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後藤ひろひと OFFICAL SITE ひろぐ

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2012年05月

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第2回伯爵杯

今から2年前の夏!
南アフリカ共和国にて
「FIFAワールドカップ2010」が開催された!
それを受けて私は
多くの友人知人にメールで挑戦状を送信した!

「FIFAワールドカップ2010の優勝国を当てた方には
 ”大王”と呼ばれる私の権限の下
 ”伯爵”の称号を差し上げます!
 ちなみに私はドイツの優勝を確信するものであります!」

ワークショップ「Royal Plant」のメンバーを中心に
俳優・芸人・歌手・スポーツ選手・父親など
様々な方面から挑戦状受理の返信が届き
優勝をめぐる壮絶な応援合戦が繰り広げられた!

私が応援した「ドイツ」
準決勝で惜しくも「スペイン」に破れ
やがてそのまま
「スペイン」が初優勝をおさめる結果となった!
それは歴史的に考えてもすごい事だった!
なにしろ「スペイン」と言えば
私の父「ごんぼちゃん」が子供の頃には
まだ国の中で殺し合いをしていた場所である!
州に別れて銃撃や無差別爆撃を行っていた国である!
今でこそ素晴らしい「サッカー」選手が
「スペイン」から沢山誕生しているが
彼らの親達はかつて互いを殺そうとしていた
そんな事情を持つ国家である!
遠い昔の歴史とは言え
自治州の枠を越えてチームが一丸となる事など
父や祖父や親戚が許してはくれない
そんな状況下での代表チームなわけである!
マドリードとバルセロナという2都市のチームが
 常に険悪な状況にあるのも
 そうした歴史の流れによるものである!)
「スペイン」代表が優勝したという事には
歴史的な重要さも多分に含まれていたというわけだ!

さて!
そんな「スペイン内戦」の悲しい歴史とは無関係に
呑気な私が「伯爵杯」と勝手に名付けたイベントは
今となっては”元マネージャー”と表記せねばならない
「ストライカー北橋」を
「サー・ストライカー北橋」までにのし上げる結果となった!
「ウッチ・マン先生」こと「内場勝則」氏を
「内場伯爵」に変えた!
「サッカー」を何も知らず適当に投票した
「辺見えみり」嬢は
「えみり伯爵」と名を改めた!

・・・あれから2年!

来る2012年6月8日から
ポーランドとウクライナの2国共同開催により
「EURO 2012(欧州選手権)」が開かれる!
それは4年に1度
「FIFAワールドカップ」の中間年に開かれる
ヨーロッパ最強国を決定する大会だ!
間違っても欧州に属さない日本は
当然出場しない!
そのため我が国ではあまり話題にされていないが
現在の「サッカー」における世界バランスを考えれば
”ヨーロッパ最強”は”世界最強”と考えられている!
つまり「EURO 2012」は
言わば「FIFAワールドカップ」に匹敵する大会として
ヨーロッパ各国で大変な盛り上がりを見せているのだ!

GROUP A
ポーランド(共催国)
ギリシャ(2004年優勝)
ロシア
チェコ

GROUP B
オランダ(1988年優勝)
デンマーク(1992年優勝)
ドイツ(1996年優勝)
ポルトガル

GROUP C
スペイン(前回優勝)
イタリア
アイルランド
クロアチア

GROUP D
ウクライナ(共催国)
スウェーデン
フランス(2000年優勝)
イングランド

さぁ!
そうなればポーランドから東へ8,590km離れた
こちら「谷町」近辺では
「第2回伯爵杯」の開催だ!
私はさっそく友人知人に
またしても2年前と酷似する挑戦状を送信した!

「EURO 2012の優勝国を当てた方には
 ”大王”と呼ばれる私の権限の下
 ”伯爵”の称号を差し上げます!
 ちなみに私はドイツの優勝を確信するものであります!」

〆切は開催前日の6月7日に設定した!
既に「伯爵」の称号を手にしている者達は
投票は受け付けるも
私と一緒に勝負を傍観されたらよろしい!
そして今回はその投票方法に
新たな趣向を用意してみた!

「投票を希望される方は
 あなたがどれだけその国を応援しているかを示す
 なんらかの応援写真を添えて投票して下さい!
 写真添付の無い投票は無効とさせていただきます!」

この怪文書にも近い私のメールを受けた
爵位を狙う刺客達から
私の元に次々と投票メールが届き始めた!
まずは「吉本新喜劇」「安尾信乃助」先生!
ビールとソーセージを持って
私と同じ「ドイツ」に一票!
ええ!
そういう事です!
こういう写真でいいのです!
「サッカー」に関してはひときわうるさい”Mr.クエスチョン”!
恐らく大会後には伯爵という爵位を差し上げます・・・か?

イメージ 1

シルクハットと紅茶で「イングランド」に票を投じたのは
既に”内場伯爵夫人”でもある
「やん様先輩」こと「未知やすえ」嬢!
「内場伯爵」のアドバイスがあってかなくてか?
スター選手揃いながら
なかなか結果の出せない「イングランド」に一票とは
なんとも不気味な”ダークホースやんやん”である!

イメージ 2

同じく「イングランド」に一票入れたのは
なぜかメキシカン写真なレスラー
「リッキー・フジ」選手!
かつてメキシカンプロレス「ルチャリブレ」を学ぶ中で
大英帝国の爆弾小僧「ダイナマイト・キッド」選手の自宅に招かれ
紅茶をごちそうになったのだそうだ!
(その味は絶品だったとの事!)
そんな思い出から
「イングランド」とソンブレロ(メキシコの帽子)は
リッキー氏の中ではつながっているのだと言う!
いいでしょう!
無理矢理な写真ですが投票を受理します!

イメージ 3

「ネプチューン」の「原田泰造」君は
ハイテク機器を用いての
なんとも洒落た写真を添えて
大穴「スウェーデン」に投票!
「サッカー」にほとんど興味のない彼は
実は『ニッポン無責任新世代』東京本番中
「コパ・アメリカ(旧・南米選手権)」において
1位ウルグアイ
2位パラグアイ
という決勝戦カードを唯一言い当てた
”驚異の予言者”なのである!

イメージ 4

そうこうするうちに
すごいのが来た!
どうなのだろう?
私からはなんとも言えないのだが
どうしてもこれが「スペイン」応援団の姿だと言って聞かない
”滋賀県の蛇骨(じゃこつ)ばばあ”こと
「末成由美」ねえさん!
どうやら「未知やすえ」嬢と二人で
きゃあきゃあ騒ぎながら同時に撮影した物らしい!
いつまでも女子高生のような二人である!
とは言え投票は優勝最有力候補の「スペイン」!
当てる気は満々のようだ!

イメージ 5

投票〆切日の6月7日まで
今後もこうした投票が続く!
『ひろぐ』では随時それらの投票を
報告して行こうと思う!

*お願い
 投票が一人一票であるのと同時に
 写真も一人一枚で結構です!
 別アングルでもう一枚とかいりませんから!

イメージ 6

なおこの記事の掲載をもちまして
『第6回ひろいだコンテスト』
の投票を締め切らせていただきます!
沢山の投票ありがとうございました!
集計結果をお待ち下さい!



『ロミオとジュリエット』の東京公演を終えて
”ロミオの母”こと「カミさん」が我が家に帰って来た!
「カミさん」が長期不在になると
私はたいがい植木を枯らして叱られるのだが
今回はとても熱心に世話をしておいたので
どの植木鉢もうっそうと茂った状態で
めでたく「カミさん」を迎える事ができた!

しかしそのせいで!

「雑草まで増やしたんかい!」

といったような厳しいお言葉を頂戴するに至った!
私が書斎「LEVEL 4」でちょいと仕事をする間
「カミさん」はテラスで植木の世話をしていたが
仕事を終えてテラスを見ると
植木鉢のいくつかは空っぽになっていた!
全部抜いて捨てたようだ!
たいそうむなしく思えた!
しかし「カミさん」がくさむらをかき分けてみたところ
小さないちごが4つほど実っていたらしく
二人で食べた!
私は知らぬ間にいちごを実らせていた事で
充分満足したのであった!

一昨日の私は一日中「難波」にいた!
まずは若手専用劇場「5upよしもと」
芝居を見に行った!
「あっくん」こと「キングコング西野」が
自らが作・演出した演劇作品
『グッド・コマーシャル』
を上演したのだ!
出演は「あっくん」の他に
「ノンスタイル石田」君と
「しずる村上」君だった!

普段演劇を見慣れない客層による観劇は
たいそう面白い!
いつもならば
「どうもーノンスタイルでーす!」
と名乗りながら出て来るはずの人が
名乗らずにいきなり別人(登場人物)として現れると
客席がものすごく困惑するのがわかる!
「・・・誰?西野?」
「・・・石田ちゃう?」
「ほんまや石田や!」
「石田やで!きゃー!」
出演者は3人しかいないのだから
そこまで話し合う必要はなさそうなものだが
それでもみんな話し合う!
「わ!誰か客席から出て来た!あれ誰?」
「誰やろ?西野ちゃう?」
「ほんまに?」
「そうやわ西野やわ!」
「きゃー!」
まさかと思って待っていると案の定始まる!
「誰?誰?」
「誰やろ?」
「村上?」
「そうや村上や!」
「きゃー!」
もし違ったら営業問題だ!
その3人しか出ないとチラシに書いてある!
誰が出演するのかよく知らないで見に行った私ならば
そんな状況もうなづいていただけるだろうが
明らかに3人が大好きで見に来ている女の子達が
消去法を用いずに出演者を当てにかかる!
なんとも不思議で面白い世界だった!

そんな客層の前で演じるのも楽しそうだが
「あっくん」には近い将来
隅から隅までじっくりと見つめる演劇客ばかりの
そんな客席も用意してあげようと思う!

「どうでした?」

と「あっくん」に問われたので
一つだけ脚本構成上のアドバイスがあるけど
またいずれ!
と答えた!
恐らくは「あっくん」の脚本力をさらに押し上げる
そんなアドバイスになるだろうて!

イメージ 1

観劇後は4時間を「難波」で過ごした!
ぶらぶらしたり
2軒ほどのカフェでコーヒーを飲んだりした!
やがて時刻は夜の19時になった!
その日の私には
どういうわけか「NGK」こと「なんばグランド花月」での
出番が待っていた!
「5upよしもと」を主戦場とする芸人達が
「NGK」にてイベントを開催すると言う!
なんでも何組もの芸人達が
メンバーをシャッフルして漫才やコントを行い
その優劣を競うのだそうだ!
私はその「審査員」として呼んで頂いた!
『ひろぐ』ではすっかりおなじみな「大将」こと「兵動大樹」君!
そして「笑い飯」の二人も
同じく「審査員」だった!

「それは審査員長の後藤さんに伺ってみましょう!」

司会の「浅越ゴエ」にそう言われて驚いた!
「この歳」になっても
見た事のない物に出会ったり
知らなかった事を知ったりすると
人生の充実を感じるものだが
私は「浅越ゴエ」の言葉によって
初めて自分が審査員長である事を知った!
とても充実した!

「スマイル」の二人も
「藤崎マーケット」
「かまいたち」
「銀シャリ」「天竺鼠」
みんな元気に暴れていた!

終われば打ち上げもあったようだが
私は「大将」と二人で「NGK」を出た!
そして二人で飲みに出かけた!
その方がゆっくりじっくり話せそうだからだ!

久しぶりにじっくり話した「大将」は
103kgになっていた!
名実ともに着々と大物になっているようで
なによりの充実ぶりである!

「寺脇(康文)さんは大阪に来てるのに
 最近全然連絡をくれませんねぇ!」

私と「大将」と「寺脇康文」氏と言えば
舞台『恐竜と隣人のポルカ』で共演し
稽古中も公演中も三人一緒にずいぶんと遊んだものだ!

「やっぱりあれだよ!
 俺たちが会うたびにツーショット写真を撮って
 あの人に送らなきゃいけないんだよ!
 そうすると必ず
 ”いいなー!”って返事が来るから!」

そんなアイディアにそうだそうだと盛り上がりつつも
あまりに盛り上がったせいで
結局ツーショット写真など撮らずに
散々飲んだくれて夜を明かしてしまった!
気がついたら「大将」などおらず
「カバと爆ノ介」の「爆ノ介」君と
私が一方的に大ファンな
「堀川絵美」ちゃんと
味園」の前で朝日を浴びていた!

帰宅して昼過ぎまで眠り
起きてみると
3ヶ月ぶりに帰宅した「カミさん」が
テラスの植木を見つめていた!

『第6回ひろいだコンテスト』への
沢山の投票ありがとうございます!
いよいよ本日24:00に投票を締め切らせていただきますよ!



昨年の3月に震災があり
世間は「いい言葉」を探した!
悲しむ人を慰める「いい言葉」!
涙に暮れる人を抱きしめる「いい言葉」!
立ち上がれない人を立ち上がらせる「いい言葉」!
この『ひろぐ』もどうやらそんな役割を果たせた!
しかしやがて世間は「いい言葉」にあふれ始めた!
ブログもTwitterも「いい言葉」によって占められた!
するとなんだか
「いい言葉」の効力がどんどんと失せていった!
生まれれば生まれるほど
「いい言葉」に人を癒す力が無くなっていった!
なので「ある『ひろぐ』記事」を境に
私はブログで「いい言葉」を書かない事に決めた!

なので!
ここ100件の『ひろぐ』には
「いい言葉」が登場しない!
それは故意にそうした事であって
震災やその後の様々な出来事で苦しむ人々の心を
忘れてしまったというわけではない!

そう!
気がつけば更新頻度もずいぶん落ちた
この『ひろぐ』記事は
2011年5月28日付記事
『後藤ひろひと と 兵動大樹』
から
2012年5月15日の
『さよなら「サー・ストライカー北橋」!』
で600件を迎えていたのである!

振り返るとそこには
『ニッポン無責任新世代』があり
「香港・マカオ」があり
「王立新喜劇」があり
幸せな「誕生日」があり
山頂での「全裸」もあった!
思い起こす限り
「いい言葉」は極力少ない!
しかしくだらない事件や
くだらない持論は
山ほど綴ってひろいでいた!
私にとっては実に楽しい100件であった!

記事100件ごとに行う
ベスト記事投票『ひろいだコンテスト』
本日また開催しようと思う!
そしてこれをもって
「いい言葉」をも解禁しようと思う!

本日2012年5月26日(土曜日)より4日間!
つまりは5月29日(火曜日)の24:00まで
コメント欄を開放します!
上記範囲内の100件の『ひろぐ』記事のうち
あなたが最も気に入った記事を選んで
コメント欄に書き込んで下さい!
これはもちろん
褒めて欲しいわけではなく
あくまでも
”どんな読者がどんな記事を気に入ってくれるかを知りたい”
という私にとってのリサーチです!
ですので基準はあなたにお任せします!
投票は一人一件のみ!
次点や同点一位!
さらには
「おもしろかった部門」といったジャンル分けはいりませんぜ!
(その場合の票は無効とします!)

では!
これから4日間!
皆様の投票をお待ちしております!
『第6回ひろいだコンテスト』の開催です!



昨今の『ひろぐ』は
著しく「サッカー」に関する話題が多い!

「あなたつい最近まで
 そんなにサッカー好きじゃなかったでしょう?」

と友人知人から盛んに問われるところを見ると
恐らく多くの『ひろぐ』読者もまた
同じ事を思っているのだろう!
なぜ私は突然にして
ここまで深く「サッカー」ファンになったのか?
理由は簡単だ!

周囲に「サッカー」ファンが多い!

それに尽きる!
「パブロック」の原点と呼ばれるべきバンドは
「Eggs Over Easy」か「Brinsley Schwarz」か?
という話題を共に深く語れる友人は一人もいないが
「スペイン代表チーム」の実力向上理由を話し合う仲間は
周囲にとても多い!
「プロソポコイルス属」
つまり俗に言う「ノコギリクワガタ」属の
長歯型と短歯型に遺伝子差があるのか?
という論議に意見を持つ友人はいないが
アレックス・ファーガソンは
どのように監督としての役割を果たしているのか?
という論点で語り合う仲間は山ほどいる!
最も泣かせる『芝浜』を語る落語家は誰か?
というディスカッションに身の回りから参加者はいないが
日本サッカーは欧州サッカーを元に発展しつつあるのに
なにゆえ選手や監督を南米から誘致するのか?
という問題には独自の見解が矢の如く飛び交う!

そう!
「サッカー」はこれまで私が経験した多数の趣味の中でも
最もメジャーな物だったというだけの話だ!

しかし!
これほど「サッカー」に詳しくなった今でも
「NASA宇宙計画」「ロボット」
「UFO」「ルチャリブレ」に関しての方が
私はより多く語る事ができる!
どれほど「サッカー」を深く語ろうとも
「チャック・ノリス」「新幹線」を語る私の方が
知識も意見も豊富なのだ!

「エジプト考古学」に「ザヒ・ハワース」が現れ
多くの定説を一気に覆したように
「恐竜」学会に突如現れた怪人「ジャック・ホーナー」は
「恐竜」の生活様式に関する常識を大きく変えた!
「鳥脚類」の「マイアサウラ」を研究し
”恐竜は子育てをしていた”
という衝撃の事実を発表した事から
世界中の注目を集める事となった「ジャック・ホーナー」!
そんな彼が子供達にも理解できるレベルで新説を唱えるイベント
『新説・恐竜の成長』
に足を運んでみた!
場所は「長居競技場」もある
「長居公園」内の「大阪市立自然史博物館」だった!
「サッカー」もあり「恐竜」もある!
素敵な場所だ!

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「ジャック・ホーナー」は私に対して
かなり挑戦的な態度だった!
いやいや!
正確には彼による展示と仮説が
私を大きくひろがせた!
例えば!
これまで「トリケラトプス」の一種と考えられていた
「トロサウルス」は
「トリケラトプス」の成長の過程であると断定していた!

”恐竜は成長の段階によって姿が変わる”

この学説は過去に
「竜脚類」の代表格として存在していた「ブロントサウルス」を
恐竜図鑑から消し去った!
2008年の舞台作品『恐竜と隣人のポルカ』冒頭では
私が演じる「柴栄博士」がそれに関して詳しく語っている!
「ジャック・ホーナー」はここに来て
「トロサウルス」をも図鑑から削除した!
「水木しげる」氏の妖怪図鑑から妖怪が減る事はないが
恐竜図鑑からはしばしが恐竜が消えて行くのだ!
写真一番奥は
かつて「トロサウルス」と呼ばれた「角竜類」だったが
現在では”トリケラトプスのおっきいの”である!

イメージ 2

このイベントのテーマは”成長”である!
全く違う姿に見える
「スティギモロク」も
「ドラコレックス」も
どちらも「パキケファロサウルス」の成長過程だ
と「ジャック・ホーナー」は宣言した!
更に2つの「恐竜」を図鑑から消した事になる!
頭のてっぺんをがんがん当てて喧嘩していた
と言われる「パキケファロサウルス」だが
「ジャック・ホーナー」によれば
骨格の構造上それは不可能だったと言う!
では何のために頭蓋骨が異常に厚い構造だったのか?
「それはよく知らない!」
これが仮説テロリスト「ジャック・ホーナー」の
ユニークにして得意な手口だ!
次につなげる事よりも
まずは定説をリセットする!
ただの難くせクレーマーのようにも思えるが
定説を否定するには確固たる発見とデータが必要だ!
それをやってみせるところに
「ジャック・ホーナー」の魅力がある!
写真は奥から「パキケファロサウルス」を成長順に並べた物!
「龍」のモデルとなったと言われる奥の2匹も含めて同生物だとは
これまで誰も考えなかった!

イメージ 3

「ジャック・ホーナー」の仮説のいくつかは
あまりに突飛で
にわかには信じがたい物が多い!
イベント会場でパネルに書かれた5〜6行の解説程度では
私にはどうにも納得のいかない物もある!
しかし彼は言う!

「ならばそうじゃないという証拠を見せろ!」

”証拠”に”しょうこ”と仮名をふってあると言う事は
子供達に対しても
挑戦状を叩き付けているという事だ!
不快に思える一面もあるが
これは真実を追求するために必要な行為である!
”否定屋ジャック”は否定するために研究を進めて来た!
彼の相手になるには
更に強い否定要素が必要だ!
これは論争の手段として実に興味深い!

ちょいと目を離したらどんどんと恐竜図鑑を変えて行く男
「ジャック・ホーナー」!
これからも目が離せない!

さて!
「ジャック・ホーナー」の論文の中にしばしば登場する言葉に
「ネオテニー」がある!
これは「幼形成熟」や「幼態成熟」と訳されるもので
要は”子供の姿のまま大人になった”という事だ!
有名な物では「人類ネオテニー説」という考え方がある!
人間と「猿」の中間
いわゆる「ミッシング・リンク」が発見されないのは
人間が「猿」の「ネオテニー」だからだ
という説がそれである!
体毛の無い「猿」の幼態がそのまま大きくなったとしたら
それは確かに人間に近い生き物となるだろう!
そしてそれ同士が繁殖した事によって人間が生まれたのならば
人間と「猿」の中間化石は決して見つからない!

「恐竜」を含む動物が成長しながら姿を変える理由を
「ジャック・ホーナー」は以下のように考えている!

”姿が変わったのを見て親は子育てを止める!”

この考えに恐らく間違いはないであろう!
私も100%賛同しよう!
「トリケラトプス」の目の上にある二本の角が
上に向かって後方に曲がっていれば
それは幼形だ!
その角が次第に上から下に向かって曲がっていくと
それが成長の証であり
その変化を確認して親は子育てを止める!
にわとりはひよこの頭頂部にとさかが生え始めたら
もう面倒は見ない!
あざらしは子供の体から斑点が消え始めたら
もう授乳はしない!
動物の成長には必ず目印があり
その目印は親が目視確認するために存在するのだ!

さーて!
人間はどうだろう?

人間も子供と大人では姿が違う!
幼形は胴体に対して頭部が大きく
雌雄共に体毛が薄く発する声が高い!
幼形はまだ繁殖に適さないため
雄雌の判別が不要だ!
ゆえに幼い人間は男か女か見分けはつかない!
やがて10数年後!
そこに成長期なるシーズンが訪れると
わずか数ヶ月で体長は伸び
雄種には体毛が備わり声が低くなり
雌種であれば胸が大きくなる!

もしも人間が自然界のルールに従う生き物であれば
親はそれを合図に子育てを止めなければいけない!
にわとりでもあざらしでもそうしている!
しかし人間は自然界とは無関係な
”未成年と保護者”というルールを作り
そちらに従ってしまった!
それどころか法的に成人してもなお
その関係を崩そうとしない成体が多くいる!
完全に成体となった子供を育て続ける親がいて
完全な成体となった子供が親の養護を求める!
これを生物の危険信号と考えなくなった時点で
人間は自然界には属せない!
46億年という地球の歴史の中で初めて生まれた
自然界のルールに従わない生物!
それが人間なのだ!

小柄で体毛の薄い幼形の雄種が
芸能界でもてはやされている!
胸にふくらみのない幼形の雌種が
猫の耳をつけたりメイドの服を着て
雄種を惑わせている!

”そんなんじゃない!”
と言われるかもしれないが
彼ら彼女らは明らかに「ネオテニー」だ!
生物の種類で言えば
「猿」よりもむしろ
「ウーパールーパー」に近い分類を受けるだろう!

すね毛のない
声の高い幼形成人雄種が
幼児言葉で話す少女の体型を持つ成人女性と
交配を進めて行けば
次は何が生まれて来るのだろう?
人間の「ネオテニー」同士による交配は
必ずや「新しいなにか」を生むに違いない!
私はそれを見るのが楽しみでならない!
「猿」と人間の中間生物が発見されないのと同様に
人間と「新しいなにか」の中間生物も
未来人には決して見つける事ができまい!

ちなみに「コアラ」を「ネオテニー」とする説がある!
「コアラ」は成長しても
幼態特有の「かわいさ」を維持する事で
身を守り種をつなぐ生き物だ
という説がそれだ!
もしも本当ならば最低の卑怯者だ!
私など布団の中でまんまと奴らの罠にかかっている!

そんな事を思いひろぎながら
帰りに「落語」を聞きつつ
「いくたま神社」に立ち寄り「葉巻」を一服!
外国人観光客の女性に
「ここはどういう場所なのですか?」
と尋ねられたので
「コメディの聖地ですよ!」
と教えた!
首をひねっていたので
「米沢彦八」の碑を見せてあげた!

「これはこの神社でスタンダップ・ショーをして有名になった
 伝説のコメディアンですよ!」

「あはは!
 変な格好!」

今の世になっても
格好だけで外国人を笑わせる彦八翁は偉大である!

イメージ 4



中島らもに昨日会った

「吉本興業」のちょいとした極秘作戦に加担すべく
大阪本社に出向いて会議に出席した!
それは呼び出されたものではなく
むしろ私が招集した会議だった!
着々と進む極秘作戦にひろぐ日々である!

その帰りに朝食と昼食を同時にとるべく
中華料理屋に入った!
以前の『ひろぐ』
『ここはまずいですか?』
で入店した店である!
私は前回とほとんど同じ位置のカウンター席に座り
定食を注文した!

そうそう!
前回は中国人店員と老人客による
たいそう面白い会話をひろいだ!
ひょっとしたら今日も面白い事が起こるかもしれない!
そんな無意味な期待を抱きながら
食事をしていると!
背後のテーブル席から驚くべき声が聞こえた!

その声はほとんど故・中島らも氏の物だった!
鼻と口から同時に息を抜くような喋り方!
時折からまる舌!
そしてゆっくりのんびりとした
あまり感情のないテンポ!
30代ぐらいの男性と共に話す人物のその声は
どう聞いても中島らも氏が話してるように思えた!

しかし私がなによりも驚いたのは
その話の内容である!
「らも」はこんな事を言い出した!

「友達が居酒屋で餃子を食べる時にな。
 ラー油だけで食べたんや。
 ちょっとちょっとそんな食べ方あんの?
 て聞いたらな。
 アホやなぁ自分。
 通はこないして食べるもんやで
 言いよんねん。
 なんかめっちゃ悔しなってな。
 お前こそアホじゃ。
 僕ぐらいの通になると餃子はソースで食べんねん。
 言うてな。
 ソースかけて食うたった。」

その後沈黙が訪れた。
おかしい。
聞くべき事が聞かれない。
先程から聞いていれば
「らも」はとにかく会話のテンポが取りにくい人物だ!
恐らく「30代」は「らも」が言葉を続けるのかどうか
迷っていたのだろう!
そのために生まれた沈黙だったのだろう!
しかしやがて「30代」は
「らも」がもう話す気がない事を悟った!
そして私が聞きたい事を聞いてくれた!

「ソースで餃子食べてどうやったんですか?」

すると「らも」が即答した!

「思い出させるな馬鹿者。」

どうだこの会話は!
しかも「30代」はその後にちょいと間を開けて
こう言ったのだ!

「あ、そうか。」

「らも」の論法もすごいが
「30代」の「あ、そうか」がまた冴えている!
私はなんだか恐ろしくなって来た!
話す内容までもが完全に故・中島らも氏に
あまりにも似ている!
私はこの死者の会話に再び背中で集中した!

続く話題はマリンスポーツだった!
ほとんど「30代」が話しており
「らも」はいるのかどうかもわからないほど黙っていた!
やがて「30代」は
昨年のお盆にスキューバダイビングか何かをして
それがとても楽しかった
というような事を話していた!
それを聞いていた「らも」は
遂に沈黙を破り
独特の口調でこう言った!

「なんでそんな楽しい事に僕を誘わへんのや。」

「30代」は驚いて応えた!

「え?
 誘ったら一緒に行ってました?」

「らも」は言う!

「行かへん。
 わしは長男や。」

しばらく沈黙があった!
この沈黙が怖い!
これほど不可解な言葉の後であれば
当然「らも」は何らかの補足をするべきだ!
なのにしない!
それが「らも」だ!
それでこそ「らも」だ!
「30代」は「らも」の言葉を待ち続けたが
やがて観念して尋ねた!

「長男はスキューバダイビングしたらあかんのですか?」

ありがとう「30代」!
私もそれが聞きたかった!
しかしそれに対する「らも」の応えは
とんでもない破壊力を持っていた!

「アホか君は。
 長男はお盆にご先祖様を迎えるのが仕事や。」

知らない!
そんなルールは知らないが
きっとそうなのだろう!
長男である「らも」が引っかかっていたワードは
マリンスポーツではなく
お盆の方だったのだ!
しかもその後!
「30代」の締めの一言だ!

「あ、そうか。」

これはもう大変な事になって来た!
間違いなく死んだはずの中島らもが
私の背後で食事をしている!
私はある種の超常現象に巻き込まれている!
私の混乱がピークに差し掛かろうとした時!
「30代」が「らも」にまつわる衝撃の背景を暴露した!

「あれ?
 けど。
 おうちキリスト教徒ですよね?」

私はカウンターの椅子からずり落ちそうになった!
しかし本当にすごいのは
これに続く「らも」の言葉である!

「君はどれだけひどい男なんだ。」

「なんでですか?」

「それは
 仏教徒の子供はどんだけええ子にしててもサンタは来ない。
 そう言うてんのと一緒やぞ。」

私の中からありったけの「しりこ玉」が飛んだ!
なんという説得力だ!
日常会話的には完全に間違っている「らも」だが
語っている内容は実に納得のいく真実だ!
しかもその後で例の必殺技が出る!

「あ、そうか。」

何より驚いたのは
彼らが会話の間一切笑わないという事だ!
二人はここまで完成された問答を成しておきながら
くすりとも笑わない!
なんならあまり楽しくすらなさそうだった!

私は決意した!
帰りにレジに向かう際
「らも」の顔を見るのはよそう!
亡くなった中島らも氏が
私の背後で食事をしていた!
そう思い続ける事が
私の中に貴重な時間として残り続ける!

絶対に!
絶対に振り返らないようにして
私は店を出たのであった!



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