コウの薬剤師日記

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乳がんのお薬

 先日、仕事の関係もあって乳がんの市民公開講座にいってきました。

 今、映画なんかもあってもっとも注目されている癌種といっても過言じゃないかもしれません。

 癌の話をするのはとても難しいのですが、現状で乳がんは早期発見できれば完治する癌です。それだけ治療が進歩した癌の1つです。分子標的薬というものの開発もどんどん進んでいます。

 乳がんはまずは手術して取ることがメインになります。しかし、その後の治療も重要です。現在はホルモン剤や化学療法による治療を再発防止の為に行うことが、ガイドラインなどでも進められています。なぜ、取れたのに治療するの?と思われるかも知れませんが、それに関して下に書きます。

 これは全ての癌に関してもいえることですが、手術をして癌を全て取ることが出来ても、微笑残存病変という画像や検査では見えないがん細胞が残っている可能性があります。それを潰すまたは眠らせておく目的で使用します。ホルモン剤が使える場合には閉経前と閉経後で治療薬のスタンダードが異なりますが、約5年(状況によって様々な選択があります)の投与が推奨されています。

 化学療法は非常に複雑で、お医者さんとしっかりと話し合っていく必要がありますので、ここでの発言は控えておきます。質問などがありましたら、答えられる範囲ではお答えします。

 一方、ホルモンのお薬はほとんどの乳がんのエサとなる女性ホルモンを抑える薬です。ですので、副作用としては更年期障害のようなほてりや頭痛、関節痛、骨量減少起こる可能性があります。骨量減少に関してはビタミンDとカルシウムのサプリメントで補うことで予防が出来ます。

 しかし、それ以外の症状に関しては漢方薬での対処などもありますが、決定的な対処がないのが現状です。最近では逆にそのような症状が出ている場合は薬が良く効果を示している、というデータも出たようです。症状の程度にもよりますが、薬を頑張って飲む励みになるデータだという声もあります。


 それでも、やはり乳がんは早期発見が非常に重要な癌です。(全てのがんでもいえますが・・・)最近では、自己触診のマニュアルも出てますし、マンモグラフィー検診や超音波検診もまだまだですが普及しつつあります。「私は大丈夫ではなく、ますは検診を」とある先生はおっしゃってました。

 お薬などの関して質問ありましたら、コメントからよろしくお願いします。

市販の風邪薬

 ちょっと前から風邪がずっと流行ってますね。自分が働いているドラッグストアにも、風邪薬を買いに来る方がたくさん来ます。そこで、今日は市販の風邪薬について書きたいと思います。


 市販の風邪薬に入っている成分は、熱さまし、咳止め、喉の薬、くしゃみ・鼻水止めなどが入っています。薬によって、それぞれの成分の比率が変わってたり、それぞれに特化したものなどもあります。それぞれの成分について簡単に説明させていただきます。


 まず、熱さましの成分としてはイブプロフェンといった頭痛薬などにも使われる成分が大半です。これらの薬は解熱鎮痛剤に分類され、炎症を抑える効果があります。これにより熱を下げます。そして、咳止めは咳中枢に作用するなどして咳を止める。喉の薬は喉の炎症を抑えるまたは痰を切る。くしゃみ鼻水止めには抗アレルギー薬が使われています。


 上の記述で気付いた方も多いとおもいますが、菌を殺す成分や、風邪を治すといった成分はなく、症状を抑えるものがほとんどです。これは、そのような成分は法律で処方せんがなければ販売してはならないと定められており、市販薬として販売できないためです。


 では、治したい時はどうすれば?という事になります。病院に行くのが一番の選択肢です。しかし、病院にいけないときには、というとそういう時は生薬の配合された栄養ドリンクや漢方薬を併用し、症状を抑えながら体の免疫力などを高めて早く治すという方法があります。しかし、併用に際しては薬剤師の相談を受け、それでも症状が治まらなければ医師に相談することをお薦めします。併用に事際に関しては、このブログ上でも質問をお受けしますのでお気軽にどうぞ。

 去年の終わり際に、某海外メガファーマで治験進行中だった善玉コレステロール(HDL)増進薬が治験中止になったの結構有名じゃないでしょうか?高脂血症で一番多い疾患が心不全なんですけど、その発症率が低下するどころか増加したと言うデータが出たことによるとの事です。この分野のお薬は開発されればかなりの売上げがあるみたいです。国内だけで年間1000億なんて薬も多々あります。という事で、久々のお薬記事は高脂血症のお薬について書かせていただきます。


 高脂血症には大きく分けて高コレステロール血症と高トリグリセリド血症があります。前者はコレステロールが高くなったと良く言われますが、その際に高くなったと言われるのは悪玉コレステロール(LDL)のことです。後者は、血液検査の際などに見られる中性脂肪が高くなってる状態です。


 そのなかでも今回は、高コレステロール血症のお薬について記述させていただきます。この疾患にもっとも良く使われるのがメバロチンやリピトールといったコレステロールの合成を阻害するお薬です。これらのお薬は、高コレステロール血症による動脈硬化や心疾患の発生率を顕著に低下させる特効薬のようなお薬です。よって、現在ではこの系統のお薬を第一選択薬として用いる事がほとんどとなっています。しかし、これらのお薬を用いる際に最も注意すべき事が横紋筋融解症という副作用です。この副作用はかなり発生率は低いですが、発症してしまうとかなり重篤なので注意が必要です。この横紋筋融解症には予期症状として、筋肉痛などの自覚症状があるのでその際にはすぐに服薬を中止して医師・薬剤師に相談しましょう。また、この副作用の発症率は2番目によく用いられているアルフィブラートやベザトールといったお薬との併用で発症率が増加するので併用は禁忌となっています。

 この疾患は生活習慣病が増えた現代の日本人に非常に良く見られる疾患だと思います。もしも、服用されていてわからない事などがあれば、質問等受け付けますのでお気軽にどうぞ。

 最近、一気に寒くなって風邪引いてしまた方も多いんじゃないでしょうか?特に、今の風邪は喉にきている人が多いみたいで、バイト先のドラッグストアでもかなりの方が喉が痛いと訴えられて来られます。今回は、その時の用いるお薬に付いて解説したいと思います。



 まず、咳止めのお薬です。咳止めのお薬は鎮咳薬と言われますが、その中で最も一般的に用いられているのは、リン酸コデイン、その作用を強くしたリン酸ジヒドロコデイン、そしてチペピジン、ノスカピン辺りです。ドラッグストアなどに置いてある鎮咳薬はこの成分のものがほとんどです。そして、咳止めとしての強さはリン酸コデインとチペピジンは同じ位で、リン酸ジヒドロコデインはその2倍くらいの作用があり、チペピジンには痰を取り除く効果もあります。また、一番速攻性が強いのはノスカピンです。

 そして、この咳止めで注意しなければならないのは、ぜん息のお薬とは異なるという事です。ぜん息の発作で、咳みたいな症状があらわれることがありますが、ぜん息には効果がありません。また、リン酸コデイン、リン酸ジヒドロコデインは症状を悪化させる恐れがあるためぜん息の方には禁忌となっています。


 そして、痰を切るお薬ではブロムへキシン・カルボシステイン辺りが一般医薬品では多いです。作用は、ブロムヘキシンが痰を溶解する作用と肺からのサラサラの分泌液を排出することで痰を切り、カルボシステインが痰の構成成分を変化させ、痰を切りやすくします。この2つが併用されている医薬品なんかもあります。


 喉の痛みのお薬では、抗炎症薬がほとんどです。喉の痛みだけを抑えたいのなら、うがい薬、喉に直接噴射するタイプのお薬、トローチどで十分です。しかし、これらのお薬には咳を抑えたりする効果はほとんどない為、咳が止まらない場合は咳止めのお薬と併用する事をお薦めします。



 これらのお薬は、一般の風邪薬にも配合されている事が多いです。もし、副作用などでもっと詳しく知りたいというリクエストがあれば、コメント・ゲストブック等で質問お待ちしています。

 

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貧血のお薬

 貧血は、原因等によっていくつかの種類に分類されます。特に重要なものを列挙すると、鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、溶血性貧血、腎性貧血などがあります。その他にも、巨赤芽球性貧血、鉄芽球性貧血などがあります。今回は、特に最も多い鉄欠乏性貧血についてお話します。


 鉄欠乏性貧血とは、名前の通り鉄が欠乏する事によって起こる貧血です。要因は、胃切除等による吸収不良、成長期・妊娠等よる鉄需要の増大、生理・出血とうによる鉄排泄増加があります。

 症状としては、自覚の出やすい頭痛・立ちくらみ・目眩・動悸などの他に、爪がスプーン上になったり、口内炎、咽頭痛なども起こる事があります。


 そして、メインの治療薬についてです。第一選択は鉄剤の経口投与です。鉄剤の静注は、鉄の過剰症になる恐れが多い為、胃切除者等の吸収不全の場合以外はあまり使用しません。で、経口の鉄剤を服用していく上で最も重要なのは、症状が改善してもキチンと飲み続けるという事です。体内の鉄には血清鉄(赤血球数とかです)と、貯蔵鉄というものがあります。血清鉄は、鉄剤の服用を開始してすぐに症状も改善します。しかし、貯蔵鉄の回復には数ヶ月の鉄剤の服用が必要です。この貯蔵鉄が十分に回復しないと、すぐにまた貧血の症状が再発してしまいます。なので、キチンと病院で検査を受けながら、しっかりと思量していく事が大事になります。

 他の貧血に関しても、要望があれば書きますので、リクエストがあればどうぞ!!今回の記事に関しての質問等も受け付けます。

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