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このカテゴリーでは、60年代の洋楽のFavorite Songをお届けしていきます。
第5回めは、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」という曲を
取り上げたいと思います。
この曲は、1964年にリリースされた彼らのアルバム『Wednesday Morning, 3 AM』
邦題『水曜の朝 午前3時』に最初に登場しました。
しかし実際にチャート上でヒットするには、それから2年の歳月を必要としました。
これから紹介しますのが、「サウンド・オブ・サイレンス」が実際に
ビルボード・シングルチャートでトップにたった、
1966年1月第1週のビルボード・シングル TOP20です。
1 The Sounds Of Silence / Simon & Garfunkel
2 We Can Work It Out / The Beatles
3 I Got You (I Feel Good) / James Brown
4 Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is A Season) / The Byrds
5 Over And Over / The Dave Clark Five
6 Let's Hang On! / The 4 Seasons
7 Fever / The McCoys
8 Ebb Tide / The Righteous Brothers
9 England Swings / Roger Miller
10 Make The World Go Away / Eddy Arnold
11 Five O'Clock World / The Vogues
12 Flowers On The Wall / The Statler Brothers
13 One Has My Name (The Other Has My Heart) / Barry Young
14 Puppet On A String / Elvis Presley
15 I Can Never Go Home Anymore / The Shangri-Las
16 She's Just My Style / Gary Lewis & The Playboys
17 Don't Think Twice / The 4 Seasons
18 Day Tripper / The Beatles
19 Hang On Sloopy / Ramsey Lewis
20 The Little Girl I Once Knew / The Beach Boys
☆1966年1月1日付HOT100第1位が、サイモン & ガーファンクル の
「The Sounds Of Silence」(サウンド・オブ・サイレンス)でした。
この曲は、もともとはアコースティック・ギターで演奏されたフォーク調のポップスでしたが、
2年近くたってから、サイモン & ガーファンクル の二人の知らないうちに
オーバー・ダビングにより、エレクトリック・サウンドがかぶせられ、
見事なフォーク・ロックサウンドに生まれ変わり、新たな息吹が吹き込まれました。
そして再リリースされるやいなや、大ヒットすることになったわけです。
ところで、このオーバー・ダビングを担当したプロデューサー、トム・ウィルソンは、
“ボブ・ディラン”の作品であったフォーク・ソング「ミスター・タンバリン・マン」を、
エレクトリック・サウンドにより、見事にフォーク・ロックサウンドに変身させ大ヒットさせたのと
同じ手法を用いて、「サウンド・オブ・サイレンス」を生まれ変わらせたのですね。
この「The Sounds Of Silence」は、Simon & Garfunkel にとって
初のナンバーワン・ソングで、
この曲は1966年の1月1日付で1位に到達した後、
ビートルズの「恋を抱きしめよう」に2週間1位の座を明け渡しますが、
1月22日付HOT100で再度1位に返り咲いています。
集計期間の関係で、ビルボードの年間チャートでは54位となっていますが、
ちなみにキャッシュ・ボックス誌の年間チャートでは、見事3位に輝いています。
ところでこの曲は、日本のオリコン・チャートでも1位になっています。
1968年9月9日付と9月16日付オリコン・シングル・チャートで、
1位になっています。
実は、映画『卒業』(原題「The Graduate」)の挿入歌として大ヒットしたため、
米国でのヒットから2年遅れて、世界中でヒットしたという経緯があります。
それでは、Simon & Garfunkel の懐かしい映像をご覧ください。
The Sounds Of Silence
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