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入隊して早8ヶ月 陸上自衛隊の生活の基盤が教育隊から部隊勤務へと変わり 教育と部隊での厳しさのギャップに少しとまどいながらも 迷彩服も「さま」になり始め 日々の生活になれ始めていた そんな軽い木枯らしが身を窄める秋頃、 私は一等陸士に昇進していました しかし、 私は迷彩服は着ていても、部隊の中で一番下であることには変わりありません 部隊では教育隊の様に1から10までを手取り足取りで教えてくれるわけではなく 的な空気が流れており・・・ ちょっとした間違いなどを多数やらかす時期でも有る訳です。。。 だから新隊員はメモ帳必携なの・・・(´・ω・`) そんなセンチメンタルな時期といことを踏まえつつ 新隊員の日常をご紹介していきます(`・ω・´)ゞ 自衛官の朝はとにかく早い!遅くても0630時起床です 起床と言っても「(´0`)ふぁ~おはよ〜」といった生ぬるいものではなく 朝からガンガン動きます、私の部隊では担当清掃区域の清掃を行いました 清掃の時は、もちろん新隊員は率先してやちりとりや雑巾をGETします 先輩にもし雑巾がけでもさせると・・・・特に何もありませんが 先任士長(注:1)のお呼びが掛かり「下がやらないと駄目よ」と注意を受けます でもコレは良い方で影でコソっと言ってたりする人もちらほら・・・・小姑かよ! すみません。以後気をつけます(´・ω・`) 陸上自衛隊では多くの部隊で朝礼があり、命令伝達やその他色々とお達しがある訳です そうして大体何処の部隊の朝礼でも軽い準備運動的な「体操」を実施しています そこでは私のような新隊員は「元気良く」をモットーに 体操一つにとっても一生懸命やる訳なんですが・・コレが人によって「受け」まちまちで (,,,゚Д゚)「そんな朝から気合入れなくてもいいぞ!」' とか (,,,゚Д゚)「なんだ、声が出てないな。声ぐらい出せ!」 とか (,,,゚Д゚)「教育隊じゃないんだから手を抜けよ。」 とか (,,,゚Д゚)「新隊員らしくしろ!」 なんて言われたりして よく同期と顔を見合わせたりしました。 どちらにしろ すみません。以後気をつけます(´・ω・`) 陸上自衛隊と言えども日常の勤務というのは普通のごくごく一般的仕事をしています 器材の整備や事務作業に草刈など、陸自として想像される訓練などは時とたま〜にあるぐらいで 殆ど一般的な公務員?の様な感じです。 事務作業等は有る程度階級のいった陸曹などが実施するので 陸士は殆どの場合、器材整備や草刈やたまにある訓練準備ぐらいなもので 私みたいな新隊員は特に何をしていいか分かりません 何も出来ないので、ただただ お茶酌み です。 しかもそればかりに気を留めると いきなり始まる作業についてこれないので、先輩の動きにはいつも気をつけねばならず なんだか息苦しい感じを覚えていました・・・ また、作業等始めると1から教えてくれる訳でも無いので大概軽いミスを犯します そうして多くは「出来ないなら出来ないって言えよ!」なんて言われたりして・・ すみません。以後気をつけます(´・ω・`) 何処でもそうですが、新人というのはいじられまくります 可愛い意味でも、小憎たらしい意味でも、自衛隊的な意味でも?ま〜色々です 私のいた部隊でも新隊員はよくいじくられました 例えば、 みんなで何かの賭けをして「負けた奴は腕立て100回」などが決められたとすると 先輩が負けた場合は実施しなくても 新隊員の場合は周りの先輩からの圧力によってなぜか「さらに条件の厳しくなった腕立て」をしたり 「新隊員だろ!」「新隊員なんだから!」 等の鶴の一声でなんだかんだ色々やらされたり また、自分の趣味やら地元ネタなどを披露して話題を提供する役目も負っているようで 何かと聞かれるわけです そうして面白くなかったり、空気読んでなかったりすると・・・ すみません。以後気をつけます(´・ω・`) さてさて、一日も終わり自分の半長靴磨きや迷彩服プレス(この時はまだ真面目にやってました) を終わらせ、お風呂に入り、洗濯物を干して一息つく頃、大体八時半を過ぎています その一日の殆どを新隊員として過ごしてきた私は 2300時の消灯までのささやかな時間に 先輩が外出で居ない同期の部屋によく遊びに行きました そこで同期とする会話は 「今日も怒られたよ。つーかさ、あれは○×士長が〜〜〜〜」 「そんなことよりうちなんかさ、朝から〜〜〜〜〜」 「マジで!うえ〜。なんか俺だったら〜〜〜〜」 「あそこは違うよな。だって〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 こんな感じでよく同期同士で愚痴を言ったりしていました もちろん違う部隊に行った同期の部屋でも同様です 大体はTVを見ながらジュースとお菓子をボリボリ食べながらぼ〜っとしているだけで 他愛の無い会話をしては、ため息をついていました。 そうこうするうちに消灯になると 「ま〜明日も頑張るか〜。」「早く下がこないかな〜」「あと2日でやすみか〜」 なんて会話が「おやすみ」代わりになり また明日やってくる新隊員の一日に備えるのでした。 つづく ※注:1 先任陸士長とは、陸士の中で自衛隊経験の長い人を言う。責任の区分に無い役職ではあるもの の営内生活で色々な面倒を見を担当し、陸士の相談役と言える。最近は先任陸士長というのが なくなりつつあるのも事実だが、実際には自然と一番上の陸士長がその役目を果たすように なっている。新隊員は自衛隊での生活一般を教え込まれる事が多い。 ※補足※ 昔の自衛隊は、私の時代には考えられないような新隊員をシメる行為が行われていたようで 旧日本陸軍からの悪しき伝統とも言われているそうです。 浅田次郎氏の小説やベテランの陸曹からも色々と聞いていますが今の自衛隊では到底容認できない 行為がまがり通っていたみたいです。私の新隊員だった頃には数々の先輩達の努力によって、 また環境の改善によってこのような行為は無くなっていました。 私の世代がちょっとやそっとの事で愚痴をこぼしているのは恵まれた環境だから成せるものだったと 思います。 自衛隊に入ると厳しい団体生活を強いられますが、生活する上で否人間的な扱いを受ける事はありません。 また、無いようによく指導されます。自衛隊のイメージでいじめや暴力がクローズアップされますが 今の自衛隊には殆ど無いという事を知っていただければと思い、補足しました。
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