ご存知の方が いらっしゃるかもしれません。
本当は フラッシュを貼り付けたかったのですが、不器用で・・。
うまく行かなかったので、もし、お時間がありましたら 上記の ちばわんサイト様へ
飛んでいただけると嬉しいです。
サイトで ワンちゃんの写真をクリックすると フラッシュが始まります。
切なくて、切なくて 胸が苦しくなります。
だけど、これが現実なのです。
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高校を卒業して暫くしたとき、秋田犬を飼いました。
子供の頃から 飼いたくて仕方なかったのですが なかなかOKが出ませんでした。
自分の小遣いに親が不足分を足してくれ、ペットショップへ行きました。
店内が 薄暗く、ちょっとイヤな気がしたのですが家に近いのはその店だけでした。
お目当ての 秋田犬は 1匹だけ。
それも 子犬というには少々、トウが立っている気がしました。
しゃがみ込んで顔を近づけると 人懐こく前足を柵に掛けてジっと見つめ返します。
この子にする。
即決しました。
血統書付き、との事で 登録書みたいな書類に 子犬の名前と飼い主の名前を
記録しました。
それからは 3人と1匹の楽しい生活が始まりました。
数ヶ月は 顔の見える玄関内で 寝起きさせました。
犬は外で飼うもの・・・という昔堅気の親だったので、大きくなってからは屋外に小屋
を作り そこで飼いました。
今だったら 愛護団体が怒ってきそうですけど。
性格のおとなしい子で 無駄吼えしてワタシ達を困らせる事など ありませんでした。
逆に人なつこすぎて 来る人皆に しっぽを振るほど。
家に来たときは 痩せてましたが、どんどん大きくなりました。
ピンと立った耳、くるんと丸まったシッポが 秋田犬の風格を物語っていました。
散歩途中で、他の犬に 喧嘩をふっかけられても どうします? と見上げるような。
そんな おっとりした子でした。
そうそう、誰が教えたわけでもないのに ご飯を前にしても ガッツかず 声を掛ける
までジッと待つような子でした。
親がよく言ってました。
『ゴエ子が帰ってくるとな、ずっと先の角あたりで もうソワソワすんねんで。
解るねんなぁ〜』
その頃には 散歩は 父の担当になってました。
ワタシは 照れ臭いのと嬉しいのとで ふぅん・・ と素っ気なくしていました。
いつも小屋を覗くと喜んで出て来て 思いっきりシッポを振ってくれます。
○○ッ!
名前を呼ぶと まあるい目で しっかりこっちを見ます。
黒い鼻先が面白くてチョンチョンすると 不思議そうに首をかしげます。
身体からは いつも太陽の匂いがしました。
数年後。
そんな元気な ○○だったのに、気がついたら変な咳をするようになりました。
時々、えづくように咳き込みます。
首あたりも掻きむしります。
見る見る毛が抜けて行きました。
それでも 元気だし、ご飯も食べるので そのうち治るかな・・と思ってました。
咳が激しくなって 寝てるのが多くなりました。
父が 病院へ連れて行きました。
ジステンバーでした。
もう長くない、と言われました。
蚊除けしてたし、予防注射もしていました。
なのに、病気だと 言われました。
ある日。
会社から帰ると、○○が居ません。
父が 保健所に連れて行った。。と言いました。
なんで?
なんでやのん??
ちゃんと薬やったら助かるんちゃうの?
父を責めました。
お別れの言葉もかけずに 朝、行ってくるよ。。とだけしか言わなかったのに。
父母は 先の無いのを不憫がって 安楽死させたと言いました。
連れて行く途中まで 散歩だと思って嬉しがって ついて来たけど ある地点で
動かなくなったそう。
母が抱き上げ、父の自転車の荷台に乗り、父が漕いで行きました。
我が家には 車がありませんでした。
別れ際、啼いて啼いて 可哀相だったと・・・。
母も 金網越しに 大泣きし、何度も 名前を呼んだのだと・・・。
なんで、手放したのか。
何故、その日にも迎えに行ってやらなかったのか。
親に説得させられて、諦めるほどの繋がりだったのか。
そんな薄いものだったのか。
いまでも その子の顔は 覚えています。
笑った顔。
困ったような顔。
靴を噛んで怒られたときの イタズラっ子の顔。
寝てるときの 安心したような顔。
夢みてるときにピクピク動く鼻。
もっと いっぱい遊びたかったね。
もっと いっぱい野原を走りたかったね。
無知なワタシは 最期まで責任をもって飼う意味を深く理解していなかったのです。
ペットショップの内情も、保健所の現状も 当時は知る由もありませんでした。
知らないから許される、とは思っていません。
ワタシの人生で悔いる事柄は 3つ。
愛犬を 死なせてしまったこと。
父の病状を把握せず 手遅れになったこと。
母の病気を早期発見できず やっぱり手遅れになったこと。
戻せるなら その時、その場所に戻って もう1度 やりなおしたい。
愛犬は 早く亡くなったあと、虹の橋で 心の伴侶(飼い主)を待つと言います。
ワタシの ワンちゃんも 待ってくれてるでしょうか。
たった数年の間だったけど。
もしかしたら、父や母と一緒に 待ってくれているかな。
逢えたら まっさきに侘びないとね。
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この記事は ブログ友の うめっちゅ〜さん の記事を拝見して書きました。
うめっちゅ〜さん、この場を借りて お礼申し上げます。
人、動物、物、を問わず 出逢いは大切なのだという事を じっくり思ったのでした。