいにく傘を持っていなかったため、すぐそばの木陰へ避難して雨宿りをする羽目に。
水気を放っておいたらサビるもんな。
外へ大きく張り出したフェンダーと、左にオフセット配置をされたホンダのマークが格好いい。
今では滅多に見ることがない360軽用の小板ナンバー(しかも8のシングル)を付けている。
オーナー達は忙しそうに車に付着した水滴を拭っていた。
マツダ コスモはこの一台だけの参加でした。
長くて平べったい典型的な1960年代のアメ車。塗装は涼し気で透明感のあるミントグリーンなのだが、デジカメの画像ではうまく再現できていないのが残念。
このようなレア車が複数台も揃うのは富良野のイベントくらいなものだろう。
マーチ由来のコンパクトな車体にスーパーチャージャーとターボを無理矢理詰め込んだ化物。自動車市場が縮小している現代の日本では想像もつかないが、1980〜90年台には各メーカーがいろいろと変わった車を出していた。
今日はトラックに積載されて富良野へ来たという。
こういうコンパクトなMR車は一度乗ってみたいものです。
昼下がりを過ぎた頃になると、既に20〜30台の参加車が早めに帰っていた。
イベントもそろそろお開きとなるのですが、表彰式でなんと我が愛車が二輪部門で優秀賞を受賞、という珍事が発生。ホンダやカワサキなどの有名美車を押しのけて長江が受賞をしてしまうとは……コレッていいんですかね?
15:35 PM
クラシックカーミーティングinふらのは無事に終了し、会場から退出。この去り際の寂しさは閉会後のコミケの雰囲気に通じるものがあると思う。
さて、帰り道は赤平を経由してやや遠回りになるものの国道12号線へ出ようかと思っていたのですが、さっさと家へ帰りたいたいこともあり、結局は道道452号線を戻っていくことに。あぁ、このガタガタ道は嫌だ嫌だ。
歯を食いしばりながら芦別〜三笠間を抜け、岩見沢を通過。そしてこの時に江別へ至る12号線上で「コイルとプラグを新品に交換したんだし、どれくらい最高速が伸びるかな?」という出来心がふと湧いたので、(数kmの距離で道路も空いていたこともある)ちょいと試しにスロットルを多く回してみたところ、なんと80キロ台後半までスルスルッと速度が出てしまった。もうちょい頑張れば90キロくらいも出そうな感触ではあったが、長江のドラムブレーキの効きはプアなので、これ以上は間違いなく自殺行為だろう(というかそもそもスピード違反だ)。
良い子も悪い子も真似しないように。白バイや覆面パトカーに捕まるぞ。
今回は5年ぶりの参加(しかも優秀賞として盾とワインも頂いた)となりましたが、心に染みるイベントとなりました。この度は運営スタッフや関係者の皆様、長江に清き一票を投票してくださった来場者の方々、本当にどうもありがとうございました。
それと来年こそは開会から閉会まで晴れが続くといいなぁ。
本日の走行距離:215km
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