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後藤ひろひと OFFICAL SITE ひろぐ

「宮崎高章(みやざき・たかあき)」と出会ったのは
今から15年前!
1997年の春だった!
同じ年に私は「喜劇王・川下大洋」と出会っているので
「宮崎高章」とは
「喜劇王」並の長期に渡って知り合いだ!

当時私はとあるプロデュース資本で
1年間限定の
”東京後藤ひろひと劇団”を結成していた!
総勢50名の参加者に
10ヶ月以上「ワークショップ」を行い
最終的に下北沢の「本多劇場」において
私が50名全員に当て書きした
書き下ろし新作を2週間上演する
という壮大にして無謀な企画だった!

最初のうちは自分でもその集団の事を
”東京後藤ひろひと劇団”
と呼んでいたのだが
やがて公演を前にして
何か劇団名が欲しい!
という全体の希望が多くなった!
なので私はある全体宴会でこんな宣言を行った!

「これまでいっぱいふざけてばかりいたけど
 公演はお客さんを喜ばせるための物!
 決して君たちの”青春の想い出”にしてはいけない!
 ここらでみんなで真剣に挑もうじゃないか!」

そして私は劇団名として
「シリアス・ケース(Serious Case)」
という名称を発表した!

「俺たちにだって”真面目な場合”があるんだぞ!」

50人の劇団員は私のこの命名に
大きく沸いた!
感動して涙を浮かべる者すらいた!
しかし!
長い留学経験があるバイリンガルの団員が
私に近寄り小声でこう言った!

「やりましたね!
 またみんな大王の罠にはまってますよ!」

「シリアス・ケース」を
「真面目な場合」などと訳す翻訳家はいない!
通常であれば「一大事」!
そして病院であれば
「重症患者」を示す言葉だ!
現在全国多発的に行っているワークショップ
「Royal Plant」でも
授業は5日間で終わる!
私はたった5日間で全参加者を
効率よくあんぽんたんにする術を知っている!
そんな授業を10ヶ月以上続ければ
当然受講者は皆「重症患者」でしかない!
「シリアス・ケース」という劇団名を聞いて
歓喜し
抱擁し
涙し
歌い踊る50人を見渡せば
彼らが「重症患者」であった事は
目に見えて明らかであった!

かくして50人の「重症患者」達と
2週間の公演『ローラーハリケーン』を上演した!
公演が成功だったかどうかはわからないが
無謀への挑戦をしっかりとやり遂げて
一同はそれぞれの場所へと散って行った!

そんな「重症患者」達の中に
「宮崎高章」がいた!
なぜ毎回私は彼をフルネームで表記するのか?
仕方がない!
団員みんながニックネームで呼ばれる中で
「へんこ」な彼は
「宮崎高章」が自分のニックネームだと言って
聞かなかったからだ!

長く時が過ぎたある日!
私は「吉本新喜劇」
若手劇団員によるイベントのポスターを見て
茶を吹いた!
そこには「宮崎高章」の写真があり
やっぱり「宮崎高章」と書かれていた!
「群馬県」に生まれ育ったという
実に重いハンディキャップを背負いながら
「宮崎高章」は知らぬ間に「吉本興業」に入り込み
「吉本新喜劇」の座員となっていたのだ!

新喜劇メンバーによる飲み会などの際
私は必要以上に彼のハンディキャップを露呈した!
「群馬県」の土地事情
(県土の8割がペヤングのやきそば工場と”こんにゃく畑”!)
人口調節機能
(ブラジル人労働者家族達を
 本人達の知らぬ間に本籍変更させ
 県民数を補充する!)
洗脳作業
(ありもしない”群馬のいい事”を50以上もひり出した
 「上毛かるた」の文言を全て覚えさせ
 全部覚えないと県から外には出られない!)
食料問題
(定期的に検査員が住宅を訪問し
 お菓子鉢の中に銘菓「旅がらす」が入っているかどうか
 入念にチェックする!)
国境問題
(密航船などで勝手に首都に侵入しないよう
 利根川の東京側では
 ライフルを持った自警団が
 常に越境群馬県民達を狙っている!)
などなどを語るにつれ
いつの間にか「宮崎高章」は
「吉本新喜劇」の劇中でも
「群馬県民」として扱われるようになり
毎週土曜日のお昼には
テレビで群馬語を話す外国人を演じる事となった!

そんな彼が今年の始め!
「吉本新喜劇」を退団した!
同時に「吉本興業」所属をも断った!
聞けば「宮崎高章」は
構成作家への道を進むとの事であった!
そうなればもう我々に出会いは無い!
なぜなら私も「作家」
彼も「作家」だからだ!
「作家」が二人いる現場など
私の職場には決して存在しない!
なかなか面白い奴だったが
これで完全にお別れである!

と思いきや!
この秋!
私の方で彼が必要になった!

「有料の動画配信サイトを持つ気はないか?」
私はそんなお誘いを頂いた!
それは今の私にとって実に好都合だった!
最近頭の中に次々と浮かぶも
具現化するには多難な数々の企画!
それらを実行するために
動画配信サイトというのは
またとないチャンスだと思った!
そしてそれらに着工するためには
パートナーが必要だと考えた!

「宮崎高章よ!
 群馬県民であるのはつらい事だろうが
 ここらで私のパートナーにならないかね?」

詳しい内容も話さないままのオファーだったが
彼は首をかしげながら了承してくれた!

さて皆さん!
これはとても重大な発表です!
本日のこの記事をもって
『ひろぐ』を引っ越します!
とてもあわてたお引っ越しです!
けども『ひろぐ』は『ひろぐ』!
サイト運営会社には
「有料動画サイトを始めたとしても
 『ひろぐ』はこれまで通り
 無料のブログページにして下さい!」
と強く念押しいたしました!
なので『ひろぐ』は
いつまでも『ひろぐ』であり続けます!
そして私は
これまで以上にひろぎます!
だからこの記事タイトル
「これが最後の『ひろぐ』です!」
というのは
珍しく人目を引くためについた軽いうそです!
ごめんなさい!

新ページには既に挨拶文も兼ねて
新『ひろぐ』最新記事
『私はどうして傘をさしていないのか?』
を掲載しました!
様々な可能性を持つ新サイトで
今後どんな展開が待ち受けているのか
私自身も不安でいっぱいですが
これからもどうぞ応援をよろしくお願いします!

では皆さん!
まずは私の新しい”家”を
一度お訪ね下さいな!

新『ひろぐ』
http://ch.nicovideo.jp/goto-hirohito

そしてちなみに今夜は
「国木田かっぱ」さんのトークイベント
『カッパラキン』に出演します!
関西にお住まいの方で
夜が退屈な方は
是非お越し下さい!
小さなカフェの中で
ただひたすら「かっぱ」さんと喋りますよ!



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