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(↑昨日コニヤンオモチャギャラリーにおいでてくれた数学教育の大先輩、広田良作先生と)
近頃、私自身は、もしも縄文時代に生きていたらもっと適応していたかもしれないなあと思うことがあります。
この理由については、少し長くなりますが、次の文章を参照してみてください。
最近の免疫医学の研究によれば、「あらゆる病気の原因は、ストレスによる自律神経の乱れにある」という説がかなり有力になってきているといいます。
以下は、『 免 疫 道 場 』
(安保徹・鬼木豊共著・幻冬舎/2006.10.30第1刷発行)
という本の中からの引用です。
[ ストレスが心身に与えるダメージの度合いは、各自に備わる自律神経のレベルによって異なります。この場合の自律神経のレベルとは、「各自の生き方によって築き上げられた体質」と理解していただければよいでしょう。
自律神経は、私たちの体を無意識のうちに調整している神経で、交感神経と副交感神経とがバランスを取りながら働いています。
自律神経レベルから見た体質も、大きく交感神経優位体質と、副交感神経優位体質に分けられます。
このうちストレスから心身のバランスを乱し、病気を発症しやすいのは、副交感神経優位体質の人たちです。
副交感神経はリラックスに働く神経で、穏やかな、優しい生き方がこの神経を発達させます。
これに対し、ストレスに反応して働きを高めていくのが、興奮の神経である交感神経です。
自律神経は常に交感神経と副交感神経の間を揺れ動き、心身のバランス状態を保っています。
そのため、穏やかな生き方によって副交感神経優位体質にある人は、ストレスを受けると自律神経の揺れも激しく起こることになります。その繰り返しによって自律神経が疲弊し、揺れも戻りがうまくできなかったとき、心や体のバランスが乱れ、病気が発生してくるのです。
ちなみに、衣食住が満たされなかった貧しい時代は、生きていくこと自体がストレスとの闘いで、日常的な自律神経レベルも総じて交感神経優位にありました。
しかし、生活が豊かになった現在は、むしろ副交感神経優位の穏やかな人間が増えているのが特徴です。その一方で競争社会や複雑化した人間関係などが新たなストレスを生み出し、心の病気をはじめとする、さまざまな現代病を急増させているのです。
ただし、過去の歴史をふり返れば、現代社会をうまく生きられない穏やかな人ほど、無理なく生きられた時代もありました。
氷河期が終焉を迎え、気候の温暖化とともに栄えていった縄文時代です。
縄文時代の人々は、森で木の実や山菜を採ったり、獣を捕獲したり、川では魚や貝を採りながら、血縁者同士で共同生活を営んでいました。収穫した食べ物はみなで公平に分け、貧富の差もほとんどなかったといわれています。
このような競争の乏しい社会では、人間の生き方もおのずと穏やかになるものです。
もちろん、当時もちょこちょこと動き回る交感神経タイプの人は存在したでしょうが、かえって周囲に馴染めず、生きにくかったに違いありません。
人類はこの世に誕生して以来、周囲の環境に合わせて自身を進化させることにより、生き延びてきた生物です。自律神経を進化させてきたのも生命存続のために必要に迫られてのことでした。
しかし、人間の進化と適応の歴史は、また異なるものです
縄文時代は今から約一万二千年前に始まり、一万年ほど続いて、弥生時代へと移っていきました。弥生時代には稲作の開始によって貧富の差が生まれ、以後も社会のあり方、しくみを変化させながら現在に至っているわけですが、期間にすればたかだか二千三百年にすぎません。
すなわち、この約二千年で社会的環境、生活環境は大きな変化を遂げたけれども、私たち人間そのものは、いまだ長かった縄文時代に適応した性質のまま生きている。
だからこそ社会の変化に自律神経が適応しきれず、ストレスとともに生きていくことが難しくなってきたのです。
生活環境の急速な変化に伴い、ストレスの質が生存を脅かす飢餓や寒冷刺激から、競争、人間関係へと複雑化している現在は、自律神経もいっそう適応しにくい状況に陥っていると考えられます。
実際、うつ病になった人、統合失調症になった人は、みなさん感性が鋭すぎるあまり、社会のしくみに負けたという印象があります。
現代社会にうまく適応し、活躍しているのは、むしろ縄文時代にはうるさがられたはみ出し者で、逆に縄文時代なら自分らしく、穏やかに生きられたはずの人たちが、今、過剰な無理を強いられ、軒並み犠牲になっているという感じなのです。
このように、病気の根本原因は、実は自律神経の適応能力を超えた無理な生き方にあります。無理な生き方そのものが、すなわちストレスになるわけです。・・後略・・]
(上掲書『免疫道場』P21-P23よりコニヤンが引用)
そして、上記の著者は、免疫学の世界的な研究をされている方ですが、「生き方の偏りが病気をつくるとわかった」と書いています。
生き方の偏りには二方向あると。
つらい無理な生き方と楽をしすぎる生き方です。
長時間労働や心の悩みは無理な生き方です。
おいしいごちそうをたくさん食べて、ほとんど体を動かさないのは楽をしすぎる生き方です。
医学的に言うと、前者は交感神経緊張の生き方であり、後者は副交感神経過剰優位な生き方なのです。
この著者は、生き方を工夫して、「自分の体は自分で守る」という生活術の実践をしていくこと。それこそが人間の尊厳を守ることともつながるとまで述べています。
ふと、こういう本を読んでいると、私は当たり前の結論を考えてしまうのです。
何事も中庸に・・・。
ほどほどに・・・。
よい加減で・・・。
つまりは、「今日も笑顔でボチボチです!」がいいと。
あなたは、交感神経優位型ですか?
それとも副交感神経優位型ですか?
また、あなたは、縄文時代に適応型ですか?
それとも、縄文時代に不適応型ですか?
年度はじめにあたって、これからの1年の見通しを持った「自分の体の使い方」というのがすごく大切になってきます。
そういう意味でも、あえてこのような文を引用してみました。
ああ有情。
(文責・引用コニヤン/2008.3.30記)
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やっぱり中庸タイプですね。
そんなに上物(じょうもん)の食事でもなく,粗食だし服も交換するほど持ってないし・・・。(^ ^)
チャリでアシコシ鍛えなけゃ・・!
ギター・佛佛巷間人
2008/3/31(月) 午後 2:34 [ ギター老人(ろうにん) ]
>実際、うつ病になった人、統合失調症になった人は、みなさん感性が鋭すぎるあまり、社会のしくみに負けたという印象があります。
感性の強い人はビタミンを大量に消費する。という説があるようです。また、糖分の大量摂取、ストレスはビタミンやカルシウムを大量に損失する。という説もあります。縄文人は木の実や貝に山菜など栄養価の高いものを常食し栄養補給をしましたが、現代は精製されすぎた炭水化物、油、砂糖、塩、化学調味料などで合成された食品で満腹感を得ようとするため、慢性的な栄養不足になっているとも考えられます。
鼻炎に効果があるつくしや、万能薬のよもぎなどを常食していた時代までは「うつ病」なんてなかったでしょう。もっとも大切なのは「食」です。チョコレートケーキにコーラより、自分で摘んだよもぎを混ぜたケーキに蕎麦茶がおやつで育てればニートなんていなくなるような気がします。
2008/3/31(月) 午後 3:26 [ ost ]
minoric4902さんへ>
たまには、こういう歴史的な展望の
もとにいろいろなことを考えてみると、
世界が広がるような気がしました。
明日からいよいよ新年度が始まります。
やっぱり何事も中庸ですよね。
ああ有情。
2008/3/31(月) 午後 4:11
ostさんへ>
書き込みありがとうございました。
「食育」というのは、
大事ですよね。
時には、こういうからだのもとから
現実を見つめてみることの
大事さを痛感しています。
ああ有情。
2008/3/31(月) 午後 4:13
私、ほとんどの赤ちゃんを抱いても泣かれず、気持ちよくさせるという特技があります。寝させるのも上手です。若い時からです。赤ちゃんが何をもとに選別しているのか最大の疑問でした。何か関係あるのでしょうかね。
2008/4/1(火) 午前 0:55
jii爺さんへ
わかりませんが、体温が少しだけ高いからではないかと
推察します。
体温が高いのをあかちゃんは敏感に感じて
それが伝わり、副交感神経に
伝わっているのではないかと。
どうでしょうか。
2008/4/1(火) 午前 3:20
今、交感神経緊張のタイプのブログをたずねてきました。楽になれるとわかっていながら、わざわざ困難な道を選んで傷つき悩む人です。他人のことはわかるのに、気質というものはどうにもならないものかと「はあ」でした。ほどほどがいいとは本人も重々わかっているのです。そういう人は食にも気をつけています。どしたらよかろか〜です。
2008/4/1(火) 午後 11:58
ハギコさんへ
理屈ではわかっていても、
とか頭ではわりかつつも
現実にはうまくできないというのは
事実ありますよね。
でも、そういうところを体験して
なんとかしなければというもがきや悩みが
あってわかるということも
ありますよね。
だから時間がかかる。
食に気をつけるということは
すでに交感神経から解放されつつある
一歩ということですよね。
ああ有情。
2008/4/2(水) 午前 4:55
私はややというか、かなり副交感神経優位体質の縄文時代人ですので現世を生きるのにストレスを感じます。日本の国は好きですが、違う国でもっと昔に生まれてきてたらとか考えます。
2008/4/2(水) 午後 6:06
tansan595959さんへ
別に現実逃避をするわけではないですが、
私も率直に縄文時代人である
なあと思っていますね。でも、
違う国に生まれたかったとは思いませんけどね。
ああ有情。
2008/4/2(水) 午後 7:03
縄文人はむしろ交感神経優位型である。何故なら彼らは常に外敵に身を晒され狩りをして生きてきた。つまり、如何なる時でも気の抜けない周囲に気を張り巡らせれるadhd体質であり、多汗症体質であったと考えられる。多汗症は交感神経が常に優位で汗をかく。槍を握ったり、木に登るには手汗をかいて、獣に立ち向かうには襲われた時の為に血を凝固しなければならない。現在、発達障害と言われるadhdや多汗症、わきが体質のDNAを持つタイプこそ、縄文人のDNAを受け継いだ、現代に生き難いストレスを抱える交感神経優位型である。
2017/2/4(土) 午後 0:52 [ 通りすがり ]