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後藤ひろひと OFFICAL SITE ひろぐ

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洗濯日と係長

結局たいそうな幸運もあってこそ
前代未聞の難事件を解決するのだから
”ラッキー・コップ”でもいいはずなのだが
それでもやっぱり世間の常識として
”世界でも最も運の悪い刑事”と言えば
『ダイ・ハード』シリーズの
「ジョン・マクレーン警部補」だ!
クリスマスを祝おうとすれば襲撃され
奥さんを空港に迎えに行けば襲撃され
犯人を護送すれば襲撃され・・・!
確かに運が悪いとしか言いようのない事件が
彼の周りには発生する!
私が今年3月に発表した作品
『ホテルからほり303』でも
宿泊している「ブルース・ウィリス」は
「カウンテス・ラッハーン」こと
「末成由美伯爵」にショットガンで撃たれる!

「大丈夫!
 彼は毎年クリスマスには撃たれますから!」

というのがホテル・オーナーを演じる
「池乃めだか」氏による弁解の台詞だった!

一作目『ダイ・ハード』の中で
「ジョン・マクレーン警部補」が放った最も有名な台詞は
"Yippie-Ki-Ya!"(イピカイエー)
だろう!
その後に続く言葉は『ひろぐ』にはそぐわないので
省略させて頂く!

「イピカイエー」という言葉には全く意味がない!
「カントリー音楽」の名曲
『Riders in The Sky』では
そのサビの部分で
♪いぴあいえー!いぴあいおー!
と歌われる!
「いぴあいえー」も「いぴあいおー」も
「イピカイエー」と同じで
「カウボーイ」が馬を手名付ける際のかけ声だ!
なのでどうしても日本語に訳すなら
「はいどーどー」
しかあてはまる物は無い!
敵のボスが「ジョン・マクレーン警部補」に無線機で
”お前さん正義のカウボーイにでもなったつもりかい?”
と問うたのに対し
「はいどーどーだよこんちくしょう!」
と返す名台詞なわけである!
これは「アポロ12号」船長である
大好きな「ピート・コンラッド」が発した
歴史的珍言「うぴー!」
最近ではスナック菓子の商標となっているようだが
実際は私がこの国で初めてそう日本語表記した
「ひーはー!」
と同じ種類の意味を持たない牧童言語なのだ!

『ダイ・ハード』では他にも
ステインレス製の通風口を抜けながら
「俺はTVディナーかっつうの!」
という名言もあるのだが
「ジョン・マクレーン警部補」の台詞の中で
私が一番好きなのは
『ダイ・ハード2』の

"Laundry day.(ランドリー・デイ)"

である!
テロとの闘いで顔も衣類も
ぐだぐだに汚れくたびれた「ジョン・マクレーン警部補」!
しかし事態を全く理解していないビルの案内係が
彼のそんな姿を見て驚いて尋ねる!
「あなた大丈夫ですか?」
そう聞かれて初めて
自分の衣類を眺めた「ジョン・マクレーン警部補」が
この短く強烈な「タグ・ライン」を放つのだ!

「・・・洗濯日なのよ。」

腹立たしいほどの暑さに包まれた「大阪」
なのに「散歩」も徒歩通勤も止めようとしない私!
ふと自らの装束をみやれば
いつもかぶっている「NCIS」のキャップも
いつも背負っている「チェルシー」のリュックも
結晶化した塩が模様を成しているではないか!
マハトマ・ガンジーが率いた「塩の行進」とは
我が身の事であるような気がした!
そう言えば履いている「crocs」サンダルも
先日「甲虫捕獲」に出かけた際の「登山靴」
「ジョージ&アンディ」
全然洗っていない!
いけないいけない!

どうやら私は先日の『ミヤネ屋』出演において
”割と上手に話せた”という理由により
月1回の準レギュラーコメンテイターに
選んでいただいたようである!
(次回出演は今月28日予定!)
となれば熱心な視聴者が
どこで私を見ているかわからない!
誰かが私を「塩の行進」と呼ぶやもわからない!

私は目を細めて口を半開きにし
「ジョン・マクレーン警部補」よろしく
かすれ声でつぶやいた!

"Laundry day."

全裸姿に
サンダルを履いて
リュックを背負って
帽子をかぶって
シャワーを浴びる!

外でやったら犯罪だし
「国民宿舎宴会場」でやっても
かなりの大問題となるのだろうが
世帯主が自宅の浴室でやるのだ!
誰の目も誰の良識も恐れる必要はない!
(幸い「カミさん」は仕事で不在!)
かなりの愉快な経験に
浴室の私はひろぎにひろいだ!
「いぴー!」とか「うーいー!」とかいう
別の牧童言語も自然と発せられた!
「大阪万博」で発表された
”人間洗濯機”というのは
これをやった事のある人が思い付いたのだな!
というのにも気づく事ができた!
ばっさりと洗濯洗剤をかぶり
多少はそれで自分をも洗った!
この日照りだ!
何をどれだけ洗おうと
ベランダに置けばどうせ10分で速乾するだろう!
私はざぶざぶにひろぎ続けた!

とその時だ!
かなりの腕前で「ヨーデル」を決めている私の足下に
リュックのポケットから何かが転げ落ちて来た!
なんだこれは?

それは先日道ばたで見つけた「ピーカップ」
あまりのばかばかしさに1個だけ購入し
3〜4分間笑って終わった
「板尾創路ストラップ」だった!
「巡査板尾」だった!

イメージ 1

不吉だ!
なんだか不吉だ!
ものすごく不吉だ!
出会うたびにいつだって私を混乱させる
そんな「係長」こと「板尾創路」氏!
ありえないほどユニークな格好をしている私の前に
コトンと現れた「係長」
しまった!
絶対に何かよからぬ事が起こる!

・・・ほら見ろ!
・・・案の定だよ!
・・・空がごろごろうなっている!
・・・雨が降って来たじゃないか!



土用の丑の日

「うなぎ買って来て!」

「カミさん」に言われて驚いた!
驚いた挙げ句に
「なにするの?」
と尋ねてしまった!
食べるのだと言う!

「カミさん」と言えば
食べ物にものすごく好き嫌いが多い人として
私の中では有名だ!
鶏肉!
うに!
レバー!
セロリ!
納豆!
数えたらきりがないし
私が知らない物も多い!

いや!
多かった!

うなぎ
あなご
はも
といった長い魚も
一切食べない人だった!
しかしいつどこで何が変わったのだろう?
今ではなんでも食べるようになり
リストに残ったのは「うなぎ」と「はも」だけになった!
「あなご」は食べられるのに
「うなぎ」が食べられないと言うのは
間違いなく何かの偏見によるものである!
ならばその好き嫌いを克服させるべく
夫として努力すべきか?
まさか!
そんな必要はまったくない!
「うなぎ」を食べなければ死ぬ
などという栄養学はないのだ!

私は好き嫌いをする人が大好きだ!
なぜなら苦手な物を私にくれるからだ!
「カミさん」が苦手だったリストのほとんどが
私の大好きな食べ物だった!
なので私は「カミさん」が大好きだった!
どうかこの勢いで
カレーやハンバーグなども嫌いになって欲しい!
と願った事もあるほどだ!
そんな「カミさん」がほぼ最後の砦として
自らの口の前に立てたものが
「うなぎ」だった!
二人で「うなぎ」を食べた事は一度もないが
お弁当などに「うなぎ」が入っていると
それは無条件で私のものだったのだ!

「たっ!食べる?
 うなぎを食べるのですか?」

「うん!
 食べるよ!
 買って来て!」

「いっ!いつから食べていますか?」

「もう3年ぐらいなるかなぁ!
 買って来て!」

「さっ!3年?
 そんなに前から?」

「食べたいわぁ!
 買って来て!」

「・・・へい。」

大好きな「からほり商店街」の事など
知り尽くしているものと思っていたが
”川魚専門店”などというお魚屋さんがあった事を
本日初めて知った!
看板を見ればそこの名物は「うなぎ」だそうだ!
普段は何を売っていたのかすら覚えのない店なのだが
土用の丑の日である今日は
お店いっぱいに「うなぎ」の蒲焼きを広げ
店先にはお客さんの列ができていた!
”今年はうなぎが高い”と聞いてはいたのだが
普段家庭では絶対に食べない物なので
安かった頃の値段を知らない!
しかしなにしろ1匹2千円の魚というのは
間違いなく高い!
17世紀であればマンハッタン島が買える価格だ!
けどまぁ土用の丑の日だから・・・

ところで何なんだ「土用の丑の日」とは!
そもそもそこで「うなぎ」を食べる習慣は
平賀源内がうなぎ屋を助けるべく作り出した
根拠のないキャンペーンだったと言われている!
他にも説はあるようだが
あまりにも有名な平賀源内が登場する説を
世間は信じたがっている!
それはそれでいい!
それよりもまず
「土用の丑の日」とはなんぞや?
私はさっそく調べてみた!

”土用の間の十二支が丑の日”

やられた!
まずはなにしろ「土用」が何なのか知りたかったのに
説明文に「土用」が使われていた!
これはずるい!
コマンドサンボの必殺技
「ビクトル式膝十字固め」を調べようとしたら
”膝を十字に固める関節技でビクトル式のもの”
と教えらたようなものだ!

あまりに悔しかったので
私は次に「土用」を追いつめる事にした!
「土用」とは!

”五行に由来する暦の雑節”

・・・ぐっ!
ひ、卑怯なり!
「五行」!
「雑節」!
一つの知らない言葉を
二つの知らない言葉で解説された!
これはもはや
”ミクラスとは何か?”
と尋ねている人に
”ウィンダムとアギラみたいなもの”
と答えるような無礼さに満ちているではないか!
X=Y+Z
という式からどのようにXを知れと言うのか?

なんだか怖くなった私は
恐る恐る「五行」を調べた!

”西洋四大元素説と比較される古代中国思想”

やめた!
なんだか圧倒感にあふれている
「西洋四大元素説」という言葉に
私はもう降伏した!
調べればきっと四つの知らない言葉を見る事になる!
ははーん!
これか!
ぬるぬるすべる「うなぎ」を捕えようと
上へ上へと掴むうち
天まで昇ってしまう昔話がある!
「土用の丑の日」を調べ続けると
私もやがてあらぬ方向へと進んでいくのだろう!
そうはいかない!
私はこれ以上
「土用の丑の日」を追いつめる事をやめた!

「土用の丑の日にはうなぎを食べよう!」

「土用の丑の日」!
それはふだん目にとめない
「からほり商店街」の魚屋さんが
思い切り目立つ日の事だ!
私はその目印を「土用の丑の日」と定める!

買って来てと言った割に
「カミさん」は訳あって体重調整中らしく
たった2きれしか食べなかった!
やっぱりいい奴だ!



相変わらず『トワイライト・ゾーン』を見続けている!
どれも素晴らしい作品だが
いくつかは私が考えるストーリーの方が
勝っていると思われる!
脚本家として唯一尊敬する人物
「ロッド・サーリング」との
そんな時空を越えた対話がなんとも楽しい日々だ!

かようにして"夕暮れ時(Twilight Zone)"をひろぎながらも
どういうわけかものすごく見たいと思う
古い映画シリーズが私の心に浮かんだ!
私はここ数日間で
「石坂浩二」さんが演じる
「金田一耕助」シリーズ全5本
(『犬神家の一族』リメイクを除く)
を立て続けに全て鑑賞した!
作家「横溝正史」が描く
”田舎の名家のおかしなしきたり”作品は
実に不気味で心地がいい!
顔もわからない白マスクの男を息子と信じて
家を継がせなければいけない話!
近親で交配を続けたせいで
産まれた娘達が3人とも遺伝子異常を持つ話!
まるで旧約聖書並に登場人物全員が実は血縁な話!
舞台となる地名がまたいい!
「三つ首塔」に
「鬼首村(おにこべむら)」に
「獄門島」に
「病院坂の首くくりの家」に
「八つ墓村」!
聞けば聞くほど田舎が怖くなる響きばかりだ!

そんな作品群を見ながらふと思ったのだが
「人気名探偵」となる条件は
”どこか人間として問題あり”
でなければいけないようだ!
頭を掻くと猛烈にふけが飛び散る
「金田一耕助」など
私ならば絶対に自宅には招かない!

「アガサ・クリスティ」が生み出した
「エルキュール・ポワロ」は
その文字で書かれた容姿の描写が
私に酷似している事から
少なからず親近感を持っている!
しかし彼のプライドの高さと
怒りやすい性格はいただけない!
相手が貧しい人であろうが
絶世の美女であろうが
気に入らない言動があれば
「不愉快だ!
 帰らせてもらう!」
と言って立ち去ってしまう!
”ふけ症”以上にかなり問題の多い人物だ!

「コナン・ドイル」の生んだ
「シャーロック・ホームズ」
一見完璧な人間に思える!
文学や科学をも極め
果ては格闘技をも極めている!
だが!
変人としては群を抜いている!
夜な夜なボクシングの試合に出場しては
それを誰にも言わないところや
ちょいとした恋愛感情で推理が乱れるところなどは
かなり普通ではない人物に違いない!

10年続いた米国ドラマ『名探偵モンク』の面白さは
彼が完璧な脅迫性障害を患っている点だし
アニメ『名探偵コナン』が抱えている身体的問題などは
現代医学で病名がつけられないほど深刻だ!

職業は探偵ではなく刑事だが
「コロンボ」もまた
人間として大きな問題を抱えている!
無駄話の多さ!
しつこさ!
そしていっぺん帰ったくせに
「Just one more thing!」と言って
また現れる不愉快さ!

しかし!
そうした”人間的に問題あり”な部分こそが
全ての「人気名探偵」の魅力である!

ふと考えた!

自分の身の回りにいる苦手な人が
もしも探偵だったとしたら?
やたら距離感の近い人!
つまらない話がいつまでも終わらない人!
自分をミーと言って他人をユーと言う人!
もし自分が犯人で
そんな面倒な連中が探偵だったとしたら
恐らく自分は隙だらけになるのだろう!
なぜなら相手が見たがっている
こちらの背中を
自ら見せてしまうからだ!
人間たるもの
”好きな相手だから真実を語ろう”
とは思うまい!
相手が好きならばこそ
相手にも自分を好きになってもらうべく
真実を隠したり作り上げたりするものだ!
そしてそれをするためには
かなりの労力が必要である!
苦手な相手にはそんな労力を使いたくない!
だからいい加減に話をする!
するとそこに生まれる矛盾点を
相手に見抜かれてしまう!

そう考えると私は
「レイモンド・チャンドラー」が作った
「フィリップ・マーロウ」という探偵には
犯行を見抜かれないような気がする!
珍しく人間的に問題のない好人物である彼に対し
私はずいぶん好意を持っているからだ!
いや!
案外何も聞かれていないのに
彼が作り出す雰囲気のせいで
あっさり自白してしまうのだろうか?
「強くなければ生きていけない
 優しくなければ生きて行く資格がない」
そんな粋な言葉に弱い私である!

そんなこんなでだ!

私が一番追われたくない相手は
「コロンボ」だ!
”お前もう俺が犯人だと知ってるんだろ!”
とどこかで怒鳴りたくなるが
彼はどこまでもとぼけるのだろう!
そして「昆虫」とか「恐竜」とかの質問をして
答えも聞かずに去って行くのだろう!
・・・と思いきや!
なのだろう!
うん!
一番腹が立つ事は間違いない!
しかし彼を相手にした全ての犯人達が
怒った瞬間に負けて来たのである!

では逆に一番つかまりたい名探偵は!
汚くても「金田一耕助」だろう!
犯行トリックの謎解きよりも
彼は犯行動機を誰より深く探ってくれる!
「金田一耕助」は全ての事件において
最終的には犯人の一番の理解者となってくれる!
つかまるならば彼以外には考えられない!

「ホームズ」と「ポワロ」とは
私はかなりいい勝負をしてみせよう!
私にはその自信がある!
なぜなら彼らと自分の間に
人間としていくつもの共通点を見い出しているからだ!

あれ?
そうか!
そう考えれば
私も「名探偵」になるための人間的問題点を
いくつも持っているのかもしれない!

もしあなたにも
「つかまりたい名探偵」と
「つかまりたくない名探偵」があれば
(厳密に言えば逮捕するのは探偵ではありません!)
Piperホームページ掲示板に書き込んで
教えて下さいな!



ラジオドラマの脚本依頼を頂いた!

ずいぶん長い事ラジオドラマには関わっていない!
ラジオドラマには確か何か悪い印象があった!
若い頃になんらかの失敗があったのだろう!
思い出そうとしてもまったく記憶がない!
しかしある時NHK大阪ラジオから
ラジオドラマの依頼があり
私は断るつもりで無茶を言ってみた!

広川太一郎さんが出演してくれるならやります!」

翌日連絡があり
「広川さん」が出演を快諾してくれたと聞き
私はたいそう張り切って作品を完成させた!
たしか
『F-001号 白浜エネルギー作戦』
というタイトルだった!
あちゃらかな諜報員「F-001号」
(英単語の”Fool(ばか)”をもじっての命名)
を故「広川太一郎」さんに演じてもらう事で
私は自由に
「ロジャー・ムーア」と
「マイケル・ホイ」を出演させる事ができた!
「ジェームズ・ボンド」にして「Mr.Boo」なわけである!

それはそれは楽しい収録だった!
私も何かの事件証言者役で出演した!
私が東北弁ともつかぬ不可解な言葉で証言するのを
「広川さん」が同時通訳者になってくれた!
私と「広川さん」は
2本のマイクを前に
アイコンタクトを取りながら言葉を合わせて収録した!

休憩時間に「ジャイアント馬場」選手が亡くなったと聞き
「プロレス」好きな私と「広川さん」は
たいそう悲しんだ!
という事は1999年の話だ!
ラジオドラマはそれ以来!
つまり私は13年間
ラジオドラマには関わっていなかったというわけだ!

今となってはラジオドラマは大好きである!
舞台や映画では大金がかかる事でも
ラジオドラマならばそのセットは
聴く人の頭の中に組む事ができる!
ヘリコプターが墜落したら
そこは広大な砂漠で
そこには巨大な穴が空いていて
その中から得体の知れない巨大生物が現れるが
それを捕食する更に大きな空飛ぶ生物が・・・
そんな事を舞台やドラマや映画の脚本に書いたら
まずはプロデューサーから軽く叱られるだろう!

「わかってます?
 中年男女のラブストーリーに
 そんな予算があると思います?」

しかしラジオドラマならばそこで予算は変わらない!
ネットゲームの中だけでしか自分を語れない
そんな不器用な中年男女のラブストーリーは
ちゃんと成立するのである!
(そんな話を書く気はまったくないがね!)

これは私の悪い癖なのだが
私は何か仕事をするたびに
何か一つ以上の夢を叶える!
「広川太一郎」さんにお会いできた事も
もちろんその一つだ!
「石野真子」様!
「藤波辰爾」選手!
「大場久美子」様!
「黒部進」ちゃん!
「水野久美」様!
「倉田保昭」さん!
「矢追純一」氏!
他にもたくさん会いたい人を呼び出しては
いっぱいの夢を叶えて来た!
今回頂戴したラジオドラマの話でも
今とにかく会ってみたいある人物を選出し
”その人が出てくれなきゃやらない!”
と駄々をこねてみた!
主役は既に決まっていると言われたのに対して
”主役になど興味はない!”
という私特有の必殺技
「先方首ひねり」を炸裂させ
相手を混乱させた!

「だって考えてもみて下さいな!
 場所は荒野にあるすたれた街!
 砂煙を上げる風!
 バーの看板がきしんで揺れる!
 ゆっくりとした馬の足音!
 そこでこの人の声で一言!
 ”まったくここらもすたれちまったぜぇ”!」

内容は彼が見た主人公達の姿
という設定でいいではないか!
うん!
それでいい!
それでいいという事になった!

さっそく当人に出演依頼をしてみると
どうやら快諾してもらえたと言う!
今はまだその名前を明かす事はできないが
機会が到来したらすぐに『ひろぐ』に記したい!
今すぐに記したい衝動を私は抑えている!
友人だけと交信している”mixi日記”には書いてしまおう!

「時間は25分ほどのドラマなんです」

先方は申し訳なさそうにそう言った!
しかし私の目は猫目小僧のように輝いた!

「私はね!
 『トワイライト・ゾーン』に最も影響を受けた作家です!
 あの番組に影響された30分テレビドラマの提案を
 これまで何度もして来たんですが
 どこの局からも
 ”2話ずつ放映の1時間番組になりませんか?”
 と言われ
 ”それじゃ意味がない!”
 と断り続けて来たんです!
 25分間というのは私が一番自分の力を発揮できる
 そんな時間なんですよ!」

そんな宣言をしたら
むしょうに『トワイライト・ゾーン』が見たくなった!
輸入盤DVDで全43巻プラス特別巻2巻!
(1巻に3〜4エピソードずつ収録!)
それらが1巻漏らさず書斎「LEVEL 4」の棚には並んでいる!

イメージ 1

ものすごく久しぶりに1巻目をプレイヤーに入れた!
そうそう!
自分が字幕が無くても映画が見られるじゃないか
と悟った頃に購入したコレクションなので
まだまだヒアリングが未熟だった時に見た物だ!
今になって見てみると
「ごんぼちゃん」の友人達が話す山形弁よりも
ずっと理解できるようになっていた!

『The Invaders』
『Night of The Meek』
『Nothing in The Dark』
さすがは第1巻だけあって
シリーズ中最高傑作と言う人も多い
そんな3つのエピソードを収録したディスクだった!

一人暮らしの老人を襲う小型宇宙人の恐怖を描いた
『The Invaders』は
その圧倒的なラストに思わず拍手をしてしまった!

「サンタクロースは
 ここにいる金持ちの子供のためにいるのか?
 親もなく家もない
 表で寒がってる子供達には
 サンタクロースはいないのか?」
デパートでサンタクロースのアルバイトをしながら
そう嘆く飲んだくれ男が起こす奇跡の物語
『Night of The Meek』は
何度見ても涙がこぼれる!

死神の到来を恐れて
誰にも会わず決して表に出ない老婆!
彼女が遂に部屋に入れてしまった怪我を負った警官
(若き日のロバート・レッドフォード!)
との静かで不思議な対話を描いた
『Nothing in The Dark』
は人間の死に関して描かれた作品として
歴史に残る名作である!

なんだか自分の中で記憶の封印をしてしまっていた
いくつもの「30分エピソード」が
頭からあふれそうになり
そのついでに
更なる「30分エピソード」が
後から後から湧いてしまっている!
こういうものは
早く頭の中から出さなければいけない!



よみうりテレビの番組『ミヤネ屋』に出してもらった!
本業は脚本家なので
ワイドショーのコメンテイターとして出演する姿を
別に他人に見て欲しいとは思わなかった!
なのでみんなに知らせるほどの事でもないと考え
ほんの数人にだけ
なにかの話のついでに知らせておいた!

だのに!
生放送が終わって楽屋に帰ってみると
ものすごい数のメールが届いていた!
「見たよ!」
「見てるよ!」
「出てるね!」
中にはあのスーパー黒人シンガー
「頭突きのマツ」こと「松崎しげる」さんからまで

「見てるぜー!
 テレビに出るとその姿はインパクト高いなー!」

と大声なメールが届いていた!
不思議なもので「頭突きのマツ」の言葉は
字で書かれていてもなぜか耳に響く!

番組プロデューサーから
放送時にテロップで流れるプロフィールを
どう書いたらいいかと相談された!
本業である脚本家の他に
最近熱心なものなどがあれば
それを記載するスペースがあると言われた!

「なんでしょうかねぇ?
 最近は昆虫で頭がいっぱいですけどねぇ!」

ついそう答えてしまったばかりに
放映時の私のプロフィールには
”脚本家”の後に
”趣味は昆虫の繁殖飼育”
といったような事が付け加えられていた!

イメージ 1

番組中
私の隣の席に座っていたのは漫画家の
「やくみつる」さんだった!
もの静かな方であまり表情もなく
お互い初めましてという挨拶を
小声で交わしただけだったのだが
最初のコマーシャルに入った瞬間に
「やくみつる」さんは私に話しかけてくれた!

「具体的にはどういった昆虫を飼育されてるんですか?」

色々な事をよく知っている人だと聞いてはいたが
うかつに専門的な言葉を使ってはいけないと思い

「昆虫はお好きなんですか?」

と尋ねてみた!
すると!

「私実は日本昆虫協会で理事をやってるんです!」

すごい応えだった!
たしか日本相撲協会でも役職に就く人だ!
昆虫協会でも理事をしているのだそうだ!

「主にオセアニアのランプリマとかが多いです!」

私はもういきなりの専門用語で最初の質問に応えた!

「私の家の玄関に最近ノコギリクワガタが現れましてねぇ!」

「やくみつる」さんが嬉しそうに話し始めた時に
コマーシャルが終了し番組に戻った!
ノコギリクワガタが現れて!
それからどうなったのだろうか?
またお会いする事があれば聞いてみたい!

とにかくそんなわけで
『ミヤネ屋』に出演した事によって
知り合いからずいぶん沢山の
”夏休み昆虫相談メール”が届いてしまった!
”脚本の書き方”など決して言葉では教えられないが
昆虫の飼育ならばちゃんと説明する事ができる!

「最近偶然つかまえたくわがたむしを長生きさせたい!」

「かぶとむしにスイカをあげてはいけないというのは
 本当ですか?」

この二つの質問がとても多かった!
二つの質問ではあるものの
答えは一つである!

現在「43歳」である私が子供の頃は
「かぶとむし」と言えばスイカだった!
スイカを食べればその残りの皮は
当然のように「かぶとむし」のケースに入れたものだ!
夏休み明けに学校の廊下に貼り出される絵で
スイカが描かれていたら
そこにはたいてい「かぶとむし」がとまっていた!

1999年に植物検疫法が緩和された!
それによって子供の頃には図鑑でしか見られなかった
外国産昆虫の数々が
ホームセンターなどでも売られるようになった!
私が昆虫飼育を始めたのは2001年頃だったので
当時はまだ昆虫雑誌を読んでも
飼育方法などの記事は憶測や推測で書かれていた!
羽化まで2年かかるヘラクレスオオカブトなどは
最初に合法輸入された幼虫個体が
計算上まだ成虫になっていない時期だったのだ!
なので個人個人が手探り状態で
その種に合った飼育法を研究する
そんな時代だった!
私もそんな中の一人だったわけである!

日本の甲虫に関して深く研究が成されたのも
やはりその頃である!

「かぶとむしやくわがたを殺していた原因はスイカです!」

という記事には
当時の私もかなり驚いた!
そしてあげないようにしてみたら
とんでもなく長生きし
産卵までするようになった!
どうやら単純に
”あげればおいしいから喜ぶけどお腹を壊して死ぬ”
という仕組みのようだ!
なので多くちょうだいした二つの質問に対する答えは一つ!

”スイカはあげない!”

好物が死因とは
なんとも悲しい話であるが
まぁそれは人間にもある事だ!
とある学説によれば
ベートーベンを殺したのははワイン
モーツァルトを殺したのはポークカツ
と言われている!
もしも私が
「あなたカレーをやめますか?
 それとも人間をやめますか?」
と問われたら
3分ぐらい悩んだ末にカレーを選ぶだろう!

甲虫に関して更に面白い事を書いておこう!

「なんだメスかよ!」
私も子供の頃はよくそうつぶやいたものだ!
しかし!
甲虫のメスは性欲旺盛だ!
食べるよりもまず交尾を求める!
理性を法律とした人間にしてみれば
たいそう見苦しいと考えられるのかもしれないが
子孫繁栄と種の保存こそがが
全ての生物の務めなのだから
性欲旺盛なメスは
誰よりも真面目に生きていると言わざるをえない!
そのため
野外で人間につかまるようなメスは
ほぼ100%交尾を済ませている!
樹液を吸っているのはお腹がすいたからではなく
産卵のために体力を使う
その栄養蓄積なのだ!
つまりかぶとむしやくわがたむしのメスを捕獲した場合
そのまま産卵セットを組んで入れておけば
産卵を始める!
うまく羽化まで成功させる事ができたなら
「なんだメスかよ!」
と愚痴ていたものが
翌年数十匹の雌雄をもたらしてくれるわけである!

お子さんが昆虫に興味を持ち始めた!
なぜだか最近昆虫に興味がある!
そんな方々は是非この
「脚本家、趣味は昆虫飼育」
とワイドショーで紹介された
私の意見を参考にしていただきたい!



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