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後藤ひろひと OFFICAL SITE ひろぐ

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12月2日は「文化の日」

昨日12月2日は「文化の日」であった!
もちろん世間的には約1ヶ月ずれているのだが
なにしろ我が家では「文化の日」だったのである!

以前の『ひろぐ』記事にて
立体映画『ハッブル3D』をお薦めしたのだが
「これからはプログラムが変わるたびに
 毎回行こうね!」
「カミさん」と約束した映画館
「IMAXシアター天保山」
が今月で閉館されてしまうのだと言う!
その映画館を含む
「サントリーミュージアム」
自体が閉館されるらしく
「大阪」の中でも好きな場所だっただけに
寂しくて仕方がない!

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「IMAXシアター天保山」では現在
閉館記念プログラムとして
『ブルーオアシス〜神秘の海へ』
『ブルーオアシスII 3D』
という2本の立体映画を
1本わずか500円という入場料金で公開している!
どちらも「サントリーミュージアム」が出資して作られた
あまりにも見事な40分ほどの海洋立体作品で
見る者すべてが目の前の魚介類を掴もうと
画面に向かって手を伸ばしてしまう!
実を言うと私は過去に同劇場において
『ブルーオアシスII 3D』を一度見ているのだが
それでもまだ興奮し足りないため
やっぱり昨日も魚介類を掴もうと手を伸ばしてひろいだ!

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しかも!
なんと『ブルーオアシス〜神秘の海へ』では
今の私にはなんともタイムリーな事に
「巨大えびの脱皮」
を立体映像で見る事ができるのだ!
じっと静止して
ゆっくりゆっくりと脱皮する「えび」!
見つめていると力がこもり
思わず鼻血が噴き出しそうになるひろぎ具合!
超能力者の対決を描いたデビッド・クローネンバーグ監督の
『スキャナーズ』
腕相撲の全米大会に挑むトラック運転手を描いた
「シルベスター・スタローン」
『オーバー・ザ・トップ』といった
見ている者を必要以上に力ませる映画作品を
私なりの映画用語で
「鼻血映画」
と呼んでいる!
『ブルーオアシス〜神秘の海へ』
を私はこの「鼻血映画」に分類した!

最終上映は12月26日だそうだ!
悪い事は言わない!
あの劇場であれらの作品を見る事は
決してあなたの人生の損にならないと断言しよう!
海遊館は潰れない!
大阪港の駅を降りて観覧車を目指し
天保山に向かうならば
今なら是非とも海遊館より先に
「サントリーミュージアム」に行くべきだ!
そして今月で無くなってしまう「IMAXシアター」で
スクリーンに向かっていっぱい手を伸ばし
いっぱい鼻血を飛び散らせるべきだ!
さぁ!
「IMAXシアター天保山」を君の血で染めよう!
うん!
この呼びかけ方はきっと間違っている!

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同時にギャラリーで開催されているイベント
「ポスター天国」
もたいそう面白い!

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やはり500円の入場料金を払えば
かなり珍しく貴重なポスターを見る事ができるが
無料展示コーナーだけでも
充分にひろぐ事ができる!

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立体映画や世界のへんてこポスターで
なんとも深く文化をひろいだ私は
大阪港駅から「日本橋」へと向かった!
大好きな「でんでんタウン」の中にある劇場
インディペンデント・シアターにおいて
「としちゃん」こと「工藤俊作」氏によるプロデュース
「プロジェクトKUTO-10(くとうてん)」
新作『黄昏の犬たち〜ぼちぼちいこか外伝』
の上演を開始したのだ!
普段は滅多に演劇を見に行かない私なのだが
なぜかこの公演を見たかった!

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「としちゃん」は私などにとっては大先輩の演劇人で
本来であれば「としちゃん」などと呼んでいいはずがない!

Piper「山内圭哉」から聞かされた話である!
実は「山内圭哉」と「としちゃん」は
子役として活動していた際
同じ事務所に所属していたのだそうだ!
小学生だった二人はお互いを
「たかくん」
「としちゃん」
と呼び合っていたそうである!
やがて「たかくん」は
「中島らも」氏主宰の劇団
「笑殺集団リリパットアーミー」
(現・リリパットアーミーII)に入団!
「としちゃん」は大阪芸術大学に進み
劇団「199Q太陽族」(現・劇団太陽族)
を旗揚げした!
その時点で「としちゃん」は
大学の後輩達から恐れられる
”怖い先輩”の代表格として存在していた!
そんな頃に再会した「たかくん」と「としちゃん」!
「たかくん」は再会を喜び
親しみを込めて「としちゃん」と呼ぶと
「としちゃん」は耳元に口を寄せ
低い小声で言ったそうである!

「時代は変わってんねんぞ・・・
 2度と”としちゃん”て呼ぶな・・・」

「としちゃん」が「としさん」に変わった恐怖の瞬間だった!

数年前の宴会の席で
私は「としさん」にその話をした!
「としさん」も周囲も大笑いしてくれた!
現在の気弱でひがみ屋で陽気な飲んだくれ「としさん」からは
考えられないようなエピソードだったからだ!
「そんな事あったかなぁ!」
と言って「としさん」は大きく笑った!
そしてアルコールが回った「としさん」は
私にこう言った!

「ほんならなぁ!
 後藤君だけは僕のこと”としちゃん”て呼んでぇや!」

どういう流れでそうなったのかはわからないが
それはとんでもない提案だった!

「後藤君が”としちゃん”て呼んでくれるんやったら
 僕も後藤君のこと”ひろくん”て呼ぶし!」

私は別に「ひろくん」と呼ばれたくはない!
しかし「としさん」のことを
「としちゃん」とは
是非呼んでみたい!
いいだろう!
その取引は成立だ!

それは
「としさん」が「としちゃん」に戻った素敵な瞬間だった!

それ以来我々は年齢もキャリアも飛び越え
「としちゃん」
「ひろくん」
と呼び合っている!

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”10回やったらやめようかな”
という気持ちで開始された
「としちゃん」の「プロジェクトKUTO-10」!
なのにその11回目の公演だった!
私はそういう主義の曲げ方が好きだ!
主義にとらわれて
やりたい事をやらずに過ごす人生が
たいそう嫌いだ!
だからこそ11回目の公演というのを見てみたかった!

親父俳優達が
現代の若い演劇客にまったく呼吸を合わせず
強いメッセージを好きなだけぶつけて来る舞台だった!
作家・岩崎正裕氏の書く言葉は
重く・強く・寂しい!
決してわかりやすい内容とは言わないが
その表現は私などが若い頃に見た演劇を
そのまま再現した新作だった!

「ボブ・ディランにしても
 ニール・ヤングにしても
 変わらないって事がかっこいいんですよね!」

打ち上げの席で作家同士がそんな会話を交わした!

客席にはエルヴィス友達の「国木田かっぱ」さんがいた!
昼に公演を終えた「劇団新感線」の
「インディー高橋」君や
「右近健一」君もいた!
ついでについ最近その名を聞かされて憤慨した
”視線でハエを落とす男”「粟根まこと」もいた!

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出演者である「遊気舎」「久保田浩」
2軒の飲み屋で飲んだくれるうちに
どうしようもないほど泥酔した!
帰り際には我が家に泊まるとごね始めた!
泊めたくなかったので
「としちゃん」が乗ったタクシーに
無理矢理押し込んだ!
車内から大声で何か叫んでいたが
聞かずに家路についた!

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一日で沢山の文化に触れた!
昨日は間違いなく「文化の日」だった!

季節を2ヶ月先取りする街「松屋町」では
「クリスマス」が終わった!
そこでは既に「ひな祭り」が始まっている!

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