前回までのあらすじ
仙台で騒いだ!
考えてみれば
私は「大阪」に25年間住んでいる!
もうすっかり関西人だ!
真夏の客人に
「何か冷たい物でもどうですか?」
と尋ねて
「いただきます!」
と言われたら”冷凍いか”を渡すし
「ペンを取ってくれ」
と頼んで”割り箸”を渡されたら
しばらくは”割り箸”を振って
インクが出ないインクが出ないと二度ほど愚痴る!
そんな「西側の人間」に成長した!
ならば「ベガルタ仙台」×「ガンバ大阪」で
応援すべきは「ガンバ大阪」なのではなかろうか?
「仙台」は私が生まれ育った「山形」の隣県
「宮城県」の街であり
”割と近い”以外に応援する理由など無い!
ならば!
いっその事
原点に立ち返って
「山形」を応援するのが正常な流れだ!
翌朝我々一行は
「山形」行きのバスに乗った!
その日の晩には
「NDソフトスタジアム」にて
「モンテディオ山形」のホームゲームがある!
対するは「ロアッソ熊本」!
今シーズンから2部に落ちてしまったせいで
「大阪」では見られなくなった
「モンテディオ山形」の試合を
「ベガルタ仙台」同様に
ホームゲームで観戦しようではないか!
それはもちろんその場の思いつきではなく
事前に計画されたものだった!
「チケットレス・ブラザーズ」の兄
「やまーん・チケットレス」は
「モンテディオ山形」の試合の切符は持っていた!
弟の「サラリー・チケットレス」には
「奈良」で忘れたチケットが
速達でホテルのフロントに届いていた!
差し出し人の「のぶこ」は恐らく彼の母だ!
ありがとう「のぶこ」!
お礼に平城京を差し上げます!
ただひたすらに広大な平地でしかない平城京!
「私が大王からもらった!」
と言っても誰もたいした文句は言うまい!
かくして一行は
将棋の駒だけを誇って譲らない温泉地
「山形」は「天童温泉」に到着した!
ホテルにチェックインした後は
ものすごくお腹がすいていたので
ホテルの向かいにあった「そば」屋さんに入店した!
「天童市」の「水車生そば」と言えば
知らない人はいない老舗だ!
ここはどういうわけか
おそば屋さんであるにも関わらず
「鳥中華(とりちゅうか)」という
ラーメンも有名である!
あまり食べ物を扱わない『ひろぐ』だが
撮った写真があまりにもおいしそうなので
掲載しておこう!
されど私は「おそば」と決めたら「おそば」な男!
「鳥中華」には目もくれず
がしがしに固い麺を荒々しく手切りした
「板そば」を注文した!
あたかも人を馬扱いするような
一人前とは思えない豪快な盛りつけだ!
こういう素敵な食べ物が
手近に食べられる事こそ
我が故郷「山形」の魅力である!
ホテルに戻って温泉につかった後は
浴衣には着替えず
「モンテディオ山形」の「ユニフォーム」をまとった!
いよいよ念願のホームゲーム観戦だ!
「ベガルタ仙台」ほどの入場者数ではないが
青い旗がわっさんわっさん振られている!
なかなかの盛り上がりだ!
こんな光景は関西で行われる
アウェイゲームではなかなか見られる物ではない!
私はそんなスタジアムの雰囲気におおいにひろいだ!
そして!
負けた!
2-0で負けた!
「ロアッソ熊本」のサポーターは
全部で20人ぐらいしかいなかったが
スタジアムには野次がこだました!
全部「モンテディオ山形」サポーターによるものだ!
「真面目にやれー!」
「なにやってんだー!」
しかしそんな野次まで含めて
サッカー観戦は楽しいものである!
故郷「山形」で
「山形」のチームを応援できた事は
私にとっては大きなひろぎとなった!
同行したみんなにとっても同様だったらしく
試合後の宴会は大きく盛り上がった!
しかし!
この日のサッカー観戦はこれでは終わらない!
日付が変わって午前2:30になれば
スペインはバルセロナにおいて
「バルセロナ」×「レアル・マドリード」
すなわち
「クラシコ」が開催される!
これこそ現代サッカーの最高峰と言われる試合だ!
私はこの試合を生中継観戦するために
携帯電話をWi-Fi電波を飛ばせる
「スマートフォン」に買い替えた!
そして愛機「iPete」を持参し
携帯スピーカーも購入した!
ついでにしっかり
「レアル・マドリード」の「ユニフォーム」も持参した!
それらがあれば
小さい画面ながらも大音量で
BS放送での「クラシコ」生中継が観戦できる!
つくづく未来だ!
アホ顔にも程がある
「やまーん・チケットレス」&「笹田子爵」の
「バルセロナ」軍
通称「バルセロニスタ」!
そして一方の「レアル・マドリード」サポーターは
通称「マドリディスタ」!
私の隣に写っているのは
『ひろぐ』初公開の「みぃこ」!
つらい時間もありましたが!
ええ!
今の彼女はとっても元気です!
結局試合は
「バルセロナ」の”遺伝子組み換え生物”
「メッシ」が1人で2点!
「レアル・マドリード」の”寂しがり屋”
「クリスチアーノ・ロナウド」が1人で2点!
2-2の引き分けに終わった!
これによってツアーメンバーに亀裂が生じるのも防がれた!
しかし終わってみれば朝の5時!
8時の朝食まであとわずかである!
興奮いっぱいながらも
あわてて床に就いた!
わずか3時間の睡眠で起床!
朝食と温泉浴を済ませ
一行は「山形市」へと向かった!
そここそが私の生まれ育った土地である!
全国から奇人達が集まったと聞き
「Royal Plant」メンバーにして
「山形」の舞台俳優
「吹雪ビュン」が
「自転車」を飛ばして現れた!
そんな彼の案内で
名物「冷やしラーメン」を食べた!
特にとんでもなくおいしい物ではないのだが
長く「山形」を離れると
時々食べたくなる食べ物だ!
かくして「山形」駅にてツアーは解散!
名残を惜しみながらも別れを告げ
それぞれがそれぞれの方向へと帰って行った!
しかし!
私が帰る場所はそこだ!
15時には「馬見ヶ崎川」の河原に来い
との指令を受けていた!
相手はあの「応援団長」!
昆虫カメラマンの「高嶋」だった!
私は一人
わずか3時間の睡眠による疲労と戦いながら
決闘場へと向かったのであった!