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後藤ひろひと OFFICAL SITE ひろぐ

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ほんの2行の英雄達

最近の映画館を訪れると
そのラインナップにずいぶんがっかりする!

子供達が並んでいる列の先では
「仮面ライダー」が!
若人達はきゃあきゃあ言いながら
『ヘルタースケルター』に並び
私のような「初老」以上の者達は
「バットマン」と「スパイダーマン」に並ぶ!

シーズンによっては
「ここは電気屋のTV売り場か?」
と思えるほど
TVドラマの映画化ばかりが上映されるが
今の季節はどうやら
漫画を誰かに読んで欲しい時らしい!
年間通しては洋画邦画問わず
どれもドラマか漫画かアニメか小説の映画化ばかりで
このままでは
純粋に映画のために描かれた脚本に与えられる
「脚本賞」が無くなってしまうのでは?
と本気で心配してしまう!
(ただし日本映画界だけは世界にさきがけて
 他人が作った物を脚本に書き直しただけで
 「脚本賞」が受賞できるお手軽システムがある!
 世界の映画賞の中でそれを実践しているのは
 恐らく日本だけだろう!
 常識的な映画賞であれば
 別に「脚色賞」が設けられている!)

そうこう言いながらも
「バットマン」を主人公とした
『ダークナイト ライジング』と
「スパイダーマン」が主役の
『アメイジング・スパイダーマン』とを
数日間のうちにたて続けに鑑賞してみた!
どちらも単なる”漫画の映画化”というのを超越して
恐ろしいほど素晴らしい作品だった!
私の周囲では
『ダークナイト ライジング』を絶賛する人が
圧倒的に多いのだが
私個人の感想としては
『アメイジング・スパイダーマン』の方が
より優れた映画だと確信している!
恐らく私が書く舞台作品を好きでいてくれる方が
それら2本の映画を鑑賞したとしたら
そのほとんどが私と同意見を持つ事だろう!
見ていて笑顔になる時間がほとんど無い
『ダークナイト ライジング』に対し
なんだかとても素敵な気分にさせてくれるのが
『アメイジング・スパイダーマン』だ!

アメリカのコミック会社が映画界に参入し
圧倒的な猛威をふるっているのは
周知の事実だ!
もうじき
「アイアンマン」も「ハルク」も
「キャプテン・アメリカ」
みんな一緒になって闘う
『アベンジャーズ』が公開される!
そして調べてみると来年には
『Man of Steel(鋼鉄の男)』のタイトルで
「スーパーマン」も再映画化されるようだ!


YouTube: MAN OF STEEL - Official Trailer (2013) [HD]

「スーパーマン」!
「バットマン」!
「スパイダーマン」!
アメリカ人はそれらを何度映像化するつもりなのだろう?
しかし不思議なもので
作られるたびに私も見てしまう!
宇宙超人が地球の悪と闘う!
大富豪が最新鋭機器で悪と闘う!
特殊な蜘蛛に噛まれた特異体質の青年が悪と闘う!
そのいずれもが正体を隠して別人格を持っている!
そのコンセプトが変えられる事はない!
それら2行は絶対に守られる!
そんなほんの2行が
何度も何度も映像化され
必ずと言っていいほど
多くの観客から賞賛を受ける!
これは言わばTV界で言う
”動物とダイエット”のような物で
なにかしら視聴率を稼ぎたい時に登場させれば
必ず観衆が飛び付くといった
絶対法則の一つなのかもしれない!

漫画雑誌『アメイジング・ファンタジー』の第15号に
ほんの一話限りのノリで描かれたのが
「スパイダーマン」!
1963年の事だそうだ!
どうやら「板尾創路」係長と同い歳らしい!
つかみどころのない人達が生まれる年なのだろうか?
一方で「スーパーマン」と「バットマン」が
この世に登場したのは
第二次大戦前年の1938年!
つまり「スーパーマン」と「バットマン」は
73年間愛されているキャラクターなわけだ!

リメイクされるたびに
「またスーパーマンかよ!」
「またバットマンかよ!」
と思ってしまうのだが
考えてみれば自分が位置している演劇界では
実に当たり前な事である!

チェーホフによる111年前の『かもめ』!
ベケットによるわずか60年前の
『ゴドーを待ちながら』!
「スーパーマン」や「バットマン」と
歴史的にたいして変わらない時代の演劇作品が
何度も何度も解釈を変えては上演されている!
ところがだ!
『かもめ』のストーリーを知っている人は
この世にほんの少ししかいない!
『ゴドーを待ちながら』の内容など
2回見た上で
1回出演した事もある私ですら
いまだに理解できていない!
たとえどれほどの名演があったとしても
それらをブルーレイで購入して何度も見たいとは
絶対に思わない!
断言しよう!
73年間愛され続けている超人達の話は
今から100年後も不変である!
チェーホフやベケットが消えても
「スーパーマン」と「バットマン」は
この世から消える事はあるまい!
シェイクスピアによる
『ロミオとジュリエット』
恐らく「スーパーマン」や「バットマン」のように
多くの人々に愛されたのだろう!
時にはファッションになったり
時には居間の飾りになったりして
脈々と生き続けて来たのだろう!
だから400年以上もの長きに渡って
そのストーリーが多くの人に知られているのだろう!

「バットマン」などは
最近の作られ方を見ていると
偶像崇拝による宗教法人が設立されそうな
そんな勢いだ!
もしそうなれば
シェイクスピアよりも長く
この世に残りそうな気がする!
前述した通り元はほんの2行なのに!

そんな2行を考えて夜更かしするのも
また楽しい私なのであった!



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