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セミナーから何を学ぶか?
私は、過去セミナーマニアと呼ばれるほど、
ビジネス、自己啓発、リレーションシップ、健康、スピリチュアルなど
ありとあらゆる本をむさぼるように読み、
そしてセミナーに参加していました。
毎年、数百万円を投資し続けていました。
ある意味では勉強熱心と言えるのでしょうが、
投資額にみあう結果が出ていなかったのでROI(投資に対する効果)
は低かったのです。
自分がみじめに思えて、自己嫌悪に陥っていました。
ブライアン・トレーシーの名言
「悪魔が人間に植え付ける毒で、最も効果的なのは自己不信である」
を知りながらも、自己不信になっていました。
それでも、何とか自分を変えたいという思いから、学び続けていました。
そんな中で、私が参加費60万円のセミナーから受けた、
「人生を変えた気付き」をシェアしたいと思います。
「セミナーから何を得るか?」
「セミナーで何を学べばいいのか?」
私にとって長年の疑問でした。
私は、当時たくさん高額なセミナーに参加していました。
日本だけでなく、アメリカやオーストラリアなど、
海外のセミナーにも何度も参加しました。
期間も4日間とか、6日間とか。
宿泊をともなうセミナーにもたびたび参加してきました。
(会社員時代には、有給を駆使して参加していました。)
セミナーの参加費も、この60万円以上に高額なものもありました。
海外の場合、航空費や宿泊費などで、セミナー参加費以外にも
少なくとも10万円以上さらにかかります。
あるセミナーに参加中、1つの疑問がわいたのです。
「このセミナーで得られる知識は、価格相応なのだろうか?」
「60万円の価値があるのだろうか?」
どうでしょうか?
少しだけ、考えてみて下さい。
私はあなたに、お金をドブに捨てて欲しくはないのです。
大げさではなく、この問いの答えは、私の人生を変えました。
私が出した答えは非常にシンプルです。
おそらく、あなたと同じだと思います。
その答えは「No」です。
セミナーで得られる知識は、セミナーの参加費よりもずっと少ない。
そう気づいてしまったのです。(苦笑)
しかし、ここからがポイントです。
考えてみて下さい。
例えば、2時間で 5000円のセミナーがあったとしたら、
それはどれくらいの知識になるでしょうか?
実際にやってみると分かりますが、セミナーの内容1時間を書き起こすと
だいたい20〜30ページ程度です。
ですから、2時間だとおおむね40〜60ページ分の知識ということになります。
本と比較してみましょう。
一般的なビジネス書なら、200ページで1500円くらいが多いですね。
40〜60ページで5000円の2時間セミナーと、
200ページで1500円のビジネス書。
知識を得るのに、どちらが効率的なのかは火を見るよりも明らかです。
……。
ガーン。
私はショックを受けました。
しかし、そんなときに……本当に大切な言葉を、偶然受け取りました。
それは、日本で累計130万部、全世界2500万部のベストセラーになった
『金持ち父さん 貧乏父さん』シリーズで有名なロバート・キヨサキの
言葉です。
「セミナー参加者は「セミナーから何を得たか?」と聞かれても、
説明できないことが多い。その理由は多くのセミナーが、
コンテンツ(知識)を増やすことよりも、コンテクスト(自分の器)を
広げることを目的としているからだ」
通常、英語でコンテクスト(context)というと、
文脈、背景、前後関係、状況といった意味で用いられる事が多いですが、
ロバート・キヨサキはコンテクストを
「自分自身の器の大きさ」という意味で使います。
コンテンツ(知識)は本や学校で学ぶことができる。
しかし、コンテクスト(自分の器)を大きくするのは、
セミナーでなければできない、と。
私の過ちは、セミナーで得られるコンテンツ(知識)に
フォーカスしていて、コンテクスト(自分の器)にはフォーカス
していなかったことです。
私はセミナー中、超がつくほどのメモ魔でした。
講師が話し始めた瞬間から、話し終える瞬間まで、
話しているコンテンツ(知識)を猛烈にメモし続けたのです。
けれども、このようにメモをとり続けても
セミナーの効果はほとんどありません。
理由は、コンテクスト(自分の器)が大きくならないからです。
セミナーの参加費はコンテンツ(知識)の価値ではなく、
コンテクスト(自分の器)を大きくすることの価値だったのです。
さて、ここからが重要です。
私がピーターと初めて出会ったセミナーでのエピソードです。
オーストラリアで行われた、参加者1500人ほどのDWDというセミナーで
ピーターはトレーナーを務めていました。
真面目な国民性だからなのか、多くの日本人参加者は
セミナーの話を一言も聞き逃すまいとメモし続けていました。
(まるで、過去の私のように)
そのセミナーは6日間だったのですが……
1日目、多くの日本人がノートが真っ黒になるほどメモをとっていました。
2日目も、同じようにメモをとるために下を向いてばかり。
そして3日目の朝。
業を煮やしたピーターはこう言いました。
「メモを取るより、体で感じて下さい」
実は、これこそがコンテンツ(知識)ではなく、
コンテクスト(自分の器)を大きくする方法なのです。
ピーターのこのアドバイスによって、
日本人参加者はコンテクスト(自分の器)を大きくすることができました。
ブレイクスルーがあった方も多かったようです。
最終日、信じられないことに、
ピーターは日本人参加者に囲まれ、感謝の胴上げをされていました^^
(トレーナーが胴上げされる光景を、生まれて初めて見ました。)
ですので、あなたがセミナーに参加する際には
コンテンツ(知識)だけでなく、コンテクスト(自分の器)を
大きくすることにもぜひフォーカスして下さい。
そして、セミナーを受けようか迷った際には
「この講師から、どんなコンテンツ(知識)何を学べるのだろうか?」
と考えるだけでなく
「この講師の話を聞くと、私のコンテクスト(自分の器)は
大きくなるのだろうか?」と考えてみて頂ければと思います。
〜 ピーター・セージ・ジャパン メールマガジンより
【投稿者コメント】
私にも同じような傾向がありました。
ノウハウや考え方を聞き逃さぬようにと、
ノートはみるみる数色の文字で埋まっていきます。
でも結果は???
そんな事を繰り返すと、少々疲れ気味になりますし
投資分の回収も、なかなか出来ずにいます。
(ポジティブシンキングで、良くも悪くも
あまり自己嫌悪にならない…のも問題ですが)
でも、ある時に気付きました。
出会ってきた方が、昔とは全然変わってきた事に…
もちろん出会った全ての方と
親しくお付き合いをしているのではありませんが
考え方や感じ方が変わってきているのです。
「人は環境で変わる」と言います。
自分が見えない、感じていないところでも
成長していることがあるのです。
世界的なコーチ、アンソニー・ロビンスは
こう言います。
『一人の人が成し遂げられる事は、驚くほど大きい。
しかし多くの人が、実際に成し遂げる事は非常に小さい。
“多くの人の一人になる”運命にあるわけではない。
ただし“その一人にならない”という決断をしていない人は
自分の能力の1%も使わないで、人生を終える』
そして、
『人は1年で出来る事を過大評価しすぎる。
そして10年で実現できる事を過小評価している』
今はまだ、学んでも、なかなか成果に結びつかなくても
歩き続ける限り、目的地に着くことに焦点を合わせてみてはいかがでしょう。
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おはようございます。
私もセミナーマニアだったことがあります。
ですから、よくわかります。
本もたくさん読みました。
わかったことは、答えは自分の中にあるということでした。
たくさんのセミナーや本やDVDは、呼び水に過ぎませんでした。
感謝・満足!
2010/5/25(火) 午前 8:44 [ . ]
偉い先生方のビジネス関連のセミナーだと思いますが、実際の仕事で実践してみないと役立ちません。
エンジニア出身なのですが、海外の石油会社のプロジェクト建設が仕事でしたので、マネージメント上、契約書にも精通が必要で、必ず契約書の打合には法務の人と出席して、勉強もしました。
最近、NHKのBSで、ハーバード大学マイケル・サンデル教授による政治哲学の講義(10回)がありましたが、多分御覧になったと思います。内容は正義と義務が中心でした。残念ながら最後の5回しか録画できませんでしたが、非常に興味がある講義だったので、再放送を期待してます。
2010/8/26(木) 午前 10:09