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第15回宮崎映画祭は2009年6月6日(土)〜13日(金)
第51回ブルーリボン賞:監督賞、助演女優賞
第3回アジア・フィルム・アワード:監督賞
【監督】是枝裕和
【出演】阿部寛、夏川結衣、樹木希林、原田芳雄、YOU 、寺島進
2008/日本/1時間54分
(以下、第15回宮崎映画祭公式ホームページより抜粋)
東京で実際に起きた子供の置き去り事件を元に製作された『誰も知らない』(2004)で世界中に家族や社会のあり方を問いかけた是枝裕和監督が、再び家族をテーマに撮った作品である。
そこには映画的な事は一切何も起こらず、長男の命日という少し特別な日に、年老いた老夫婦と子供や孫たちのある夏の日が、淡々と描かれている。
かつて開業医を営んでいて、元医者としてのプライドが高く、少し不器用な恭平、その妻とし子は一度も外で働いたことがなく、家庭がすべてという女性である。誰とでも会話のできる気さくな長女のちなみ、亡き長男と昔から比較されることの多い冴えない次男の良多、彼と結婚したばかりで、連れ子を伴ったゆかり・・・。『誰も知らない』に描かれた、深刻で社会派的な内容とは違ったホームドラマである。台詞の随所にどの世代にも共感できる普遍性が織り込まれている。
特に樹木希林が扮するとし子と、YOU扮するちなみの掛け合いは絶妙だ。
描かれた家族の良い点、悪い点を、自分の立場に合わせて再確認すれば、さらに味わいが深くなる。
●上映日程:宮崎キネマ館
6/8(月)17:50〜、6/9(火)10:30〜、6/11(木)15:25〜
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