絶版輸入工具
これの日本支社はヤバイ!(MANCO,INC.)先日,実家にある「舶来工具資料館」(通称:物置)から懐かしい?物が出てきた。確か30年くらい前に手に入れた物で,もったいなくて?使ってなかったのでそのまま未開封で劣化してしまった物だ(苦笑。
MANCO,INCのダックテープ
見ての通りガムテープであるが,当時「アメリカのガムテープは性能がすごいらしいぞ!」という噂を耳にしていたので,その頃アメリカに行った友人に買ってきてもらったのだ。しかも,ブランド指定である。そのブランドとは・・・?「MANCO,INC 」日本語で書けばマンコ社!(笑。その友人にも「絶対このブランドで!マンコ社のね!」と依頼したものだ。あらかじめ断っておくが,今回の記事中のマンコは女性器を指す放送禁止用語ではない。あくまで会社の名前である。勘違いをされないように。だから,マ○コとわざわざ伏せ字にする必要もないのだ。マンコ社!うーん。良い響きの名前だなぁ(笑。よーし,もう一回書いちゃうぞ。マンコ社!(笑。
裏面はこんな感じ
さて,話を本題に戻そう。元々アメリカではこの手の製品をガムテープではなくダクトテープといい,主に通気ダクトの補修等に使われる物。色はシルバーしかなく選択の余地はなかった。それを1978年に初めてカラフルな色で製品化したのがこのマンコ社なのだ。MANCOの名前は工具ブランドであるMATCOやEASCOなどと同じく略称が元で,Melvin A. Anderson Companyの頭文字から来ている。調べていないが,前回の記事のMALCOもおそらく略称だろう。英語圏で「***CO」というブランド名があったらほぼ間違いなく略称が元ネタと考えていい。
(後で調べたら,MALCOはMark and Al’s Companyの頭文字略称であることが判明。)
これが,シルバー1色の定番ダクトテープ
もちろん?これもアメリカ製。NASHUA社の製品だ。ちょっと前にコストコで購入。
MANCO,INC(マンコ社)のロゴ
マンコ社の沿革を簡単に書くと,1950年Melvin A. Anderson Company設立。その後,1971年にJack Kahlに買収されManco,Inc.に改名。1980年,DACK TAPEという名称を商標登録。1984年からはすべての製品がDACK TAPEという名称になる。同年,マスコットであるマンコ・T・ダックも誕生。1998年,ドイツのHenkel Group傘下になる。2002年,マスコットキャラクターのManco T. DuckはTrust E. Duckと改名。そして,2003年Manco、Inc.は、名称をHenkel Consumer Adhesives、Inc.に改名。2009年にはDUCK TAPEブランドはShurTech Brands(Shurtape Technologies, LLC)に買収され現在に至る。
1971年,マンコ社設立。
2003年,マンコ社オワタ \(^o^)/・・・(泣。 って,何が「(泣。」なのかよくわかりませんが・・・。じつに惜しい?のはこれの日本支社が出来る前に社名が無くなってしまった事か(笑。まぁ,結果的には出来なくて良かったのかもしれない。普通,自社名を名乗るときは社は付けない。だから,会社の電話受付嬢は「はい,マンコでございます。」と応対しなきゃならないし,社員は名刺交換時に「マンコの○○でございます」と名乗らなきゃならない。そして,社員の子供は「お前の父ちゃんマンコだろ〜!」とイジメられるかもしれない。社員募集にも支障があるだろう。
それにも増して,もっと困るのがマスコミだ。仮に,マンコ社が不祥事を起こせば新聞やニュースで取り上げない訳にはいかない。ロッキード事件やグリコ森永事件(古いなぁ)のように会社名を付けた事件名にするのにも支障をきたすだろう。「今回のマンコ事件は・・・」なんてニュースで流せるのか?。会社名で放送禁止用語じゃないからここぞとばかりに嬉々として読み上げたりしてな・・・(笑。
と,思ったら過去の似たような事例を発見!
その昔,ボボ・ブラジルというプロレスラーがいたのだが,その時は熊本あたり九州の一部の地方ではプロレス実況中継放送に支障をきたしたという・・・!この地方でボボはまさに女性器を指す言葉だったからである・・・!。 トラスト・E・ ダック
かつて,マンコ・T・ダックと呼ばれていたマスコットキャラのアヒル。厳密に言うと?アヒルの顔は当時から少しづつ変化している。このキャラは三代目かな?現在ではこのロゴその物がブランド名となっている。
親会社のシュアーテープテクノロジーズのロゴ
日本国内ではShurtape製品(パワーテープ)をアサヒペンが扱っている。
(ちょっと前まではDUCKブランドとして売っていた)
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