ホタルとまちづくりと独り言

さあ、大好きなこの町のために、いま何が出来るか?

心に沁みる物語

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この物語は「虹の橋と雨降り地区」から始まりました。
いつかあなたの物語も聞かせてくださいね。
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ワンの物語

私がまだ子犬だった頃、私はあなたが喜ぶような仕草をして、あなたを笑わせました。 あなたは私のことを「うちの子」と呼び、私がどんなに靴やクッションを破壊しても、 私たちは最良の友となりました。 - 私が悪さをすると、あなたは私を指差し、その指を振りながら、 「どうして・・・?」と問いました。 しかしすぐに、あなたは微笑み、私を転がしておなかを撫でてくれました。 あなたがとても忙しかったので、私の破壊癖は思ったより長く続きましたが、 それはお互い時間をかけて解決しましたね。 あなたに寄り添い、あなたの信念や、誰にも秘密にしている将来の夢に聞き入った 夜のことを私は今でも覚えています。 - あのとき私は、これ以上幸せな人生はないと、固く信じていました。 - 私たちはたくさん散歩をし、公園で走り、ドライブし、途中でソフトクリームを食べました。 (あなたは「アイスクリームは犬の体に悪いから」と言って、コーンしかくれませんでしたが) - 私はいつも陽だまりでうたた寝をしながら、 あなたが一日の仕事を終えて家に帰ってくるのを待ちました。 - - 次第に、あなたは仕事や出世のために費やす時間が長くなり、 やがて人間のパートナーを探すようになりました。 私は辛抱強く待ちました。 あなたが傷付いた時や落ち込んだ時にはあなたを慰め、 あなたの決断が間違っていても決して非難せず、 あなたが家に帰ってくると、おおはしゃぎして喜びました。 - あなたが恋に落ちたときも、いっしょになって歓喜しました。 彼女−今はあなたの奥さんですが−は、「イヌ好き」な人ではありませんでしたが、 それでも私は彼女を受け入れ、愛情を示し、彼女の言うことを聞きました。 - あなたが幸せだったから、私も幸せだったのです・・・ - やがて人間の赤ちゃんが産まれてきて、私も一緒に、その興奮を味わいました。 赤ちゃんたちの、そのピンク色の肌に、またその香りに、私は魅了されました。 私も、赤ちゃんたちを可愛がりたかったのです。 しかしあなたたちは、私が赤ちゃんを傷つけるのではないかと心配し、 私は一日の大半を他の部屋やケージに閉じ込められて過しました。 私がどれほど赤ちゃんたちを愛したいと思ったことか。 でも私は「愛の囚人」でした。 - 赤ちゃんたちが成長するにつれて、私は彼らの友達になりました。 彼らは私の毛にしがみついて、よちよち足でつかまり立ちをしたり、 私の目を指で突付いたり、耳をめくって中を覗いたり、私の鼻にキスをしました。 私は彼らの全てを愛し、彼らが私を撫でるたびに喜びました。 - 何故なら、あなたはもう、めったに私を触らなかったから・・・ 必要があれば私は命を投げ出しても、子供たちを守ったでしょう。 - 私は彼らのベッドにもぐりこみ、 彼らの悩み事や、誰にも秘密にしている将来の夢に聞き入りました。 そして一緒に、あなたを乗せて帰ってくる車の音を待ちました。 - 以前あなたは、誰かに犬を飼っているかと聞かれると、 私の写真を財布から取り出し、私の話を聞かせていたこともありました。 ここ数年、あなたは「ええ」とだけ答え、すぐに話題を変えました。 私は「あなたの犬」から「ただの犬」になり、 私にかかる全ての出費を惜しむようになりました。 - - そして、あなたは別の街で新しい仕事を見つけ、 みんなでペット不可のマンションに引越しをすることになりました。 あなたは「自分の家族」のために正しい決断をしましたが、 かつて、私があなたのたった一人の家族だった時もあったのです。 私は久々のドライブで、とても嬉しかった・・・ - 保健所に着くまでは−。 - そこには犬や猫たちの、恐怖と絶望の臭いが漂っていました。 あなたは書類に記入を済ませて、係員に「この子によい里親を探してくれ」と言いました。 保健所の人は肩をすくめて、眉をひそめました。 彼らは知っていたのです、 歳を取った成犬たちが−たとえ「血統書」付きでも−直面する現実を・・・ あなたは、「パパやめて、ボクの犬を連れて行かせないで!」と叫ぶ息子の指を 一本一本、私の首輪から引き離さなければなりませんでした。 - 私はあなたの子供のことを心配しました。 何故なら、あなたはたった今、このことを通して 友情、誠実さ、愛、責任、そしてすべての生命への尊重の意味を、彼に教えたのです。 あなたは私の頭を軽くたたき「さよなら」と言いました。 あなたは私から目をそらし、首輪とリードを持ち帰ることさえ、丁重に断りました。 - あなたにとって守るべき期日があったように、今度は私にも期日がやってきました。 - あなたが去った後、やさしい女性係員が二人やってきて言いました。 「何ヶ月も前からこの引越しのことを知っていたはずなのに、 里親を探す努力もしなかったのね・・・」と。 彼女たちは首を振りながらつぶやきました。「どうして・・・?」 - - 保健所の人たちは、忙しさの合間に、とても親切にしてくれました。 もちろんゴハンはくれました。でも、私の食欲はもう何日も前からなくなっていました。 最初は誰かが私のケージの前を通るたびに、走り寄りました。 あなたが考えを変えて私を迎えに来てくれたのだと願いました。 今回のことが全部、悪夢であってほしいと願いました。 - そうでなければ、せめて私を気に留め、ここから助け出してくれる誰かが来てくれればと・・・ しかし、幼い子犬たちの愛情を求める可愛らしい仕草には敵わないと悟った年老いた私は、子犬たちの明るい運命を脇目に、ケージの隅に引っ込み、ひたすら待ちました。 - ある日の夜、係員の女性の足音が近づいてきました。 私は彼女の後に続いて通路をとぼとぼ歩き、別の部屋に行きました。 しんと静まり返った部屋でした。 彼女は私を台の上に乗せ、私の耳を撫で、心配しないで、と言いました。 私の心臓が、今まさに起きようとしている事実を予期し、ドキドキと鼓動しました。 しかし同時に、安心感のようなものも感じました。 かつての愛の囚人には、もう時は残されていませんでした。 - 生まれついての性格からか、私は自分のことより、係員の彼女のことを心配しました。 彼女が今果たそうとしている責務が、彼女に耐え難い重荷となってのしかかっていることを、私は知っていたからです・・・かつて私があなたの気持ちをすべて感じ取ったように−。 - 彼女は頬に涙を流しながら、私の前肢に止血帯を巻きました。 私は、何年も前に私があなたを慰めたときと同じように、彼女の手を舐めました。 彼女は私の静脈に注射の針を挿入しました。 私は針の傷みと、体に流れ入る冷たい液体を感じ、横たわりました。 私は眠気に襲われながら彼女の目を見つめ、「どうして・・・?」と呟きました。 - おそらく彼女は私の犬の言葉が分かったのでしょう、 「本当にごめんなさい・・・」と言いました。 彼女は私を腕に抱きました。そして、「あなたはもっと良い場所へ行くのよ。」 「ないがしろにされたり、虐待されたり、捨てられたり、自力で生きていかなけらばならないようなところではなく、愛と光に満ちた、この世界とは全く違う場所に、あなたが行くのを見届けるのが私の仕事なの・・・。」と、急ぐように説明しました。 - 私は最後の力を振り絞り、尻尾を一振りすることで、彼女に伝えようとしました。 - さっきの「どうして・・・?」は彼女に対する言葉ではなく、 あなた、私の最愛なる主人である、あなたへの言葉だったのだと・・・。 - 私はいつもあなたのことを想っていました。 これからもあなたのことを想うでしょう・・・ そして私は永遠に、あなたを待ち続けます。 - あなたの人生に関わる人すべてが、 これからもずっと、私と同じくらい誠実でありますように・・・ - 終わり・・・


ワンの物語 『How Could You...』 by Jim Wills, 2001

この物語は、ジム・ウィルスという方が書いたエッセイです。
原文TUNAMARA KENNELSさんより  訳 by あーにゃママ
非営利目的であればどなたでも転載可。

ピノキオ(前編)

 ピノキオはイタリアのコロディが原作者。でもたいていの方は、ディズニーのアニメで知っていることでしょう。
 原作では大きな魚に飲まれるものが、アニメでは鯨に飲まれるなど、原作とは異なるものになっています。そこで、原作にこだわらないピノキオを創ってみました。

         *
 
 ある村に、ゼペットという腕のいい木彫りの職人が住んでいました。
奥さんも子供も病気で亡くして、一人でさみしく暮らしていました。
そこでゼペットは、亡くなった子供に似せて、木の人形を作りました。

「お前の名前はピノキオじゃ」

 ゼペットはそのできばえに満足しながら、ぐっすりと眠りました。
すると真夜中に、ゼペットの家に一筋の明かりが飛び込んできました。
それは神様の使いの天使ファータでした。

「神様はねえ、正直な人に一つずつプレゼントをするんですよ。
 ゼペットさん、あなたへのプレゼントはこれです」

 そう言うと、木の人形ピノキオが、静かに動き出しました。
そうです。ピノキオは生きた人形になったのです。

「ここはどこ?ねえあんたは誰?」

 朝日が差し込む部屋で、ゼペットはその声で起きました。
眠い目をこするとびっくり。ピノキオが動いているではありませんか。

「わしはゼペット。お前はピノキオじゃよ。わしの息子として作った木の人形じゃよ」

 そう言ってピノキオを抱きしめようとすると、ピノキオをその手を払いのけました。

「あんたみたいな年寄りが父さんだなんて、いやだよ。
 この家も小さいから嫌いだ。僕は出ていくからね。じゃあね」

 というとピノキオは、ゼペットの家を飛び出しました。

 ピノキオが歩いていくと、道で会った子供達が言いました。

「あれ、木の人形が歩いているぜ。へんなの」

 ピノキオは言い返しました。

「僕は木の人形じゃない!人間さ!」

 その瞬間、ピノキオの鼻が、ぐんと伸びました。
そう、ピノキオはうそをつくと、鼻が伸びるのでした。
道で会う人ごとに木の人形と言われ、人間だとうそをつく度に、
ピノキオの鼻はぐんぐん伸びていきました。

 それから1か月。ピノキオの鼻は1メートルになっていました。

         *

「僕なんか生きている意味がないんだ…」

 切り立った崖を歩いていてそう思った瞬間、
ピノキオの体は海の中に落ちていきました。
でも木の人形ですから、沈みません。

 ぷかぷかと浮いていると、大きな鯨がピノキオを呑み込みました。
鯨の大きな胃袋の中は真っ暗ですが、小さな明かりが一つありました。
近寄ってみるとそれはゼペットがともすろうそくでした。

「ピノキオ、やっと会えた!お前を探しにきて、間違って鯨に飲まれてしまったのじゃよ。
 でもこのろうそくが消えれば、お前もわしももう終わりじゃなあ…」

「そんなことないよ!」

 そういうと、ピノキオは1メートルに伸びた自分の鼻をぽきりとへし折りました。
 それから左手と左足を思い切って抜き取りました。

「これを燃やせば、鯨はきっと僕らを吐き出してくれるさ」

 小さなろうそくの炎を鼻と左手、左足だった木に移して燃やすと、
それを思いっきり鯨の胃袋に押しつけました。
 ブッハー!という大風とともに、
ゼペットとピノキオは鯨のおなかから外に飛び出しました。

目の前に大地があったのが見えて、ピノキオはそのまま気を失ってしまいました。

           *

「ピノキオ!ピノキオ!」

というゼペットの声でピノキオは目がさめました。
そこは、ゼペットの家でした。
ピノキオは、自分の左手と左足が、元通り木の腕、木の足に戻っているのに気づきました。
気を失っている間に、ゼペットが治してくれたのでしょう。

 でも、ちょっと待ってください。

 ということは、
ピノキオは木の人形のままなのです。
ピノキオは人間になれなかったのでしょうか。
このままずっと木の人形のままなのでしょうか?



−ピノキオ(後編)へ−

転載元転載元: きままにダイアリー ( ^o)_旦~~ マ、オチャデモ

虹の橋と雨降り地区

虹の橋 翻訳者 いっけ様

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
…まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと…。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです…。


けれど、動物たちの中には、様子の違う子もいます。
打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されることのなかった子たちです。
仲間たちが1匹また1匹と、それぞれの特別な誰かさんと再会し、
橋を渡っていくのを、うらやましげに眺めているのです。
この子たちには、特別な誰かさんなどいないのです。
地上にある間、そんな人は現れなかったのです。

でもある日、彼らが遊んでいると、橋へと続く道の傍らに、
誰かが立っているのに気づきます。
その人は、そこに繰り広げられる再会を、
うらやましげに眺めているのです。
生きている間、彼は動物と暮したことがありませんでした。
そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されなかったのです。

ぽつんとたたずむ彼に、愛されたことのない動物が近づいていきます。
どうして彼はひとりぼっちなんだろうと、不思議に思って。

そうして、愛されたことのない者同士が近づくと、
そこに奇跡が生まれるのです。
そう、彼らは一緒になるべくして生まれたのでした。
地上では巡りあうことができなかった、
特別な誰かさんと、その愛する友として。

今ついに、この「虹の橋」のたもとで、ふたつの魂は出会い、
苦痛も悲しみも消えて、友は一緒になるのです。

彼らは共に「虹の橋」を渡って行き、二度と別れることはないのです。


虹の橋の「雨降り地区」 作 芝山弓子様

こんな風に幸せと愛の奇跡に満ちている「虹の橋」の入り口に、
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシトと冷たい雨が降り、
動物達は寒さに震え、悲しみに打ちひしがれています。

そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。

大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも…。

でも、1年経っても2年経っても、
ずっと「雨降り地区」から、出て行かない子達もいるのです。

地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、
同じ悲しみに凍えているのです。

死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、
愛し合った記憶は、あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。
地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
「虹の橋」を創りあげているです。

ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。

命の儚さと愛しさを。
束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。

その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。


思い出してください。
動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。

信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから…。


虹の橋と雨降り地区

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