「大阪でライブやるんだけど来ませんか?」
「中村中(なかむら・あたる)」ちゃんからのメールだった!
いやいや!
もうそういう表記は許されない!
★中村中(伯爵杯優勝)からのメッセージ
「どうも。
ペネロペ・クルスです。
スペイン圧勝でしたね。
第1戦でイタリアと引き分けだった時から
この感動は始まっていたのね。
抜いて来たバラをちゃんと育てた甲斐がありました。
「女伯」という言葉があるみたいですね。
「にょはく」って読むのかなぁ?
なので今後はスペインらしく、
”アタリーナ女伯”
と呼んで下さい。」
「女伯」と書いて何と読むのかは知らない!
しかしこう言われたのならば仕方がない!
「伯爵杯」の優勝者には「伯爵」の爵位を授け
今後『ひろぐ』に登場する際には
本人指定の呼び名で表記するという
わりかし古くからのならわしなのだ!
★ 瀬戸洋祐(伯爵杯優勝)からのメッセージ
「見事スペインが優勝しました。
ウーイェーイo(^▽^)o
セトール伯爵でした。」
★川田広樹(伯爵杯優勝)からのメッセージ
「ありがとうございます!
やりました!!
スペイン、やってくれました!!
連覇!!!
テンキューー!!
川田伯爵」
★森田展義(伯爵杯優勝)からのメッセージ
「前回のユーロ
そしてワールドカップに次いで
またしても私の予言は的中しました。
エスパーニャ
スペインはまさに無敵艦隊でした。
ビジャ、プジョルを欠きながら、
初の二連覇をやってのけた彼らに心から…
エノラブエナ!
森田伯爵より」
「スマイル」の「瀬戸君」を
もう「瀬戸君」と表現してはいけない!
「セトール伯爵」と書かなければいけない!
「ガレッジセール」の「かわちゃん」も
もう「かわちゃん」ではない!
「川田伯爵」だ!
そして「吉本新喜劇」の「森田君」も
遂に「森田伯爵」となったのだ!
そして更にはこんな事にもなっている!
★カバ(伯爵杯優勝)からのメッセージ
「EURO2012
我がスペイン軍が優勝出来たことを
大変嬉しく思っています。
とは言っても
全くサッカーの知識がなかった僕が
ここまで本気で楽しめたのは
この大会やまたサッカーのスゴいとこだと思いました。
スペイン戦に限らず
全ての試合で楽しめて本当に良かったです。
この大会に参加した選手
その周りの人々
サポーターやスタッフ
全ての人に感謝します。
ありがとうございました。
イニエスタ
シャビ
セスク
フェルナンド・トーレス
ブッフォン
よし
まずはこの五人覚えました。
サッカーマスターになるにはまだまだ時間がかかりそうです。
カバ伯爵」
感動的なメッセージを送信してくれたのは
「カバと爆ノ介」の「カバ」ちゃんなのだが
これからの彼は”ちゃん”ではなく
「カバ伯爵」だ!
なので『ひろぐ』ではユニット名を表記する際にも
「カバ伯爵と爆ノ介」
と身分の差を明らかにして書くつもりである!
そんなわけで
ライブに誘ってくれたメールは
「アタリーナ女伯」からだった!
しかしながらこのメールを受信する数日前に
私は「ウッチ・マン先生」こと
「内場伯爵」から別の誘いのメールを受けていた!
それは「王立新喜劇」に出演してくれた黒人歌手
「松崎しげる」氏のライブへの誘いで
「アタリーナ女伯」のライブと同日だった!
私は既に「内場伯爵」からの誘いを受諾していたので
梅田にある「ビルボード大阪」に赴いたのであった!
一度行ってみたい場所だった!
飲食をしながら観覧する
バー形式の大人なコンサート会場で
有名JAZZミュージシャンはもちろん
シーナ・イーストンや
リック・スプリングフィールドといった
私が育った80年代のミュージシャンも
かつてそこでコンサートを行っていた!
(10月にはエア・サプライも来るらしい!)
「頭突きのマツ」こと
「松崎しげる」氏の歌声を聞きに集合したのは
「内場伯爵」以外に
「未知”やんやん”やすえ」嬢と
そして!
★末成由美(伯爵杯優勝)からのメッセージ
「ラッハーンでお願い致します」
完全に意味不明なメッセージだったが
これは恐らく今後自分の事を
そう呼べという指示だろう!
「Count(伯爵)」の女性形で
「カウンテス・ラッハーン」と記そう!
もう誰の事だかさっぱりわからないが
それしか方法はない!
そんな私を含む4人だった!
実はかつても「王立新喜劇」後に
この4人で集った事がある!
「キャッスラー」で有名な「藤波辰爾」選手の
試合観戦の時だった!
メインイベントの長州力×藤波辰爾に
大声のドラゴン・コールを送ってひろいだのだった!
どういうわけか「王立新喜劇」が終わると
この4人が集い
「王立新喜劇」ゲストの本業を観覧するようである!
席に就くなり「頭突きのマツ」のマネージャーが
テーブルに駆け寄って来てくれた!
もうさっそく楽屋にいらっしゃいと言う!
楽屋を訪れてみると
「頭突きのマツ」は真っ黒い半裸を
しきりに扇子であおいでいた!
「うわーっ!
嬉しいなぁー!
ようこそー!」
相変わらずのボリューム調節故障ぶりだ!
たまたま扇子を股間部分に下ろした状態で現れたので
私は一瞬
”黒全裸に扇子一本”
という宴会終盤スタイルでいるのかと思ったが
ちゃんとズボンは履いていた!
黒いズボンだったための錯覚だったようだ!
「今夜は”安尾信乃助のテーマ”も歌いますか?」
「内場伯爵」の問いに「頭突きのマツ」は目を見開いた!
そしてバンドメンバーが控える場所をめがけて駆け出し
こう叫んだ!
「失敗したよぉー!
リハでやっときゃよかったな!
吉本新喜劇のテーマ!
せっかく大阪なんだしな!
俺あれを歌詞で歌えるんだよぉー!」
それは王立新喜劇『ホテルからほり303』で
「頭突きのマツ」が出演してくれたエピソードの
クライマックスシーンだった!
登場人物達が勘違いに勘違いを重ねたせいで
本来は名曲『愛のメモリー』を歌うはずが
吉本新喜劇のテーマを
しかも
「♪でーすかですか
でーすかですか
安尾ですか?」
と謎の歌詞で歌う事になる!
もちろん作詞したのは作家である私なのだが
ここではやめてくれ!
せっかくの「ビルボード大阪」ではないか!
できれば『安尾信乃助のテーマ』は聴きたくない!
そんな願いをいっぱいに込めて
我々は客席に戻った!
『鬼警部アイアンサイド』のテーマにのせて
「頭突きのマツ」が登場した!
いや!
それは「頭突きのマツ」ではなかった!
子供の頃から見て聴いた
正真正銘の「松崎しげる」氏だった!
圧倒的な歌唱力と声量!
深い感情表現と
観客を爆笑させるおしゃべり!
JAZZのスタンダード・ナンバーから
ホルストの『惑星』まで!
そしてもちろん本人の名曲の数々で
観る者を圧倒した!
幸いにして『安尾信乃助のテーマ』は歌われなかったが
途中舞台の上から我々4人を紹介してくれた!
なので関西の人気者に混ざって
私までもが拍手をちょうだいした!
有り難い話である!
90分ほどのステージだったが
彼の歌声に心を沢山動かされた!
『愛のメモリー』の大熱唱に心を熱くされ
あっという間にショーは終わってしまった!
「松崎しげる」氏は最後の最後に
胸から取った薔薇を
「カウンテス・ラッハーン」に向かって投げ
それを「カウンテス・ラッハーン」が
しっかりと受け取った!
無意味にかっこいいエンディングだった!
再び楽屋を訪れると
”黒半裸に扇子”が現れこう言った!
「次は俺が皆さんの仕事ぶりを見に行きますよ!」
「松崎しげる」氏の写真は一枚も撮っていない!
上演中は撮るわけにはいかない上に
楽屋で会うと必ず”黒半裸に扇子”なのだ!
4人で乗った帰りのタクシーの中
我々は興奮いっぱいに語り合った!
素晴らしかったねぇ!
すごい人と一緒に仕事をしたのだねぇ!
しかもそのすごい人の歌声に
「うるさいへたくそ!」
という台詞を書いて
それを言ってしまったねぇ!
すごい人に対して本番中の舞台上で
間違って
「松崎まこと」
と呼んでしまったねぇ!
すごい人に『安尾信乃助のテーマ』を歌わせてしまったねぇ!
一晩過ぎた今でも
私の心はまだ「松崎しげる」氏の歌声に興奮している!
書斎「LEVEL 4」いっぱいに
彼のベスト盤CDを流しながら
あれこれと準備にかかっている!
懐中電灯に
ピンセットに
軍手に
登山靴「ジョージ&アンディ」に・・・!
日暮れを合図に
「グッチ」と共に「くわがた」を採りに出かける!
昨日松崎
今日甲虫!
私は連日連夜「黒い生き物」を追い求めるのだった!
はい!
CDも作りました!