ここから本文です

後藤ひろひと OFFICAL SITE ひろぐ

書庫全体表示

楽しい場所だと聞いてはいたのだが
一度も行った事がなかったので
これはいい機会だと考え
「RBP」メンバーに呼びかけた!

「研修会と称して”伊丹昆虫館”に行こう!」

「兵庫県」の「伊丹市(いたみし)」と言えば
AI・HALLという劇場がある!
私は「遊気舎」時代にその劇場で
何本も公演を打たせてもらった!
今でも私の代表作と言われる
『人間風車』
『ダブリンの鐘つきカビ人間』
AI・HALLで最初に発表した作品だ!
なのでずいぶんと「伊丹」には通った!
ゆえにそういう施設があるとは聞いていたのに
「伊丹昆虫館」がどこにあるのかも
よく知らずにいた!

「あそこはいい昆虫館ですよ!」

「昆虫王チョロ君」が言うので
ならば是非案内役として同行してもらえないか?
と依頼した!
彼は私や「Royal Plant」メンバーと違って
しっかりと生きるまともな大人なのに
”喜んで!”
との返事をくれた!
そしてそんな楽しそうな企画があるとなれば
どこからともなく「笹田子爵」も現れる!
「RBP」は既に何を母体とする集団なのか
まったくわからない「生物部」と化してしまった!

ここで最新情報!
「笹田子爵」デザインによる
「RBP」缶バッジ(3種類)が
間もなく完成!
もちろん一般で販売したりはせず
身内でにこにこするためだけの作成ですので
欲しいと思わないで下さい!

イメージ 1

その日の早朝は
スペイン・サッカーリーグ
「リーガ・エスパニョーラ」において
大きな試合が組まれていた!
昨年の「リーグ優勝」チーム対
「スペイン国王杯」優勝チーム
によって闘われる「スーペルコパ」だ!
「スペイン国王杯」優勝チームが
憎き「バルセロナFC」!
そして「リーグ優勝」チームは
我らが「レアル・マドリード」!
そう!
それは再三『ひろぐ』でも扱われる
「クラシコ」である!

そんなわけで阪急「伊丹」駅に集合してみると
私と「笹田子爵」とは
こういう装束だった!
仲良しながらもどこかでいがみ合う二人だ!

イメージ 2

「昆虫王チョロ君」の車に乗せてもらう組と
阪急バスで向かう組の2班に別れた!
普段バスなどほとんど利用しない私は
喜んでバス組に加入した!
停留所では見知らぬ老婦人に
「これに乗れば昆虫館に行けますか?」
「お金は先ですか後ですか?」
などとあれこれ尋ねた!
ひろいでいる時の私は
誰かれ構わず話しかける癖を持っている!
おかげで間違えずに到着!
「チョロ号」チームとも合流を果たした!
かくして10人を越える騒がしい大人達を待ち構えていたのは
憧れの「伊丹昆虫館」だった!

イメージ 3

どうだこの門構えは!
いずれ私もこんな家を建てたいものである!
そして防犯システムとして
随所に蜂の巣を配置したい!
泥棒や強盗はたいてい黒装束だろうが
それこそ蜂が襲いたがる配色だ!
私の城に押し入りたければ
思いきり目立つ全身白ずくめで来るがいい!
そして城に辿り着くまでに
「変な白い人達がいる」
と通報されるがいい!

中に入れば
もちろん素晴らしい場所だった!
当然ながらどこまでも「昆虫」に徹した施設だった!
先日どっひゃりしたイベント『ハチの世界』とは異なり
展示も解説もたいそうわかりやすい!
そして展示模型の精巧さもすさまじく高度だ!

イメージ 4

生体展示も多く
ペットショップや昆虫ショップでは決して見られない
「コノハムシ」や「ナナフシ」などが
生きて暮らする姿は
私を大興奮させた!
そんな「伊丹昆虫館」最大の人気は
「蝶温室」だ!

イメージ 5

室温が45℃に設定されているため
この季節は長居が禁物なドームなのだが
人間を怖がらない蝶達が
自由に飛び回り
時折なにと見間違えてか
シャツに群がったり
帽子にとまろうとしたりする!
これでドレスでもレンタルしていたら
私でも『白雪姫』気分になる事は間違いない!
しかしもしもドレスを着た私がそこにいたら
蝶よりも珍種に分類されるため
その夢は放棄した!

しかし!
そのかわりにこれがあった!

イメージ 6

売られているわけではなく
勝手にかぶって遊んで下さいという
「虫のお面屋台」だ!
よく見てもらえばわかると思うのだが
いわゆる一般知識で見知っている「昆虫」が少ない!
私でも何の頭部なのかまるでわからない!
そこが素敵だ!
「俺はあれだぞ!
 ほら!
 あの!
 ・・・あれだぞ!」
そんなお面でいっぱいだ!
けど私はその日
見知らぬ「昆虫」よりは
「せみ」になりたい気分だった!
サーティワンに入っても
バニラが食べたい時は誰にでもあろう!

イメージ 7

はてさて!
隅から隅までひろぐうち
その日最大のひろぎが私を待ち受けていた!

「ゴキブリにさわってみよう!」

恐らく9割5分以上の人々が
その指示に「はい!」と従う事はないだろう!
だが私は従順にも「はい!」と言える一人だ!
軍人ならば手本である!
その名前を聞くのもいやだ!
という人が多い事から
これ以降は英語で「ローチ(roach)」とでも記そうか!

「伊丹昆虫館」のわかりやすい解説によれば
世界には約4,000種の「ローチ」が棲息しているそうだ!
しかしそんな中で
”衛生害虫”に指定されている種は
わずかに10種ほどだと言う!
なので当然「さわってみよう」と誘う「ローチ」は
人間にとって無害な種のものだ!
なかなかそんな生物に触れる機会はない!
私は喜んで掴み取り
とんでもなく長い時間
手の上で「ローチ」を遊ばせた!

それは感動的ですらあった!

イメージ 8

”どの生物がどの生物を殺せるか?”
という順位を図にしていくと
その頂点にいるのは人間である!
ライオンが怖い
サメにはかなわないと言いながらも
人間は文明でもって
なんなくそれらを殺傷する事ができる!
たとえ凶暴な「肉食恐竜」が現存したとしても
人間はそれらを制圧する能力を持っているだろう!

しかし私はそれを”強さ”の図式だとは思わない!
この地球上での”強さ”とは
種をつなぐ事だと私は考えている!
何世代生き続けられるかが
”強さ”なのだと信じている!
ゆえに
もしも私が思うその”強さ”を作図すれば
先程のものとは順位が逆転し
一番上に君臨するのが「ローチ」だ!
そして一番下には
「カンブリア紀」に一瞬生まれた奇妙な生物らと共に
発祥元もよくわからない生物
”人間”が記載される事となるだろう!

「進化生物学」や「古生物学」などでは
「カンブリア紀」における
新種生物の大量発生時期を
「カンブリア爆発」
(「カンブリア大爆発」)と呼んでいる!
歴史用語上”炎”を伴わず
”爆発”という言葉が正式名称に使用されるのは
恐らくこの「カンブリア爆発」だけである!
そんな奇妙な時代に誕生した生物には
それにも増して奇妙な姿をしたものが多い!
例えば「オパビニア」という生物は
目が5つ並んでいる!
一体何をどう見るためにそんな目をしていたのだろう?
そもそも5つの目というのはおかしな話だ!
生物の体に”5つ”という数字はまず登場しない!
五臓六腑とは言うものの
五臓はそれぞれ違う臓器だ!
人間の指は5本と思われるが
冷静に考えればそれぞれの指は左右2本ずつであり
”手の親指が全部で5本ある”
という人はいない!
かまきりやせみは目が5つと言われているが
厳密に言えば複眼が2つと単眼が3つなので
同じ眼球が並んでいるわけではない!
一つの生物を構成する中で
同じ器官が5つあるという事は
自然ではない
いわゆる不自然だ!
しかもそんな5つ目生物「オパビニア」は
口が長いノズルになっており
その先はバクバクだ!
バクバクというのは
なにやら手のような「バルタン星人」のはさみのような
なにかそんなのだ!
そんな”自然が生んだ不自然”「オパビニア」は案の定
種をつなぎ続ける事ができなかった!
何か別の生物に進化して生き残る事もしなかった!
なのでリンカーンの言葉を借りれば

「オパビニア」は
「オパビニア」として生まれ
「オパビニア」として絶滅した!

”リンカーンの言葉をまるで借りていない!”
という私の文筆上の無理を感じていただくのと同時に
「オパビニア」は
何かいっぱい無理を抱えた生物だった事がわかる!

しかし無理の数で言えば
”人間”は「オパビニア」よりも多くの無理を抱えている!
脳の巨大化や「二足歩行」だけを考えても
恐らく「オパビニア」よりも長く続く種ではない!
無理を抱えながらも
2,000万年は種を継続させた「オパビニア」だが
生まれてからまだ600万年ほどの”人間”が既に
”肩がこる”とか”腰が痛い”とか言っている!
”人間”の歴史が「オパビニア」よりも短いであろう事は
明白と言っていいだろう!
どれだけ強がってみても
人間は弱い弱い生き物なのである!

「伊丹昆虫館」にたたずむ私の手の上では
地球最強の生物が
あっちへ行ったりこっちへ行ったり
忙しく不安を表現していた!
3億年前からまったく姿を変えていないという事は
「無駄は一切ありません!
 これで生物としては完成しましたよ!」
というメッセージだ!
自分で破壊しておきながら
”美しい自然を未来の子供達に”
とか言っている珍種生物”人間”など
「ローチ」達にしてみれば
”たまごっち”や”ガングロ”程度の
ちょいとしたブームとしか
思っていないのだろう!
「そう言えば最近そんなのがいるねぇ」
ぐらいのものだ!
1種類しかいない人間と
4,000種で生き続けようとする
完璧な生物「ローチ」!
殺虫剤など開発したところで
そもそも勝てるはずがない!
”人間”70億人!
「ローチ」1兆4853億匹!
個体数から考えても
彼らが住んでいる隙間に
”人間”が住まわせてもらっているとしか思えない!

「ローチ」を通じて私が語っているのは
決して悲観論ではない!
職場や学校でいやな事があったり
友人との間に悲しい事があったり
家族の間につらい事があったり
そんな毎日かもしれないが
そんな事は決して「化石」には残らない!
地球という星には何の影響も及ぼさない!
小さな小さな
短い短い
一瞬にも届かない出来事でしかないのだ!
もしもあなたが
”いつかローチを絶滅させたい!”
と本当に願っているのなら
小さな虫が一瞬と思っている事になど
決して長々ととらわれてはいけないのだ!
それができなければ
「ローチ」に対して種の根絶を賭けた勝負など
決して挑めやしないのだ!

「伊丹昆虫館」で「ローチ」に触れた私は
また一つ人間が大きくなった気がした!
しかしそれをここに書いたおかげで
今後は左手で握手を求められる事が多くなりそうだ!

かくして明日の私は『ミヤネ屋』出演日!
毎週火曜日はレギュラーコメンテイターとして
「キッチュ」こと「松尾貴史」が出演する日だ!
楽しく話したいものだが
それは明日のトピック次第!
日本中にいっぱい楽しい事が起こりますように!

イメージ 9



顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

開くトラックバック(0)

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事