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西浦の井戸の水は「ぜんそく」に効く妙薬であるとこの地方に広く伝わり、同じ病に苦しんでいた多くの人が訪れるようになって、のちに観音堂が建てられました。
(この物語は創作でございますが)大口村史には「ぜんそくに霊験あり遠方の地から尋ね來る人が甚だ多いといはる」と記述されております。
井戸の傍らには、山姥龍が地中から出した頭が1本の山桜になり、地上に出ていた尾は1本の枝垂れ桜となって、いつの日も村の子どもたちを見守っておったそうでございます。
これはまた余談になりますが、二本の桜が満開を迎えると、近くの井戸に水が満ちてくるそうで、その水面に満月の光が射してキラキラと輝いたとき、山姥龍が埋めた宝珠が神通力を取り戻すというお話が残っているとか、いないとか…(完)
PS.
未完成の創作昔話です。
誤字脱字、言い回しの不自然さなど、お気づきの点がありましたら、コメントをお願いします。
創作のキッカケは「観音堂の二本の桜」に記述してあります。
−メモ− ☆宝珠を授けたのは観音さまにするか竜王か ☆後の観音堂建設につなげるために、山姥と共に観音様を登場させるか? ☆観音さまを登場させず、山姥が子どもたちを残して姿を消したことを詫び、 いまは観音様の下で暮らしていること、宝珠は観音さまにいただいたことを伝える。 |
家主の独り言
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