音楽業界のアカデミー賞とも称えられる、世界最高峰の音楽賞、第57回グラミー賞が2月9日
(現地時間2月8日)、ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われ、最優秀作品が決定しました。
サム・スミスとビヨンセ、ファレル・ウィリアムスの3アーティストが最多6部門でノミネート、
中でもUKのシンガー・ソングライターで新人のサム・スミスが主要4部門すべてでノミネートされていたのもあり、
今年はサム・スミスがすべてをかっさらうのではともっぱらの噂でした。
その前評判通り、サム・スミスが主要3部門(新人賞、楽曲賞、レコード賞)を獲得し、
最優秀ベスト・ポップ・ヴォーカルアルバム賞と合わせて4冠に。
この素晴らしいヴォーカリストの誕生によって、今後、クルーナー再評価が進んでいくのではないでしょうか。
アルバム部門はベックの6年ぶりとなった『Morning Phase』が獲得。
脊髄を痛め治療に専念していたこともあり、他アーティストのプロデュースや楽譜として作品
「Song Reader」を発表しながも、しばらく表舞台から遠ざかっていたベック。
その間、自身の音楽を見つめなおして制作されたというこのアルバムが持つ静かなる生命力は
ぜひその耳で聴いて確かめていただきたいです。
また授賞式のステージでは豪華アーティスト達のライブが次々と披露。
アイルランド出身の新人SSW、ホージアとアニー・レノックスの共演、アッシャーのスティーヴィー・トリビュート、
リアーナ、カニエ、ポール・マッカートニーのコラボシングル「FourFiveSeconds」の世界初披露、
壁に向かって歌っていたシーア、ラストを締めくくったビヨンセ「Take My Hand, Precious Lord」
〜ジョン・レジェンド&コモン「Glory」(アカデミー賞にノミネート)のゴスペリッシュな
パフォーマンス等が強い印象を残した今年のグラミーでした。
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