素人怪獣造形仕事 KEI-TASTE MODELING

大好きなゴジラやウルトラ怪獣を自分流造形しているサラリーマンのブログ
来る11月3日から開催される「四国造形サミット」に展示させて頂く作品を搬入する為、本日高知県四万十町(旧・窪川町)に有る海洋堂ホビー館四万十さんに行って来ました!!

作家自身が直接作品を持ち込み可能なのが本日からで、ギリギリになって何かと作品にトラブルが有ってもいけないと思い早速搬入に向かったと言う訳です。
同じ高知県でも割と西部に位置する会場までは、自宅から高速道路を乗り継いだりして車で約1時間30分程度。途中の道はカーブが多い為、作品の梱包をしっかりと行いました。







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まだ設営中の企画展スペース前です。
(※海洋堂ホビー館さんに許可を頂いて画像を掲載しています)

海洋堂ホビー館四万十では常設展示の他に、各イベントや企画展を行う為のフロアが有ります。
会場に到着すると担当のスタッフさんが親切に案内をして下さり、一番乗りと言う事も有ってスムーズに作品の搬入納品が出来ました。







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今回当方が展示させて頂く5点です。「超古代怪獣ゴルザ」と「三丁目ゴジラ」は今回が初めての展示となりました!

当方の作品が大きい為幾分窮屈では有りますが、個人専用にケースを割り当てて頂きました!!
これは本当に嬉しい事で、アマチュア作家としても非常に光栄な事です。

今回の企画展は開催期間が来年の1月22日までと長い為、是非とも遠方の方にもお越し頂ければと思っております。
会場では当方のブログフライヤーも各種配布しておりますので、貰って行って下されば幸いです(笑)。








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会場で有る海洋堂ホビー館四万十さんは企画展だけでは無く、メインとして常設でフィギュアの展示をしています。膨大な展示品の中から当方らしく怪獣を中心に少しご紹介です。

当方がここに来たらまずはこちらを拝まないと始まりませんね(笑)。







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尊敬する大好きな作家さんで有る酒井ゆうじさん原型の作品。

自身が怪獣を自作製作するきっかけとなった酒井さんのゴジラは、いつ観ても何度観ても感動させられてしまいますね。







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貴重なビンテージ・ゴジラも沢山展示されています。

元々怪獣コレクターだった当方。
言わずもがな古い怪獣達も沢山集めていて、マルサン・ブルマァク・ポピー・旧バンダイ(バンザイバンダイ)と言った言葉は聞くだけでワクワクしてしまいます(笑)。







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常設展示とは言っても入れ替えが行われており、展示作品も変わっていて楽しいです。

このウルトラマンティガ!!
当時を思い出しますねこれは。・・・本当にカッコ良いです(笑)。







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当時、お年玉を貯めに貯めてようやく購入した初めてのガレージキット・・・。それが現在復刻されている事が非常に嬉しいです。

しかしこのポスター、特にデスゴジはカッコ良過ぎるでしょう!!
知らないうちに平成ガメラ3体も復刻されていて、ここでも相当足が止まってしまいましたよ(笑)。下段にはウルトラ怪獣も有りました。

こうして怪獣ガレージキットが販売されている光景が当方の子どもの頃は当たり前だったのですが、すっかりおもちゃ屋さんやホビーショップで見掛けなくなりましたね。当方が子どもの頃に体験したあのワクワク感を今のキッズ達にも味わって貰いたいです。
その為にも「四国造形サミット」・・・、頑張らなければなりませんね。







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・・・そう言いながら当時のキッズが今回一番足を止めたのがこちら!!
凄まじいインパクトと素晴らしい造形。・・・これは欲しい(笑)!!

さあいよいよ開催が迫って来ました「四国造形サミット」。
開催初日と二日目は会場で皆さんをお待ちしている予定ですので、是非ともお誘い合わせの上お越し下さいます様お願い致します!!




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先週下地の塗装まで進み、残すは仕上げ塗装のみとなったKEI-TASTE MODELING最新作・「三丁目ゴジラ」。
本業のホームセンターも半期に一度の棚卸を迎えたりと公私共に多忙を極める今日この頃ですが、休日前夜を利用して最終塗装仕上げを行いました。

毎回しつこい様に書いていますが塗装・・・、苦手を通り越して本当に大っ嫌いなんです(笑)!
休日前夜の夕食も終わり、気合を入れて午後10時頃から作業を開始。後で詳しく書きますが色彩がシンプルだった事も有り、徹夜は免れて深夜3時頃に塗装を終えました。

仕上げの塗装に関しては造形の段階から判明していたある事が・・・。







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今回「三丁目ゴジラ」の口腔内塗装に使用した秘密兵器です(笑)。

これまでに造形製作して来ました怪獣達は、皆大きく開口しているかしっかり口閉じしているかのどちらかでした。
それは缶スプレーと筆塗りによる塗装と言う当方のスタイルを事前に考慮したもので、どんなに口を閉じていても細い筆が入り、口腔内の塗装が可能な口の開け方に造形すると言う事です。そうで無ければしっかりと口閉じにし、犬歯が覗くと言った表情を選択していました。

・・・しかし今作は違いました。
劇中で鈴木オート一家を威嚇する「三丁目ゴジラ」は頭を小刻みに振って僅かに開口し睨みを効かせた後、天に向かって右から左へと大きく咆哮します。つまり鈴木オート一家を威嚇する時点では何とも中途半端な開口具合いなのです(笑)。
この微妙な開口具合いを造形する時点で「ああ、口腔内の塗装は苦労するなあ」との予測が出来つつも妥協は出来ず、下顎のみ脱着式の別パーツ化も時間が掛かる為に却下。さてどうしたものかと仕上げの段階まで策を練りつつ、辿り着いた物が画像の秘密兵器と言う訳です(笑)。

使用したのは主に潤滑油やパーツクリーナーの細吹き等に用いられる細長ノズル。有難い事にこの部分のみを非常に安価で別売しているので、早速手持ちの缶スプレーに取り付けて試し吹きをしてみました。
結果は60点・・・(笑)。
スプレーヘッドの形状によってはきちんと装着出来ず、噴射された塗料も細いノズルを通過する時点で霧から液状になってしまう傾向が見られました。
しかしかなり細く長いノズルなのですが途中でスプレーが詰まる事は無かった為、これを少しずつ吹き付けて口腔内の塗装を行いました。
(※当方調べ。細長ノズルはホームセンターで市販されている物を使用し、塗料はMr.カラースプレーに装着しています。)

エアブラシで細吹きがセオリーなんでしょうね・・・。塗装が苦手なのに本当に何をしているんでしょうか(笑)。

さて最後の難関も無事(?)にクリアし、いよいよ「三丁目ゴジラ」が完成しました!!




自作No.28 「三丁目のゴジラ」
〜 ALWAYS 続・三丁目の夕日 登場〜
製作期間・2017年8月7日〜10月7日
KEI-TASTE MODELING 45cmシリーズ
全高・約40cm


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翌朝、つや消しトップコートをスプレーする為に玄関先に持ち出しました。

完全につやが無くなるまで、数回に分けてスプレーして行きました。
この後再び部屋に戻り、瞳と口腔内を水性ホビーカラーのクリアで塗装。生物感を出す為に、部分的につやを入れておきました。







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屋内での画像はまた印象が変わって見えます。

今回の「三丁目ゴジラ」は非常にシンプルな配色となっていて、実際の劇中ではほぼグレーにしか見えません。
しかしながら唯一の公式資料で有るパンフレットに記載されていた画像を元に細部を塗装。手足の爪や口腔内、背ビレの塗り分けは勿論、正面の喉元から股下にかけてはややブラウンを混色した上で各部をドライブラシで仕上げています。

ポージングの角度は屋外撮影した物の方が劇中のワンシーンに近いと思いますが如何でしょうか?







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正面からぐるっと一周した画像です。

こうして見て行くと大きく前傾姿勢を取り、尻尾もかなり跳ね上げている様子がお分かり頂けると思います。
背ビレも歴代の「ゴジラ」に比べてシンプルですが、非常に大きくて存在感が有りますね。

元ネタにされている「GMKゴジラ」とは明らかに異なる姿をしています。








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ちょっと面長に写ってしまいましたが、最終段階まで頭を悩ませた「三丁目ゴジラ」の表情アップです。

正直本当に難しかったです。
実際ならばもっと細かいモールドが見られて凹凸感も半端では無いと思われる部分なのですが、今回はフルCGによる描写を再現した造形を心掛けてみました。しかし何処か毛並みの様で且つザラ付いたと言うCG特有の質感は、難しいの一言に尽きてしまいますね(笑)。

さて丁度二ヶ月間に及ぶ製作となりました「三丁目ゴジラ」でしたが如何でしたでしょうか?
製作当初から沢山の方に反響を頂いて、前作の「超古代怪獣ゴルザ」同様に非常に楽しく製作に取り組めました。
本当に有難う御座います!!

・・・取り敢えず次回作は資料に恵まれた物を(笑)。







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さていよいよ来月の開催に迫って来ました「四国造形サミット」。

間も無く当方も作品の納品に海洋堂ホビー館さんに向かわせて頂きたいと思っています。
それでは今回の作品展に展示予定の怪獣を告知させて頂きます!!







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製作順に「ゴジラ第四形態」、「ミレゴジ」、「G1ガメラ」、「ゴルザ」、そして「三丁目ゴジラ」となります。

「超古代怪獣ゴルザ」と「三丁目ゴジラ」の2点は今回の作品展が初お披露目となり、作者としては非常に嬉しい限りです!!
勿論当方の他にも第一線で活躍されているプロの造形作家さんを始め、四国のアマチュア作家さんも大集合となる非常に多ジャンルで貴重な作品展です。
開催期間も長期間になりますので、是非とも「海洋堂ホビー館四万十」にお越し下さいませ。

開催初日と二日目は当方も会場におります予定です。
これから搬入や準備に楽しく追われそうですね(笑)。
またまた宜しくお願いします!!







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10月に入り、朝晩の冷え込みが更に感じられる様になりましたね。

製作開始から急ピッチで作業を進めて来ましたKEI-TASTE MODELING最新作・「三丁目ゴジラ」。
前回造形作業の最終工程で有る背ビレの製作に着手しましたが、いよいよ作品展への搬入も間近に迫って来ました。
今回は残る背ビレの製作を終えて造形作業の完了とし、塗装作業の下準備まで進めて行きたいと思います。







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前回製作しておいた中央の大きな背ビレに続いて、両サイドの小さな背ビレを製作して行きました。

中央列左側の背ビレは、唯一の資料で有るパンフレットより何とか把握出来る状態でしたので、形状を出来るだけ忠実に再現したつもりです。
しかし尻尾に差し掛かると早くも目視による形状は判別し難く、尻尾の第5〜第6節辺りからは自然な流れも考慮しつつ当方の解釈で造形して行きました。








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続いて中央列右側の背ビレ製作です。

遂に来ました、全く資料が無い部分です(笑)!!

この部分はかろうじて判別出来た左側の形状に準じ、全く同じ形状になら無い様に若干のアレンジを加えて造形しました。基本的に左側と同じ位置に形状のパターンを変えて製作し、テイストを崩さない様に注意しています。







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右側の背ビレを尻尾先まで製作しました。

尻尾に関しては「ゴジラ」らしいと言いますか、それらしく仕上がっています。
綺麗な流れに製作して行くのは非常に難しく、徐々に小さくなって行く流れを乱す部分は都度修正を重ねて行きました。






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続いて更に外側に有る小さな背ビレを造形しました。

ここも資料からはほぼ確認出来ない為、背ビレの間に重なる様に大きな物に形状を寄せて造形しています。
まあカッコ良く言っていますが、「それらしく造形」で乗り切っていると言う事ですね(笑)。
この作業で背ビレにグッとボリューム感が出て、迫力満点の「ゴジラ」になります。







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造形作業が完了した「三丁目ゴジラ」です!!

さてさて如何でしょうか?
劇中の大きく体を左側にひねり、鈴木一家を見下ろしながら威嚇している迫力満点の「三丁目ゴジラ」を目指して製作して来ましたが、毎回これでもかと言う位の苦難の連続でしたね(笑)。
一枚目の正面からの画像では分かり難いのですが、二枚目の画像では大きくひねったポージングや前傾姿勢がお分かり頂けると思います。

背ビレ同様に劇中では一切登場しない両足先は、パンフレットに僅かに写り込んだCG画を参考に、元ネタになった「GMKゴジラ」のテイストを加味して製作しています。







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それでも一番難しかった部分はやはり頭部(表情)でした。

とにかく似無くて似無くて、本当に困り果てましたね今回は(笑)。
こうして頭部だけの接写と言うのはかなり勇気の要る画像なのですが、修正を幾重にも重ねてようやく自分の納得出来る状態にまで持って来れました。

最終的に水溶き石粉粘土で表面を叩き、CG特有のザラ付き感(粉っぽさ?)を表現してみました。







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大きさの比較になりますでしょうか、丁度到着しました「ねんどろいど」の「ラムちゃん」と並べてみました(笑)。

45cmシリーズとして製作していますが大きく前傾姿勢と取っている為、やや見劣りするかなと思いきや、このデカさ。・・・充分ですね(笑)。







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造形完成後数日間の乾燥期間をおいて、いよいよ塗装に入って行きます。

今回も下地のサーフェイサー吹きを行う為に、玄関先の屋外に持ち出しました。
毎回書いていますが、自然光下と言うのは作品のモールドがはっきりとして写真写りが最高ですね(笑)。







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まずは塗装前の下地として、「Mr.サーフェイサー1000」をしっかりと吹き付けて行きました。

造形の粗や全体を落ち着かせる様に全体に吹いて行きましたが、最終的に「Mr.サーフェイサー500」をやや離した状態で吹き、逆に表面をザラ付かせて質感を出しておきました。







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サーフェイサー吹きが乾燥した後、基本色の塗装です。

まずはつや消し黒で股下や両脇下等、最も影になる部分を塗装。上塗り色のトーンダウンを狙って行きます。
今回の「三丁目ゴジラ」の基本色に選んだのはニュートラルグレー。これを全体的に塗装し、歴代ゴジラよりも明るめに仕上げて行きたいと思います。








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スプレー缶による塗装作業が完了した状態です。

スマホの画像ではサーフェイサー吹きの状態と区別が付き難いのですが、全体的に暗いグレーとなっています。

さあ次回はいよいよ細部の塗装を行い、「三丁目ゴジラ」の完成に持って行きたいと思います。そして11月3日より開催の「四国造形サミット」に展示させて頂く為に、10月中に海洋堂ホビー館さんに搬入・納品になります。

完成まであと一息!!
何とか頑張りたいと思いますので、またご声援宜しくお願いします!!





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先日の台風一過から更に秋の涼しさを感じられる様になって来ましたね。

11月3日から海洋堂ホビー館で開催される「四国造形サミット」に向けて作品を納品したい為、急ピッチで製作に取り組んでいるKEI-TASTE MODELING最新作・「三丁目ゴジラ」・・・。

資料に恵まれずに苦戦しながらも何とか全身の造形が完了し、今回は尻尾の製作と背ビレにも着手して行きたい所。
しかし自身の製作スピードとしてはかなりのハイペースです(笑)。仕事もしながら8月7日に製作を開始し、約一ヶ月半でここまで進めばまずまずでは無いでしょうか?







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尻尾の発泡スチロール芯を製作して行きました。

劇中での「三丁目ゴジラ」はまず尻尾で「鈴木オート」をなぎ払い、東京タワーを放射能熱線で破壊。更に街中を破壊した後、鈴木一家に向かって大きく咆哮すると言う物でした。
鈴木一家を威嚇する際は尻尾を大きく左右に振り、首関節をボキボキと鳴らす様な動きを見せています。

今回は劇中に一瞬だけ見せた大きく尻尾を振り上げた状態を再現して行きます。
・・・と言うよりも大きく前傾姿勢を取っている為、バランス安定の役割も狙っての形状決定です。
まずは発泡スチロールの塊を大まかに切り貼りし、尻尾が大きく振り上がった状態にしておきました。この段階では画像の通りかなりラフな状態です。







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ラフだった尻尾の発泡スチロール芯を更に切り取って形状を整えて行きました。

全体の角を切り取り、丸い形状にして行きました。
またボリュームが足りない部分には細切れにした発泡スチロールを接着し、芯の段階でも出来るだけ綺麗な形に整えておきました。







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発泡スチロール芯の調整後、下地の石粉粘土を盛り付けて行きました。

こちらも当方製作手法ではお馴染みの工程です。
この作業によって削り出しを行わない造形の形状がほぼ決まり、丈夫な芯になります。大まかな肉付きもこの段階で調整し、表皮の製作は薄皮にして乾燥不良を防いで行きます。

このまま一旦乾燥させます。







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下地の石粉粘土が乾燥した後、尻尾の関節を描き込んで行きました。

今回の「三丁目ゴジラ」はフルCGで描かれた「ゴジラ」で、表皮のディティールは非常に細かく感じます。
唯一の資料となっているパンフレットの画像からも尻尾の関節が把握し難くなっており、先端に行くに従って境界線があいまいです。目を凝らして数え、今回の製作では合計尻尾関節を30節として製作を進めて行きたいと思います。







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尻尾表皮の製作を開始しました。

非常に手間が掛かりますが一節一節順番に製作して行きます。
下地の石粉粘土を盛り付けた上から更に一節分ずつの盛り上がりを作り、その上から表皮の造形を行います。
画像では下地の石粉粘土に一節分の盛り上がりを作った状態が第4節目、1〜3節目には表皮がモールドされた状態です。

こうして毎日数関節ずつ製作をしては乾燥させると言う日々を送り、尻尾の製作を進めて行きました。







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数日間掛けてようやく尻尾が完成しました。

長い・・・、本当に長いです(笑)。
毎回尻尾の製作では時間が掛かっていますが、出来た時の達成感や安心感は大きいですね。

全体的にはもう少し細くしたかったのですが、最終的に強度面からもこの太さに。先端に向かって徐々に表皮のモールドも細かくして有ります。

本体との接着に備えて充分に乾燥させておきます。







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乾燥が完了した尻尾を本体に接着接合しました。

接着に際には本体と尻尾の間に補強材としてヒノキ細工材(9mm角)を差し込んでいます。角度を調整して接着しましたが、今回は両足の接地も上手い事行きましてホッとしています(笑)。
尻尾の取り付け口に当たる部分は発泡スチロール芯をやや切り込んで調整しておきました。これは接合部分にも下地の石粉粘土を盛り丈夫にした上で表皮を造形したい為です。







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尻尾の接着剤が硬化した後、接合部分を仕上げて行きます。

下地の石粉粘土を盛り表皮を仕上げて行くのは同様ですが、前から股下を覗いたり背中の流れを見たりと慎重になる部分です。尻尾の始まりか両足付け根かと言う部分は、毎回微調整が必要ですね。

取り敢えず本体部分がこの作業で完成となりました!!







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続いて造形作業では最終段階となる背ビレの製作にも着手して行きました。

製作前にサイズ割り出しの為に描いた下絵に、これまたサイズを割り出す為に背ビレを大まかに描き込んでみました。
「三丁目ゴジラ」はその背ビレも歴代の「ゴジラ」とは一風変わった形状をしています。一見「ミレゴジ」の様でも有りますが、細かく枝別れをしていません。更に背ビレの先端が非常に鋭利で、中央列のみが極端に大きいパターンとなっています。

毎回「資料が少ない、資料が少ない」と言っていますが、背ビレに関しても例外では有りません。
画像に写っている公式パンフレットと本編を撮影した画像のみで、これでは背ビレの向こう側はおろか後頭部の背ビレも把握出来ません!!

・・・さあて、どないしましょうかね(笑)。







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描き込んだ下絵を頼りに、背ビレの造形を開始しました。

迷っていても進みませんから、もう強行でしょう(笑)!!
・・・とは言う物の可能な限りは実物に近付けたいので、正に穴が開く程に資料を見つめながらの製作となりました。

まずは中央列の大きな背ビレ7枚を製作です。







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発泡スチロール芯を入れていない背ビレは石粉粘土が厚く乾燥に時間が掛かる為、自作の乾燥機で乾燥を繰り返します。

以前にも当ブログでご紹介させて頂きましたが、小型布団乾燥機と収納ケースを組み合わせて自作した物です。
収納ケース内にはバーベキュー用の金網とボルトで製作した上げ底が有り、温風の対流を良くしています。
良く模型製作に使われているGSIクレオスのMr.ドライブースや食器乾燥機の流用も考えましたが本体価格や収容量、間口の大きさや温風式等の問題から自作を決めました。
製作費は3000円程度。今回初めて温度計も設置してみましたが、庫内の温度は40度前後と発泡スチロール芯にも充分優しい温度でした。
この温度設定で温風式の為、石粉粘土が効率良く乾燥出来ます。本当に威力を発揮するのは冬場なんですが・・・(笑)。

この自作乾燥機を用い、中心部分が生乾きにならない様に充分に乾燥させておきます。
製作時間短縮には嬉しい味方ですね!!







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乾燥が完了した背ビレに細かいモールドを施して岩の様にゴツゴツさせた後、再び乾燥して本体に接着しました。

接着剤が硬化した後更に瞬間接着剤を流し込んで固定し、根元を再び石粉粘土で補強しておきました。








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さて今回の作業が完了した「三丁目ゴジラ」ですが、如何でしょうか?

尻尾と背ビレの中央列が付いて、当方が思う劇中の「三丁目ゴジラ」のイメージにほぼ仕上がって来ました!!
実際に両足や背ビレ等、劇中での登場では見えない部分が有り、資料による再現になりましたが上手くまとまってくれている様に思います。







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モチーフにしている劇中の一コマと比べるとご覧の通りです。

さて製作もいよいよクライマックスに差し掛かって来ました!!
次回は残る背ビレの製作から全体の微調整を行い、造形作業の完成に持って行きたいと思います。

苦手な塗装も控え、何とか作品展納品に間に合わせたいですね。

皆さんの温かい見守りを引き続き宜しくお願い致します!!



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ふと気が付けば当ブログも5年目に突入し、お陰様で総アクセス数も5万に迫る数字になって来ました。
アマチュアが趣味の公開として始めた記事にも毎回沢山の方が温かいコメントを下さり、仕事の疲労や苦戦の製作に打ち勝つ大きな力を頂いています。
開設記念日と言う事では有りませんが、この場をお借りしまして改めて当ブログをご覧頂いている全ての皆さんに厚く御礼を申し上げます。
本当に有難う御座います!!
これからも皆さんに応援して貰いながら製作に取り組んで行こうと思っております。

さて前回下腹部まで製作が進んだKEI-TASTE MODELING最新作・「三丁目ゴジラ」・・・。
当初は完全に諦めておりましたが、11月に「海洋堂ホビー館」で開催されます「四国造形サミット」の作品展示に何とか間に合いそうな製作状況となって来ました。ここは毎日の本業の疲れ(多忙だった夏の疲れが夏バテと共に来てます(笑))も有りますが頑張って製作に打ち込み、最新作としてご披露させて頂ければと思っています。
当方の作品出展予定は5点で、「静岡ホビーショー2017」より凱旋の「ミレゴジ」・「G1ガメラ」・「シン・ゴジラ」の3点に加え、先日完成したばかりの「超古代怪獣ゴルザ」と今作「三丁目ゴジラ」の2点を新作として準備しています。

今回は両足の製作に着手し、尻尾を除く本体部分の完成まで持って行きたいと思います。







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下腹部まで進んでいた表皮のモールドを、再び左太股から製作開始しました。

下地の石粉粘土が盛られている膝頭までモールドを進めて様子を見ます。
乏しい資料からは明確な形状が把握出来ませんが、改造の元ネタである「GMKゴジラ」の特徴も加味しながら進めて行きます。








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下地の石粉粘土を盛っていない発泡スチロール芯が不安定で強度にも欠けている為、足先の部分を切り離して別パーツ化しました。

左太股の表皮製作の状況がお分かり頂けるでしょうか?
膝頭まで進んでいると言っても前面のみで、この時点でバランスを確認しています。バランスが良ければ左右に広がって表皮のモールドを行って行くと言うスタイルです。

画像では切りっぱなしの足先部分ですが、もう少し形状を整えて石粉粘土の盛り付けに備えます。







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両足先の発泡スチロール芯の形状を調整し、爪部分の骨材となる竹製の爪楊枝を差し込んでおきました。

右足はかかとが浮いている状態にしたく、発泡スチロール芯の段階でも角度を付けて再接着しています。
差し込んだ竹製の爪楊枝は爪に表情が付く様に、左右で角度を変えています。







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両足先の下地の石粉粘土を盛った状態です。

この時点での造形は本当に大雑把な物です。
全て指による形状出しで足の裏まで石粉粘土で包んで有りますが、接着予定部分のみ発泡スチロール芯が見える状態にしています。

右足はかかとを浮かせて地面をグッと踏ん張る様に、一方左足はかかとから地面についたばかりで爪が浮いている状態です。こうして大きく左側に体をひねる「三丁目ゴジラ」の上半身と調子を取っているつもりなのですが、これが中々難しいです(笑)。

この後自立の問題も控えていますが、このまま一旦乾燥させておきます。







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乾燥させておいた両足先の角度を調整しながら、本体に再度接着しました。

「上半身と調子を取って・・・」という結果はこんな感じです(笑)。
見下ろしている視線の先には常に「鈴木オート一家」を意識し、劇中に一瞬見せる「振り返りざま」を再現したいのです。

この時点ではまだ専用の支柱無しには自立が出来ない状態です。
先は長いと一旦ブレイクのつもりで目を閉じると、そのまま寝落ちしてしまう日も少なく有りません。

宮仕えは褒められる事が有りませんから、もう自分で言っちゃいます(笑)。「いやぁ〜ニッポンのサラリーマン、頑張ってるなぁ〜!」







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膝下から足首までの発泡スチロール部分に、下地の石粉粘土を盛り付けて乾燥させました。

これで自立に備えて自重を支える事の出来る強度が確保出来ました。
連日湿気が多くて石粉粘土の乾燥が鈍かったのですが、夏場はまだ気温でカバー出来ますね。ボックス扇風機とサーキュレーターの風を当てる「省エネ」戦法で、生乾きにならない様にしっかりと乾燥させておきました。







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右足に続いて左足と、表皮を足先まで造形しました。

足の甲や指、爪の付け根等、劇中で一切見えない部分はやはり「GMKゴジラ」に準じて造形を行いました。
画像の状態では当方手法で有る「盛り付け造形」のみのかなりラフな状態ですが、かなりそれらしくなって来ました!

左右で違う表情を見せる両足先に、かなり苦戦を強いられました(笑)。







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前面の製作に続いて背面から両脇腹、両足付け根部分に表皮のモールドを施しました。

ようやくここまで来ました。
しかしペースとしては製作開始から一ヶ月強、約40日程でここまで来ていますからかなりのハイペースです。いやっ、これはもうオーバーワークのオーバーペースですね(笑)。
特別焦って製作しているつもりは無かったのですが、結果的に作品展にも間に合いそうで良かったと思います。







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今回の作業を終えた「三丁目ゴジラ」です。

何と気が付けば自立しているでは有りませんか!!
若干足裏は調整しましたが、大きく前傾姿勢を取っている割には意外とすんなり安定してくれて非常に嬉しいですね。
いつもの様に狭い製作部屋での撮影ですから、頭部が大きく見えてしまっています。

さて、いよいよ次回からは尻尾の製作に入って行きたいと思います。
塗装完了も含めて作品展納品に間に合いたいものですから、順調に行ってくれる事を祈るのみですね。

また冒頭にも書きましたが皆さんの温かい見守りによって支えられております当ブログ、KEI-TASTE MODELING作品達です。
引き続きどうか宜しくお願いします!!




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