|
◆ インドネシア人看護師:候補生在留期限迫る 残らない人も
毎日新聞 2011年8月3日 2時17分
日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)で08年8月に来日したインドネシア人看護師候補生の在留期限(3年)が迫っている。
国は一定の条件を満たす候補生に1年の延長を認めたが、厚生労働省によると、同年に入国した104人のうち合格者は15人、延長の条件を満たす68人のうち手続きをしたのは27人に過ぎない。受け入れ病院からは「場当たり的に延長しても看護師不足は解決できない」との批判が出ている。
国の延長条件は、看護師試験の得点が合格点の約半分の102点以上であることなど。東海3県では08年に愛知と岐阜に計16人が来て「延長組」は7人だった。
岐阜市の岐阜中央病院で働いてきたルリ・トゥリ・ハンダヤニさん(26)は延長条件を満たすが、帰国を決めた。
「試験に受かっても日本の看護についていけるかなと思って……」。両親が帰国を望んだことが最大の理由だが、看護の違いにも戸惑ったという。
日本の病院は高齢患者が多い。注射などの診療補助にとどまらず、入浴介助や検査室への付き添いといった介護の仕事も多い。
「成長できたけど、3年では分からないことだらけ」と振り返る。
同病院の長崎功美・人材開発相談室長は延長について「国は合格率を上げたいだけ。寿命も主要死因も違うのに、看護の差を埋める仕組み作りは全くしない」と批判的だ。
候補生の教育は受け入れ病院に丸投げで、病院の負担は増える一方という。同病院は看護師不足の解消につながらないと判断して今後は候補生を受け入れない方針。
長崎室長は「病院は看護師の質の低下や過重労働といった根本的問題の解決を求めている。この制度は国の意図する方向に向かっていない」と指摘する。
岐阜県美濃加茂市の木沢記念病院の山田実紘病院長は「合格しても定住を考えている人は少ない」と話す。
同病院に来た2人の候補生は、来日当時から3年で帰国すると決めており、東日本大震災を受けて4月に帰国した。
山田病院長は「お金を稼ぐことが目的の人も多い。定着させるなら看護師に次ぐ資格を設け、時間をかけて看護師を目指す仕組みが必要」と指摘する。【石山絵歩】
◇EPAとは
経済の活性化のため複数国間で人、物、金などの移動を自由化する協定。労働力移動の促進、サービスを含めた障壁の削減などを含み、農産物などの関税を撤廃する自由貿易協定(FTA)より対象が広い。日本とインドネシア、フィリピンとのEPAにより、両国の介護福祉士と看護師の候補生が日本で働きながら国家資格取得を目指している。11年の看護師試験は両国の398人が受験、合格者は16人だけだった。
◆ 看護師候補生:教育サポート充実を インドネシア候補生訴え 試験断念し帰国 /熊本
毎日新聞 2011年7月28日 地方版
熊本市の病院で就労しながら看護師の国家試験合格を目指していたインドネシア国籍のダナ・フィトリ・アマリアさん(28)が27日、帰国を前に会見した。
合格することはできなかったが、自分が感じた制度の問題などを訴えた。
母国で看護師として従事していたダナさんは、日本の先進医療に触れたいと約100人の仲間と経済連携協定(EPA)に基づき看護師候補生として08年8月に入国。
半年の語学研修を経て、09年2月から熊本市の西日本病院で働き始めた。最長3年間滞在することができ、今年2月まで国家試験に3回挑戦したが不合格。夢を一時断念し帰国することになった。
会見でダナさんは病院ごとに教育サポートに違いがあることを指摘。
「私は師長さんたちが手伝ってくれたりしたが、友人の中には1日1時間も勉強する時間がない人もいる」と話した。
また国家試験の内容についても「時間が足りない。問題にも英語訳を添えてもいいのでは」と感想を述べた。
「また日本に来たい」と笑顔で語ったダナさん。31日に帰国するという。【丸山宗一郎】
【投稿者コメント】
全てはトラックバックの記事の通り、起こるべくして起きた“結果”ですね。
本来の目的は何だったのでしょう。
『たとえ税金を使おうと、また官が外国人の受け入れ利権を独占しようとも、それが国の将来や、施設で介護を受ける利用者にとって好ましい制度になっていれば問題はない。だが、現実は違う。 』
目先の利益優先した結果、制度自体も崩壊でしょうか。情けない限りです。
|

- >
- 政治
- >
- 政界と政治活動
- >
- その他政界と政治活動








英語訳で試験しろってそれはないと思う。
ここは日本なのだから。
日本で英語訳の試験にしてくれって言うのは、イギリスで日本語訳の試験にしてくれって言ってるのと同じこと。ナンセンスだよ。
そんな英訳試験に合格したって現場で「看護師として」働ける訳もない。
専門用語を使って文字の読み書き出来ないと看護師の仕事はできないのだから。
それはどこの国でも同じ。フランスはフランス語だし、ドイツはドイツ語。英語はアメリカ、イギリス、カナダ・・・その他100カ国以上。
英語では、日本人の患者から症状を聞き出すこともできやしない。
英語で仕事をしたいなら英語圏の国に行かないと。
そもそも外国人看護師が海外でたくさん働けているのは、英語という共通言語のあるおかげ。英語を公用語にしている国は100カ国以上ある。つまり「言葉の壁がない」から、看護師も外国で働けるわけ。
日本は英語圏の国ではないんです。この当たり前のことが何故か理解してもらえない(苦笑)
2011/8/23(火) 午前 9:40 [ ナン ]
病院で彼らの教育をするのも正直、限界があると思う。
病院は教育期間ではないのだから・・・日本語なんてところから教育しなければならないのはどう考えても無理がある。
また、就労しない人に給与を払って雇うわけにもいかないし。普通の会社でそんなことを期待される経営者っているの?
なんでもかんでも病院のサポートのせいにするのはおかしい。
ちょっと前までは漢字や専門用語のせいだった。
落とすための試験やめよと等とずいぶんマスコミはかきたてたものだ。試験に英語と振り仮名が200か所以上も入った試験になった今年はさすがにそういう記事はなかったけどね。
それで、今度は病院のサポートのせい?
現地の教育も正直、難しい話だろう。
はっきり言って、現地でちょっと3年ほどでも日本語の勉強したらなんとかなるわけでもない。本当に看護師するだけの語学レベルって普通の会話以上に難しい。英語でも同じだ。
それを来日してから、病院のサポートで何とかしろってのも土台、無理な話。外国人看護師で人材確保をっていうこと自体が、そもそも無茶な話なのたが。経済協定は看護師の人材確保のためのものではない。
2011/8/23(火) 午後 0:16 [ 馬鹿馬鹿しい ]
これは「外国人看護師帰れ制度」だってタイトルで非難してるブログもあったな。外国で資格を持っているのに日本語の試験をしているとご立腹だ。しかも、
ニュージランドでは簡単な確認審査だけで看護師になれるとも主張している。そう言えば、そんなおバカな報道をしていたマスコミもあったのは確か。ニュージランドで日本人看護師が地震にあった時だ。
10年も前からコツコツ留学費用をためて、語学学校に通学して勉強して志半ばであの地震に。こんな不運な無念な話ないのに。
軽率に簡単などと報道するマスコミの神経が解らないし、そんなマスコミに洗脳されちゃう人がいるのは。。。
でも、ここのブログ主は、ちゃんとこの制度が利権がらみののだと知っているらしい。珍しいね。外国人看護師の場合はたいてい、可哀そうな外国人看護師という調子(マスコミの刷り込みどうり)のものがほとんどだから。
外国人看護師で人手不足解消なんていうのも夢物語も、
原発が、安全な夢のエネルギーという夢物語も。
どうせ日本では、夢物語がさめるまでなんの対策も講じられないのかなと思う。
2011/8/24(水) 午後 6:02 [ 60l ]
外国人看護師を入れたらいいのにって、言う人はみんな言葉の問題を軽視しているね。
なんでだろう。そこが解らない。
日本語が英語という世界で共通語として使えるほどの普及率には遠く及ばないのにそれが解ってない人。
看護師の仕事は、コミニケーションに大きく依存する仕事なのに、他の職種を例に挙げて、「英語で」仕事しろと言う人がいること。
もともと看護師の仕事じたいが、そんなたいした知的作業がなく、肉体労働のイメージで、文字の読み書きも必要なく、言葉ができなくてもできる仕事だと思っている人。
そんな簡単に受け入れできるものなら、とっくの昔に日本は外国人看護師で一杯になってたろうに。
それで、なんでもかんでも日本は排他的だ差別だで片付けてしまう人がいる。
いやはや、いろんな人がいるもんだ。
2011/8/28(日) 午後 2:20 [ 言葉の壁 ]