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後藤ひろひと OFFICAL SITE ひろぐ

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みんなアホな子

「なんばグランド花月」通称「NGK」の舞台とは
「吉本興業」所属の「芸人」ならば誰もが立てるという場所ではない!
しのぎを削って上へと昇り
やっとのことで
若手芸人専用劇場「ファイブアップよしもと」に立ち
更に更に努力を積んで評判を得て
様々な吉本系列の劇場に立った後
遂に芸を見せる事が許される
そんな劇場なのである!
その舞台に「作家」でありながらも
毎年この時期になると立たせてもらえる私は
どこまでも幸せな人間だと感じる!

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「NGK」において3日間に渡って上演された「王立新喜劇」
『ホテルからほり303』
全ステージ超満員というありがたい盛況ぶりだった!
「よしもと新喜劇」を見慣れていない人達
「後藤ひろひと」を見た事もない人達が
とっても「後藤ひろひと」な「よしもと新喜劇」
もしくは
とっても「よしもと新喜劇」な「後藤ひろひと」を
いっぱい楽しんでくれたようだった!

しかも一緒にいるのは
”黒い岩石頭”「松崎しげる」氏と
”くーみん様”こと「大場久美子」様!
お客さんも出演者もスタッフも
みんなが楽しんでくれた舞台だったが
誰よりも一番楽しんだのは私に違いない!

はてさて!

今回で4回目となる「王立新喜劇」だが
その名物と言えば何かご存知だろうか?
私による「パントマイム」
”ウッチ・マン”「内場勝則」伯爵と
”やん様”こと「未知やすえ」嬢による
かわいらしい夫婦ラブ・ストーリー!
いやいやそれ以上の名物があり
それはもったいない事に関係者しか知らない!

一体誰が時間を伝えるのだろう?
一体誰が場所を教えるのだろう?
「王立新喜劇」の打ち上げとなると毎回必ず怪物が現れ
何の打ち上げだったのかも忘れさせるほど暴れる!
「ぼんちおさむ」ちゃんだ!

今年も当然現れた「おさむちゃん」に
よせばいいのに乾杯の音頭をお願いする!
毎年それで打ち上げがスタートする決まりなのだ!
「おさむちゃん」はグラスを掲げて
もっともらしい事を語る!
「内場の演技は小手先や!」
などと「ウッチ・マン先生」をピンポイントにダメ出しを始める!
そしていつの間にか話は自分も出演していた事になっている!
そんなスピーチを聞いていると誰もが尋ねずにいられない!

「お前誰やねん!」

そう!
それは怪物が仕掛けた罠だ!
その怪物に決してしてはいけない質問だ!
その怪物が持つ最強の武器!
それを使うチャンスを
我々は毎年うっかり与えてしまう!
なにしろその怪物は
かつて”名乗る”事で日本武道館をいっぱいにした生き物なのだ!

「おおおおっ!」

しまった!
もう防ぐ事はできない!
”名乗り”終えるまで待つしかない!

「おおおっ!
 ああああああーっ!」

おかしな話だ!
「おさむ」という名前には「あ」など含まれていないのだが
途中から好きなように母音を使いこなす!

「だああっ!
 えええええええええーっ!」

いつ音の反響でグラスが割れるかと心配になる絶叫!
不自然な動きでそこらにある物全てに全身でよりかかる恐怖!
そしていつ終わるのかわからない不安!

「うあああっ!
 いあああああああーっ!」

最終的にいつもしっかりと”名乗り”終える事はない!
「・・・でええええええす!」
というような音が出たら
どうやらそれが”名乗り”終えである!

我々にしてみればあまりにも毎年の事なので
笑いはしても喜びはしない!
しかし「松崎しげる」氏も「大場久美子」様も
拍手までして喜んでくれた!
乾杯の音頭という事はまだしらふである!
その怪物が飲み始めるのだから
後の騒ぎはただ事ではない!
突然の奇声!
不意を突くジャンプ!
不可解な「内場勝則」批判!
そしてやっぱり突然の奇声!
この怪物と飲んでいると
「猿」に座って食事をさせる方が
まだ簡単だと思えて来る!

「♪A地点から!
  はいはいはいはい!」

聞けば誰もリクエストした覚えはないらしいのだが
今年は突然「ザ・ぼんち」の大ヒットシングル
『恋のぼんちシート』を
フルコーラス歌い切るという乱心も見せた!

そんな怪物を最後まで喜んでいたのは
泥酔状態となった「松崎しげる」氏だった!
そうなった「松崎しげる」氏をも我々は怪物と呼んでいたのに!
一気に怪物が倍に増殖した事になる!

「うれしいよー!
 おさむちゃんに会えてうれしいよー!」

黒い怪物がそんな事を言うものだから
先の怪物は更にエスカレートする!
やがて黒い怪物が”名乗り”の怪物の頭を掴む!
まさか!
出るのか?
やるのか?
今日も出すのか?

ゴッ!

今まで聞いた事もないほどの強い頭突き音が会場に響いた!

「あいたーっ!」

”名乗り”怪物によるあたかも字で書いたような叫び!
それがまた更なる暴走を生み
それを見た黒い怪物がまた頭を掴む!

ゴッ!

「あいたーっ!」

何度それを見ただろうか?
多分何ミリかは確実にどちらかの頭蓋骨がへこんでいたに違いない!
騒ぐから喜ばれ頭突かれるのに
頭突かれると騒ぐものだから
その連鎖に終わりはない!

ゴッ!

「あいたーっ!」

怪物対怪物による壮絶な闘い!
それはもう打ち上げと呼ぶよりも
「水野久美」様主演の「東宝特撮映画」
『サンダ対ガイラ』に近い!

ふと見れば「大場久美子」様は
「末成由美」ねぇの何やら優しい言葉を聞いて
えんえんかわいく泣いている!
遠くの席ではPiperリーダー「川下大洋」と「未知やすえ」嬢が
”Piperリーダーは後藤ひろひとじゃないのか?”
というテーマで論じ合っている!
「NGK」支配人がうちの「カミさん」と高笑いをしてる!
そしてその中央では60代の二人がまだ続けている!

ゴッ!

「あいたーっ!」

気がつけば
数少ないまともな人間である
私と「ウッチ・マン先生」だけが取り残され
我々二人の周囲から人が誰もいなくなっていた!
やっと静かにお話をさせて頂こうと思ったその時!
「ウッチ・マン先生」がお叫びになられた!

「なんでやー!
 作・演出と新喜劇座長やぞー!
 なんで二人だけにされてんねん!
 もっとちやほやせーよー!
 頼むー!
 誰かー!
 ちやほやしてくれー!」

「ウッチ・マン先生」というお方は
正常と泥酔の壁を一瞬で越えられる事で名高い!
見れば視線もよいよいなさってらっしゃる!
ついに「ウッチ・マン先生」もあちら側に行かれた!

イメージ 2

そこには子供など一人もいない!
むしろ子供を持つ者や
孫を持つ者達が多い宴の席である!
なのに見渡す限りは一人の大人も見る事はできない!
みんな「アホな子」である!

私か!
私が「王立新喜劇」をやるからこうなるのか!
元凶が自分である事に感づきながらも
罪の意識がまったくない私は
知らんぷりをして鍋をつついたのであった!

「王立新喜劇」は続いて「東京」に向かう!
どっさりとひろがせて頂こう!

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「川下大洋」という男!
出会った時から何か他とは違う人物だなとは思っていたが
案の定「イップ決め」も全然違う!
100点満点で4点だ!

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