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東北大震災の被災地に触れて、今思うことを綴っておきます。
そして、心のスイッチを切り替えます。いつまでも映像や思いをを引きずってはいけない気がしたからです。
必要なときは被災地を思い叫びます。被災者支援を自分にしかできないことを続けていきます。しかし、ここ熊本の日常の中でいつもその目線では社会との意識格差がありすぎて人間関係が歪んでしまい、私の心も壊れてしまう。自らの主張を誇示し過ぎないように、ささやきながら思いやりながら復興支援していきます。
決して忘れることのない被災地の景色。頭の引き出しに一旦しまいます。帰ってきてたった一日だけど、一度も笑っていない自分がいます。リフレッシュして笑顔を取り戻したいと思い、現地で見た感じた思いをここで吐き出してしまいます。
この1カ月で被災地の様子は大きく変わった。 本気な人の本音を紹介しましたが、被災地での実情と被災者の心の中に一番近いのはこの本音の部分だと思います。
現地に行ったからこそ知ることが出来た実態と感じたことを綴ります。
被災者のご自宅で瓦礫の撤去や泥だしのお手伝いをしていたその時その場所のすぐ近くで石原軍団が炊き出しをしていました。しかし、そのタレントがいる場所でその炊き出しをすがる思いで食べたいと思っている人がそれほどいたとは考えられません。ただ、有名タレントを一目見てみたいと思った被災地にありながら余裕のある人がほとんどだと思います。本当に困っている人たちは、そこへはいけないのです。動く手段もない。健康的にも余力がない人たち。本来炊き出しなどの支援を受けるべき人たちは、そんな支援を受けられずその情報さえも知らずに途方に暮れていたのが現実です。当然私も被災者ではないので行っていませんし、現地にいてもそんな情報は耳に聞こえてきませんでした。そこで思い出したのが、スマップの中居君や江頭24時など人目に触れず現地で支援活動をしたという情報です。メディアへの露出もなかったと思います。その後の真実の追っかけも聞きません。有名人が被災地を訪れる際に必ずテレビカメラがついてくることに、不信感が募ります。その輪は広がりを見せ、今ピークを迎えています。なぜでしょう?売名行為のエスカレート?一見元気を与えているようで、それは誤解される演出要素の強いパフォーマンスに近く、本当に苦しい人らをもっと苦しめる状況になっていることに気づいてほしいと石巻でボランティア活動をしながら思いました。
自衛隊さんたちのおかげで道路がほぼ開通していて、壊滅状態の場所にも動けるようになっています。その反面、一ヶ月たった今も津波に遭遇し海水が引き、景色が変わった瓦礫の山に車の散乱状態のまま手付かずの地域がまだあり、おそらく瓦礫の下に行方不明者が眠っているだろう場所も目にしました。何年かかるか分からないほどの壊滅状態からの復旧活動・・・自衛隊員の苦労に、もっとスポットが当たってもいいと思いました。
人が行きづらい地域にこそ行くべきで支援が必要だということ。人が集まりやすいところにはスピードを上げて復旧し、余分な救援物資がたまっていること。徐々に政府のもたつきと反比例して各地でボランティア団体が次々と発足し現地で活動していること。インターネットで見るボランティア情報はあくまで受け入れる役場側の都合による制限であり、被災者はボランティアを求めているということ。津波被害を受けた地域以外の被災地と言われている地域では電気やガスが復旧し、交通網もガソリンも食料も何不自由なく日常生活が出来ていること。。ボランティアセンターでの受付に来る人のほとんどが県外からのボランティアで、地元の人は少ないという。それは自分た
津波に襲われた人の心理は絶対に知ることが出来ない。語れない。言葉がない。まだ親の、子供の行方を探している人がいる。遺体安置所はボーリング場だった。その前を車で通ったが凝視できなかった。行方を探している先は、自宅の近くでも海の近くでもなく、各地にある遺体安置所だ。
女川町あたりだっただろうか・・・時速10キロ程度で車を進めていた。左前方に少年が立っていた。かわいそうにという感情だったが、すれ違う瞬間に目が合った。その目は鋭かった。悲しみにうちしがれた目ではなかった。
ハッとした。窓ガラス越しに無言の言葉が返ってきた。「お前ら何しにきた。助けてくれないのか。」・・・
車の散乱が永遠に続く景色を見ながら、何万台とあるこの車を誰がいつ撤去し、どこに運ばれ処分されるのか
考えた。そしてその車の数以上の行方不明者は今どこに眠っているのだろう。
工場地帯は人影もなく壁の壊れた立派な大きな建物が立ち並ぶ。道はジェットコースターのレールのようにクネリ、まともに進めない。その建屋の看板は誰もが知る大手企業名が並ぶ。どれだけの人がここで被害にあったのか・・・この状況で再開復興できるのだろうか・・・全国に関連会社があり、社員も何万人規模。感覚が分からない。野球どころではない。だって仕事どころか・・・仲間が死んでいるのに・・・ひとりならいいのか、怪我ぐらいならいいのか、その工場に関わる社員と本社社員の態度のギャップに人間として心が痛む。
語りだしたら限がありません。終わりにします。
最後に我がことを・・・
今回の被災地訪問を活かして、
これからの人生、心の中でいっぱいシャッターを押せるように感性を発揮して歩んで生きたい
これで思いは胸に終い、震災の今とこれからについてはできるだけ語らないようにしたいと思います。
泥にまみれた長靴
記憶だけは絶対に失わないように、仕事机の横にそのまま置いておきます。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。
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お帰りなさい。
無事に帰って来られたみたいですね。
心のケアは大丈夫ですか
やっぱりテレビの映像と現実は違ったんですね
2011/4/19(火) 午後 11:14 [ 白藤店のご近所 ]
帰ってきました。
強がってはみますが、心は強烈にゆがんでいます。何をしていても被災地のことが頭から離れなくなっています。
テレビでは映像コントロールされた演出が支配していて、真実は語られることはありません。復興するには情報よりも感性が大事で、本音を語り本気で動くこと。それしかありません。
現地へ行くことで助けにもなり、真実を知ることが出来ると思いますが、よほどの覚悟が必要だと思います。精神的に・・・
2011/4/19(火) 午後 11:27
支援活動お疲れさまでした。
こちらでは信じられないくらい穏やかな日々が送れて、いつもの競争社会が容赦せず待ってますね…
被害に遭ってない人たちは日本を不況にさせないためにも心から元気になって活躍しなくては!ですね^^
とても頑張ってる被災された方々が、折れてしまわないうちに…
被災地のつらい現実を教えて下さってありがとうございました。
2011/4/20(水) 午後 5:28 [ mayu ]
ありがとうございます。病的かどうか分かりませんがちょっと鬱です。何をしても被災者の気持ちになり、自分の贅沢さに怒りを持ってしまいます。
そして、決して「がんばろう・・・」とは言えません。支援は必要ですが過度に励ますことは大事な人を亡くした人にはきついです。現地で感じたことです。
これからも出来ることを精一杯被災地のために続けますが、余計な言葉を慎みたいと思います。そっと寄り添うことが一番だと分かりました。
被災者の中にも精神的な格差が生まれています。
2011/4/20(水) 午後 7:01
4/20 8:25匿名さん
ありがとうございます。何か気を遣ってもらってますね・・・申し訳ないです。
2011/4/20(水) 午後 9:33
4/20 9:29匿名さん
ごめんなさい。やはりちょっとおかしいですね。
平常心に努めます。ありがとうございました。
2011/4/20(水) 午後 9:35
「写真とは、心で撮るもの。」 プロとして心がけてきたことをこのブログを読ませて頂き言葉としてちゃんと認識しました。。。心からの言葉って、偉大。。。心から感謝致します、有難う御座います。被災地へ行かれ本当に沢山のご経験をされ、被災された方々への愛を感じました。ブログの文章に出会うことできて心から感謝致します。
自分の事で大変恐縮なのですが、中3の時に単身、阪神大震災の支援活動へ行きました。年の近い男の子と、倒壊した教室でオルガンを弾いた時、お姉さんを亡くした事を教えてくれました。16年経った今、自分に何が出来るようになったのか、何が変わっていないのか。。
沢山の人とハグしたいです。
Hibariさんにもハグしたいです。続
2011/4/21(木) 午後 4:45 [ CANNA ]
マン 甦れ!日本の皆様へ と検索して動画を見てみてください
(リンクはれませんでした)
スウェーデンからのメッセージ、
歌っている彼も祖国を追われ差別をうけて沢山の壮絶な人生を歩み今、大好きな日本へ気持ちを歌っています。この応援歌は、被災地の方々への想いもありますが、日本にいる全ての方へだと本人が言っていました。
沢山休憩してあげて下さいね。優しい心を持たれているから沢山傷つかれたのですよ。いいのですよ。きっと。
甦、は、更に生きると書きます。
いっぱい泣いていっぱいご自身を温めてあげて下さいね。 このコメントはhibariさま宛なので嫌なお気持ちにさせてしまったらごめんなさい。どうか、その際は削除下さいませ。
NYからハグを送ります。来月、ny中のハグを届けにゆきます。
2011/4/21(木) 午後 5:02 [ CANNA ]
CANNAさん ありがとうございます。
自分は自分なのに、社会的立場や歩んできた人生に、自分の『本当』を見失い、ひたすら走ってきたような気がします。いつも全力で。被災地に行ったのはボタンティア精神でもあり、自分への何かの『気づき』のきっかけを探しに行ったのかもしれません。
自分も人間。誰とも変わらない人としての生き方がある。
今回の旅で発見できたもの、気づいたもの
それは、人間はもともと強くない
自分は強がっているだけで、本当は弱いんだ
ということを知り、認めることができました。
多少は人間らしく、息抜きも必要で甘えも必要だと言うこと
その中で懸命に生きるということ
いろんな意味で、これからの生き方が変わるでしょう。
なんだかちょっぴり、自分に優しくなれるような気がしてほっとしています。
ハグっていいですよね。その文化が日本にあったら、もっと救われる心、助かる命があったと思います。
あいさつでも励ましの握手でもなく、あの被災地で必要なのは
まさしく「ハグ」だと思います。
ありがとうございました。
2011/4/21(木) 午後 5:29
TVの画面でしか知らない被災地。
雲雀さんの記事は、
とっても心にずっしりと響きました。
この気持ちは、大切なものなんだと思います。
貴重な体験記を、
ありがとうございました。
2011/4/21(木) 午後 6:13
Hibariさん、 良かったです。 そして私も全く同じです、自分が小さくて弱いものだと気が付くまで一ヶ月、毎日何かに追われているような、追い込まれて、いました。 何か自分にはできる、そんなきがしていましたが、実際は何も出来ない弱い存在だと。 人は、分からないもの、見えないものに対して恐怖を感じる事を学びました。 自分自身が何も出来ない存在だと、お恥ずかしながら初めて理解したら、不思議と気持ちが正常に戻り、更にまわりが見えて、NYには祖国を想い今すぐでも行きたいのに行けず、張り裂けそうになっている人が沢山いるのが見えました。 自分自身を認めたら、自分が何をすべきか希望が見えました。 まわりにはhibariさんを必要としている人がきっと沢山いらっしゃいますよ!:) 私、ハグを届けてきますね!ハグって凄いですよね!ハグ誰かとしてみて下さい笑
2011/4/21(木) 午後 9:14 [ CANNA ]
okoさん
体験記も当然すべてではありません。非情なる今回の大震災は多くのものを奪っていきました。人間のやさしさという大切な感情まで捻じ曲げています。ボランティアの人にありがとうって言えない被災者もいます。何しに来たとにらみつける人もいます。お前らには、帰る家があるお前らにはわからんだろうと心がふさいでいる人もいます。復旧復興も必要だけど、心のケアが最重要課題です。私も一回行ったぐらいで評論家にならないように気をつけたいと思っています。
2011/4/21(木) 午後 9:38
CANNAさん
自分自身を認めたら・・・
そうですね。人のために生きる人生が我が人生と決め付けていたように思います。基本は変わりませんが、ちょっと自分のために時間を過ごしてみようと思います。
そういえば、一番大切なもの(家族)に迷惑をかけてばかりで、自分の余裕の無さで愛情が欠けていたようです。
まずは、家族みんなとハグしてみます!
きっとびっくりするでしょうね!
気持ち悪いって言われそう^^
CANNAさん 本当にありがとうございました。
2011/4/21(木) 午後 9:47
しばらく雲雀さんのブログを読めずにいました。被災地のありのままを知るのが怖くて…こんなんで、派遣ボラとか出来ないですね(--;)自分の無力さに愕然としました。
熊本の日常と、被災地の日日常とにギャップを感じてらしゃるんじゃないですか?
どうか思い詰めずに、御自分の心のケアも充分にしてください!
2011/4/26(火) 午前 3:35 [ miki ]
mikiさん ありがとうございます。
時が経つのが一番の良薬みたいで、徐々に日常を取り戻しています。
2011/4/26(火) 午前 9:23