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地球のステージ5+東日本大震災特別編
日時 平成23年3月19日(土) 14時開場 14時30分開演 場所 大口町民会館ホール
見て見ぬふりしない、歩(あゆむ)さん
歩さんは、空港の東側で「さくらい駐車場」を営み、農業もこなす多角経営マンです。
でも一番すごいところは、この下増田地域において常に「顔」であること。
まだ50歳も半ばなのに、誰もが一目置いていて、下増田の夏祭りだっていつも歩さんが実行委員長。
そんなことやんなくっても誰も文句言わないのに、いつも歩さんがそこで音頭をとっています。
この地に開業するにあたってみんなが言ってたのが
「歩さんに挨拶に行くといいよ。あの人は本当に子どもが好きでね、
子どもたちと何かやりたいんだったら、いつも歩さんが中心なんだよ」
だから開業前に挨拶に行きました。
「いや〜よく来てくれたね〜。“地球のステージ”がさ、ここへ来るって言うから嬉しくてね。
うちの子どもたちも増田中学校でステージ見てるからね。期待してるよ。
俺でできることだったら、何でもするからね!」
昨年の夏祭りでも歩さんは走り回っていました。
「お〜先生、来たかい!ゆっくりしてってね〜」とは言われても、あまりの暑さにへばったものです。
「クリニックが軌道に乗って、地球のステージもこの地に慣れてきたら農業体験学習とかやろうな!」
そう誘ってくれていたのも歩さんでした。
地震が来て、歩さんは一旦仙台空港の方に逃げようと思いましたが、
この地域にはお年寄りが多いことに気付いて消防団の2人とともに、
お年寄りに「逃げろ!」と説得にまわりました。けれどおばあちゃんたちは、
「昔の宮城沖地震だって、結局津波はこんかった。この前の9日のおっきい地震でも津波は
こんかったべ。だから歩、大丈夫だ〜」
「いや、今回は違うみたいなんだ。10m近い津波が来るってみんな言ってんだ!」
「な〜に大丈夫だ〜」
「違うんだ!違うんだばあちゃん!!早く逃げてくれ!!」
こうして幾人かのお年寄りの説得に時間がかかった時、津波が襲ってきました。
2日後。「下増田分隊」の消防車の中で2人の消防団員と、歩さんの遺体が発見されました。
手には拡声器のマイクが握られていました。
正義の人、歩さんは最後の最期まで「見て見ぬふりしない」人だったんです。
ナビゲーターの桑山さんは、今回の講演は「歩さんのことを伝えたかった」と言われました。
いつの日かこのまちは、震災前の平和な姿を取り戻します。
でもそこには、歩さんはいない…
歩さんの志、そして正義を受け継ぐ人がいる、元気なまちになることを応援したいと思っています。
「地球のステージ」はこのような時期、状況であるからこそ、
全国の公演を積極的に考えていきたいと思っています。
ぜひ公演のご依頼をください(桑山紀彦)
臨時事務所開設のお知らせ
この度の地震を受けて、一時的に地球のステージ事務局を山形に置いています。
事務局のライフラインも復活し、ひとつひとつ立て直しをはかっています。
機能が回復するまでご不便をおかけしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。 連絡先は下記になります。 電話&FAX:023-688-9255(10:00〜18:00) 携帯:090-2277-4434 |
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私は月に2回ほどさくらい駐車場さんを使わせて頂きました。社長さんはいつも笑顔で接してくれました。奥様やご両親そして確か娘さんもいらっしゃったと思います。ご家族の皆さんの安否が心配です。
2011/5/22(日) 午後 7:12 [ ロンの飼い主 ]
ronさん、いらっしゃいませ!歩さんのご家族はご無事デス!桑山先生が歩さんの最後に乗っていた「正義の消防車」を引き取り、震災の資料館建設に向けて動いています。いつになるかは分かりませんが、完成したら見に行きましょうね!
2011/5/22(日) 午後 11:32
情報ありがとうございました。社長さんは歩さんという名前だったのですね。ご冥福をお祈りしたいと思います。しかし、ご両親、奥様、娘さんは無事ということで安心しました。 正義の消防車 必ず見に行きたいと思います。
2011/5/23(月) 午後 8:28 [ ロンの飼い主 ]
ronさん、ありがとうございます。大きな力にはなれませんが、出来ることをコツコツと…まず「忘れない」ことを続けたいと思っています。挫けそうになったら、「正義の消防車」を思い出します(笑)
2011/5/23(月) 午後 10:40