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後藤ひろひと OFFICAL SITE ひろぐ

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Piper第8回公演『The Left Stuff』
全ステージを終えて
宮城県から帰宅してみると
自宅の無線LAN装置が故障していた!
ランプが点灯していないという事は
電気が通っていないと言う事だ!
電気代はなんとか毎月支払っているので
それは装置が故障したと言う事だ!
他にも微弱な無線LAN装置があったので
なんとか復旧し
昨日の『ひろぐ』記事を掲載する事ができたが
「LEVEL 4」のインターネット環境は
なんとも不安定である!

何度も何度も設定を繰り返したわけだが
それはそれで私をひろがせてくれる!
そう言えばよく
機械に対して怒っている人を見る!
あれは愉快だ!
動物が噛んだり
子供が殴って来たりしても
「そりゃまぁしょうがないよ」
と笑顔で我慢できる人なのに
不調な機械に向かっては
ものすごく怒鳴ったりする!
どう考えても逆である!
怒って言う事を聞くのは
生き物の方であって
それが通じないのが機械のはずだ!

なるほど!
機械を操るのは自分であって
その機械がうまく働かないのは
自分に責任がある!
つまり機械に対して怒っている人は
自分に対して怒っているわけだ!
もしも機械をうまく操作できず
その機械を投げたり踏んだりして
壊してしまう人がいたら
それはある種の「自傷行為」だ!
となれば
そんな人の生命保険加入料金は
高くなるべきだ!

「すいません!
 どうして欲しいんですか?」

「申し訳ありません!
 私は今おかしな操作をしましたよね?」

機械に対するこのへりくだった態度が
操作を成功させた時
私に優越感を与える!

「ほら見ろ!
 私がいなきゃ何もできまい!」

”こいつ本当に人間の感情があるのか?”
と思える上司や部下が
自分の思い通りに動いた時
恐らく同じ感情を抱くのだろう!

「どう?
 わかった?
 あんたなんか私がいてこその
 無線LAN装置なのよ!」

そして話題は「アベ模型」だ!

”東北人としての誇りが無い!”
”自分達を東北人と思っていない!”
などの理由で嫌っていた街「仙台」!
「デュラン・デュラン」の日本ツアーに
学生による街頭署名で
自分達の街を加える事に成功した時点から
私はこの「仙台」を嫌っていた!

しかしながら私が生まれ育った「山形市」
電車でも車でも
1時間ほどで「仙台」に行く事ができる!
”山形で稼いで仙台で使う”
というのは地域経済を悪化させる一因でもあったが
「丸九」にも「大沼デパート」にも無い物が
「仙台三越」には売られていた!
だからパパに運転の気力が高い週末になると
家族5人で「仙台」に出かけた!
それは家族にとって一大イベントだった!

家族はそれぞれ目当ての店があり
ある程度一緒に過ごすと
自由行動の時間が与えられた!
私はその自由行動時間すべてを
ある一件の店に費やした!
それが三越前の「アベ模型」である!

「アベ模型」は
プラモデルやミニカーや鉄道模型などを販売する
今で言う「ホビーショップ」と呼ばれるお店だ!
山形にも帰郷するたびに立ち寄る
大好きな大好きな店
「シバタモデル」があるが
当時の「アベ模型」には
「シバタモデル」にも置かれていない
なんとも珍しい物が沢山売られており
子供だった私は
目をきらんきらんさせて
にぎりしめたおこづかいと商品とを見比べていた!
店舗面積で言えば
「シバタモデル」の方が圧倒的に広いのだが
「アベ模型」の品揃えは
私のハートに十字砲火を浴びせるような
強烈な物が多かったのだ!

当時の小学校では
ボールペンのクリック部分で
スーパーカーの消しゴムをはじき
レースをするゲームが流行していた!
41年間に渡って
自動車に興味を持った事が一切ない私は
なにかあっと驚くマシンで
そのレースに参加したいと考えていた!
そこで「アベ模型」だ!
透明のビニール袋いっぱいに
なんだかよくわからない消しゴム人形が
ぎっしりと詰まり
確か200円ほどで売られていた!
私はそれを購入して
翌日の教室で学友達の度肝を抜いてやった!
学校中探しても
「サンダーバード4号」や
『キャプテン・スカーレット』の
「追撃戦闘車SPV」で
レースに参加する者などいなかった!
ましてや『チキチキマシン猛レース』の
人力マシン「岩石オープン」を操る者は
私をおいて他にはなかった!
「アベ模型」のおかげで
私は注目と敗北の日々を過ごす事ができたのだ!

「仙台」で公演を行うとなると
私は空いた時間で必ず「アベ模型」を訪れる!
数年前に立ち寄ろうとすると
「アベ模型」がなくなっていた!
ものすごくしょげた!
しかしそれを「仙台」在住の友人に話すと
仮店舗で営業中なので心配するな
となぐさめられた!
そして先日!
『The Left Stuff』仙台公演の
劇場入り前に
私は改装された「アベ模型」を訪れた!
やはり「アベ模型」は
三越前になければ興奮しない!
イメージ 1

幸いにして
子供の頃よりも多くのおこづかいを与えられている
昨今の私!
「アベ模型」で品揃えに力を入れている物と言えば
「バス」だ!
まずはどうしても書斎「LEVEL 4」に飾りたかった
「山形交通バス」を購入!
握りしめながら店内を見渡すと
多分に見慣れない物があった!
たいそう興味が沸いたので
さっそく掴んでレジに持って行くと
店の親父に

「よかったですねぇ!
 これもう最後の一つですよ!」

と褒められた!
”最後”もなにも
こんな物は見るのが”最初”だ!
さすがは「アベ模型」!
恐らくは「アベちゃん」の語り口調も
ちょいとおかしな切り口で責め込んで来る!

それは円盤の中央に穴が空いており
その中が鏡になった物だった!
穴の中に
なにか小さい立体物を入れると
なんと!
穴の中に入れたはずの物が
穴の上に立体映像として現れる!
「無顎類」の一種「ロガネリア」を
私なりの解釈で粘土をこねて作った物があったので
円盤の中に投入して撮影してみた!
立体映像はあくまでも錯覚を利用した物なので
写真にはうまく撮影できない!
しかし私の目には
円盤の上にしっかりと載った
「ロガネリア」が見えるのである!
イメージ 2
そもそも立体な物を立体させて何が楽しいのか?
いやいや!
楽しみに理由を求めては
ひろぎは生まれない!
私はこの「立体円盤」をたいそうお気に召した!
やるぜ「アベ模型」!
そうそう!
こういうわくわくが昔からいっぱいだったのだ!

レジで支払いを済ませ
店を出ようとした時
ミニカーの陳列台に
不可解な物を発見した!
すぐに「アベちゃん」を呼び尋ねた!

「これは架空の乗り物でしょ?」

「アベちゃん」は猛烈に否定した!

「いやいや!
 ありますよぉ!」

見た事があるか?
と尋ねたら
ない
と言われた!
ならば架空の乗り物かもと追い打ちすると
いや絶対にある!
とわりかし強く叱られた!
私は「アベちゃん」の信念に負けた!
ならば一つおくれ
と再びレジに向かった!

「かにクレーン」!

かに前
イメージ 3

かに後
イメージ 4

どうだこのかっこいい乗り物!
自動車に興味のない私だったが
この「かにクレーン」ならば
自家用車に欲しいと感じた!
キャタピラなので谷町筋は走れないが
和歌山にあるカミさんの実家の
材木工場の敷地に置いて
夜通し「ひーはー」言いながら
乗り回してみたい!
うまく操作できなくても
私は決して腹は立たない!

「すいません!
 足を広げてみませんか?」

「どうでしょう?
 クレーンを伸ばしていただけませんか?」

そこまでへりくだっているのに
暴走してくれてこその
「かにクレーン」だ!
紀の川市の住民が
「かにクレーン」から逃げまどう
そんな姿が楽しみな私だ!

やっぱりだ!
何十年経っても
「アベ模型」には
私をわくわくさせる
あっと驚くマシンが売られていた!



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