3月11日が誕生日の人はかわいそうだ!
本来はおめでたいので
「おめでとー!」
と毎年言ってあげたいのだが
日本中が喪に服す日であるため
なかなかそれが言いにくい!
そんなかわいそうな人の一人に
Piperメンバー「こーちゃん」こと
「竹下宏太郎」がいる!
あの日も
「おめでとー!」
とメールしたかったのだが
当時「こーちゃん」が住んでいたのは
普段から自然災害の多い伊豆大島だった!
なのでテレビ報道で津波の映像を見ながら
震える手で打ったメールは
「おめでとー!」
ではなく
「大丈夫か?」
だった!
「こーちゃん」から返って来たメールは意外にも
”なにが?”的なものだった!
今どこにいる?
と尋ねてみると
船で伊豆大島に帰る途中だと言う!
震源に関する情報があまりにも少なかったので
ひょっとしたらあの津波が
今彼の乗っている船を襲うかもしれない!
と思った!
私はなんとか自分を落ち着かせて
その時の本土の状況を説明した!
返って来たメールは
”マジすか?”的な気楽なものだった!
どうやら幸いにして一切の難がないままに
彼は帰島し自宅に到着したようだった!
「被災地ではコンビニから商品が消えてるらっしいけどさ!
うっちの島なんか
ちょっと海が荒れたら物資を運ぶ船がすぐ欠航すっからね!
今日はパンがねぇ!
今日はジュースがねぇなんて日常よ!」
てんで呑気のものだった!
翌月だったろうか?
「こーちゃん」が「大阪」の我が家に数泊した!
メールもろくに打てなかったような彼が
自分への誕生日プレゼントとして
「Macintosh」を購入したのが
あの3月11日の事だった!
そこからとんでもなく深くYouTubeに興味を持った彼は
何かと言えばYouTubeな奴だった!
(それは今でもそうだ!
おかげで「ビッグフット論争」で
不仲になった事もある!)
しかしならが
我が家に宿泊した「こーちゃん」のYouTubeに
私はずいぶんと首をひねった!
「こっちの津波の映像の方がすっげーんだよ!」
「見ろ見ろ!
これなんか街ごと飲み込んじゃうんだよ!」
その当時誰も見たいと思わない映像ばかりを
次々探し出しては
見ろ見ろと薦めて来た!
離島に暮らす事で
本土の深刻な様子が
あまりピンと来ていなかったようなのだ!
ゆっくりゆっくりだった!
本当にゆっくりゆっくと
彼の中で現状が読め始めたようだった!
その翌月だったろうか?
「こーちゃん」は
この日本のために何かをしなければいけない
という事を私の自宅で話し始めた!
当時は具体策が無かったようだが
とにかく自分にできる何かがあるはずだ
と力強く語った!
あんな事もできるかも!
こんな事もする価値があるかも!
我々は空が明るくなるまで
何本もビールの空き缶を並べて語り合った!
その翌月だったろうか?
(なぜ毎月我が家にいる!)
「ごっちゃん俺に500円くれ!
俺『おやつ大作戦』てのをやろうと思ってんのよ!」
よくわからない事に500円を取られるのは惜しいので
私は「こーちゃん」にその作戦内容を説明させた!
「俺被災地に行くわ!
そんでさ!
幼稚園まわって子供達に会うわ!
放射能が怖くて外で遊べねえ子らが
いっぱいいんだってさ!
だから俺さ!
その子らとダンスして遊ぶんだわ!
部屋の中でできるいっちばん楽しい事を
思いつく限り全部やってやるわ!
どうだ?
これ・・・いい事じゃねぇか?」
なんだか涙が浮かんだ!
ダンスにかけては本職であるため
とんでもなく器用な男なのだが
様々な面であまりにも不器用な男「こーちゃん」!
力説したそのアイディアも
とんでもなく不器用で荒々しかった!
けどそれが余計に彼を愛おしく思わせた!
私はそれが素晴らしい行為であるを認め
心から賞賛した!
けど?
んで?
500円は何のために取られる?
「子供らにさ!
お菓子いっぱい持ってってやりたいじゃん!
いっぱいつらい目に遭ったんだったらさ!
かわりにいっぱいいい目にも遭わなきゃ!
バランスがおっかしいじゃん!
子供らが”もういらねぇ”って言い出すぐらいさ!
お菓子をいっぱい詰めた袋をさ!
みんなに手渡してやりてぇのよ!」
私は500円と言わず
もっと多く払いたいと申し出たが
”それは違う!”
と否定された!
いっぱいあって困る物でもなかろうと思ったのだが
彼の不器用な主義の中で
何かがルール違反だったのだろう!
500円しか受け取らないと言うので
私はそれに従い500円玉を手渡した!
・・・あれから1年半!
「こーちゃん」は
何度も何度も被害の多かった被災地に赴き
沢山の子供達にお菓子を届け
沢山の子供達を笑顔にし続けている!
もし私などが同行したとしても
”変わったひげ”
というぐらいしか子供を喜ばせる事ができないだろう!
しかし「こーちゃん」は違う!
子供以上に飛び跳ね
転がり
騒ぎ
踊る事で
いっぱいの子供達を元気にする!
そうして最後に一人ずつに袋いっぱいのお菓子を手渡す!
お礼をちゃんと言えない子供には
いつも私が叱られるような
「けたたましい怒鳴り声」をあげるらしいが
そこで
”やめてください!”
という親も先生もいない!
「こーちゃん」は沢山の大切なものを
被災地の子供達に届けている!
「こーちゃん」は
何度も何度も
つらい目に遭った場所に出向き
何度も何度も
そこを楽しい場所に変えようと力を尽くしている!
「広がらねぇんだわ!」
最近になって「こーちゃん」が愚痴り始めた!
「いっくら続けても広がってる気がしねぇんだわ!
Facebookで報告してもさ!
ただ”いいね!”ってボタン押すばっかりでさ!
ならもっと何か行動して欲しいじゃん!
協力したいとか口ばっかりじゃなくてさ!
何かちゃんと動いて欲しいじゃん!」
ならば何をして欲しいのかを
「こーちゃん」から
具体的に指示を出してあげたらいい
と私が提言すると
「そうじゃなく!
もっとみんなに模索して欲しいんだよ!」
と返された!
けどね「こーちゃん」!
その「模索」ってのがね!
誰にでもできる事じゃないのだよ!
だってほら!
思い出しておくれ!
二人でビールを飲みながら
我々だって朝まですごく模索したじゃないか!
それでも結局答えなんか出なくてさ!
その次の月になってやっとあなたは
『おやつ大作戦』という
私になどはというてい思いつかない
素晴らしい名案を生んだんじゃないか!
その作戦に何度も何度も出かけていくあなたを
私は心から誇らしいと思うのだよ!
だからね「こーちゃん」!
愚痴っちゃいかん!
多くの人を率いて
正しい方向に導く人は
愚痴など言ってちゃいかん!
愚痴とは
「他人が思い通りにならない」
という事だけど
そもそも
「他人は思い通りにならない」
のだよ!
(過去『ひろぐ』記事
『愚痴をこぼさない方法』より!)
あなたに何ができる?
私に何ができる?
その答えを見つけ出せる人は少ない!
ほとんどの人達が
それを見つける事ができずにいる!
そしてやがて模索すら止めてしまう!
素晴らしい行動に尽力している
今の「こーちゃん」の愚痴を聞き受けた私は
私にできる事を思いつき
今この記事を書いている!
もちろん『おやつ大作戦』が
ボランティア活動の最高峰などとは
決して言わない!
他にも沢山の素晴らしい行動が
今もなお東北のために成されている!
けどもしもこの記事を読んで
「へぇ!
あの竹下宏太郎がそんな事やってるんだぁ!」
と思ったら
次に取っていただきたい行動は
「ねぇねぇ知ってた?
あの竹下宏太郎がね!」
というものである!
そしてもしも!
もしもそれ以上に
彼のこの行動に興味を持っていただけたら!
その時には
以下のホームページにアクセスして
子供達の素晴らしい笑顔をご覧になった上
私のかけがえのない同胞にして
最愛の喧嘩友達
「竹下宏太郎」のため
是非とも力を貸してやっていただきたい!
『おやつ大作戦』Facebookホームページ
「本当はこんなもんに指導者なんかいらねぇんだよ!
むしろいなきゃ動けねぇって方がおっかしいんだよ!
俺はたいした事なんかできちゃいねぇ!
ただ自分で出来る事を考えてやってるだけだよ!」
そうはいかん!
あなたは尊い活動の絶対のリーダーだ!
自分が成すべき事を見つける事ができた
数少ない人達の一人だ!
そういう人はね!
多くの力を得て
多くの協力者を引き連れ
何度でも何度でも被災地に赴き
子供という全ての子供を
笑顔にしてらっしゃい!
私は会うたびに500円を渡そう!
そしてここでこうして
「作家」としてやるべき事を
貫いてみせるよ!