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退職金運用は給振口座の銀行を避けよ

山崎流マネーここに注目(2007年7月13日読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yamazaki/at_ya_07071301.htm

 今、いわゆる団塊の世代が、退職金を手にし始めている。この世代に限らず、退職金の運用で考えなければならないことは何だろうか。まとまったお金の運用に取り組むのは初めてだという方も少なくないだろうから、具体的かつ直裁に述べてみたい。

 退職金の運用でまず大事なことは、退職金が振り込まれた銀行を利用しないことだ。おそらく、これまで給与振り込みに使用していた銀行の自分の口座に退職金が振り込まれることになるだろうが、その銀行で投資商品を買ってはいけない。

 理由は2つあるが、第1の理由は、銀行には運用に適当な投資商品がないからだ。投資信託や個人年金保険など、投資性の商品も銀行の窓口で売られているが、投資信託は、販売手数料も信託報酬も、同一カテゴリーの中で高いものが売られていることが多い。最近は、販売会社が販売手数料を決められる投資信託が数多くあるから、例えば、全く同じファンドを1,000万円買う場合でも、銀行で買うと3%、つまり30万円取られるが、別の金融機関で買うと手数料がゼロという場合もある。個人年金保険は、投資信託に似ているが、これよりも顧客が支払うコストが高い運用商品になる。

 もう1つの理由は、セールスする側として銀行は、顧客に対して立場が強すぎることだ。多くの場合、銀行は、顧客の金融資産の大きな部分を預かっていて、顧客の財産状態が良く分かるし、預金を預かっているので、「今度満期の定期預金で、この投信をいかがでしょうか」といったセールスがしやすい。かつての証券会社のような相手なら、「今、ちょうど運用できるお金がない」と、のらりくらりかわせたが、日頃使っている銀行が相手だとそうはいかない。

 運用商品は、大まかにどんな商品をいくら買うかをまず決めて、個別にどの商品をどこで買うかを後から決定する、二段階の決定が原則だ。先に購入窓口を決めると損な場合が多い。退職金が振り込まれた銀行で運用商品を購入できると便利だし、また、銀行も顧客の退職金にセールスを仕掛けてくるだろうが、ここはこらえ所だ。銀行の方には申し訳ないが、銀行員に「相談」してはいけない。「そういった商品でしたら、当行にもあります」と言われて、購入の意思決定に追い込まれてしまう可能性が大きい。

 運用計画は、できれば一人で、少なくとも日頃使っている銀行以外の相手と一緒に考えよう。こういうときにこそ、ファイナンシャル・プランナーに相談するといい。ただし、保険商品の代理店をしていたり、証券仲介業の登録をしていて、運用商品を自ら売っているファイナンシャル・プランナーの場合、その相手を通じて、運用商品を買ってはいけない。相談料をきっちり払って、客観的なアドバイザーに徹してもらおう。

 退職金運用の場合も、考えるべきことの基本は、一般の運用と同じだ。運用計画を作る大まかな手順は以下の通りだ。

 まず、今後の生活費、これからもらえる年金額、今後の収入の有無と見込額、現在の資産額、将来の生活費を考え、収入から生活費を差し引いて、年間の不足額(プラスなら余剰額)を求めよう。これと、余命を長めに見積もった前提で、1年間に取り崩せる金融資産の額を試算したものとを比べてみる(厳密には金利を考えなければならないが、まずはざっくり計算してみよう)。これが先の年間不足額を満たさないなら、何らかの形で働くか、生活費を切りつめるかしなければならない。プラスであれば、金融資産の運用で、どの程度までの損失が許容できるかが計算できるだろう。この金額から、自分は、金融資産の運用の中で、どの程度のリスクを取ることができるかを計算し、その範囲の中で、リスクのある資産に振り向ける金額を決定する。

 退職金運用の場合、運用の失敗を将来の仕事の稼ぎで取り返すことが難しい点と、2004年の年金に関する改訂を反映して、公的年金の将来の実質価値が徐々に減ることに注意する必要があるが、計算上明らかに余裕がある場合は、リスクを取ることをおそれる必要はないし、退職者・高齢者だからといって、リスク資産の比率を小さくする必要もない。

 具体的な選択肢についても言っておきたいことはいろいろあるが、1点だけ、外貨建ての運用について、申し上げておこう。

 ある程度の外国資産を持つことはいいことだが、外貨預金は、為替手数料や金利の条件が悪いので、やらない方がいいし、外債は銘柄評価が素人には難しい。外国の株式に投資することはいいと思うが、一般の投資信託は信託報酬などの手数料が高すぎる場合が多いので、海外のETF(上場投資信託)を買うのがいいだろう。しかし、ETFが何か分からない人、買い方が分からない人は、冷たい言い方だが、外国資産への投資はやめておこう。

 運用の大原則として、自分で分からないものを、他人の勧めに従って購入してはいけない。よく考えると、当たり前のことなのだが、これを守れない人が少なくないので、注意してほしい。

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