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【ハニカミ王子の誤記によるジャンボ失格】
中日クラウンズでは、一時サロンパスのCMで有名だった川岸良兼選手の
99年以来の優勝の話題しきりだが、2日目に予選落ちした2人の大物にも
話題が集まった。
石川遼選手が、マーカーを務めた同組の尾崎将司選手のスコアを間違って
記入し、そのままスコアカードを提出した。
結果、尾崎選手は過少申告で失格となった。
石川選手もコースを攻略できずに73と崩れ、通算4オーバーの70位。
カットラインに1打届かず、プロ転向後のツアー3戦目で初めて予選落ち。
件の誤記はは18番パー4のスコア。
尾崎選手はバンカーからの第3打をグリーンに乗せられずに4オン1パットの
ボギー。これをマーカーを務めた石川選手はパーである4と記入していた。
通常、ゴルフの競技に出場する選手は、同伴競技者のうち、指定された選手
のスコアを記入する「マーカー」という役割も担う。
石川選手は尾崎選手のマーカーだった。
ラウンド終了後、スコア提出所でマーカーが書いたスコアカードを確認して、
マーカーが「アテスト」(=マーカーの署名)をして、「アプロ-バル」(=自署)
をして提出箱に投入して初めてスコアと認められる。
我々がする普通のラウンドのように、ホールアウトごとに「何打でした?」
なんて聞くことはないので、基本的にはきちんと相手の打数を確認しておく
必要があるんですよね。
最後にスコア提出前に、お互いで確認するのが基本。
で、石川選手が間違って記入したのは18番だけではない。
16番パー4の尾崎選手のスコアも石川は「8」と書いていたが、スコア提出所で
尾崎選手から「ここは9」と指摘され、訂正していた。
とはいえ、通算10オーバーまで崩れて予選落ちが確定状態だった尾崎選手も
18番は見逃してしまい、そのままカードを提出。
結局、過少申告のため、02年カシオワールド以来6年ぶりの競技失格となった。
マスコミは「最終的な責任は、十分に確認せずスコアカードを提出した尾崎選手。」
としているが、まあ、そうだろうなあ。
とはいえ、石川選手が招いた事態にはいい勉強だったのかも知れない。
「失格」はプロとして、いや「審判のいない競技」であるゴルフのプレーヤーとしては
一番恥ずかしいこと。
彼にとっては、大先輩というか超大物を失格させたのだから、ホントにいい勉強。
これからの活躍に期待ですね。
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